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鬼は異世界で旅に出る!
鬼は(ウェポニ)を旅立つ…
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この日がやって来た…
旅立ちの日が!
こんなことを言っていると学校の卒業式みたいに感じてしまう。
俺が考え事をしていると、
「どうしたの響?トイレでも我慢してるの?」
毎回思うけどさ…俺ってそんなに変な顔してるの?
「俺の顔はさておき、皆いるものを町に買いに行くぞ!」
「おおー!」
なんだかやる気がすごかった。
「ところでさ…私は旅に出たことないから分かんないのよね?」
ターニャが初心者発言をしたので、
「とりあえず、薬を買っておくんだよ!後は武器とか煙瓶とかを買った方がいいな」
ターニャが感心したように頷いていた。
「確かにそれらは使いそうですね…」
どこからか話を聞いていたフェリーがメモを取っていた…
「まぁ…人それぞれだから自分が使うものを買ったらいいぞ?」
「分かりました!では私は砥石を大量に買って…」
全部をいい終える前に首を掴んだ。
「おいー…そんなに砥石を買ったら竜車が動けなくなるだろ?もしそうなったらお前は歩いて運んでもらうぞ?」
「酷い!この人でなし!あなたには心があるのですか!」
そんなこと言われても俺は鬼だし…
「とりあえず…買うにしてもあんまり買いすぎんなよ?自分で運べるくらいの重さにしとけよ!」
一応注意しておく。
「さて…俺はお世話になった人に挨拶にでも行くか…」
これが日本の[立つ鳥跡を濁さず]って奴だな!
日本の素晴らしい文化を実行すべく俺はおやっさんのいる場所に行った。
「おやっさーん!今日俺はこの町を出ていくからさ、これは今までのお礼です」
俺は日本の伝統御菓子饅頭を異世界風にアレンジしたものを渡した。
「おお!すまねぇな…ありがたくちょうだいするぜ。ついにお前もこの町から出ていくのか…辛く険しい旅になるだろうが頑張れよ!」
おやっさんが言いながら俺の肩を思いっきり叩いた。
「うおっと…おやっさん!気合い入りました!おやっさんの一番弟子響旅に出て参ります!」
おやっさんは嬉しそうに笑い…
「おう頑張れや!だが、言っておくがお前は三十三番目の弟子だからな?」
「いいじゃないですか!最後は大体こんな感じで締めないと締まりませんよ!」
適当な会話をしていると…
「響さーん!そろそろ行きますよー!」
お呼び出しを食らったので礼をしてその場を去った。
「ゴメンゴメン。少し話し込んでてさ…」
「全く…人にお説教してる暇があるのですか?」
ターニャだけには言われたくないのだが…
「皆さんそんなこと言わずに仲良くしましょうよ?」
フェリーがそんなことを言うもんだから何がなんだか分からなくなってきた。
「さてさて…では俺達空の色初めての冒険になるな!気合いを入れて行きますか!」
「……」
誰も反応してくれない。
「ねぇ…今更気合いをだけでどうにかなると思ってるの?」
「気合いを入れるのはいいと思いますが…なにもこんな町中でしなくてもいいじゃないですか?」
皆から怒られた…
「さてさて…遊びはここまでにしておいて、
地竜を呼びに行きますか!」
まとまりがない俺達はグダグダのまま地竜を迎えに行った。
「おーい!地竜やーい!出ておいでー!出てこないなら絞めるぞ?」
友達を呼ぶような気軽さで言っていると…
「何を言ってるんですか響さん!こ、殺されますよ!」
シーナが顔を青ざめながら言っていたが…
「おー!やっと来たか…暇すぎてポックリ逝ってしまうところだったぞ?」
「いやいや、お前そんなに年取ってねぇだろ!」
この地竜は推定百歳らしい…
「まぁ…竜の中では若い方だな。ワハハハ!」
「あはは…」
俺以外の皆が苦笑いをしてた。
「よし!俺の引く奴はどれだ?脆いとすぐに壊れちまうぞ?」
「ふふふ…お前ごときの力じゃおやっさんが作った竜車はお前が死んでも壊れないぜ!」
ナニやら楽しそうな会話を繰り広げている。
「私達のこと…忘れてません?」
女性陣が言うが、男性陣?は聞いていない…
「そう言えばこやつらは俺の声は聞こえているのか?」
地竜が疑問に思っていたことをぶっちゃけた。
「いや…たぶん分かっていないと思いますよ?俺が独り言を地竜に向けて言っているだけに見えるはずだね」
「そうか…では悪口を言い放題だな!」
顔を明るくして言っていたが…
「私には聞こえてますよ?」
以外な人物が喋った、
「フェリーも聞こえるんだ…へぇー」
「そ、そうか…お前はエルフのようだから聞こえるのかも知れんな」
「もう!三人だけで話さないでください!私達も交ぜてください!」
交ぜてもコイツの言うこと分かんないだろ!とか色々言いたいが堪える。
俺達はワイワイ騒ぎながら町の外に出ていくために門へ向かった…
色んな人たちが俺達のお見送りに来てくれていた。
「シーナ~!あんたは料理は上手いからもっと修行して頑張れよ!」
シーナが働いていた場所の女将さんが叫び、
「ターニャ!お前は脇が甘いから気を付けるんだぞ!」
今日俺が初めてみた人が叫び、
「このコソドロめ!俺のナイフを返せ!あと奴隷の癖に生意気…グベッ!」
俺にエールを贈ってくれた悪徳商人に砲丸のお礼をあげて…
「よっしゃ!ナーイスピッチング!今日は良いことありそうだぜ!」
遠ざかる町を背に俺達は進んで行った。
旅立ちの日が!
