1 / 2
涙の魔女、組合都市へ
涙の魔女、旅立つ
しおりを挟む
ピン、とコインを弾く。裏。また弾く。裏。三度目。裏。
何度弾いてもコインはかたくなに裏を見せ続け、しまいには手から滑り落ちてコロコロと転がり、机の隙間に消えてしまった。
薬草のきれっぱしや、ホコリや、虫のカケラが積み重なった床に這いずって机の下を覗いてみれば…やはり裏だ。
これは、もうどうしようもなく、運命さえも告げている。その時が来てしまったらしい。
静かに立ち上がって、手を払い、ゆっくりと部屋のドアを開ける。お師匠さま、灘の魔女、フルークトゥ・ボルテックスは、そこで何時ものように、揺り籠のような椅子を漕いで、赤ん坊のように揺蕩っていた。外では雨が降っているというのに、ここに響くのは暖炉に置かれた鍋のその中身の、ぐつぐつという音だけだった。
目を覚ましたのだろうか、それとも最初から眠ってなどいなかったのだろうか、灘の魔女は、その眼を開いた。
「今日は裏でした。これまでは表しか出なかったのに」
「そうかい」
「なぜ、今日なのでしょうね。雨は何時も通りに降っているというのに」
「私が知る訳は無いだろう。お前が知らないのだから」
お師匠さまはまるで老婆のような顔を歪ませると、溜息を一つ吐き、皺くちゃの指で近くに置かれている箪笥を指差した。
「そこに旅に必要な物品を入れておいた。お前の母、ラクスの杖とローブもだ。自由に使いなさい」
「はい。お師匠さま」
「それと、お前に『涙の魔女』の綽名、そして私の性を授ける。ここへ」
「はい」
まるで子供に目線を合わせるように椅子の傍にひざまづくと、箪笥を向いていた指は今度は私を指差し、虚空に青く輝く文字の羅列を描く。その文字は描かれるたびに私を取り囲むと、自らを書く手が止まると同時に、私の胸の奥へとすう、と吸い込まれていった。
それを見届けると、お師匠さまはこれまで見せた事も無いような、柔らかな微笑みを浮かべた。
「これでお前は一人の魔女であると同時に、私の子だ。その名はお前を守護するだろう」
「ありがとうございます」
「よい。それよりも、早く準備を済ませることだ」
「分かりました」
箪笥を開けると、幾つかの道具が整理され、静かに私を出迎える。その中には、藍に染まった宝石が埋め込まれた、一本の柳の長い杖もあった。
この杖は、残り香が漂う頃でさえ、触れた事すら無かったというのに。一体何故なのだ。両親が私を生んで三百と十六年、コインは表を見せ続けていたというのに。
涙が溢れ、目の前に畳まれた柔らかなローブに染みを作る。静寂の中に、雨の音が、聞こえ始める。外は、大丈夫だろうか?
布袋に一切を詰め込み、ブーツを履き、ローブを身に着け、杖を手に持つ。杖の先に光る蒼石は一瞬身震いするように明滅すると、仄かな空色を発した。
「これで杖はお前の物だ。それを持っていれば、お前の青の流れも少しは治まるだろう」
「雨は、止まないようですが」
「ふん。杖に頼っている内は、誰しも半人前なのさ!ケケッ」
突然、後ろから聞こえた若々しい声に振り向く。
そこに立っていたのは、かつて三つの海を支配した灘の魔女。その、若かりし頃の姿。私の記憶が示す、この世界で最も初めに目にしたお師匠さまの姿だ。
長く豊かな狼色の髪はふわりと浮き、切れ長の二つの目は、まるで値踏みをするかのようにこちらを見詰めている。
「調子が、良くなったのですか?」
「空元気さ。婆アのままで送るのも良かったが、どうにも合わなくていけねえよ。やっぱりアタシは、こっちの方が性にあってらあな」
「はあ…。ようやく、この頃は静かになったと思ったのに」
「おんやー?お前、死にかけのお母様にそんな口を利いていて良いのかい?」
「名前で呼んでくれないと、母とは認めてあげません」
「そうかい。他には何か?ドーラちゃん」
「…ハグしてください」
「はいはい」
母の胸にきゅうと抱きしめられると、薬草と、乳と、仄かな磯の香りが私の鼻をくすぐった。
ああ、母の抱擁を受けるなど、一体何時ぶりの事であっただろうか?そして、次に私が求めるのは、一体何時になるだろうか?
