40 / 95
第1章 はじまりの街 編
EX ユータロー Side 002 <04/02(火)PM 09:00>
しおりを挟む今回も ユータローさん視点 でのお話となります。
※あまり面白いお話では無いかと思います。
「不快な話はいいや」という方は、読み飛ばしていただいて問題無いと思います。
-------------------------------------------------------------------------
「………」クソみてぇな『冒険者ギルド』? を出てきたんだが、とにかく武器とか防具がいるか… 特にこの≪ゴミみたいな服≫は、『大魔法使い』の俺にふさわしくない。
肌触りとか最悪だし、雑巾で作った服の方がマシなレベル。
え~と… あの『武器と盾みたいな看板』が、たぶん武器屋か? マジ不親切だな。
「よう兄ちゃん、新顔かい?ここは武器や防具を売ってる店だ」
wwwwwうはwwwwwwま~た『同じおっさん』かよwww。 何考えてんだよwwwこのクソゲー! おかしすぎだろwwwwwwww
美女じゃ無くても、とりあえず姉ちゃん置いとくだろJKwwwwwww
「まぁいい、とにかく かっこいい防具をよこせ」
とりあえず この肌がチクチクする、クソダセェ服は無いわ
「かっこいい? 防御力が無くていいなら、ウチの裏の店で、色々な見た目の服なんかを売ってるぜ?」
色々な見た目か…『大魔法使い』の俺に≪ふさわしい≫服もありそうだな。裏だな?
「兄ちゃん、はじめて見るね、ここは”見た目を変える衣服〔※1〕”の店だよ」
wwwまた出たよww同じババァwww 製作者アホだろwwちょっと出てこいよwww
「お前は、何でおっさんと、ババァだらけにしたのか?」…と問いたい。問い詰めたい。小1時間ほど問い詰めたい。
「………」しかしまぁ言うだけあって、割と≪かっこいい服≫とかあるじゃねぇか。
へぇ、この服は銀色でテカテカ光ってて、なんか未来っぽいな。こういうのもあるのか…でも『大魔法使い』って感じじゃ無ぇな。これじゃ宇宙戦争とかやりそうだ。
ん? おぉ!このローブ? は、黒地に赤色と金色の模様が入ってて神秘的だし、如何にも『大魔法使い』っぽいな、よしっ。
「これくれ」
「あいよ、6,800Gだよ」
「6,800G?」
「その腰の”袋”から 6,800G出して渡してくれるかい?」
腰の袋? 「6,800G出す?」…うわ、なんか右手に『金貨みたいなの』が出てきた。
「………」あ~! これで好きな装備を買いまくって、大暴れすりゃいいんだな?
早く言えよwwwwww、もっとすげぇチート能力が良かったが……
これはこれで、≪まぁまぁの能力≫だなw。
「ほらよ、これでいいのか?」
「毎度~」
それでこれ「装備」とか、どうすんだ? …あ、服が一瞬で入れ替わった!?
そうか! 考えただけで勝手に出来るのか? 便利だな、クソゲーのくせにww。
「………」あぁ! そうだな。『この能力』を使って、さっきの武器屋で、俺にふさわしい…『最高級の魔法の杖』も買っておくか。
『英雄になる大魔法使い様』が、『素手』とかwww ありえねぇwwww
「よう兄ちゃん、毎度~」
「おぅおっさん、一番いい杖をくれ」
「一番いい? ウチで一番高い杖は この”黒檀の杖”だが…」
「一番高い? …ふ~ん、まぁ黒くて模様もカッコイイし、この大魔法使いの服にも合うな。 …じゃあ、それでいいや」
まぁどうせ いくらでもチート能力で、金貨? が出せるんだしなwww
もっといい店があったら また買えばいいだけだしwwwwww
「”黒檀の杖”は、18,000Gだ」
「あぁ18,000Gだな?」
よっしゃ、「18,000G出すっ」……? 「18,000G出ろっ」……?? 「18,000G出て来いっつってんだろっ!」 …はぁ~? なんで出ねぇんだよっっ! たった1回で故障かよっ!
