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最終章 わたくしの結婚一年目とクリスタの結婚
13.辺境伯家の女主人
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夏休みに向けてわたくしは辺境伯家で準備をしなければいけなかった。
夏休みに辺境伯家に来る客人の数を把握して、厨房に知らせて、誰が何泊するのか、食事の好みはどうなのかを伝え、客間を準備する。
ガブリエラ嬢の食事の好みは分からなかったのでエクムント様にお聞きした。
「エクムント様、ガブリエラ嬢は好き嫌いがありますか?」
「貝類が苦手でしたね。アサリは食べられるのですが、ムール貝やカキなどの大きなものは食べることができません」
「他に苦手なものがありますか?」
「エリザベート、それほど気にすることはないのですよ。ガブリエラも小さな子どもではありません。苦手なものは避けることができますし、食べなくても辺境伯家では他に食べるものがたくさんあります」
エクムント様はご自分の姪だからそう仰るのかもしれないが、わたくしはガブリエラ嬢も一人の客人としてしっかりと迎えたかったのだ。
「わたくしも辺境伯家の女主人になったのです。侍女やメイド長、厨房の料理長に的確な指示を出して、わたくしが女主人であることを示さねばなりません」
辺境伯家の女主人として舐められるわけにはいけないのだと主張するわたくしに、エクムント様が苦笑する。
「この屋敷にエリザベートを馬鹿にするようなものはいませんよ。エリザベートは辺境伯家を何度も救ってきた才女として、辺境伯家の使用人全員が尊敬の念をもって接しているのです」
「それは伝わってきますが、それとこれとは別なのです。やはり、わたくしは辺境伯家の女主人として、エクムント様の妻として立派にやり遂げなければいけないのです」
わたくしは年齢もまだ若いし、この国で一番古い公爵家で王家の血も入っているディッペル家の出身だとしても辺境伯領の人間からしてみれば認められないところの一つや二つはあるに違いない。
そういうところを認めさせてこそ立派なエクムント様の妻だと言えるのだ。
張り切るわたくしに、エクムント様がちょっと言いにくそうに咳払いをしている。何か言いたいことがあるのならば聞きたいとエクムント様に詰め寄ると、金色の目を少し伏せてわたくしに小声で問いかけた。
「私はエリザベートに無理をさせていませんか?」
「無理ですか? わたくし、エクムント様にはいつも優しくしていただいていますわ」
「私の方が体力があるので、加減はしているつもりなのですが、エリザベートはいつも早朝に起きられなくなるではないですか」
これは、もしかして、夜の話なのだろうか。
真面目に聞いてくるエクムント様にわたくしの頬が熱くなる。
「へ、平気です! 朝食の時間にはいつも目が覚めていますし! 今、体力をつけているところで、体力が付けば早朝にも起きられると……んん!? 加減!? 加減なさってたんですか!?」
「そんな大きな声で言わないでください。エリザベートの体を思いやるのは夫として当然ではないですか」
わたくし、エクムント様が優しいと思っていたが、それは鉄壁の理性の上に築かれたもののようだった。しかし、加減をしてもらわないとわたくしは朝食の時間にも起きられるかどうか分からなくなってしまう。
「と、とにかく、客人が来ているときには控えます」
「は、はい」
エクムント様に加減させていた挙句に、客人が来ているときには控えさせるなんていい妻ではないのかもしれないが、フランツもマリアも早朝のお散歩に行きたがるだろうし、お散歩を一緒にできるのも後何年か分からない。クリスタは辺境伯領で夏を過ごすのは今年で最後になるのだ。
そう考えるとエクムント様の言葉に甘えるしかなかった。
夏休みの計画についてエクムント様と話し合っていると、使用人が手紙を持ってきた。エクムント様が開いて、わたくしにも見せてくださる。
「ノエル殿下が無事出産されたのですね」
「女の子だそうですよ。名前はディアナ殿下にされたとのこと」
「ディアナ殿下……いい名前ですね」
母子共に元気で無事だという知らせにわたくしとエクムント様はほっと胸を撫で下ろしていた。
「お祝いを送りましょう。何がいいでしょう?」
「産後もノエル殿下はお酒を飲めないでしょう。辺境伯領の葡萄で作った葡萄ジュースはどうでしょう?」
「それはいいですね。赤と白を送りましょう」
「それに、出産後はサイズが変わることもあると聞いています。辺境伯領の特産品の紫の布をドレス一着分お送りするのはどうでしょう?」
「いいと思います」
わたくしの提案にエクムント様は賛成してくれてすぐに手続きをしてくれた。
出産後すぐにお祝いに押しかけていくのはノエル殿下の負担になるので、お祝いの品を送るくらいがちょうどいいのだ。
ずっとノエル殿下を心配していたノルベルト殿下も安堵されたことだろう。
一昨年結婚されたノエル殿下とノルベルト殿下の間にもう後継者となる女の子が生まれたとなると、わたくしも焦らないではない。わたくしとエクムント様の間に子どもができるのかは分からないが、わたくしは産めるのならば産みたいと思っている。
「エクムント様は子どもは何人ほしいとか、男の子がいいとか、女の子がいいとか、おありですか?」
「私は産む性ではありません。子どもができるかも、男の子かも女の子かも、私が決められることではありません。私が決められることではないことには、何も口出しすることはできないと思っています」
はっきりと宣言されたエクムント様にわたくしはその通りだと思ってしまう。
どんな子どもがわたくしの元に生まれてきてもエクムント様は受け入れてくれる。
「それに、気が早いですよ、エリザベート」
「そうでした」
まだ結婚から半年も経っていないのだ。気が早すぎると注意されてわたくしはその通りだと反省した。
それにしても、エクムント様の方が年上なのに子どもに関して焦っている様子もないし、わたくしを急かす相手もどこにもいないし、辺境伯家は本当にありがたい場所だ。カサンドラ様に至っては、子どもができなければ養子をもらえばいいと言ってくださっている。
できれば自分で子どもを産みたい気持ちはあるが、それがわたくしの気持ちだけでどうにかなることではないというのもよく分かっている。その場合には養子を迎えるという手段を最初から許されているというのは気持ち的にかなり楽だった。
カサンドラ様は自分が子どもを産めないと分かっていたから結婚をされなかったと仰っていた。自分がそうだったから、カサンドラ様はわたくしにも求めすぎることがないのだろう。
カサンドラ様の教育もあるのかエクムント様も焦っていないので、わたくしは落ち着いて辺境伯家で生活ができる。
けれど、ほんの少しだけ、女性として生まれてエクムント様を愛した以上、エクムント様の子どもを産んで腕に抱きたいという願望がわたくしにないわけではない。
エクムント様を愛し、愛されればなおさらその願望は強くなる。
「わたくしはエクムント様が思っているより短気なのかもしれません」
「そうですか、エリザベート?」
「もっと長い目で人生を見通せるようにならないといけませんね」
「短気かどうかは分かりませんが、気が早いのはあると思います」
「やはりそうですよね。気を付けます」
急ぎすぎず、エクムント様と歩調を合わせて歩いて行きたい。
これまでもエクムント様と過ごす時間は長かったと思うのだが、これからはこれまで以上に長い時間をエクムント様と過ごしていくのだ。
エクムント様とわたくしが年老いて、衰えても、生涯一緒にいるという誓いを国王陛下の前でわたくしはエクムント様と一緒に立てている。
同じ未来を見据えて歩調を合わせて生きていきたい。
今は、それが一番の願いだった。
夏休みに辺境伯家に来る客人の数を把握して、厨房に知らせて、誰が何泊するのか、食事の好みはどうなのかを伝え、客間を準備する。
ガブリエラ嬢の食事の好みは分からなかったのでエクムント様にお聞きした。
「エクムント様、ガブリエラ嬢は好き嫌いがありますか?」
「貝類が苦手でしたね。アサリは食べられるのですが、ムール貝やカキなどの大きなものは食べることができません」
「他に苦手なものがありますか?」
「エリザベート、それほど気にすることはないのですよ。ガブリエラも小さな子どもではありません。苦手なものは避けることができますし、食べなくても辺境伯家では他に食べるものがたくさんあります」
エクムント様はご自分の姪だからそう仰るのかもしれないが、わたくしはガブリエラ嬢も一人の客人としてしっかりと迎えたかったのだ。
「わたくしも辺境伯家の女主人になったのです。侍女やメイド長、厨房の料理長に的確な指示を出して、わたくしが女主人であることを示さねばなりません」
辺境伯家の女主人として舐められるわけにはいけないのだと主張するわたくしに、エクムント様が苦笑する。
「この屋敷にエリザベートを馬鹿にするようなものはいませんよ。エリザベートは辺境伯家を何度も救ってきた才女として、辺境伯家の使用人全員が尊敬の念をもって接しているのです」
「それは伝わってきますが、それとこれとは別なのです。やはり、わたくしは辺境伯家の女主人として、エクムント様の妻として立派にやり遂げなければいけないのです」
わたくしは年齢もまだ若いし、この国で一番古い公爵家で王家の血も入っているディッペル家の出身だとしても辺境伯領の人間からしてみれば認められないところの一つや二つはあるに違いない。
そういうところを認めさせてこそ立派なエクムント様の妻だと言えるのだ。
張り切るわたくしに、エクムント様がちょっと言いにくそうに咳払いをしている。何か言いたいことがあるのならば聞きたいとエクムント様に詰め寄ると、金色の目を少し伏せてわたくしに小声で問いかけた。
「私はエリザベートに無理をさせていませんか?」
「無理ですか? わたくし、エクムント様にはいつも優しくしていただいていますわ」
「私の方が体力があるので、加減はしているつもりなのですが、エリザベートはいつも早朝に起きられなくなるではないですか」
これは、もしかして、夜の話なのだろうか。