例え森の若木が巨木となり、魔女が老婆へ変わる程の年月を経ても、私は何も変わりはしないというのに。
「おいおい、泣くなよ。もう赤ん坊じゃあねえだろう」
「な、でてくだ、さっ」
「…はいよ」
氷のように硬い手が、しかし聖母のように慈しみを持った手が、私の頭をゆっくりと、優しく撫でる。感じるそれに温かさなんて無く、凍える程に冷たい筈なのに。私の胸の奥は、太陽のように、自ら熱を帯び始めていた。
涙が静まってくるのを感じると、私は母の身体をそっと離した。私の涙で濡れに濡れた胸元を見下ろした母は、少し顔を歪ませた。
「全く、こんなに胸元を濡らして…。そんなにママのおっぱいが恋しかったのかい?」
「そう、かもしれません」
「奇特だねえ。こんながさつな婆アに母性を求めたって、母乳の一滴も出やしないってのに」
「それでも…それでも、あなたは私の母ですから」
それを言ったと同時、悪戯っぽく笑っていた母の顔が、石のように強張る。そして、顔を何とも言い難い表情に歪め、何かを心底迷っているように悶え始めた。
「…ああ、もう。クソ、やりづらいったらありゃしない…ちょっと待ってな!」
そう頭を掻きむしりながら、母は向こうの棚へと駆けていく。棚を滅茶苦茶に荒らしながら漁り、戻ってきたその手には、一つの、装飾の無い、小さな銀色の指輪が握られていた。
「やる!」苦虫を噛み潰したような顔でそう吐き捨てて、母は私の手にそれを押し付けた。
「これは?」
「使わネエ方が良いもんだ。ああ、使わネエ方がよっぽど良い。だが!もし命が惜しくなったら、ソイツに願え。それだけだ」
「良い、のですか。お師匠さまの物を…」
「ああ、アタシも何で渡したかなんて分かんネエよ。ただ、くそったれ、お前の辛気臭い顔を見てたら渡したくなったんだ。とっとけ」
「――――ありがとうございます!」
礼を言うと、母は照れたようにそっぽを向く。初めて見る弱った姿に、思わず笑みが口から零れた。
「ケッ。それよりも、さっさとここから出てけ。もう少ししたら、盛大に花火を打ち上げっからよ」
「分かりました。それではまた…母さん」
「…ああ、またな」
母に背を向けると、私は指輪を左手の小指にはめ、後ろ髪を引かれながらも正面の扉を開いた。
昨日の夜は未だ明けず、森は静かに太陽の目覚めを待ちわびている。
先程までは雨が降っていたのだろう。雲一つ無い空に対して森の地面は酷くぬかるみ、あちこちには水溜まりが出来て、夜の月を映し出していた。
一歩踏み出す。ぐじゃり、と泥が潰れる音がした。もう一歩。ぐじゃり。もう三歩。ぐじゃぐじゃぐじゃり。私の体は前のめりに進み、何時の間にか、辺りは木々に覆われていた。
しかし私は歩く、歩く、歩く。振り返らずに。雨雲を立ち込めさせてはいけないのだ。火が消えてしまわぬように。
―――――不意に、後ろで、何かが燃える音がした。
泣くな、泣くな。振り向くな。私は魔女だ、涙の魔女だ。私の一粒の涙は、万の雨を呼ぶのだから。何を間違ったとしても、母の誇りを汚してはならない。
苔と湿った土を蹴りだして、私は、そこから逃げるように走り出した。何処と行くとも知れず、ただ月の導くままに。
その日、『灘の魔女』フルークトゥ・ボルテックスは死んだ。魔女としては異例の、老衰であった。
魔女の家と亡骸は最期の大魔術によって灰となり、いつしかその跡も、雨によって森に還ったという。
何度弾いてもコインはかたくなに裏を見せ続け、しまいには手から滑り落ちてコロコロと転がり、机の隙間に消えてしまった。
薬草のきれっぱしや、ホコリや、虫のカケラが積み重なった床に這いずって机の下を覗いてみれば…やはり裏だ。
これは、もうどうしようもなく、運命さえも告げている。その時が来てしまったらしい。
静かに立ち上がって、手を払い、ゆっくりと部屋のドアを開ける。お師匠さま、灘の魔女、フルークトゥ・ボルテックスは、そこで何時ものように、揺り籠のような椅子を漕いで、赤ん坊のように揺蕩っていた。外では雨が降っているというのに、ここに響くのは暖炉に置かれた鍋のその中身の、ぐつぐつという音だけだった。
目を覚ましたのだろうか、それとも最初から眠ってなどいなかったのだろうか、灘の魔女は、その眼を開いた。
「今日は裏でした。これまでは表しか出なかったのに」
「そうかい」
「なぜ、今日なのでしょうね。雨は何時も通りに降っているというのに」
「私が知る訳は無いだろう。お前が知らないのだから」
お師匠さまはまるで老婆のような顔を歪ませると、溜息を一つ吐き、皺くちゃの指で近くに置かれている箪笥を指差した。
「そこに旅に必要な物品を入れておいた。お前の母、ラクスの杖とローブもだ。自由に使いなさい」
「はい。お師匠さま」
「それと、お前に『涙の魔女』の綽名、そして私の性を授ける。ここへ」
「はい」
まるで子供に目線を合わせるように椅子の傍にひざまづくと、箪笥を向いていた指は今度は私を指差し、虚空に青く輝く文字の羅列を描く。その文字は描かれるたびに私を取り囲むと、自らを書く手が止まると同時に、私の胸の奥へとすう、と吸い込まれていった。
それを見届けると、お師匠さまはこれまで見せた事も無いような、柔らかな微笑みを浮かべた。
「これでお前は一人の魔女であると同時に、私の子だ。その名はお前を守護するだろう」
「ありがとうございます」
「よい。それよりも、早く準備を済ませることだ」
「分かりました」
箪笥を開けると、幾つかの道具が整理され、静かに私を出迎える。その中には、藍に染まった宝石が埋め込まれた、一本の柳の長い杖もあった。
この杖は、残り香が漂う頃でさえ、触れた事すら無かったというのに。一体何故なのだ。両親が私を生んで三百と十六年、コインは表を見せ続けていたというのに。
涙が溢れ、目の前に畳まれた柔らかなローブに染みを作る。静寂の中に、雨の音が、聞こえ始める。外は、大丈夫だろうか?
布袋に一切を詰め込み、ブーツを履き、ローブを身に着け、杖を手に持つ。杖の先に光る蒼石は一瞬身震いするように明滅すると、仄かな空色を発した。
「これで杖はお前の物だ。それを持っていれば、お前の青の流れも少しは治まるだろう」
「雨は、止まないようですが」
「ふん。杖に頼っている内は、誰しも半人前なのさ!ケケッ」
突然、後ろから聞こえた若々しい声に振り向く。
そこに立っていたのは、かつて三つの海を支配した灘の魔女。その、若かりし頃の姿。私の記憶が示す、この世界で最も初めに目にしたお師匠さまの姿だ。
長く豊かな狼色の髪はふわりと浮き、切れ長の二つの目は、まるで値踏みをするかのようにこちらを見詰めている。
「調子が、良くなったのですか?」
「空元気さ。婆アのままで送るのも良かったが、どうにも合わなくていけねえよ。やっぱりアタシは、こっちの方が性にあってらあな」
「はあ…。ようやく、この頃は静かになったと思ったのに」
「おんやー?お前、死にかけのお母様にそんな口を利いていて良いのかい?」
「名前で呼んでくれないと、母とは認めてあげません」
「そうかい。他には何か?ドーラちゃん」
「…ハグしてください」
「はいはい」
母の胸にきゅうと抱きしめられると、薬草と、乳と、仄かな磯の香りが私の鼻をくすぐった。
ああ、母の抱擁を受けるなど、一体何時ぶりの事であっただろうか?そして、次に私が求めるのは、一体何時になるだろうか?
