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魔女(男)とこねこ(虎)たん
6.エリシュカの帰還
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魔女の一族は女性しかいないので、女性同士でパートナーになって二人で子育てをする。パートナー同士は出産の時期をずらして子育てが楽にするものもいれば、出産の時期を同じにして一度に二人の子どもを育てるものもいる。
アデーラの母親のブランカとパートナーのエリシュカは同時期に出産した。同じ家で育った魔女同士は幼馴染として育てられて、ときに姉妹のようになったり、パートナーになったりする。
エリシュカの娘はダーシャだった。
朝ご飯の後にうんちをしたレオシュのお尻をバスルームで洗っていると、窓に小さな白い鳥が止まった。白い鳥は窓ガラスを突いて中に入れろと主張してくる。レオシュにオムツをはかせて、服も着せてからアデーラが白い小鳥を部屋に入れて、小さな魔法石の粒を食べさせると、白い小鳥は満足そうにして鳴いた。
『エリシュカが帰ってきているわ。ダーシャと一緒にお土産をもらいにいらっしゃい』
異国の王宮で務めているエリシュカは時々しか魔女の森に帰って来れない。白い小鳥を撫でて窓から出すと、レオシュの水色の目がぎらりと輝いていた。
「ぴよぴよー!」
「あれは捕まえてはいけない鳥だよ。ブランカ母さんの使い魔だ」
「めーの?」
猫の性分なのだろう、小動物を見ると捕まえたくなってしまうレオシュ。庭に散歩に連れて行くと俊敏な動きで小鳥や虫を捕まえて、口に咥えて来るのでアデーラは困っていた。
「命を簡単に奪ってはいけないんだよ」
「め? まっま、れー、ちやい?」
怒って自分を嫌いになったのかと水色の目に涙を溜めるレオシュに、アデーラはその小さな体を抱き上げる。抱っこされてレオシュはごしごしとアデーラのシャツで涙を拭いている。
「レオシュは泣いてるの? 服を着るのが嫌だったの?」
「ちやうー! ふしゃあああああ!」
街に行く前に朝ご飯でアデーラの家に寄っていたダーシャが声をかけると、レオシュはダーシャを威嚇する。全身の毛を逆立てても、アデーラに抱っこされていて涙目で洟も垂れていて、可愛いだけなのだが、レオシュはそれでダーシャが怖がると思っているようだ。
「私がレオシュを嫌ったかと思ったみたいだよ。こんなに大好きなのに」
「だいすち?」
「うん、大好きだよ」
涙と洟を拭いてやると、レオシュは鼻の穴を膨らませて誇らし気な顔をしている。そのふっくらとしたほっぺたを指で突いたりするから、レオシュがダーシャに敵対するのだとダーシャは理解していない。
「ブランカ母さんが使い魔を飛ばしてきて、エリシュカ母さんが帰って来たって言ってる。今日は一緒に母さんたちの家に行かない?」
「それなら、今日の仕事はやめて母さんたちの家に行きましょう」
ブランカからの言葉を伝えるとダーシャはあっさりと行き先を変える。腰のポーチにレオシュの着替えを入れて、アデーラはブランカとエリシュカの家に向かった。
抱っこされているレオシュはブランカには懐いていたようなので、ブランカの家に行くことに抵抗はしなかった。ブランカとエリシュカの家の入口に大きな乗り物が置いてある。それを見たレオシュの水色のお目目が輝く。
「おっちー! かっくいー!」
「エリシュカ母さんの魔法駆動二輪だね」
大型の魔法駆動二輪車に乗っているエリシュカは、それでどこまでも移動していく。異国の王宮へも魔法駆動二輪車で飛んで行っているのだろう。
「可愛い声が聞こえたね。噂のアデーラの子どもかい?」
「エリシュカ母さん、お帰りなさい」
家から出てきたのはダーシャによく似た褐色の肌に豊かな金色の髪の女性だった。男性のようなパンツ姿だが、その体付きがしっかりと胸と腰が強調されているのがよく分かる。
「可愛いホワイトタイガーの子どもだね」
「にゃーにゃよ!」
「エリシュカ母さん、この子は子猫なんだ」
「にゃーにゃ! ふしゃあああああ!」
虎だと言われると心外なのか毛を逆立ててエリシュカを威嚇するレオシュに、エリシュカは紫色の目を細めてレオシュを撫でる。
「子猫ちゃんだったのかい。それはすまなかったね」
「みゃー!」
撫でられて認められればそれでいいようで、レオシュは大人しく可愛い鳴き声を上げていた。
「あえ! あえ!」
「これに乗ってみたいのかい? ほら、おいで」
アデーラ以外の抱っこを拒むレオシュだが、魔法駆動二輪車には乗ってみたいようで、エリシュカに抱っこされた。抱っこされたまま魔法駆動二輪車に跨らせてもらって、レオシュが興奮している。
「しゅごーい! かっちょいー!」
「大きくなったら、子猫ちゃんにも一台作らせようか?」
「れーの? ほちー!」
「約束だよ。あんたがこれに乗れるような年になったら、一台作らせる。アデーラを後ろに乗せて遠出すればいいよ」
魔法駆動二輪車は魔法と科学が発達しているエリシュカの仕えている国でも要人しか手に入れることができない乗り物だ。それをエリシュカは将来レオシュに一台作らせると言っている。
大きくなったら魔法駆動二輪車がもらえると分かっているレオシュはすっかりとエリシュカに懐いてしまったようだった。
「外で遊んでないで家に入って来なさい。エリシュカのお土産がすごいのよ」
ブランカに声をかけられて、アデーラは魔法駆動二輪車に未練のあるレオシュを抱き上げて家の中に入った。家の中からは果物の爽やかな香りがしていて、テーブルに幾つも箱が置いてある。テーブルを取り囲んでいるのは、アデーラの姉のアンジェラと、ダーシャの姉のディアナとその子どもたちだった。
魔女は生涯に一人の子どもも生まない者もいれば、何十人も子どもを産むものもいる。ブランカとエリシュカはお互いに三人ずつ子どもを産むことを考えていて、将来設計も同じだったのでパートナーになったのだった。
「アネタとエディタは忙しくて今日は来られないから、明日来るって言ってたわ」
「二人とも子どもが生まれたばかりだから、すぐには動けないのよ」
同じ家で育った魔女同士がパートナーになることが多いように、アンジェラとディアナもパートナーになっていた。生まれた娘たちはアンジェラの娘が年上で10歳くらいで、ディアナの娘が年下で5歳くらいだった。アデーラとダーシャにとっては姪になるアンジェラの娘とディアナの娘がじっとレオシュを見詰めている。
「私、ブラジェナ、11歳よ!」
「わたし、エステル。いつつ!」
アンジェラの娘のブラジェナと、ダーシャの娘のエステルに挨拶されて、アデーラもレオシュを紹介する。
「この子はレオシュだよ。私の子どものようなものかな」
「それじゃ、私たちの妹ね!」
「いもうと!」
「いや、妹じゃなくて従弟なんだ」
弟という単語にブラジェナもエステルもピンと来ていないようだった。ブランカ似の赤い目を丸くするブラジェナと、エリシュカ似の紫の目を丸くするエステル。
「外の世界には男性がいるっていう話をしているでしょう? アデーラも男性よ」
「その子は男の子なのよ」
母親のアンジェラとディアナに説明されて、ブラジェナとエステルは興味を盛ったようだった。レオシュに近付いて抱っこしようと手を差し伸べて来る。
「アデーラ叔父様、その子を抱っこさせて」
「落とさないかな?」
「私、エステルが生まれたときから抱っこさせてもらってるから平気よ」
ブラジェナの方ならば平気かもしれないとアデーラがレオシュを渡すと、レオシュが驚いて全身の毛を逆立てている。爪が若干出てしまっているのか、ブラジェナのシャツに刺さっていた。
「痛い痛い! 爪は仕舞うのよ!」
「みゃー! まっま!」
「この子、オムツが濡れてない? 私、替えられるわ! 近所の子のオムツも替えてあげてるの」
自信満々のブラジェナに託してもいいものかアデーラが悩んでいると、アンジェラに手を合わせられる。
「ごめんなさいね、この子、なんでもやりたがって」
「わたしもするー!」
「エステルは無理よ」
「むりじゃないー!」
ディアナの娘のエステルもやりたがっているようだが、お人形遊びとは違うのでアデーラは任せたいとは思わなかった。
「私が替えるから大丈夫だよ。レオシュおいで」
「まっま!」
飛び付いてきたレオシュは怖かったのかぷるぷると震えている。オムツカバーを開けて交換するときに、ブラジェナとエステルは二人して覗き込んでいた。
「足の間に何かあるー!」
「ママ、このこ、なにかはえてるよ!」
「その子は男の子だからよ」
「おちんちんがあるのは普通なの」
「おちんちん!」
「おちんちんがあった!」
大声で言うブラジェナとエステルにアデーラが苦笑していると、オムツを替え終わったレオシュが自分の股間を小さなお手手でポムポムと叩いて呟く。
「おちんちん……」
「あー!? レオシュが覚えちゃった!?」
頭を抱えるアデーラをダーシャとディアナとアンジェラが苦笑して見つめていた。
アデーラの母親のブランカとパートナーのエリシュカは同時期に出産した。同じ家で育った魔女同士は幼馴染として育てられて、ときに姉妹のようになったり、パートナーになったりする。
エリシュカの娘はダーシャだった。
朝ご飯の後にうんちをしたレオシュのお尻をバスルームで洗っていると、窓に小さな白い鳥が止まった。白い鳥は窓ガラスを突いて中に入れろと主張してくる。レオシュにオムツをはかせて、服も着せてからアデーラが白い小鳥を部屋に入れて、小さな魔法石の粒を食べさせると、白い小鳥は満足そうにして鳴いた。
『エリシュカが帰ってきているわ。ダーシャと一緒にお土産をもらいにいらっしゃい』
異国の王宮で務めているエリシュカは時々しか魔女の森に帰って来れない。白い小鳥を撫でて窓から出すと、レオシュの水色の目がぎらりと輝いていた。
「ぴよぴよー!」
「あれは捕まえてはいけない鳥だよ。ブランカ母さんの使い魔だ」
「めーの?」
猫の性分なのだろう、小動物を見ると捕まえたくなってしまうレオシュ。庭に散歩に連れて行くと俊敏な動きで小鳥や虫を捕まえて、口に咥えて来るのでアデーラは困っていた。
「命を簡単に奪ってはいけないんだよ」
「め? まっま、れー、ちやい?」
怒って自分を嫌いになったのかと水色の目に涙を溜めるレオシュに、アデーラはその小さな体を抱き上げる。抱っこされてレオシュはごしごしとアデーラのシャツで涙を拭いている。
「レオシュは泣いてるの? 服を着るのが嫌だったの?」
「ちやうー! ふしゃあああああ!」
街に行く前に朝ご飯でアデーラの家に寄っていたダーシャが声をかけると、レオシュはダーシャを威嚇する。全身の毛を逆立てても、アデーラに抱っこされていて涙目で洟も垂れていて、可愛いだけなのだが、レオシュはそれでダーシャが怖がると思っているようだ。
「私がレオシュを嫌ったかと思ったみたいだよ。こんなに大好きなのに」
「だいすち?」
「うん、大好きだよ」
涙と洟を拭いてやると、レオシュは鼻の穴を膨らませて誇らし気な顔をしている。そのふっくらとしたほっぺたを指で突いたりするから、レオシュがダーシャに敵対するのだとダーシャは理解していない。
「ブランカ母さんが使い魔を飛ばしてきて、エリシュカ母さんが帰って来たって言ってる。今日は一緒に母さんたちの家に行かない?」
「それなら、今日の仕事はやめて母さんたちの家に行きましょう」
ブランカからの言葉を伝えるとダーシャはあっさりと行き先を変える。腰のポーチにレオシュの着替えを入れて、アデーラはブランカとエリシュカの家に向かった。
抱っこされているレオシュはブランカには懐いていたようなので、ブランカの家に行くことに抵抗はしなかった。ブランカとエリシュカの家の入口に大きな乗り物が置いてある。それを見たレオシュの水色のお目目が輝く。
「おっちー! かっくいー!」
「エリシュカ母さんの魔法駆動二輪だね」
大型の魔法駆動二輪車に乗っているエリシュカは、それでどこまでも移動していく。異国の王宮へも魔法駆動二輪車で飛んで行っているのだろう。
「可愛い声が聞こえたね。噂のアデーラの子どもかい?」
「エリシュカ母さん、お帰りなさい」
家から出てきたのはダーシャによく似た褐色の肌に豊かな金色の髪の女性だった。男性のようなパンツ姿だが、その体付きがしっかりと胸と腰が強調されているのがよく分かる。
「可愛いホワイトタイガーの子どもだね」
「にゃーにゃよ!」
「エリシュカ母さん、この子は子猫なんだ」
「にゃーにゃ! ふしゃあああああ!」
虎だと言われると心外なのか毛を逆立ててエリシュカを威嚇するレオシュに、エリシュカは紫色の目を細めてレオシュを撫でる。
「子猫ちゃんだったのかい。それはすまなかったね」
「みゃー!」
撫でられて認められればそれでいいようで、レオシュは大人しく可愛い鳴き声を上げていた。
「あえ! あえ!」
「これに乗ってみたいのかい? ほら、おいで」
アデーラ以外の抱っこを拒むレオシュだが、魔法駆動二輪車には乗ってみたいようで、エリシュカに抱っこされた。抱っこされたまま魔法駆動二輪車に跨らせてもらって、レオシュが興奮している。
「しゅごーい! かっちょいー!」
「大きくなったら、子猫ちゃんにも一台作らせようか?」
「れーの? ほちー!」
「約束だよ。あんたがこれに乗れるような年になったら、一台作らせる。アデーラを後ろに乗せて遠出すればいいよ」
魔法駆動二輪車は魔法と科学が発達しているエリシュカの仕えている国でも要人しか手に入れることができない乗り物だ。それをエリシュカは将来レオシュに一台作らせると言っている。
大きくなったら魔法駆動二輪車がもらえると分かっているレオシュはすっかりとエリシュカに懐いてしまったようだった。
「外で遊んでないで家に入って来なさい。エリシュカのお土産がすごいのよ」
ブランカに声をかけられて、アデーラは魔法駆動二輪車に未練のあるレオシュを抱き上げて家の中に入った。家の中からは果物の爽やかな香りがしていて、テーブルに幾つも箱が置いてある。テーブルを取り囲んでいるのは、アデーラの姉のアンジェラと、ダーシャの姉のディアナとその子どもたちだった。
魔女は生涯に一人の子どもも生まない者もいれば、何十人も子どもを産むものもいる。ブランカとエリシュカはお互いに三人ずつ子どもを産むことを考えていて、将来設計も同じだったのでパートナーになったのだった。
「アネタとエディタは忙しくて今日は来られないから、明日来るって言ってたわ」
「二人とも子どもが生まれたばかりだから、すぐには動けないのよ」
同じ家で育った魔女同士がパートナーになることが多いように、アンジェラとディアナもパートナーになっていた。生まれた娘たちはアンジェラの娘が年上で10歳くらいで、ディアナの娘が年下で5歳くらいだった。アデーラとダーシャにとっては姪になるアンジェラの娘とディアナの娘がじっとレオシュを見詰めている。
「私、ブラジェナ、11歳よ!」
「わたし、エステル。いつつ!」
アンジェラの娘のブラジェナと、ダーシャの娘のエステルに挨拶されて、アデーラもレオシュを紹介する。
「この子はレオシュだよ。私の子どものようなものかな」
「それじゃ、私たちの妹ね!」
「いもうと!」
「いや、妹じゃなくて従弟なんだ」
弟という単語にブラジェナもエステルもピンと来ていないようだった。ブランカ似の赤い目を丸くするブラジェナと、エリシュカ似の紫の目を丸くするエステル。
「外の世界には男性がいるっていう話をしているでしょう? アデーラも男性よ」
「その子は男の子なのよ」
母親のアンジェラとディアナに説明されて、ブラジェナとエステルは興味を盛ったようだった。レオシュに近付いて抱っこしようと手を差し伸べて来る。
「アデーラ叔父様、その子を抱っこさせて」
「落とさないかな?」
「私、エステルが生まれたときから抱っこさせてもらってるから平気よ」
ブラジェナの方ならば平気かもしれないとアデーラがレオシュを渡すと、レオシュが驚いて全身の毛を逆立てている。爪が若干出てしまっているのか、ブラジェナのシャツに刺さっていた。
「痛い痛い! 爪は仕舞うのよ!」
「みゃー! まっま!」
「この子、オムツが濡れてない? 私、替えられるわ! 近所の子のオムツも替えてあげてるの」
自信満々のブラジェナに託してもいいものかアデーラが悩んでいると、アンジェラに手を合わせられる。
「ごめんなさいね、この子、なんでもやりたがって」
「わたしもするー!」
「エステルは無理よ」
「むりじゃないー!」
ディアナの娘のエステルもやりたがっているようだが、お人形遊びとは違うのでアデーラは任せたいとは思わなかった。
「私が替えるから大丈夫だよ。レオシュおいで」
「まっま!」
飛び付いてきたレオシュは怖かったのかぷるぷると震えている。オムツカバーを開けて交換するときに、ブラジェナとエステルは二人して覗き込んでいた。
「足の間に何かあるー!」
「ママ、このこ、なにかはえてるよ!」
「その子は男の子だからよ」
「おちんちんがあるのは普通なの」
「おちんちん!」
「おちんちんがあった!」
大声で言うブラジェナとエステルにアデーラが苦笑していると、オムツを替え終わったレオシュが自分の股間を小さなお手手でポムポムと叩いて呟く。
「おちんちん……」
「あー!? レオシュが覚えちゃった!?」
頭を抱えるアデーラをダーシャとディアナとアンジェラが苦笑して見つめていた。
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