76 / 101
天使のホワイトデー 後編
天使のホワイトデー ⑦
しおりを挟む
♢16♢
今起きたことを順に説明しよう。
俺の中でも目の前で起きたことをしっかり、1回きちんと整理するためにも必要だからだ。
「……」
まず、お姫様がミカと手を繋いだ。遺恨のある天使と悪魔。その両陣営の姫が友好の握手した。
とはいえ、普段からそんなに仲悪いわけではないので、俺からしたら特に特別なことは思わない。
むしろ仲悪いどころか仲良しだし。お互いツンデレなだけだし。
「…………」
しかし、この様子を初めて見た異世界の人たちにとっては衝撃的だっただろう。
実際にアマテラスからの映像では、ビックリしている人が多いのが証拠だ。
例えるなら、軍事的緊張が高まっている国同士のトップが握手したくらいの衝撃はあるだろう。パフォーマンスだとしてもビックリするだろう。
まあ、んな例えはどうでもいいんだ。
「………………」
問題は次からだ。手を握られたミカは顔を真っ赤にし、何故だか自己紹介をし、ようやくの謝罪を口にして、どうしてだかお姫様に抱きついた。
この行動をあの天使ちゃん的に理解しようとすると、感極まった。ツンデレを隠したかった。チャンスと思った。などの理由が考えられるが、おそらく違うんじゃないかと思う。
「………………こ……」
『『こ?』』
何故なら彼女は、『それから……──好きです! 大好き!』と言ってるからだ。これはアレだね。アレ。4文字のやつだね。
「こ、告ったーーーー?! 何をとち狂ったのか知らないが、あの子告ったよ! どういうつもりなんだよ。これ、大々的に放送されてるけど!? 予定にまったくないんだけど!」
急に告白するとか、あのポンコツ天使は何を考えているんだ。
お姫様を好きなのは知ってたけども! 今じゃなくない? 気持ちを伝えるにしてもこの場面じゃなくない? ──いや、それよりも何よりもどうすんだよこれ! 放送事故じゃん!
『アマテラスもご主人様が好きだよ?』
「──お前は黙ってろ! CMだ。CMを入れて仕切り直すんだ! ミカを画面から消して、お詫びコメントをしなくては、──あれっ?」
『そっちじゃないよ? それは拡声器のボタンだよ。そっちも違うよ。ご主人様、少し取り乱しすぎだよ。落ち着きなよ。お姉様はまだOKしてないから』
「──んな話をしてんじゃねーんだよ! 7歳は黙ってなさい!」
冷静なら1回でできるであろう操作もできない! ワンタッチでできるはずなのに!
アマテラスに指摘されたように、俺は取り乱しているというのか。そんにゃバカにゃ……。
『アマテラスの言う通りです。落ち着きなさい。ミカエラに先を越されたからと悲観しない。告白のチャンスは貴方にもありますよ』
「──な、何を勘違いしていらっしゃるのか分かりませんが、ガブリエルさんがおっしゃるようなことはありません。とんだ言いがかりですわ!」
『なら、尚のこと問題ないのではないですか? 何とも思っていない相手なら、告白されたくらいで貴方が狼狽える必要もないですよね?』
「その通り。ぜんっぜんっ狼狽えてなんていませんとも! むしろミカを応援してあげたいくらいですとも!」
『貴方も本当に素直ではないですね』
なんかすっげーーっ、ガブリエルさんが楽しそう。
こないだお姫様にも嬉しそうだったりと、この人の感覚がよく分からない。
そんなに笑うようなとこではないと思う。むしろ慌てふためく場面だと思う!
『それにミカエラはどうであれ、ルシアさんは違うようですよ。さて、ここが貴方が選択するところ。貴方の真価が問われる場面です。どうするのですか? プロデューサーさん』
……この放送事故でしかない状態で、カメラを止めるなと。そう言うんだろうか?
普通はCMが入って、そのCM開けには問題の人物はぬいぐるみに差し替えられているのが普通だと思う。しかし、そうではないと言うのか?
『アマテラスが教えて──』
『余計なことは言わない! 彼が選ぶのです。まあ、この程度で退くような者に、世界など変えられませんがね』
俺の狼狽えに対して俺以外の大勢は、起こった出来事を食い入るように見ている。
そこには色々な感情があるだろうが、これを放送事故と思っているのは俺だけなのかもしれない。
異世界では全てが初めてなんだから。
『……マスター、それはいいの? 教えてない? それが良くてアマテラスの言おうとしたことはダメ──、やめて、くすぐらないで! あはははっ──、やめてーーっ』
『それが余計なことだと言うんです』
もしかするとガブリエルさんには未来でも見えているんだろうか? 割り込んできたタイミングも絶妙だったしな。未来か……。
俺にそんなものはまったく見えないが、これから起きる事なら分かる。まず間違いなくそうなるだろう。
そうすると俺が取るべき行動は──。
「──二クス、用意しろ! すぐに出番になるぞ。このまま行くからな。カメラは止めない!」
「このままですか? 一度、仕切り直すべきだと思いますが」
「いいんだよ。生放送にハプニングはつきものだ。それに、失敗した場合も反省文で済む」
流れを切らずにいく。CMは使わない!
えらーい天使の方たちには申し訳ないとも思わなくもないが……別に思わないかもしれない。
あんなモブキャラたちなど後回しで十分だし。
『……はぁ、はぁ……今、ご主人様。生って言った? 生でするのは危ないんだよ? でも、ご主人様がどうしてもしたいならアマテラスはいいよ……』
「──お前は手伝わないなら帰れ!」
※
さて、何が起きるのか分からない人がいるだろうから、教えてあげよう。
だいたい分かる人も付き合ってほしい。
「ミ、ミカ……いい加減に離して……。苦しいから。あんた力加減がおかしいから!」
「ルシアーーーー!」
だが、あれだ。もう俺がどうこう言うより、見た方が早いかもだ。
彼女たちは外用モードをやめたら──
「──苦しいから離せって言ってんのよ!」
「にゃあーーーーーーーーっ!?」
──こんな感じだ。俺、知ってた!
完成に予想通りだった。まったく予想を裏切らない結果だった!
詳しく描写すると、抱きつかれていたお姫様がキレて、力一杯抱きついていたミカをいつぞやのように背負い投げた。
そんで、ミカは羽根を出して空中で停止。
ここまでは前回と同じだが、前とは違っているところもある。お姫様も羽根を出せるというところが前回と違う。
「──何すんのよ、抱きしめ返してよ!」
「はぁ? そもそもなんで抱きつくのよ。ちゃんと打ち合わせした通りにしなさいよ! 本当にバカ!」
「バカって言った! バカって言うヤツがバカなのよ!」
「じゃあ、やっぱりあんたがバカなんじゃない。自分で言ってるわよ。バカって」
しかし、どうしてこうなんだろう。学習しないというか、いつも通りというか。
仲がいいからこうなるのかな? それともツンデレは合わさるとこうなるのかな?
「抱きしめ返してもくれない……。バカって言う……。アタシがこんなに頑張ってるのに……」
「少しくらい頑張ったからって、調子に乗りすぎなんじゃない?」
「……どういう意味よ……」
「さぁ、自分で考えたら? バカじゃないんでしょう?」
あっ、これガチなやつだ。もう2人とも映ってる自覚が無いやつだ。未だにこの映像は流れているのに、ガチな喧嘩が始まるやつだ。
しかし、ガチバトルはやらせない。
そのためのイケメンと俺の思いつき。プロデュースは我が妹だ。
「アマテラス、アングルは任せるから上手く撮れ。隠し撮りではなく番組的に上手くだぞ。ちゃんとやれよ?」
『はーい』
「ち・ゃ・ん・と・や・れ・よ?」
※
「えー、ここでプロデューサーからお知らせです。予定だった終戦宣言は後で改めて誰かにやらせます。で、本題です。ご覧のように姫たち2人は仲良しですが、ツンデレなのでよく揉めます。これからお伝えするのはその解決法。暴力は無くしかし勝ち負けはつく。そんな方法です」
『そんなほうほうがあるなんてー』
「皆さんが知らないのも無理はない。これはここではない世界のモノなのだから。これにより、我らの世界ではもはや暴力的にいき過ぎた争いはない。何故なら、脳筋はもう流行らない! 時代はeスポーツだからです!」
『ご主人様。流石にeスポーツは伝わらないよ。そもそもカードゲームはeスポーツではないよ』
「そうか……じゃあなんて呼ぶの? 商品名は使えなくないか? デュエルでもあやしと思ってるのに」
『とりあえずはデュエルでいいんじゃない? 決闘だし』
「──だって。まずは一度ご覧ください。ルールは分からなくても楽しめるようになっておりますので」
今起きたことを順に説明しよう。
俺の中でも目の前で起きたことをしっかり、1回きちんと整理するためにも必要だからだ。
「……」
まず、お姫様がミカと手を繋いだ。遺恨のある天使と悪魔。その両陣営の姫が友好の握手した。
とはいえ、普段からそんなに仲悪いわけではないので、俺からしたら特に特別なことは思わない。
むしろ仲悪いどころか仲良しだし。お互いツンデレなだけだし。
「…………」
しかし、この様子を初めて見た異世界の人たちにとっては衝撃的だっただろう。
実際にアマテラスからの映像では、ビックリしている人が多いのが証拠だ。
例えるなら、軍事的緊張が高まっている国同士のトップが握手したくらいの衝撃はあるだろう。パフォーマンスだとしてもビックリするだろう。
まあ、んな例えはどうでもいいんだ。
「………………」
問題は次からだ。手を握られたミカは顔を真っ赤にし、何故だか自己紹介をし、ようやくの謝罪を口にして、どうしてだかお姫様に抱きついた。
この行動をあの天使ちゃん的に理解しようとすると、感極まった。ツンデレを隠したかった。チャンスと思った。などの理由が考えられるが、おそらく違うんじゃないかと思う。
「………………こ……」
『『こ?』』
何故なら彼女は、『それから……──好きです! 大好き!』と言ってるからだ。これはアレだね。アレ。4文字のやつだね。
「こ、告ったーーーー?! 何をとち狂ったのか知らないが、あの子告ったよ! どういうつもりなんだよ。これ、大々的に放送されてるけど!? 予定にまったくないんだけど!」
急に告白するとか、あのポンコツ天使は何を考えているんだ。
お姫様を好きなのは知ってたけども! 今じゃなくない? 気持ちを伝えるにしてもこの場面じゃなくない? ──いや、それよりも何よりもどうすんだよこれ! 放送事故じゃん!
『アマテラスもご主人様が好きだよ?』
「──お前は黙ってろ! CMだ。CMを入れて仕切り直すんだ! ミカを画面から消して、お詫びコメントをしなくては、──あれっ?」
『そっちじゃないよ? それは拡声器のボタンだよ。そっちも違うよ。ご主人様、少し取り乱しすぎだよ。落ち着きなよ。お姉様はまだOKしてないから』
「──んな話をしてんじゃねーんだよ! 7歳は黙ってなさい!」
冷静なら1回でできるであろう操作もできない! ワンタッチでできるはずなのに!
アマテラスに指摘されたように、俺は取り乱しているというのか。そんにゃバカにゃ……。
『アマテラスの言う通りです。落ち着きなさい。ミカエラに先を越されたからと悲観しない。告白のチャンスは貴方にもありますよ』
「──な、何を勘違いしていらっしゃるのか分かりませんが、ガブリエルさんがおっしゃるようなことはありません。とんだ言いがかりですわ!」
『なら、尚のこと問題ないのではないですか? 何とも思っていない相手なら、告白されたくらいで貴方が狼狽える必要もないですよね?』
「その通り。ぜんっぜんっ狼狽えてなんていませんとも! むしろミカを応援してあげたいくらいですとも!」
『貴方も本当に素直ではないですね』
なんかすっげーーっ、ガブリエルさんが楽しそう。
こないだお姫様にも嬉しそうだったりと、この人の感覚がよく分からない。
そんなに笑うようなとこではないと思う。むしろ慌てふためく場面だと思う!
『それにミカエラはどうであれ、ルシアさんは違うようですよ。さて、ここが貴方が選択するところ。貴方の真価が問われる場面です。どうするのですか? プロデューサーさん』
……この放送事故でしかない状態で、カメラを止めるなと。そう言うんだろうか?
普通はCMが入って、そのCM開けには問題の人物はぬいぐるみに差し替えられているのが普通だと思う。しかし、そうではないと言うのか?
『アマテラスが教えて──』
『余計なことは言わない! 彼が選ぶのです。まあ、この程度で退くような者に、世界など変えられませんがね』
俺の狼狽えに対して俺以外の大勢は、起こった出来事を食い入るように見ている。
そこには色々な感情があるだろうが、これを放送事故と思っているのは俺だけなのかもしれない。
異世界では全てが初めてなんだから。
『……マスター、それはいいの? 教えてない? それが良くてアマテラスの言おうとしたことはダメ──、やめて、くすぐらないで! あはははっ──、やめてーーっ』
『それが余計なことだと言うんです』
もしかするとガブリエルさんには未来でも見えているんだろうか? 割り込んできたタイミングも絶妙だったしな。未来か……。
俺にそんなものはまったく見えないが、これから起きる事なら分かる。まず間違いなくそうなるだろう。
そうすると俺が取るべき行動は──。
「──二クス、用意しろ! すぐに出番になるぞ。このまま行くからな。カメラは止めない!」
「このままですか? 一度、仕切り直すべきだと思いますが」
「いいんだよ。生放送にハプニングはつきものだ。それに、失敗した場合も反省文で済む」
流れを切らずにいく。CMは使わない!
えらーい天使の方たちには申し訳ないとも思わなくもないが……別に思わないかもしれない。
あんなモブキャラたちなど後回しで十分だし。
『……はぁ、はぁ……今、ご主人様。生って言った? 生でするのは危ないんだよ? でも、ご主人様がどうしてもしたいならアマテラスはいいよ……』
「──お前は手伝わないなら帰れ!」
※
さて、何が起きるのか分からない人がいるだろうから、教えてあげよう。
だいたい分かる人も付き合ってほしい。
「ミ、ミカ……いい加減に離して……。苦しいから。あんた力加減がおかしいから!」
「ルシアーーーー!」
だが、あれだ。もう俺がどうこう言うより、見た方が早いかもだ。
彼女たちは外用モードをやめたら──
「──苦しいから離せって言ってんのよ!」
「にゃあーーーーーーーーっ!?」
──こんな感じだ。俺、知ってた!
完成に予想通りだった。まったく予想を裏切らない結果だった!
詳しく描写すると、抱きつかれていたお姫様がキレて、力一杯抱きついていたミカをいつぞやのように背負い投げた。
そんで、ミカは羽根を出して空中で停止。
ここまでは前回と同じだが、前とは違っているところもある。お姫様も羽根を出せるというところが前回と違う。
「──何すんのよ、抱きしめ返してよ!」
「はぁ? そもそもなんで抱きつくのよ。ちゃんと打ち合わせした通りにしなさいよ! 本当にバカ!」
「バカって言った! バカって言うヤツがバカなのよ!」
「じゃあ、やっぱりあんたがバカなんじゃない。自分で言ってるわよ。バカって」
しかし、どうしてこうなんだろう。学習しないというか、いつも通りというか。
仲がいいからこうなるのかな? それともツンデレは合わさるとこうなるのかな?
「抱きしめ返してもくれない……。バカって言う……。アタシがこんなに頑張ってるのに……」
「少しくらい頑張ったからって、調子に乗りすぎなんじゃない?」
「……どういう意味よ……」
「さぁ、自分で考えたら? バカじゃないんでしょう?」
あっ、これガチなやつだ。もう2人とも映ってる自覚が無いやつだ。未だにこの映像は流れているのに、ガチな喧嘩が始まるやつだ。
しかし、ガチバトルはやらせない。
そのためのイケメンと俺の思いつき。プロデュースは我が妹だ。
「アマテラス、アングルは任せるから上手く撮れ。隠し撮りではなく番組的に上手くだぞ。ちゃんとやれよ?」
『はーい』
「ち・ゃ・ん・と・や・れ・よ?」
※
「えー、ここでプロデューサーからお知らせです。予定だった終戦宣言は後で改めて誰かにやらせます。で、本題です。ご覧のように姫たち2人は仲良しですが、ツンデレなのでよく揉めます。これからお伝えするのはその解決法。暴力は無くしかし勝ち負けはつく。そんな方法です」
『そんなほうほうがあるなんてー』
「皆さんが知らないのも無理はない。これはここではない世界のモノなのだから。これにより、我らの世界ではもはや暴力的にいき過ぎた争いはない。何故なら、脳筋はもう流行らない! 時代はeスポーツだからです!」
『ご主人様。流石にeスポーツは伝わらないよ。そもそもカードゲームはeスポーツではないよ』
「そうか……じゃあなんて呼ぶの? 商品名は使えなくないか? デュエルでもあやしと思ってるのに」
『とりあえずはデュエルでいいんじゃない? 決闘だし』
「──だって。まずは一度ご覧ください。ルールは分からなくても楽しめるようになっておりますので」
0
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる