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訳ありメイド①
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「日銭は稼いだ。少ないけど今日はとりあえずこれで何とかしよう」
料金の安いギルド提携の宿も考えたが、まだ冒険者として登録もしていないので、他の宿をキョロキョロ探しながら歩いていると、
「何探してるしてるニャー?」
と声をかけてきた猫人族の女の子。宿探してると言ったら
「ウチ宿屋もやってるからに泊まるがいいにゃー。ミーニャについてくるニャー」
と案内もしてもらえた。とても可愛かった。くねくね動く尻尾もとても可愛かった。
案内された宿は猫目亭といい、夫婦で営んでいるらしい。まだ昼ということもあり、自分以外の客はいない。
ミーニャはそこの看板娘で、マスターは人を5,6人ぐらいはやってるじゃねーかという感じの強面だがとてもフレンドリーだった。
「マスター。お客さん連れて来たニャー。主人がいない訳ありメイドさんニャー」
「おう、ずいぶん珍しいお客さんだな。ここのマスターをしてるジーンだ。何か事情がありそうだが好きなだけ泊まっていくといい。うちは1泊3500メルク。食事は朝と夜。1階の食堂でも、部屋で食べてもらっても構わない。夜はお湯のサービスもあるぞ。あとは、必要なら弁当も用意できる。これは別料金だがな。何泊する?」
「とりあえず2泊で」
(てか手持ち的にこれが限界)
「まいど! 何か困ったことがあればミーニャに聞いてくれ。ミーニャ部屋に案内してやってくれ」
「りょーかいニャー! こっちこっちニャー」
通された部屋は普通の部屋なのだろう。今まで大きな部屋での生活が長かったせいで凄く狭く感じる。ベッドとイス、テーブルだけがあるだけだがこんなものだろう。
「外出するときは部屋の鍵をミーニャかマスターに渡してニャー。チップはいつでもミーニャが喜ぶのでたくさんおねがいニャ!」
「わかった。でも今日はまだ待ってお願い」
「りょーかいにゃー……」
耳と尻尾が下がるのも可愛い。いっぱい稼いだらいっぱいチップあげるから待っててほしい。
部屋で1人になり状況整理する。
持ち金は2000メルク。買い取ってもらえそうなホーンラビットはあと24匹。金にして36000メルク程度。これらを元手にして冒険者の装備と冒険者としての確固たる地位を築くしかない。今日はまだ時間があるのでホーンラビットを買い取ってもらうべく再びギルドに突撃する決心をした。
「おい、あれさっきのメイド服の奴じゃねーか。また来てんぞ」
「マジだ。お使いか?」
「まだチビだが可愛いじゃねーか」
「お前ガキに手出すのか、やめとけ、やめとけ。主人がどこのどいつか知らねーけどバレると面倒だぞ」
やっぱり目立つか。こっちだってメイド服かドレス服しか無いんだ。消去法的にコチラを着るしかなかろと。
視線を浴びながら受付に立つ。
「また買取お願いします。ホーンラビットです」
「あ、はい。何匹になりますか?」
「24匹です」
「24匹!!? 失礼ですが、それどちらで捕まえましたか?」
「ナタの森ですけど」
ナタの森と聞いた途端受付嬢の顔が曇る。
「少々お待ちください」
そういうと受付嬢が奥へと消えて行ってしまった。。しばらくすると奥から受付嬢に腕を引っ張られ出てくるおっさんが1人出てくる。それを見ていた周りの者達の視線も集まる。
「マスターこの子です。先ほど買い取ったラビットも現在モンスターがいないナタの森で捕獲したと言う可能性があります。それに何もないところから取り出していたのでアイテムボックス持ちかと」
「わかった、わかった、俺から聞いてみるから」
こちらに聞こえる声ではヒソヒソ話とは呼べない。
「ケーナといったかな? ここのギルドマスターのヘッケンだ。どこの御屋敷の使いかな」
「いいえ、どこの使いでもありません。訳ありメイドです」
「ん? 以前どこかで会ったことは?」
「初めましてですけど……」
エーナと会ったことでもあるのだろうか。じっと見つめられる。
「そうか……君も大変だな、御屋敷を追い出されたのか。もしかして先ほど買い取ったホーンラビットは前働いていたところから盗んだのかな」
「いいえ、全てのホーンラビットはナタの森で捕まえました」
「……そうか。ナタの森で。いつ捕まえた?」
「えーっと三日前になるかもしれません」
「んー。先ほど買い取ったホーンラビットを拝見したんだが、血抜きされていなかったがまるで捕らえたばかりのような鮮度をしていた。3日も鮮度を保つ魔法でも使ったのかね?」
「スキルと魔法を少々」
「……分かった」
ヘッケンは受付嬢を呼び、全て買い取るよう指示した。ちょっと驚いていたが納得はしていたようだ。
「それで買取を希望している24匹のホーンラビットはどこにあるのかね」
「今出しますね」
空間収納から取り出されるホーンラビット。どれも死にたてぴちぴちの鮮度を保つ上物だ。
周りで見ていた者達からもどよめきがおき、そして不思議がられた。
「本当にアイテムボックス持ちとは。君を解雇した主人の気が知れないな」
「あはは、はぁ」
うやむやにしたい時は笑ってごまかすのがいいって姉様ズが言っていた。
それに愛想笑いは真偽判定のスキルや魔道具に引っかからないらしく、ヘッケンの会話で異様な間があったので警戒したのだ。
一応ホーンラビットを査定するらしいので空いた時間にギルドに登録も済ませておく。身分証代わりになるのに偽名でも登録出来るのはありがたい。
時間がかかったがホーンラビットは全て上限で買い取ってくれることになり、36000メルクを握りしめギルドを飛び出した。
正直あんなに注目されると今後の活動がやりづらい。それに、もしエーナの顔見知りがいたら面倒なことになりかねない。
(お面でもつけようかな)
ギルドを出た後、身なりをどうにかしようと思い手ごろな防具を探してみた。
しかし私の体に合いそうな防具どこにもない。私の小さい背丈となると既製品は無くオーダーメイドになるそうだ。それだと値段も跳ね上がる。36000メルク程度では手も足も出なかった。
猫目亭に戻る頃には暗くなっていた。お腹も減って宿の食堂で出る料理が楽しみになっていた。
着くとミーニャが出迎えてくれてマスターの奥さんであるアテシアさんを紹介してくれた。マスターに劣らずワイルドな女性だ。
「は、初めましてケーナです」
「あんたが噂の訳ありメイドかい、ずいぶん若いじゃないか、おまけに可愛い。あたしの若いころにそっくりだよ」
「そーかニャ?」
「冒険者になったんだって、うちの常連がさっき噂してたからね」
「ずいぶん耳が早いですね」
ギルドで登録したのは今日なのにも関わらずもうここまで噂になっている。私の知らない噂を広げる魔法でもあるのだろうか。
「面白い話題が少ないから、ケーナみたいのは恰好の肴ってわけさ。とわいえ、メイド服で戦うわけじゃないだろう?」
「さすがにこのままではダメだと思って防具を探したのですけど、売ってなくて」
「そうだろうよ。あ、よかったらあたしのお古あげるけど、どうだい?」
「え、アテシアさん冒険者だったんですか?」
「冒険者じゃないよ。今も現役の狩人さ。料理に使う肉なんかは全部が捕ってきたもんだよ。凄いもんだろ?」
(狩りもできて、優しい、これは惚れる!)
「だけど料理は全然ダメダメだニャー」
(料理は下手なのか……)
「ったく、ミーニャいつまでサボってるんだい。さっさと働きな!!」
「怒った!怒ったニャー」
「いつまでもあんなんだから。娘みたいに思って育てたから甘さがあるんだろうね」
「雇ってるわけじゃないんですね」
「まぁね、あたしと旦那の間に子供ができなくてね。悩んでた時、森で迷子のミーニャを拾ったのさ。迷子っていっても口減らしだろうけど。たぶん本人も小さいながらにして置かれた立場を理解してたんだろうに。故郷に戻りたいなんて一度も言ったことすらない。それからわたし達が親代わりさ」
「ミーニャにとっては猫目亭が一番の家ですよ。だってここに連れて来てくれるまでたくさん自慢されましたし」
「そーかい、それだと嬉しいね。で、装備の話なんだが貰ってくれるかい?」
「もちろんこちらがお願いしたいぐらいです。おいくらぐらいになりますか」
「金はいーんだよ。それより、1つ聞いてほしい事があってね」
「なんでしょうか」
「見たところ、ケーナは獣人族に抵抗が無いみたいだね」
「そうですね。特に思ったことは無いですね。むしろミーニャは可愛いですし」
「あつは人懐っこいけど、町の同じぐらいの年の子から敬遠されがちでね……、種族が違うってだけなんだけど。だからさ、ミーニャと仲良くしてやってほしい」
「安心してください、もうとっくに仲良しですよ」
「フハハッ こいつは余計なお世話だったか。明日の朝に一式持ってくるからここで待ってな」
「ありがとうございます!」
血が繋がらなくても母が娘を心配するのはこちらも一緒なんだなと、それにミーニャがアテシアさんに拾ってもらえて本当によかったと思った。
料金の安いギルド提携の宿も考えたが、まだ冒険者として登録もしていないので、他の宿をキョロキョロ探しながら歩いていると、
「何探してるしてるニャー?」
と声をかけてきた猫人族の女の子。宿探してると言ったら
「ウチ宿屋もやってるからに泊まるがいいにゃー。ミーニャについてくるニャー」
と案内もしてもらえた。とても可愛かった。くねくね動く尻尾もとても可愛かった。
案内された宿は猫目亭といい、夫婦で営んでいるらしい。まだ昼ということもあり、自分以外の客はいない。
ミーニャはそこの看板娘で、マスターは人を5,6人ぐらいはやってるじゃねーかという感じの強面だがとてもフレンドリーだった。
「マスター。お客さん連れて来たニャー。主人がいない訳ありメイドさんニャー」
「おう、ずいぶん珍しいお客さんだな。ここのマスターをしてるジーンだ。何か事情がありそうだが好きなだけ泊まっていくといい。うちは1泊3500メルク。食事は朝と夜。1階の食堂でも、部屋で食べてもらっても構わない。夜はお湯のサービスもあるぞ。あとは、必要なら弁当も用意できる。これは別料金だがな。何泊する?」
「とりあえず2泊で」
(てか手持ち的にこれが限界)
「まいど! 何か困ったことがあればミーニャに聞いてくれ。ミーニャ部屋に案内してやってくれ」
「りょーかいニャー! こっちこっちニャー」
通された部屋は普通の部屋なのだろう。今まで大きな部屋での生活が長かったせいで凄く狭く感じる。ベッドとイス、テーブルだけがあるだけだがこんなものだろう。
「外出するときは部屋の鍵をミーニャかマスターに渡してニャー。チップはいつでもミーニャが喜ぶのでたくさんおねがいニャ!」
「わかった。でも今日はまだ待ってお願い」
「りょーかいにゃー……」
耳と尻尾が下がるのも可愛い。いっぱい稼いだらいっぱいチップあげるから待っててほしい。
部屋で1人になり状況整理する。
持ち金は2000メルク。買い取ってもらえそうなホーンラビットはあと24匹。金にして36000メルク程度。これらを元手にして冒険者の装備と冒険者としての確固たる地位を築くしかない。今日はまだ時間があるのでホーンラビットを買い取ってもらうべく再びギルドに突撃する決心をした。
「おい、あれさっきのメイド服の奴じゃねーか。また来てんぞ」
「マジだ。お使いか?」
「まだチビだが可愛いじゃねーか」
「お前ガキに手出すのか、やめとけ、やめとけ。主人がどこのどいつか知らねーけどバレると面倒だぞ」
やっぱり目立つか。こっちだってメイド服かドレス服しか無いんだ。消去法的にコチラを着るしかなかろと。
視線を浴びながら受付に立つ。
「また買取お願いします。ホーンラビットです」
「あ、はい。何匹になりますか?」
「24匹です」
「24匹!!? 失礼ですが、それどちらで捕まえましたか?」
「ナタの森ですけど」
ナタの森と聞いた途端受付嬢の顔が曇る。
「少々お待ちください」
そういうと受付嬢が奥へと消えて行ってしまった。。しばらくすると奥から受付嬢に腕を引っ張られ出てくるおっさんが1人出てくる。それを見ていた周りの者達の視線も集まる。
「マスターこの子です。先ほど買い取ったラビットも現在モンスターがいないナタの森で捕獲したと言う可能性があります。それに何もないところから取り出していたのでアイテムボックス持ちかと」
「わかった、わかった、俺から聞いてみるから」
こちらに聞こえる声ではヒソヒソ話とは呼べない。
「ケーナといったかな? ここのギルドマスターのヘッケンだ。どこの御屋敷の使いかな」
「いいえ、どこの使いでもありません。訳ありメイドです」
「ん? 以前どこかで会ったことは?」
「初めましてですけど……」
エーナと会ったことでもあるのだろうか。じっと見つめられる。
「そうか……君も大変だな、御屋敷を追い出されたのか。もしかして先ほど買い取ったホーンラビットは前働いていたところから盗んだのかな」
「いいえ、全てのホーンラビットはナタの森で捕まえました」
「……そうか。ナタの森で。いつ捕まえた?」
「えーっと三日前になるかもしれません」
「んー。先ほど買い取ったホーンラビットを拝見したんだが、血抜きされていなかったがまるで捕らえたばかりのような鮮度をしていた。3日も鮮度を保つ魔法でも使ったのかね?」
「スキルと魔法を少々」
「……分かった」
ヘッケンは受付嬢を呼び、全て買い取るよう指示した。ちょっと驚いていたが納得はしていたようだ。
「それで買取を希望している24匹のホーンラビットはどこにあるのかね」
「今出しますね」
空間収納から取り出されるホーンラビット。どれも死にたてぴちぴちの鮮度を保つ上物だ。
周りで見ていた者達からもどよめきがおき、そして不思議がられた。
「本当にアイテムボックス持ちとは。君を解雇した主人の気が知れないな」
「あはは、はぁ」
うやむやにしたい時は笑ってごまかすのがいいって姉様ズが言っていた。
それに愛想笑いは真偽判定のスキルや魔道具に引っかからないらしく、ヘッケンの会話で異様な間があったので警戒したのだ。
一応ホーンラビットを査定するらしいので空いた時間にギルドに登録も済ませておく。身分証代わりになるのに偽名でも登録出来るのはありがたい。
時間がかかったがホーンラビットは全て上限で買い取ってくれることになり、36000メルクを握りしめギルドを飛び出した。
正直あんなに注目されると今後の活動がやりづらい。それに、もしエーナの顔見知りがいたら面倒なことになりかねない。
(お面でもつけようかな)
ギルドを出た後、身なりをどうにかしようと思い手ごろな防具を探してみた。
しかし私の体に合いそうな防具どこにもない。私の小さい背丈となると既製品は無くオーダーメイドになるそうだ。それだと値段も跳ね上がる。36000メルク程度では手も足も出なかった。
猫目亭に戻る頃には暗くなっていた。お腹も減って宿の食堂で出る料理が楽しみになっていた。
着くとミーニャが出迎えてくれてマスターの奥さんであるアテシアさんを紹介してくれた。マスターに劣らずワイルドな女性だ。
「は、初めましてケーナです」
「あんたが噂の訳ありメイドかい、ずいぶん若いじゃないか、おまけに可愛い。あたしの若いころにそっくりだよ」
「そーかニャ?」
「冒険者になったんだって、うちの常連がさっき噂してたからね」
「ずいぶん耳が早いですね」
ギルドで登録したのは今日なのにも関わらずもうここまで噂になっている。私の知らない噂を広げる魔法でもあるのだろうか。
「面白い話題が少ないから、ケーナみたいのは恰好の肴ってわけさ。とわいえ、メイド服で戦うわけじゃないだろう?」
「さすがにこのままではダメだと思って防具を探したのですけど、売ってなくて」
「そうだろうよ。あ、よかったらあたしのお古あげるけど、どうだい?」
「え、アテシアさん冒険者だったんですか?」
「冒険者じゃないよ。今も現役の狩人さ。料理に使う肉なんかは全部が捕ってきたもんだよ。凄いもんだろ?」
(狩りもできて、優しい、これは惚れる!)
「だけど料理は全然ダメダメだニャー」
(料理は下手なのか……)
「ったく、ミーニャいつまでサボってるんだい。さっさと働きな!!」
「怒った!怒ったニャー」
「いつまでもあんなんだから。娘みたいに思って育てたから甘さがあるんだろうね」
「雇ってるわけじゃないんですね」
「まぁね、あたしと旦那の間に子供ができなくてね。悩んでた時、森で迷子のミーニャを拾ったのさ。迷子っていっても口減らしだろうけど。たぶん本人も小さいながらにして置かれた立場を理解してたんだろうに。故郷に戻りたいなんて一度も言ったことすらない。それからわたし達が親代わりさ」
「ミーニャにとっては猫目亭が一番の家ですよ。だってここに連れて来てくれるまでたくさん自慢されましたし」
「そーかい、それだと嬉しいね。で、装備の話なんだが貰ってくれるかい?」
「もちろんこちらがお願いしたいぐらいです。おいくらぐらいになりますか」
「金はいーんだよ。それより、1つ聞いてほしい事があってね」
「なんでしょうか」
「見たところ、ケーナは獣人族に抵抗が無いみたいだね」
「そうですね。特に思ったことは無いですね。むしろミーニャは可愛いですし」
「あつは人懐っこいけど、町の同じぐらいの年の子から敬遠されがちでね……、種族が違うってだけなんだけど。だからさ、ミーニャと仲良くしてやってほしい」
「安心してください、もうとっくに仲良しですよ」
「フハハッ こいつは余計なお世話だったか。明日の朝に一式持ってくるからここで待ってな」
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