こんなことを言っていると学校の卒業式みたいに感じてしまう。
俺が考え事をしていると、
「どうしたの響?トイレでも我慢してるの?」
毎回思うけどさ…俺ってそんなに変な顔してるの?
「俺の顔はさておき、皆いるものを町に買いに行くぞ!」
「おおー!」
なんだかやる気がすごかった。
「ところでさ…私は旅に出たことないから分かんないのよね?」
ターニャが初心者発言をしたので、
「とりあえず、薬を買っておくんだよ!後は武器とか煙瓶とかを買った方がいいな」
ターニャが感心したように頷いていた。
「確かにそれらは使いそうですね…」
どこからか話を聞いていたフェリーがメモを取っていた…
「まぁ…人それぞれだから自分が使うものを買ったらいいぞ?」
「分かりました!では私は砥石を大量に買って…」
全部をいい終える前に首を掴んだ。
「おいー…そんなに砥石を買ったら竜車が動けなくなるだろ?もしそうなったらお前は歩いて運んでもらうぞ?」
「酷い!この人でなし!あなたには心があるのですか!」
そんなこと言われても俺は鬼だし…
「とりあえず…買うにしてもあんまり買いすぎんなよ?自分で運べるくらいの重さにしとけよ!」
一応注意しておく。
「さて…俺はお世話になった人に挨拶にでも行くか…」
これが日本の[立つ鳥跡を濁さず]って奴だな!
日本の素晴らしい文化を実行すべく俺はおやっさんのいる場所に行った。
「おやっさーん!今日俺はこの町を出ていくからさ、これは今までのお礼です」
俺は日本の伝統御菓子饅頭を異世界風にアレンジしたものを渡した。
「おお!すまねぇな…ありがたくちょうだいするぜ。ついにお前もこの町から出ていくのか…辛く険しい旅になるだろうが頑張れよ!」
おやっさんが言いながら俺の肩を思いっきり叩いた。
「うおっと…おやっさん!気合い入りました!おやっさんの一番弟子響旅に出て参ります!」
おやっさんは嬉しそうに笑い…
「おう頑張れや!だが、言っておくがお前は三十三番目の弟子だからな?」
「いいじゃないですか!最後は大体こんな感じで締めないと締まりませんよ!」
適当な会話をしていると…
「響さーん!そろそろ行きますよー!」
お呼び出しを食らったので礼をしてその場を去った。
「ゴメンゴメン。少し話し込んでてさ…」
「全く…人にお説教してる暇があるのですか?」
ターニャだけには言われたくないのだが…
「皆さんそんなこと言わずに仲良くしましょうよ?」
フェリーがそんなことを言うもんだから何がなんだか分からなくなってきた。
「さてさて…では俺達空の色初めての冒険になるな!気合いを入れて行きますか!」
「……」
誰も反応してくれない。
「ねぇ…今更気合いをだけでどうにかなると思ってるの?」
「気合いを入れるのはいいと思いますが…なにもこんな町中でしなくてもいいじゃないですか?」
皆から怒られた…
「さてさて…遊びはここまでにしておいて、
地竜を呼びに行きますか!」
まとまりがない俺達はグダグダのまま地竜を迎えに行った。
「おーい!地竜やーい!出ておいでー!出てこないなら絞めるぞ?」
友達を呼ぶような気軽さで言っていると…
「何を言ってるんですか響さん!こ、殺されますよ!」
シーナが顔を青ざめながら言っていたが…
「おー!やっと来たか…暇すぎてポックリ逝ってしまうところだったぞ?」
「いやいや、お前そんなに年取ってねぇだろ!」
この地竜は推定百歳らしい…
「まぁ…竜の中では若い方だな。ワハハハ!」
「あはは…」
俺以外の皆が苦笑いをしてた。
「よし!俺の引く奴はどれだ?脆いとすぐに壊れちまうぞ?」
「ふふふ…お前ごときの力じゃおやっさんが作った竜車はお前が死んでも壊れないぜ!」
ナニやら楽しそうな会話を繰り広げている。
「私達のこと…忘れてません?」
女性陣が言うが、男性陣?は聞いていない…
「そう言えばこやつらは俺の声は聞こえているのか?」
地竜が疑問に思っていたことをぶっちゃけた。
「いや…たぶん分かっていないと思いますよ?俺が独り言を地竜に向けて言っているだけに見えるはずだね」
「そうか…では悪口を言い放題だな!」
顔を明るくして言っていたが…
「私には聞こえてますよ?」
以外な人物が喋った、
「フェリーも聞こえるんだ…へぇー」
「そ、そうか…お前はエルフのようだから聞こえるのかも知れんな」
「もう!三人だけで話さないでください!私達も交ぜてください!」
交ぜてもコイツの言うこと分かんないだろ!とか色々言いたいが堪える。
俺達はワイワイ騒ぎながら町の外に出ていくために門へ向かった…
色んな人たちが俺達のお見送りに来てくれていた。
「シーナ~!あんたは料理は上手いからもっと修行して頑張れよ!」
シーナが働いていた場所の女将さんが叫び、
「ターニャ!お前は脇が甘いから気を付けるんだぞ!」
今日俺が初めてみた人が叫び、
「このコソドロめ!俺のナイフを返せ!あと奴隷の癖に生意気…グベッ!」
俺にエールを贈ってくれた悪徳商人に砲丸のお礼をあげて…
「よっしゃ!ナーイスピッチング!今日は良いことありそうだぜ!」
遠ざかる町を背に俺達は進んで行った。
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