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「親密な関係って、つまり恋人って事ですかね……」
「ううん……親友とかでもありかもよ?ほら、男同士だしね」
俺たちは今ギルドの前に戻ってきている。
傷心した蕾を慰めてやってる。
「男同士だと、何ですか?」
きょとんとした顔で聞かれる。
おや。
「えーと、ちょっと待ってな、蕾はこう……影玄さんとお付き合いしたいとか思ってます?」
「おおおおおお付き合い!?そんなそんな俺なんか相手にされるわけないですし!そりゃ影玄様とお付き合いできたらいいなとは思いますけど……ひゃ~!」
この反応はもしかして、この世界って同性愛は普通とか?
「結婚ってさ、」
「けっこん……!?影玄様と……!?うわぁ、そしたら毎日影玄様にご飯をつくって差し上げられますっ!それにいってらっしゃいとお帰りなさいも言えますし一緒に寝たりとかあっ寝るってそんないやらしい意味じゃ」
割愛。
どうやら男同士で結婚できるみたいだ。
蕾がまともなら。
そうだとしたら素晴らしい世界だ。
取り敢えず蕾が元気になったみたいで良かったなと思いながら俺は紫桜を待つ事にした。
空が赤くなってきた夕暮れ時。ピロピロと間抜けな音が聞こえる。
音と共に起こった振動は、どうやら俺のポケットの中からする様だった。
音の正体は、紫桜の渡してきた通信機だった。
さっきまで騒いでいた蕾は興味深そうにそれを見ている。
「えーっと、ここを押せば良いのか?……もしもし?」
『もしもしって何だ?まあ良い。仕事が終わった。今どこだ?』
もしもしが一般的ではない……だと……!?
「ギルドの前……あ、紫桜発見」
ボロい布が不審に動いてるのを発見し、通信機をポッケに突っ込んで、後ろから近づく。
肩を叩いてやると、紫桜が振り返る。まあ顔は見えないんだけど。
「思ったより仕事が早く片付い……おい、何で蕾と一緒に居るんだ。」
「シオーくんお久しぶりです!」
「ああ、久しぶりだな」
にこにこしている蕾に釣られたせいか、いつもの俺に対するトゲを含んだ感じや、雪に対する堅さが、紫桜の声には無かった。
なんか悔しい。
「昼前に紫桜と別れたあと運命的な出会いをだな」
「シオーくんが危ない人に声をかけられたんじゃないかと思って心配で、確認の為に声をかけてみました!」
笑顔でひどい。え、俺危ない人に見えてるの?
「本当に危ない人だったらどうする。今後は放っておいてくれて大丈夫だ。」
「あ、うん、そうだね、ごめんね!俺なんかがどうにかできるわけ無いし、ね!」
蕾が無理を含んだ明るさで答える。
それに対して紫桜は「わかれば良い」とでも言いたげに頷く。
君らそれでええんか。
「紫桜くんや。まず言うべき事は"心配してくれてありがとう"だろ?」
大人の仕事かなと思い、そっと紫桜に耳打ちしてやる。
「……?蕾、心配してくれて、その、ありがとう……」
王族だからか、お礼を言い慣れていないらしく、少し恥ずかしげに紫桜が言う。
すると蕾も嬉しそうに目を輝かせる。
「うん!えへへ、どういたしまして!」
「ん……」
何だろうこのマイナスイオン。
2人でアニマルセラピー的なのできるんじゃない?
取り敢えず紫桜くんはもっとコミュニケーション能力あげようねと思いつつ、俺は暫く2人に癒されるのであった。
「ううん……親友とかでもありかもよ?ほら、男同士だしね」
俺たちは今ギルドの前に戻ってきている。
傷心した蕾を慰めてやってる。
「男同士だと、何ですか?」
きょとんとした顔で聞かれる。
おや。
「えーと、ちょっと待ってな、蕾はこう……影玄さんとお付き合いしたいとか思ってます?」
「おおおおおお付き合い!?そんなそんな俺なんか相手にされるわけないですし!そりゃ影玄様とお付き合いできたらいいなとは思いますけど……ひゃ~!」
この反応はもしかして、この世界って同性愛は普通とか?
「結婚ってさ、」
「けっこん……!?影玄様と……!?うわぁ、そしたら毎日影玄様にご飯をつくって差し上げられますっ!それにいってらっしゃいとお帰りなさいも言えますし一緒に寝たりとかあっ寝るってそんないやらしい意味じゃ」
割愛。
どうやら男同士で結婚できるみたいだ。
蕾がまともなら。
そうだとしたら素晴らしい世界だ。
取り敢えず蕾が元気になったみたいで良かったなと思いながら俺は紫桜を待つ事にした。
空が赤くなってきた夕暮れ時。ピロピロと間抜けな音が聞こえる。
音と共に起こった振動は、どうやら俺のポケットの中からする様だった。
音の正体は、紫桜の渡してきた通信機だった。
さっきまで騒いでいた蕾は興味深そうにそれを見ている。
「えーっと、ここを押せば良いのか?……もしもし?」
『もしもしって何だ?まあ良い。仕事が終わった。今どこだ?』
もしもしが一般的ではない……だと……!?
「ギルドの前……あ、紫桜発見」
ボロい布が不審に動いてるのを発見し、通信機をポッケに突っ込んで、後ろから近づく。
肩を叩いてやると、紫桜が振り返る。まあ顔は見えないんだけど。
「思ったより仕事が早く片付い……おい、何で蕾と一緒に居るんだ。」
「シオーくんお久しぶりです!」
「ああ、久しぶりだな」
にこにこしている蕾に釣られたせいか、いつもの俺に対するトゲを含んだ感じや、雪に対する堅さが、紫桜の声には無かった。
なんか悔しい。
「昼前に紫桜と別れたあと運命的な出会いをだな」
「シオーくんが危ない人に声をかけられたんじゃないかと思って心配で、確認の為に声をかけてみました!」
笑顔でひどい。え、俺危ない人に見えてるの?
「本当に危ない人だったらどうする。今後は放っておいてくれて大丈夫だ。」
「あ、うん、そうだね、ごめんね!俺なんかがどうにかできるわけ無いし、ね!」
蕾が無理を含んだ明るさで答える。
それに対して紫桜は「わかれば良い」とでも言いたげに頷く。
君らそれでええんか。
「紫桜くんや。まず言うべき事は"心配してくれてありがとう"だろ?」
大人の仕事かなと思い、そっと紫桜に耳打ちしてやる。
「……?蕾、心配してくれて、その、ありがとう……」
王族だからか、お礼を言い慣れていないらしく、少し恥ずかしげに紫桜が言う。
すると蕾も嬉しそうに目を輝かせる。
「うん!えへへ、どういたしまして!」
「ん……」
何だろうこのマイナスイオン。
2人でアニマルセラピー的なのできるんじゃない?
取り敢えず紫桜くんはもっとコミュニケーション能力あげようねと思いつつ、俺は暫く2人に癒されるのであった。
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