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第三章
御神木
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「シュンカさん、わたし達はトーマくんを探しにガーリア帝国に向かいます!」
「そうか……私も行きたいとこだが「ある情報」が入ってな……ガーリア帝国が「妙な動き」をしているそうだ、内容はまだ分からないがグリディア王国には数年前からたびたびそのような情報が入ることがある、それがいつも正確な情報なのだ……」
「ほぅ、それは「密偵」のような者がいるという事なのだな」
「いや、それが何者なのかも分からない、コードネームは「カミキ」となっている」
「ふむふむ、聞いた事ないっちゃ!」
「アホーラルは置いといて、シュンカが動けないとなると……イルミナは来れそうか?」
「もちろんです!これだけ助けられて僕が行かないわけにはいきません!」
「ありがとうございます!イルミナさんがいればガーリア帝国までの道中も安心して進めそうです!」
「イルミナ……任せていいか?」
シュンカがイルミナの肩に手を乗せて言う
「――!任せてください!無事三人をトーマさんのもとへ届けます!」
「イルミ~よろしくっちゃ!」
「ふっ!良きに計らえ」
「イルミナさん!一緒に頑張りましょう!」
「はい!」
ガーリア帝国へトーマを探すために向かうのは「エリィ」「コーラル」「ビビ」「イルミナ」だ
行商の馬車に乗り込み「冒険者」に扮して行動する、幸いコーラルが「Cランク冒険者」ということで帝国国境に入るには「五人以下」であれば可能である
行商用のラーダーで行くので爆速で行くことは出来ないが三日もあれば「ガーリア帝国領」に入ることは出来るだろう
「ビビさんは北回りのグリディア領にお詳しいですか?」
「いや、こっちのほうは「神」への信仰が盛んだからな……あまり足を踏み入れないようにしていた」
「そうですか……たしかに聞いたことがあります北の「オルディーブの町」にある「御神木」に願いをすると叶うとか……」
「「願いが叶う御神木?」それいいっちゃ!」
「ふん、寄り道する暇はないぞ」
「えぇ?少しくらいいいっちゃ!トーマっちに会えるお願いするソ!」
「寄り道した事で会えなくなったら元も子もないぞコーラル、エリィもそう思うだろ?」
「ええ、ですが情報を仕入れるにはいいのかもしれませんね」
「ほら~!情報収集もかねてるってウチ天才!」
「ふん、お前はただ「御神木」を見たいだけだろ」
「見たいだけじゃないソ!お願いするソ!トーマっちが無事でありますようにって!」
「……ふん、アイツは幸せ者だな」
「そうですね!」
「……あれ?でも確か……僕が聞いた話では「オルディーブの御神木」って「恋愛成就」じゃなかったですかね……」
「「「……」」」
「……これはもう行くしかないっちゃ!ウチはいっつも適当な扱いしかされないソ!御神木にお願いしてトーマっちに優しくしてもらお!」
コーラルはより一層気合いを入れて胸の前で両拳を握る
「そうですか?トーマくんはコーラルさんにとても優しいと思いますけど……」
エリィは優しめに突っ込む
「では、ビビももっと血をもらえるようにトーマを惚れさせるとするか」
「ちょっと皆さん!これ以上トーマさんを誘惑しないで下さい!姉さんが可哀想です!」
「ほぅ、イルミナ!本当は自分が困るんじゃないか?姉さん、姉さん言いながらも!」
「――な!ちょっとビビさんそれはどういう意味ですか!」
「ほっほう~イルミ~さんはまだ自分の気持ちに気付いてないでござるね!」
「――!コーラルさんまで!ぼっ僕は決して……」
「ビビさん!コーラルさん!イルミナさんが可哀想です!」
ビビとコーラルがイルミナをイジっているとエリィがしっかりフォローするという流れが出来つつあった
「そうか……私も行きたいとこだが「ある情報」が入ってな……ガーリア帝国が「妙な動き」をしているそうだ、内容はまだ分からないがグリディア王国には数年前からたびたびそのような情報が入ることがある、それがいつも正確な情報なのだ……」
「ほぅ、それは「密偵」のような者がいるという事なのだな」
「いや、それが何者なのかも分からない、コードネームは「カミキ」となっている」
「ふむふむ、聞いた事ないっちゃ!」
「アホーラルは置いといて、シュンカが動けないとなると……イルミナは来れそうか?」
「もちろんです!これだけ助けられて僕が行かないわけにはいきません!」
「ありがとうございます!イルミナさんがいればガーリア帝国までの道中も安心して進めそうです!」
「イルミナ……任せていいか?」
シュンカがイルミナの肩に手を乗せて言う
「――!任せてください!無事三人をトーマさんのもとへ届けます!」
「イルミ~よろしくっちゃ!」
「ふっ!良きに計らえ」
「イルミナさん!一緒に頑張りましょう!」
「はい!」
ガーリア帝国へトーマを探すために向かうのは「エリィ」「コーラル」「ビビ」「イルミナ」だ
行商の馬車に乗り込み「冒険者」に扮して行動する、幸いコーラルが「Cランク冒険者」ということで帝国国境に入るには「五人以下」であれば可能である
行商用のラーダーで行くので爆速で行くことは出来ないが三日もあれば「ガーリア帝国領」に入ることは出来るだろう
「ビビさんは北回りのグリディア領にお詳しいですか?」
「いや、こっちのほうは「神」への信仰が盛んだからな……あまり足を踏み入れないようにしていた」
「そうですか……たしかに聞いたことがあります北の「オルディーブの町」にある「御神木」に願いをすると叶うとか……」
「「願いが叶う御神木?」それいいっちゃ!」
「ふん、寄り道する暇はないぞ」
「えぇ?少しくらいいいっちゃ!トーマっちに会えるお願いするソ!」
「寄り道した事で会えなくなったら元も子もないぞコーラル、エリィもそう思うだろ?」
「ええ、ですが情報を仕入れるにはいいのかもしれませんね」
「ほら~!情報収集もかねてるってウチ天才!」
「ふん、お前はただ「御神木」を見たいだけだろ」
「見たいだけじゃないソ!お願いするソ!トーマっちが無事でありますようにって!」
「……ふん、アイツは幸せ者だな」
「そうですね!」
「……あれ?でも確か……僕が聞いた話では「オルディーブの御神木」って「恋愛成就」じゃなかったですかね……」
「「「……」」」
「……これはもう行くしかないっちゃ!ウチはいっつも適当な扱いしかされないソ!御神木にお願いしてトーマっちに優しくしてもらお!」
コーラルはより一層気合いを入れて胸の前で両拳を握る
「そうですか?トーマくんはコーラルさんにとても優しいと思いますけど……」
エリィは優しめに突っ込む
「では、ビビももっと血をもらえるようにトーマを惚れさせるとするか」
「ちょっと皆さん!これ以上トーマさんを誘惑しないで下さい!姉さんが可哀想です!」
「ほぅ、イルミナ!本当は自分が困るんじゃないか?姉さん、姉さん言いながらも!」
「――な!ちょっとビビさんそれはどういう意味ですか!」
「ほっほう~イルミ~さんはまだ自分の気持ちに気付いてないでござるね!」
「――!コーラルさんまで!ぼっ僕は決して……」
「ビビさん!コーラルさん!イルミナさんが可哀想です!」
ビビとコーラルがイルミナをイジっているとエリィがしっかりフォローするという流れが出来つつあった
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