真面目に聞いてくるエクムント様にわたくしの頬が熱くなる。
「へ、平気です! 朝食の時間にはいつも目が覚めていますし! 今、体力をつけているところで、体力が付けば早朝にも起きられると……んん!? 加減!? 加減なさってたんですか!?」
「そんな大きな声で言わないでください。エリザベートの体を思いやるのは夫として当然ではないですか」
わたくし、エクムント様が優しいと思っていたが、それは鉄壁の理性の上に築かれたもののようだった。しかし、加減をしてもらわないとわたくしは朝食の時間にも起きられるかどうか分からなくなってしまう。
「と、とにかく、客人が来ているときには控えます」
「は、はい」
エクムント様に加減させていた挙句に、客人が来ているときには控えさせるなんていい妻ではないのかもしれないが、フランツもマリアも早朝のお散歩に行きたがるだろうし、お散歩を一緒にできるのも後何年か分からない。クリスタは辺境伯領で夏を過ごすのは今年で最後になるのだ。
そう考えるとエクムント様の言葉に甘えるしかなかった。
夏休みの計画についてエクムント様と話し合っていると、使用人が手紙を持ってきた。エクムント様が開いて、わたくしにも見せてくださる。
「ノエル殿下が無事出産されたのですね」
「女の子だそうですよ。名前はディアナ殿下にされたとのこと」
「ディアナ殿下……いい名前ですね」
母子共に元気で無事だという知らせにわたくしとエクムント様はほっと胸を撫で下ろしていた。
「お祝いを送りましょう。何がいいでしょう?」
「産後もノエル殿下はお酒を飲めないでしょう。辺境伯領の葡萄で作った葡萄ジュースはどうでしょう?」
「それはいいですね。赤と白を送りましょう」
「それに、出産後はサイズが変わることもあると聞いています。辺境伯領の特産品の紫の布をドレス一着分お送りするのはどうでしょう?」
「いいと思います」
わたくしの提案にエクムント様は賛成してくれてすぐに手続きをしてくれた。
出産後すぐにお祝いに押しかけていくのはノエル殿下の負担になるので、お祝いの品を送るくらいがちょうどいいのだ。
ずっとノエル殿下を心配していたノルベルト殿下も安堵されたことだろう。
一昨年結婚されたノエル殿下とノルベルト殿下の間にもう後継者となる女の子が生まれたとなると、わたくしも焦らないではない。わたくしとエクムント様の間に子どもができるのかは分からないが、わたくしは産めるのならば産みたいと思っている。
「エクムント様は子どもは何人ほしいとか、男の子がいいとか、女の子がいいとか、おありですか?」
「私は産む性ではありません。子どもができるかも、男の子かも女の子かも、私が決められることではありません。私が決められることではないことには、何も口出しすることはできないと思っています」
はっきりと宣言されたエクムント様にわたくしはその通りだと思ってしまう。
どんな子どもがわたくしの元に生まれてきてもエクムント様は受け入れてくれる。
「それに、気が早いですよ、エリザベート」
「そうでした」
まだ結婚から半年も経っていないのだ。気が早すぎると注意されてわたくしはその通りだと反省した。
それにしても、エクムント様の方が年上なのに子どもに関して焦っている様子もないし、わたくしを急かす相手もどこにもいないし、辺境伯家は本当にありがたい場所だ。カサンドラ様に至っては、子どもができなければ養子をもらえばいいと言ってくださっている。
できれば自分で子どもを産みたい気持ちはあるが、それがわたくしの気持ちだけでどうにかなることではないというのもよく分かっている。その場合には養子を迎えるという手段を最初から許されているというのは気持ち的にかなり楽だった。
カサンドラ様は自分が子どもを産めないと分かっていたから結婚をされなかったと仰っていた。自分がそうだったから、カサンドラ様はわたくしにも求めすぎることがないのだろう。
カサンドラ様の教育もあるのかエクムント様も焦っていないので、わたくしは落ち着いて辺境伯家で生活ができる。
けれど、ほんの少しだけ、女性として生まれてエクムント様を愛した以上、エクムント様の子どもを産んで腕に抱きたいという願望がわたくしにないわけではない。
エクムント様を愛し、愛されればなおさらその願望は強くなる。
「わたくしはエクムント様が思っているより短気なのかもしれません」
「そうですか、エリザベート?」
「もっと長い目で人生を見通せるようにならないといけませんね」
「短気かどうかは分かりませんが、気が早いのはあると思います」
「やはりそうですよね。気を付けます」
急ぎすぎず、エクムント様と歩調を合わせて歩いて行きたい。
これまでもエクムント様と過ごす時間は長かったと思うのだが、これからはこれまで以上に長い時間をエクムント様と過ごしていくのだ。
エクムント様とわたくしが年老いて、衰えても、生涯一緒にいるという誓いを国王陛下の前でわたくしはエクムント様と一緒に立てている。
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