史上最強高校生二人は実力を隠したい

真性ノ怪物

文字の大きさ
1 / 14
第一章 藤原篤也編

第一話 召喚

しおりを挟む
俺は、藤原篤也高校生だ。
一般高校に通うごく普通の高校生・・・と言いたいところだが、ちょっと・・・どころじゃない特殊な過去を持っている。
それについては後に語ることになるが・・・・。

キーンコーンカーンコーン

今は三時間目科目は歴史、それの終了のチャイムだ。

「ふぁぁぁあぁぁ」
「おいおい、篤也大丈夫か?すっげぇ眠そうだけど・・・」

授業が終わり、少し眠そうにしていた俺に声をかけてきたのは中学からの友達の志原佐摩。
一緒に好きな漫画とかを話しながら仲良くなったオタク仲間のようなものだ。
勿論、それ以外にも二人とも武術好きだということもあったのだが・・・。

三時間目の休み時間、少し腹もすいてきてみんながグデりだしたころ。

ピカァーーーーー

教室の床から、思わず目をつむりたくなるような烈光が放たれ俺たちを包む。

「お、おい篤也、これってもしかして・・・!!」
「ああそうだな!!これは・・・」
「「異世界転移だ!!」」

ひゃっほぅ~!!と俺たちが浮かれていると、他のクラスメイト達は困惑している。
そして光が全員を包んだころ、そこから俺たちは姿を消した。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


う、うぅぅぅぅ
こ、ここは!?

俺が目覚めたのはやはり見知らぬ場所。
シャンデリアが部屋を照らし、床には赤い絨毯が敷き詰められている。
やっぱり・・・異世界・・・召喚・・・?
あ!!志原!!

「おい!!志原!!」
「う、うぅぅぅぅん、こ、ここは?」
「分からない、ただ異世界であることはほとんど正解だ」
「じゃ、じゃあ本当に・・・異世界召喚されたってこと!?」
「そう・・・だと思う」
「まあ、恐らくそうだろうね」

他のクラスメイト達は未だに気絶している。
俺達は、二人ともみんなには知られていない特殊な環境で育ったことで体が強い。
だからこそここまで早く起きられたのだろう。
二人で35人いるクラスメイト達全員を起こした。

「こ、ここは!?」
「在り得ない!!こんなのは物理的に・・・・」
「えぇぇぇぇ!?ここ、どこ!?こんなことならい、家に帰りたい!!」

このように各々様々の声が上がった。
五分ほどしただろうか。
ドタドタと騒がしい足音がした後、俺たちのいる部屋の扉が開き騎士や、魔法使いのようなファンタジックな服装の人物たちが、カチコミじゃぁ‼と言わんばかりに押し入ってきた。

「あ、あなたたちは!?僕たちをどうするつもりで!?」
「落ち着いていただきたい、我々はラグナリア大陸、ヴァルディアル帝国近衛騎士団と、宮廷魔法師団である。突然で済まないと思っているが我らが皇帝よりお話がある、ついてきていただきたい」

騎士団長風の筋肉質で精悍な顔つきをしたおじさんがそんなことをいう。

いやいやいやいや、そんな上から目線の人たちに従いたいと思う人なんてほぼいないでしょ!!
と思いながらも、みんなは他にもずらっと並ぶ騎士たちの覇気のようなものに気押されたのか仕方なさそうについていく。
仕方がなく、俺と志原もついていく。
歩いて五分ほどたっただろうか、いや、デカすぎるだろ!!ここ!!と思い始めたころ。

「ここだ」

と告げられおっさんの歩みが止まる。

そこは、重厚且つ荘厳・・・というより派手にゴテゴテと宝石を盛りつけたかのような趣味の悪い扉の前だった。
騎士団長っぽいおっさんがその扉を開く。
そこは、何百人もの貴族らしき服装をしたデブたちがずらっとならぶ、ある種の地獄のような空間だった。
必死に気にしないように、その中のヴァージンロードとも言えそうな真っ赤な絨毯を歩いていく。
そして、デブ共の中心にあるひときわ巨大な肉の塊・・・認めたくはないが皇帝の前にひざまずく。

「よっ、よくぞ来られた異界より来る勇者たちよ!!」

肉の塊が汚い声でしゃべる。

「我々は今、魔王と名乗る強大な化け物により侵略されており民は疲弊しきっている。どうか我々に力を貸してほしい!!」

はぁ!?
バッカじゃないの!?
あんた、そんだけ贅肉垂らしてんじゃねぇかもし民が疲弊してんならその肉切り取って分け与えろや!!

内心でそんなことを思いながら話を聞く。
だが・・・

「ちょ、ちょっとまってください!!私たちは向こうの世界で争いもなくのんびりと過ごしていました、なのに急に戦え!!なんて言われて戦闘力なんて全くありません!!」
「それに関しては大丈夫だ、貴殿らはこの世界に召喚されるとき神より莫大な力を授かりここにいるステータスと唱えてみてくれたまえ」

皇帝の姿に対しての違和感など全く感じていない様子でそのような質問が出た。

まあ、そうなるわな俺と志原は向こうで#単語_そういう_#体験をごまんとしてきたから大丈夫だが、あいつらは全く殺しなどしたことがない奴らだからな。

いつの間にか後ろにいたデブ共は消え俺達と皇帝、近衛騎士らしき人物が残るのみ各々は気にすることなくステータスと唱える、勿論俺も・・・。

「《ステータス》」

名 藤原篤也
種族 人間
職業 戦闘者
LV:1
HP 70000 MP65000
筋力 45000 耐久力 30000
素早さ 85000 器用さ 90000
スキル
隠蔽LV:MAX 解析鑑定LV:MAX 魔法取得簡易化 零距離戦闘術 軍事格闘術 見切りLV:MAX スキル強奪
経験値超増加 レベル上昇時ステータス超向上 ???
称号
異世界人 勇者 戦闘者 チート

ぶっ!!!
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!! 2巻2月9日電子版解禁です!! 紙は9日に配送開始、12日発売! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)

後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます

なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。 だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。 ……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。 これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

へなちょこ勇者の珍道記〜異世界召喚されたけど極体魔法が使えるのに無能と誤判定で死地へ追放されたんですが!!

KeyBow
ファンタジー
突然の異世界召喚。 主人公太一は誤って無能者判定され死地へと追放され、その後知り合った2人のエルフの美少女と旅を始める。世間知らずの美少女は無防備。太一はインテリだが意気地なし。そんな3人で冒険をし、先々でトラブルが・・・

不遇な死を迎えた召喚勇者、二度目の人生では魔王退治をスルーして、元の世界で気ままに生きる

六志麻あさ
ファンタジー
異世界に召喚され、魔王を倒して世界を救った少年、夏瀬彼方(なつせ・かなた)。 強大な力を持つ彼方を恐れた異世界の人々は、彼を追い立てる。彼方は不遇のうちに数十年を過ごし、老人となって死のうとしていた。 死の直前、現れた女神によって、彼方は二度目の人生を与えられる。異世界で得たチートはそのままに、現実世界の高校生として人生をやり直す彼方。 再び魔王に襲われる異世界を見捨て、彼方は勇者としてのチート能力を存分に使い、快適な生活を始める──。 ※小説家になろうからの転載です。なろう版の方が先行しています。 ※HOTランキング最高4位まで上がりました。ありがとうございます!

処理中です...