例え森の若木が巨木となり、魔女が老婆へ変わる程の年月を経ても、私は何も変わりはしないというのに。
「おいおい、泣くなよ。もう赤ん坊じゃあねえだろう」
「な、でてくだ、さっ」
「…はいよ」
氷のように硬い手が、しかし聖母のように慈しみを持った手が、私の頭をゆっくりと、優しく撫でる。感じるそれに温かさなんて無く、凍える程に冷たい筈なのに。私の胸の奥は、太陽のように、自ら熱を帯び始めていた。
涙が静まってくるのを感じると、私は母の身体をそっと離した。私の涙で濡れに濡れた胸元を見下ろした母は、少し顔を歪ませた。
「全く、こんなに胸元を濡らして…。そんなにママのおっぱいが恋しかったのかい?」
「そう、かもしれません」
「奇特だねえ。こんながさつな婆アに母性を求めたって、母乳の一滴も出やしないってのに」
「それでも…それでも、あなたは私の母ですから」
それを言ったと同時、悪戯っぽく笑っていた母の顔が、石のように強張る。そして、顔を何とも言い難い表情に歪め、何かを心底迷っているように悶え始めた。
「…ああ、もう。クソ、やりづらいったらありゃしない…ちょっと待ってな!」
そう頭を掻きむしりながら、母は向こうの棚へと駆けていく。棚を滅茶苦茶に荒らしながら漁り、戻ってきたその手には、一つの、装飾の無い、小さな銀色の指輪が握られていた。
「やる!」苦虫を噛み潰したような顔でそう吐き捨てて、母は私の手にそれを押し付けた。
「これは?」
「使わネエ方が良いもんだ。ああ、使わネエ方がよっぽど良い。だが!もし命が惜しくなったら、ソイツに願え。それだけだ」
「良い、のですか。お師匠さまの物を…」
「ああ、アタシも何で渡したかなんて分かんネエよ。ただ、くそったれ、お前の辛気臭い顔を見てたら渡したくなったんだ。とっとけ」
「――――ありがとうございます!」
礼を言うと、母は照れたようにそっぽを向く。初めて見る弱った姿に、思わず笑みが口から零れた。
「ケッ。それよりも、さっさとここから出てけ。もう少ししたら、盛大に花火を打ち上げっからよ」
「分かりました。それではまた…母さん」
「…ああ、またな」
母に背を向けると、私は指輪を左手の小指にはめ、後ろ髪を引かれながらも正面の扉を開いた。
昨日の夜は未だ明けず、森は静かに太陽の目覚めを待ちわびている。
先程までは雨が降っていたのだろう。雲一つ無い空に対して森の地面は酷くぬかるみ、あちこちには水溜まりが出来て、夜の月を映し出していた。
一歩踏み出す。ぐじゃり、と泥が潰れる音がした。もう一歩。ぐじゃり。もう三歩。ぐじゃぐじゃぐじゃり。私の体は前のめりに進み、何時の間にか、辺りは木々に覆われていた。
しかし私は歩く、歩く、歩く。振り返らずに。雨雲を立ち込めさせてはいけないのだ。火が消えてしまわぬように。
―――――不意に、後ろで、何かが燃える音がした。
泣くな、泣くな。振り向くな。私は魔女だ、涙の魔女だ。私の一粒の涙は、万の雨を呼ぶのだから。何を間違ったとしても、母の誇りを汚してはならない。
苔と湿った土を蹴りだして、私は、そこから逃げるように走り出した。何処と行くとも知れず、ただ月の導くままに。
その日、『灘の魔女』フルークトゥ・ボルテックスは死んだ。魔女としては異例の、老衰であった。
魔女の家と亡骸は最期の大魔術によって灰となり、いつしかその跡も、雨によって森に還ったという。
0
あなたにおすすめの小説
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
聖女を追放した国は、私が祈らなくなった理由を最後まで知りませんでした
藤原遊
ファンタジー
この国では、人の悪意や欲望、嘘が積み重なると
土地を蝕む邪気となって現れる。
それを祈りによって浄化してきたのが、聖女である私だった。
派手な奇跡は起こらない。
けれど、私が祈るたびに国は荒廃を免れてきた。
――その役目を、誰一人として理解しないまま。
奇跡が少なくなった。
役に立たない聖女はいらない。
そう言われ、私は静かに国を追放された。
もう、祈る理由はない。
邪気を生み出す原因に目を向けず、
後始末だけを押し付ける国を守る理由も。
聖女がいなくなった国で、
少しずつ異変が起こり始める。
けれど彼らは、最後まで気づかなかった。
私がなぜ祈らなくなったのかを。
繰り返しのその先は
みなせ
ファンタジー
婚約者がある女性をそばに置くようになってから、
私は悪女と呼ばれるようになった。
私が声を上げると、彼女は涙を流す。
そのたびに私の居場所はなくなっていく。
そして、とうとう命を落とした。
そう、死んでしまったはずだった。
なのに死んだと思ったのに、目を覚ます。
婚約が決まったあの日の朝に。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる