正規ルートに反対!〜確定攻略対象者に近付きません‼︎〜

蒼葉

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 やっと休日が来ました。
 平日は、本当にヘトヘト。
 クラスが別だから安心して授業が受けられると思っていたのに、何故か王太子は廊下で待ち伏せ。
 王太子が居ると言う事は、側近達もそこに居るわけで・・・。
 ホント、何のフラグですか?今度は。

 父の従兄弟である伯爵様はとても優しい。
 奥様を早くに亡くされ、子供もいない。
 子供好きの叔父様は私を幼い頃から可愛がってくれていた。
 だから、学園に通う間の世話を買って出てくれたのが嬉しい反面、申し訳ない。
 迷惑を、絶対にかけない様にしないと。

 部屋で意気込んでいると、伯爵邸のメイドが客が来たと私を呼びに来た。

「お客様ですか?来られる程親しい方はまだ・・・」

「大丈夫でございますよ。旦那様も同席されるとの事ですので」

 叔父様も同席?私のお客様なのに?
 目まぐるしくハテナを浮かべながら、言われた通り応接室へと急いだら・・・王太子が居た。
 何故っ⁉︎

「お、遅くなりました。ご機嫌様、王太子殿下」

 ぎこちなくカーテシーをすると、プッと笑い声が聞こえた。
 
「無作法で申し訳ございません・・・」

 少し落ち込んでしまう。
 笑わなくてもいいじゃない。
 どうせ、田舎男爵家の田舎令嬢ですよ。

「殿下。私の可愛いマリアーナを笑い者にしないでいただけますか?」

「あぁ、すまない。別に馬鹿にして笑ったわけではないんだけどね。初々しいなと思ったんだよ」

 絶対違うね。あの笑い方。

「申し訳ない、マリアーナ嬢。可愛らしいから、つい・・・」

 は?

「で、だな。さっきの話だけど、どうかな?伯爵」

 なに?

「お茶会自体は構いませんが、男性ばかりでは許可できません」

 え?

「私のお茶会だよ?私しか参加しないよ?」

 お茶会?

「殿下の側近方も、当然参加するに決まってます。絶対に駄目です」

 私抜きで進んでませんか?話。

「じゃあ、仕方ないからエリザベートも呼ぶよ。それでいい?」

「マリアーナ。私は反対だが、どうする?」

「・・・何のお話しか、さっぱり分かりません」

 すっとぼけとこう。
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