この袋、まじゴミすぎんだろっ、クソバグゲーがっ!!11
「もういいからソレよこせよっ」
「あ、おいっコラッ」
うははwwwwチョレーwwwwwな~んだwww全部勝手に持って行きゃ~いいんじゃんかよwwwwwさらばwwwクソ親父wwwwww
《窃盗 により善行悪行値がマイナスされました。貴方は”軽犯罪者”になりました。》
(※軽犯罪者 = 黄色ネーム、イエローネーム)
はぁ? また目の前に文字と、頭の中で姉ちゃんの声が…『軽犯罪』って信号無視とか、こんな万引きとかぐらいか? こんなん大した事じゃ無ぇじゃんwwwうるせぇなwww
「………」でもまぁ結構自由度が高いゲームだったんだな……
ちょっと楽しくなってきたわwww あぁ、せっかく『黒檀の杖』ちょっぱって来たんだし、装備しとかねぇとなwwww、「装備」 …よっしゃwww。
とにかく装備は、欲しいの全部パクりゃいいんだから――、
さっさと敵を倒しまくって『みならい魔法使い』から、『大魔法使い』にならねぇとな。
つーか、魔法とか? どうすりゃいいんだ?
なんかこう「魔法一覧」とか…… おっ出た! やるなクソゲーwww。
《スキル一覧》
《魔法感知[マジックパーセプション][P]》
《まやかしの切れ味[フロードシャープ]》
《魔力の矢[マナアロー]》
《火球[ファイヤーボール]》
《氷のつぶて[ヘイルストーン]》
《踊る雷[ダンシングサンダー]》
つーか≪名前だけ≫じゃわからねぇよ! 魔法感知[マジックパーセプション]とやら? の「詳しい説明」とか… なんだ出るんじゃねぇか。
《魔法感知[マジックパーセプション][P] 半径30m範囲の魔法の存在を察知する。》
はぁ~? 魔法の存在を察知? つーか『感知』とかいらねぇ~www。他のは…なんだよ、どれもゴミばっかじゃねぇかっ! どれも『対象1体』とか、『威力控えめ』とかwww
つ~か、戦闘中≪だけ≫品質+1ってwwwショボすぎんだろっwww面倒くせぇっ
マジでロクな魔法が無ぇな、このゲームの『魔法使い』はハズレかよっ……
!! ……もしかして、あの『みならい斥候』?ってのが、アタリだったのか?
それならそう説明しろよっ! マジKOTYだわwww、いや……クソゲーオブザライフ、KOTLだなwwww、こんなクソゲー見た事無ぇわwwww
《踊る雷[ダンシングサンダー] 前方3m四方に複数の雷を降らせ、範囲内の複数の対象に雷属性のダメージを与える。》
おっ? 最後のだけ複数か。『3m四方』…とかショボいけど、他のよりマシだな。
仕方無ぇ、これでいいか。はぁ……まぁこういう『ゴミみたいなスキル』を使いこなすのも、『英雄』ってヤツの証って言うしな…… まぁ俺ならやれるか。
そうだな、『雷の大魔法使いユータロー様』ってところか? まぁまぁだなwwwどうにか救世主っぽいだろwwww。よっしゃ、それじゃ雑魚をまとめて ぶっ飛ばしてガンガンLV上げるか! ……あっちの門? みてぇのから外に出るのか?
・
・
・
「………」このブーブーうるさい『スイカみたいなブタ』が、最初の敵なのか?
普通、『スライム』とか、『ゴブリン』とか『オーク』とか、そういうんじゃ無ぇの?
マジでイミフなんだがwwww
まぁいいや… 『3m四方』だから一番多く集まってるとこに、派手にドカーンと ぶち込んで一気に片付けてやるかw。ん~、もっと集まってるとこ無ぇのかな。
お? あの右の方に固まってんな。よしよし。
「くらえっ! 踊る雷[ダンシングサンダー]」
…………ん? なんで出ねぇんだ?
「踊る雷[ダンシングサンダー]……」
は? 「攻撃だ」っつってんだろ!
……あ、なんか視界の下の方に、【剣のマーク】? が出た! よしっ、
「今度こそくらえっ! …踊る雷[ダンシングサンダー]」
ユータローの構えた『黒檀の杖』の先から、天に向かって光が延びていき…… すぐに激しい複数の雷が、前方の『シマブタ』LV2の群れに向かって降り注いだ。
ゴロゴロゴロ…… ビリビリッ、ドガーン! ビリッ、ドガーン! バリバリッ、ズガーン!
…前方の『シマブタ』達に、次々と天から降ってきた【雷の槍】が突き刺さる。
「ブギィィ」「フゴオォォ」「ピギィィィ」「ブウゥゥ」「ビギャァァ」……
『シマブタ』達が一斉に悲鳴を上げ、吹き飛んでいく。
「うはははwww くたばれwwwブタどもwwwwwwww 俺TUEEEEwwwwwwアハハハハwwwww 死ねぇwwwww」
上機嫌のユータローに対し、攻撃(FA〔※2〕)を受けた『シマブタ』達は、〈戦闘状態〉に切り替えて、憎しみを集中させていく。
雷の衝撃で、そこかしこに吹き飛んでいた、『シマブタ』達が起き上がりはじめる。……そして起き上がった『シマブタ』から、次々とユータローに反撃をはじめた。
「うわっ! 来んなっクソブタっ! 逃げ…… は??? つーか動けねぇっ?
なんだコレっ!? クソゲーがっ!」
強力な範囲魔法をかけた後の、長めの【スキル使用後の硬直状態】のままのユータローに、『シマブタ』達の容赦の無い攻撃が襲いかかる。
「フゴオォォォ」
「うわっ、いてぇぇええ」
……なんだコレ、マジで痛ぇっ!? ゲームだろぉ?
「ブギィィィ」
「クソッ、転がって来んなっ、イデェェ」
痛っ、クソッ! なんで一斉に攻撃してくんだっ、順番守れよっ。こっちの……
「ピギャアァァ」
「アガァァァ…… イッテェェェ、クソブタがあぁぁ」
があぁぁぁ、痛えぇぇぇ、っざっけんなあぁぁ
「プギイィィィ」
「ギャアァァ、イデェ…… やめ…」
「ブゴオオォォォ」
「…アガァ… クソ…ひきょ……」
「ブウゥゥゥ」
「…………ア…や……イ……」
「ブキイィィィ」
「…………………………………………………」
・
・
・
・
・
・
《貴方は死にました。デスペナルティにより 320Gを失いました。3,200G →2,880G》
(※デスペナルティ。軽犯罪者 = イエローネームは所持金の1/10を失う)
「があああっ、クソゲーがっ、何がデスペナルティだよ!
ほんとに”死ぬ”ほど痛ぇし、っざっけんなよ。……あと、このパイプオルガン? みてぇな辛気臭ぇ曲やめろっ! 鬱陶しいっ」
「………」あ~っうぜえぇぇ、マジうぜぇ~。とにかく復活したら真っ先に、あのクソブタども一匹残らず殺しつくしてやるっ! 覚えてやがれっ『雷の大魔法使いユータロー様』を、こんな目にあわせやがって――
「マジうぜえええぇぇ、なんだよっこの花畑っ、早く復活させろよっ! ムービースキップとか出来ねぇのかよっ! ほんとクソゲーだなっ、さっさと この変な映像やめろっ」
・
・
・
-------------------------------------------------------------------------
LV:1 ユータロー (CV:神谷浩史)
軽犯罪者
職業:みならい魔法使い
所持金:2,880G
武器:黒檀の杖
防具:魔導士風の服
〔※1〕見た目を変える衣服
TJOの世界では、防御力が無い、低い、見た目だけを変える服などもある。
裁縫職などは『オリジナル品』を作製し、自分のショップなどで売る事も可能である。
これらは同じく防御力をあまり必要としない店長、店員などに需要が高く、また普通に街中で着るために何着も用意しておいて、帰還するたびに着替える、といったオシャレ志向のプレイヤーにも人気がある。
※一方で主人公の様に「安ければ良い」、「タダは素晴らしい」…などという、見た目などに『全く興味を示さない』プレイヤーもいる。
〔※2〕TJOにおいて、『最初の攻撃』を、『ファーストアタック』(略されて『FA』と呼ばれている)という。この最初の攻撃(FA)をしたプレイヤーは、そのモンスター(達)からのヘイトが一際高く、基本的に生半可な事では、他のプレイヤーにターゲットが移動する事はない。(一部に移り気なモンスター等も存在するので絶対ではない)
「ご主人さま?」
「あぁ、これも≪一種の宝箱≫なんだ」
「これが たからばこ~?」
《名:ユータロー の遺産 所有者:なし 〈最期〉シマブタLV2と戦って敗れる》
「この≪黒いの≫も、見つけると「しあわせになる」からな」
「くろいのも いっぱいみつけて、いっぱい しあわせになる!」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ゲームコインをザクザク現金化。還暦オジ、田舎で世界を攻略中
あ、まん。@田中子樹
ファンタジー
仕事一筋40年。
結婚もせずに会社に尽くしてきた二瓶豆丸。
定年を迎え、静かな余生を求めて山奥へ移住する。
だが、突如世界が“数値化”され、現実がゲームのように変貌。
唯一の趣味だった15年続けた積みゲー「モリモリ」が、 なぜか現実世界とリンクし始める。
化け物が徘徊する世界で出会ったひとりの少女、滝川歩茶。
彼女を守るため、豆丸は“積みゲー”スキルを駆使して立ち上がる。
現金化されるコイン、召喚されるゲームキャラたち、 そして迫りくる謎の敵――。
これは、還暦オジが挑む、〝人生最後の積みゲー〟であり〝世界最後の攻略戦〟である。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる