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謎の浮遊感に包まれたまま目を開けると、さっきまでいた信号だった。
「俺は確か、何かにぶつかられた様な気がしたんだけど…え、」
状況が掴めず、辺りを見回すと、少し人だかりが出来ている。横断歩道の上には、2人の男と、黒いバイクが倒れていた。
歩行者とバイクが接触したようだ。
バイクの運転手は幸い足を引きずっている程度。
だが、歩行者の男は──
「……俺?」
倒れているのが自分だと気付いた瞬間、視界が真っ白に染まる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
烏羽四悠、享年17歳。幼馴染みに振られ、悔いの残りまくる最期でした。
「……って君、死んでないよ?」
「は?」
思わず間抜けな声がでた。
目を開けると真っ白な空間にいた。
「死んでないって言っても……じゃあここはどこなんだ?」
俺は少し、いや、かなり混乱しているわけで。キレそう。
キレそうなのだが、目の前にいるのは、
「ううん、どこって言われてもぼく困っちゃうんだけど……天国と地獄の間っていうか、世界の狭間っていうか……ううん……?」
天使のように可愛らしい男の子だった。年齢でいうと10歳前後。
一目で天然のモノだとわかるふわふわの金髪に、サファイアのような碧い瞳。肌は白いが、健康的な赤みも帯びていて、頬はやわらかそうだ。
大きめの白い服のせいで萌え袖になっているのに、下は半ズボンでポイントが高い。
「君は変態さんなのかな……?」
自分の状況なんて二の次に、作り物の様に綺麗な生脚をガン見していると、怯えたような呆れたような声が聞こえた。
これはよくある、心を読まれている現象なのだろうか。だとしたらこの子は神様で、これから天国か地獄へ行くか決められるんだろう。
「半分正解で半分違うかな。ぼくは神で、心を読めるところまではあってるよ。でも、さっき君は死んでいないって言ったよね?だから、後半ははずれだよ。」
「でも天国と地獄の間とも言ってただろ?死んでないならどうして俺はここにいるんだ?……ですか?」
神様の見た目が小さいせいでつい口調が崩れてしまうが、小さいとはいえ神様。天使のようだけど神様。ショタだけど神様……
「口調は崩したままでいいよ。この空間には結構神がいっぱいいるから、僕のことはネーレウス…、ネーレって呼んでね。あと見た目が幼いのは神力不足……疲れてるからで、本当は結構なおじいちゃんだよ?」
おじいちゃんと聞いても、小さな手で握手を求めてくるネーレはどう足掻いても可愛い男の子だからもう何でもいいや。愛でよう。
「知ってると思うけど一応。烏羽四悠です。よろしくな、ネーレ」
本当に死んでいないかは分からないまま、俺はネーレと握手を交わした。
「俺は確か、何かにぶつかられた様な気がしたんだけど…え、」
状況が掴めず、辺りを見回すと、少し人だかりが出来ている。横断歩道の上には、2人の男と、黒いバイクが倒れていた。
歩行者とバイクが接触したようだ。
バイクの運転手は幸い足を引きずっている程度。
だが、歩行者の男は──
「……俺?」
倒れているのが自分だと気付いた瞬間、視界が真っ白に染まる。
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烏羽四悠、享年17歳。幼馴染みに振られ、悔いの残りまくる最期でした。
「……って君、死んでないよ?」
「は?」
思わず間抜けな声がでた。
目を開けると真っ白な空間にいた。
「死んでないって言っても……じゃあここはどこなんだ?」
俺は少し、いや、かなり混乱しているわけで。キレそう。
キレそうなのだが、目の前にいるのは、
「ううん、どこって言われてもぼく困っちゃうんだけど……天国と地獄の間っていうか、世界の狭間っていうか……ううん……?」
天使のように可愛らしい男の子だった。年齢でいうと10歳前後。
一目で天然のモノだとわかるふわふわの金髪に、サファイアのような碧い瞳。肌は白いが、健康的な赤みも帯びていて、頬はやわらかそうだ。
大きめの白い服のせいで萌え袖になっているのに、下は半ズボンでポイントが高い。
「君は変態さんなのかな……?」
自分の状況なんて二の次に、作り物の様に綺麗な生脚をガン見していると、怯えたような呆れたような声が聞こえた。
これはよくある、心を読まれている現象なのだろうか。だとしたらこの子は神様で、これから天国か地獄へ行くか決められるんだろう。
「半分正解で半分違うかな。ぼくは神で、心を読めるところまではあってるよ。でも、さっき君は死んでいないって言ったよね?だから、後半ははずれだよ。」
「でも天国と地獄の間とも言ってただろ?死んでないならどうして俺はここにいるんだ?……ですか?」
神様の見た目が小さいせいでつい口調が崩れてしまうが、小さいとはいえ神様。天使のようだけど神様。ショタだけど神様……
「口調は崩したままでいいよ。この空間には結構神がいっぱいいるから、僕のことはネーレウス…、ネーレって呼んでね。あと見た目が幼いのは神力不足……疲れてるからで、本当は結構なおじいちゃんだよ?」
おじいちゃんと聞いても、小さな手で握手を求めてくるネーレはどう足掻いても可愛い男の子だからもう何でもいいや。愛でよう。
「知ってると思うけど一応。烏羽四悠です。よろしくな、ネーレ」
本当に死んでいないかは分からないまま、俺はネーレと握手を交わした。
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