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四章 結婚十年目
21.龍王の三十六回目の誕生日
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龍王の三十六回目の誕生日は盛大に祝われた。
毎年龍王の誕生日は国の式典になっていて、国のどの家も仕事を休んでご馳走を食べて龍王を祝う日となっている。
自分はヨシュアにだけ祝ってもらえれば満足なのだが、一国の王としてそれは許されないので、龍王は大人しく宝石と刺繍で飾られた黒地に赤の模様の衣装を纏って式典に出ていた。龍王の隣りには鮮やかな青い衣装を身に着けたヨシュアがいてくれる。
今年は龍王の巡行も予定されている。
水の加護が志龍王国全土に行き渡るように、龍王は視察も兼ねて旅行を行う。龍王が通った場所は、水の加護が豊かになり、その年の恵みは保証される。
龍王の旅行は各地を潤す慈善事業として成り立っており、数年ごとに龍王は国の各地を回ることになっているのだ。
それが龍王の巡行である。
本来ならば去年の秋から巡行に出る予定だったのだが、そのときにはヨシュアの記憶が失われるという大事件が起きていた。龍王の王配が体調不良ということで龍王は巡行に出られず、行く予定だった地域の住民は非常にがっかりしていたという。
年が改まって、龍王の姪である梓涵も生まれて王宮も落ち着いてきたので春に龍王の巡行が決まったのだ。
結婚記念日はヨシュアと二人っきりで祝いたかったが、残念ながら巡行が入ってしまったので無理になった。
国王とは国民のために存在する。
龍王が凍えることなく、飢えることなく、贅沢な暮らしができているのは、龍王としての義務を果たしているからである。国を統治するものには義務がどうしても課せられる。
「今年は無理ですが、来年はうえでぃんぐけーきで祝いましょう」
「別に当日じゃなくても、日にちが少しずれてもウエディングケーキで祝っていいんじゃないですか?」
「本当に? それなら巡行から帰ってきたら祝いましょうね」
二人で祝いの席の椅子に腰かけてひそひそと話していると、周囲からさざめきが起きる。
「龍王陛下と王配陛下は本当に仲がよろしいことで」
「王配陛下が害されたことを許さず、バザロフ王国とラーピン王国は十年間の入国禁止を言い渡されたとか」
「国交を断絶されなかっただけよかったと思ってほしいものです」
「我らの尊い王配陛下を害するなんて」
かすかに聞こえる声に、龍王はヨシュアが尊重されていることを確かめて満足する。
国民にとってはヨシュアは大事な王配であり、男性であろうとも龍王の唯一の伴侶だった。
「二国は王配陛下が体調不良の折に妾妃を持たせようと画策したとか」
「信じられないことです」
「龍王陛下はこんなにも王配陛下を寵愛されているのに」
これでいいと龍王は思う。
今後ヨシュアを襲えばどうなるか、龍王に妾妃を勧めてきたらどうなるか、国の内外問わずしっかりと知っていてもらわなければいけない。
飛び交う噂話に龍王は満足していた。
式典から宴までを終えて青陵殿に帰れたのは夜も更けてからだった。
疲れた体から重く鬱陶しい衣装と冠を脱ぎ捨てて、龍王はヨシュアと湯殿で寛いだ。ちょうどいい温度に沸かされている湯が体に心地いい。
「旅行で行く場所には温泉もあるそうですよ」
「おれは人前では裸になれないからなぁ」
「わたしたちが入るときにはひと払いをして、ネイサンだけついていてもらいましょう」
気が進んでいるわけではないが、旅行に行くとなったらヨシュアと楽しむしかない。ヨシュアが王配として一緒に来てくれることは間違いないのだから。
「ヨシュア、旅行の前にヨシュアを補充しておきたいのですが」
「誕生日だし、誘ってくれると思っていたよ」
「夜も遅いですが平気ですか?」
「明日は少し寝坊しても誰も怒ったりしないんじゃないか? 星宇はよく龍王として勤めているからね」
ヨシュアに認められると胸がいっぱいになる。
龍王の誘いをヨシュアも待っていたとなると体も興奮してくる。濡れたヨシュアの体が煽情的だ。豊かな胸も色づく胸の飾りも、大殿筋で丸い尻も、全部触れたくてたまらない。
湯の中で近付いて唇を重ねると、ヨシュアにそっと体を離される。
「ここじゃのぼせるよ。寝台に行こう」
「はい」
行為に関しても龍王は両想いになってから基本的に拒まれたことがない。
妖精は性欲が薄いと言われているが、性欲の強い龍王にヨシュアはよく付き合ってくれる。その姿が尊く美しく、龍王はヨシュアを拝みたい気分だった。
ヨシュアに出会う前は食欲不振と寝不足で不健康を極めており、性欲などわいてこなかった。自分で慰めた経験もない。寝ている間に夢精をして下着を汚すこともあったが、それも稀だった。
ヨシュアに出会わなければこんなに素晴らしいことは経験できなかった。
脱衣所で体を拭いて寝間着に着替えて、龍王とヨシュアはヨシュアの部屋に行く。青陵殿は龍王の伴侶の宮殿なのでヨシュアの部屋しかないのだが、毎日そこで眠っているために、もはや龍王の部屋のようにもなっている。
「ひと払いを。イザークとシオンだけ残れ」
「心得ました」
ヨシュアが声を掛けて、寝台の上に龍王の手を引いて上って、天蓋の幕を閉める。音と姿を遮断する結界をヨシュアが張っている間に、龍王はヨシュアの寝間着を乱しにかかっていた。
柔らかな胸に触れると、豊かに指が埋まりそうになる。揉みしだきながら胸の飾りを舌で突くと、ヨシュアの喉から甘い吐息を漏らす。
「んっ……ふぅっ……」
毎度しつこいほど触れているのでヨシュアのそこは快感を拾うように開発されていた。
龍王はヨシュアしか知らないし、ヨシュアは龍王しか知らない。お互いがお互いの初めてで、一生お互いしか知らないままに生きていく。それはそれで夢があると言えるだろう。
「ヨシュア、ここ、好きですか?」
きゅっと胸の尖りを摘まんで問いかけると、ヨシュアが乾いた唇を舌で舐め潤して答える。
「星宇が好きなんだろう? いつも執拗に触ってくる」
「わたしは大好きですよ、ヨシュアのおっぱい」
「おれは女性じゃないからおっぱいとは違う気がするけど」
「これだけ豊かなんですから、おっぱいと言っていい気がします」
胸全体を揉んでいると、ヨシュアが息を詰めているのが分かる。
優位に立てているような気分になって龍王がヨシュアの唇に唇を重ねると、ヨシュアの舌が龍王の口腔内に入ってくる。唇を甘噛みされて、舌を絡めて、口付けに夢中になってしまう龍王に、ヨシュアが龍王の中心を寝間着の上から握った。緩々と扱かれて、そこが痛いくらい張りつめてくる。
「よ、しゅあ、まって……」
「気持ちよくない?」
「気持ちいいですけど、我慢できなくなる」
揉むようにされてますます熱がそこに集まって、がちがちに硬くなっているのが分かる。
このままではヨシュアの中に入る前に出てしまうと龍王が身を引くと、ヨシュアが香油を枕元から取って、手の平に落とした。
後孔に指を這わせて拓いていく様子が淫靡でならない。
ヨシュアの胸に触れながらこくりと喉を鳴らすと、ヨシュアが龍王の耳を食んできた。
「星宇、脱げよ。おれだけ脱がされているのは不本意だ」
「ぬ、脱ぎますよ」
後ろを拓いていくヨシュアの艶姿から目を離せないまま、寝間着を脱ぎ捨てると、ヨシュアも龍王も裸になった。龍王の凶悪ともいうべき立派な中心はそそり立っており、
ぐちゅぐちゅと中を掻き回していた指を引き抜いたヨシュアが龍王を誘うのに、龍王はおねだりをしてみた。
「後ろから挑んでみたいのですが、いいですか?」
普段は顔を見て胸に触れながら致したいので正面からだが、後ろからしてみたいとは常々思っていた。
可愛くおねだりできたか分からないが、ヨシュアは体をうつぶせにして膝を曲げて、龍王に香油の垂れてくる後孔を露わにした。
「おいで」
低く甘く囁かれる声がどれだけ龍王を興奮させるか。
龍王はヨシュアの背中に覆い被さるようにして腰を進めていた。
一番太い部分が通るのはいつも毎回きついのだが、そこが通ってしまえば後は熱くうねる内壁に包まれて、ゆっくりと快感を得ながら進めることができる。
全部納め切って、最奥に到達した龍王は、ヨシュアの背中にへばりつくようにして息を整えていた。
毎年龍王の誕生日は国の式典になっていて、国のどの家も仕事を休んでご馳走を食べて龍王を祝う日となっている。
自分はヨシュアにだけ祝ってもらえれば満足なのだが、一国の王としてそれは許されないので、龍王は大人しく宝石と刺繍で飾られた黒地に赤の模様の衣装を纏って式典に出ていた。龍王の隣りには鮮やかな青い衣装を身に着けたヨシュアがいてくれる。
今年は龍王の巡行も予定されている。
水の加護が志龍王国全土に行き渡るように、龍王は視察も兼ねて旅行を行う。龍王が通った場所は、水の加護が豊かになり、その年の恵みは保証される。
龍王の旅行は各地を潤す慈善事業として成り立っており、数年ごとに龍王は国の各地を回ることになっているのだ。
それが龍王の巡行である。
本来ならば去年の秋から巡行に出る予定だったのだが、そのときにはヨシュアの記憶が失われるという大事件が起きていた。龍王の王配が体調不良ということで龍王は巡行に出られず、行く予定だった地域の住民は非常にがっかりしていたという。
年が改まって、龍王の姪である梓涵も生まれて王宮も落ち着いてきたので春に龍王の巡行が決まったのだ。
結婚記念日はヨシュアと二人っきりで祝いたかったが、残念ながら巡行が入ってしまったので無理になった。
国王とは国民のために存在する。
龍王が凍えることなく、飢えることなく、贅沢な暮らしができているのは、龍王としての義務を果たしているからである。国を統治するものには義務がどうしても課せられる。
「今年は無理ですが、来年はうえでぃんぐけーきで祝いましょう」
「別に当日じゃなくても、日にちが少しずれてもウエディングケーキで祝っていいんじゃないですか?」
「本当に? それなら巡行から帰ってきたら祝いましょうね」
二人で祝いの席の椅子に腰かけてひそひそと話していると、周囲からさざめきが起きる。
「龍王陛下と王配陛下は本当に仲がよろしいことで」
「王配陛下が害されたことを許さず、バザロフ王国とラーピン王国は十年間の入国禁止を言い渡されたとか」
「国交を断絶されなかっただけよかったと思ってほしいものです」
「我らの尊い王配陛下を害するなんて」
かすかに聞こえる声に、龍王はヨシュアが尊重されていることを確かめて満足する。
国民にとってはヨシュアは大事な王配であり、男性であろうとも龍王の唯一の伴侶だった。
「二国は王配陛下が体調不良の折に妾妃を持たせようと画策したとか」
「信じられないことです」
「龍王陛下はこんなにも王配陛下を寵愛されているのに」
これでいいと龍王は思う。
今後ヨシュアを襲えばどうなるか、龍王に妾妃を勧めてきたらどうなるか、国の内外問わずしっかりと知っていてもらわなければいけない。
飛び交う噂話に龍王は満足していた。
式典から宴までを終えて青陵殿に帰れたのは夜も更けてからだった。
疲れた体から重く鬱陶しい衣装と冠を脱ぎ捨てて、龍王はヨシュアと湯殿で寛いだ。ちょうどいい温度に沸かされている湯が体に心地いい。
「旅行で行く場所には温泉もあるそうですよ」
「おれは人前では裸になれないからなぁ」
「わたしたちが入るときにはひと払いをして、ネイサンだけついていてもらいましょう」
気が進んでいるわけではないが、旅行に行くとなったらヨシュアと楽しむしかない。ヨシュアが王配として一緒に来てくれることは間違いないのだから。
「ヨシュア、旅行の前にヨシュアを補充しておきたいのですが」
「誕生日だし、誘ってくれると思っていたよ」
「夜も遅いですが平気ですか?」
「明日は少し寝坊しても誰も怒ったりしないんじゃないか? 星宇はよく龍王として勤めているからね」
ヨシュアに認められると胸がいっぱいになる。
龍王の誘いをヨシュアも待っていたとなると体も興奮してくる。濡れたヨシュアの体が煽情的だ。豊かな胸も色づく胸の飾りも、大殿筋で丸い尻も、全部触れたくてたまらない。
湯の中で近付いて唇を重ねると、ヨシュアにそっと体を離される。
「ここじゃのぼせるよ。寝台に行こう」
「はい」
行為に関しても龍王は両想いになってから基本的に拒まれたことがない。
妖精は性欲が薄いと言われているが、性欲の強い龍王にヨシュアはよく付き合ってくれる。その姿が尊く美しく、龍王はヨシュアを拝みたい気分だった。
ヨシュアに出会う前は食欲不振と寝不足で不健康を極めており、性欲などわいてこなかった。自分で慰めた経験もない。寝ている間に夢精をして下着を汚すこともあったが、それも稀だった。
ヨシュアに出会わなければこんなに素晴らしいことは経験できなかった。
脱衣所で体を拭いて寝間着に着替えて、龍王とヨシュアはヨシュアの部屋に行く。青陵殿は龍王の伴侶の宮殿なのでヨシュアの部屋しかないのだが、毎日そこで眠っているために、もはや龍王の部屋のようにもなっている。
「ひと払いを。イザークとシオンだけ残れ」
「心得ました」
ヨシュアが声を掛けて、寝台の上に龍王の手を引いて上って、天蓋の幕を閉める。音と姿を遮断する結界をヨシュアが張っている間に、龍王はヨシュアの寝間着を乱しにかかっていた。
柔らかな胸に触れると、豊かに指が埋まりそうになる。揉みしだきながら胸の飾りを舌で突くと、ヨシュアの喉から甘い吐息を漏らす。
「んっ……ふぅっ……」
毎度しつこいほど触れているのでヨシュアのそこは快感を拾うように開発されていた。
龍王はヨシュアしか知らないし、ヨシュアは龍王しか知らない。お互いがお互いの初めてで、一生お互いしか知らないままに生きていく。それはそれで夢があると言えるだろう。
「ヨシュア、ここ、好きですか?」
きゅっと胸の尖りを摘まんで問いかけると、ヨシュアが乾いた唇を舌で舐め潤して答える。
「星宇が好きなんだろう? いつも執拗に触ってくる」
「わたしは大好きですよ、ヨシュアのおっぱい」
「おれは女性じゃないからおっぱいとは違う気がするけど」
「これだけ豊かなんですから、おっぱいと言っていい気がします」
胸全体を揉んでいると、ヨシュアが息を詰めているのが分かる。
優位に立てているような気分になって龍王がヨシュアの唇に唇を重ねると、ヨシュアの舌が龍王の口腔内に入ってくる。唇を甘噛みされて、舌を絡めて、口付けに夢中になってしまう龍王に、ヨシュアが龍王の中心を寝間着の上から握った。緩々と扱かれて、そこが痛いくらい張りつめてくる。
「よ、しゅあ、まって……」
「気持ちよくない?」
「気持ちいいですけど、我慢できなくなる」
揉むようにされてますます熱がそこに集まって、がちがちに硬くなっているのが分かる。
このままではヨシュアの中に入る前に出てしまうと龍王が身を引くと、ヨシュアが香油を枕元から取って、手の平に落とした。
後孔に指を這わせて拓いていく様子が淫靡でならない。
ヨシュアの胸に触れながらこくりと喉を鳴らすと、ヨシュアが龍王の耳を食んできた。
「星宇、脱げよ。おれだけ脱がされているのは不本意だ」
「ぬ、脱ぎますよ」
後ろを拓いていくヨシュアの艶姿から目を離せないまま、寝間着を脱ぎ捨てると、ヨシュアも龍王も裸になった。龍王の凶悪ともいうべき立派な中心はそそり立っており、
ぐちゅぐちゅと中を掻き回していた指を引き抜いたヨシュアが龍王を誘うのに、龍王はおねだりをしてみた。
「後ろから挑んでみたいのですが、いいですか?」
普段は顔を見て胸に触れながら致したいので正面からだが、後ろからしてみたいとは常々思っていた。
可愛くおねだりできたか分からないが、ヨシュアは体をうつぶせにして膝を曲げて、龍王に香油の垂れてくる後孔を露わにした。
「おいで」
低く甘く囁かれる声がどれだけ龍王を興奮させるか。
龍王はヨシュアの背中に覆い被さるようにして腰を進めていた。
一番太い部分が通るのはいつも毎回きついのだが、そこが通ってしまえば後は熱くうねる内壁に包まれて、ゆっくりと快感を得ながら進めることができる。
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