20 / 78
第Ⅰ章 ゲーム本編①
19.中見の名前は好きじゃない
しおりを挟む
ノエルはそのまま、ユリウスの研究室に連行された。
ユリウスの研究室は四季の森の奥にある。樹齢何千年だろうかという大樹の幹に小さなドアがあり、その中に魔法空間が広がっている。ユリウスの魔法で、中にはいくつもの部屋があり、増減可能らしい。
「はい、どうぞ」
ユリウスが普通にコーヒーを出してくれた。
一口飲んで、ほっと息を吐く。
とりあえずアイザックとユリウスの三角関係にはなっていなかったようなので安心した。
ノエルが望んだとおり、マリアはアイザックルートで、ユリウスとの親密度が前よりアップしたといった感じのようだ。
マリア以上にアイザックとユリウスが仲良くなっていて、そっちの方が驚いたし収穫だった。
(結果的に良かったけど、怖かった)
先走った勘違いだったとしても、アイザックもユリウスも怖かった。
本気で怒らせてはいけない人たちだと思った。
「それで、この指輪は結局のところ、何なのでしょうか?」
ぐったりした気分で、とりあえず聞いてみる。
気持ち的にも精神的にも、とても疲れた。
左手の薬指で黒く光る指輪は、真ん中に深紅の結晶がはめ込んであり、意匠は植物の蔓のようにもみえる。
この世界において「左手の薬指は結婚指輪」という設定は盛り込んでいない。あまり好きではないという個人的な理由からだ。
「君が魔力切れを起こさないための増幅装置だよ。仮に魔力が切れても僕が込めた魔力が補填される仕組みになっている。便利でしょ」
お腹が空いたときのおやつ、みたいに聞こえる。
これだけ複雑な魔道具はユリウスでなければ作れないし使えないだろうと思う。
「左手の薬指は心臓に一番近いって、知っているかい。心臓の近くには魔力の核がある。最速で魔力補充できるし、核に作用できる」
ユリウスがノエルの唇を、ふにっと押した。
「もう口移しで僕の魔力を分け与える必要はないけど。魔力を固定して維持する必要はあるからね。その為の魔道具だ」
むむっと顔を顰めてユリウスを見上げる。
(さっきの口移しでユリウスの魔力を感じなかったのは、必要なくなったからか。……ん? じゃぁ、なんでキスしたの?)
疑問に思いつつ、自分の唇をなぞる。
ユリウスの指がノエルの顎にかかった。
「あとはね、指輪の魔力を辿れば、君の位置を特定できる。その指輪に込めた僕の魔力は、じきに君の魔力と絡み合う。そうなると、とても探しやすいんだ」
切れ長の目が笑んだ。
(まだ怒ってるな。研究室に来なかったのは、悪かったけどさ。何も、そこまでしなくても良くないか?)
飼い犬にリードを付けました、と言われているようで、釈然としない。
ノエルはユリウスの所有物という訳ではない。ここまで怒りを買う覚えもない。
「マリアとアイザック様に何を吹き込んだんです? あの二人に協力させてまで私に指輪をはめる意味ってありましたか?」
「あるよ」
ユリウスがノエルの腕を引く。ユリウスの膝の上に座る形になった。
「降ろしてください。普通に座ります」
「ダメ。離したら、また逃げる」
ユリウスがノエルの腰に腕を絡めた。
「この指輪の一番の意味はね、はっきりと僕のものだと示すため。君自身にも自覚させるため、だよ。ノエル、君は僕のものだ。他の誰のものにも、させないよ」
理屈がさっぱり理解できずに、何から突っ込めばいいのか、わからない。
「先生は、何だってそんなにノエルに執着するんですか? 魔石ですか? 全属性適応者だからですか? ノエルに何をさせたいんですか?」
とりあえず思い付いたことを全部言ってみた。
「君こそ、どうしてそんなに、はっきりさせたがるの?」
不思議そうな顔をされて、こっちが不思議になる。
「理由がわからないと不安だし、何より納得できません」
いくらモブにしては設定盛過ぎなノエルでも、モブはモブだ。シナリオ的には攻略対象は主人公に興味を持って然るべきなのだ。
ユリウスが考えるように空を仰ぐ。
「理由ねぇ。強いて言うなら、血が出たからかな」
「は?」
「君が僕に頭突きをして、血が出たから。魔石も全属性適応も興味深いよ。けど僕は、君に一番、興味がある」
ユリウスの手がノエルの頬を撫でる。
「君の瞳に僕だけを映すには、どうしたらいいかって考えるとゾクゾクする。僕だけを求めて君が泣くように仕向けたいし。しっかり者の君をドロドロに甘やかして僕の手でダメにしたい」
とんでもない台詞を吐く男だなと思う。
(まぁ、そういうキャラではあるけど。変人キャラって、現実にいるとこんなに面倒なのか)
ユリウスの唇が首筋を食む。強く吸われて、ぴりっと痺れが走る。
「ちょっと、何して……」
首筋を舐めあげた舌が、唇を濡らす。
柔らかな唇が重なって、舌が入り込んだ。
くちゅり、と水音を立てて、ノエルの舌を弄ぶ。
「ふ……ぅん……」
息を吐いたら声が漏れて、羞恥心で余計に体の痺れが増した。
(口移しじゃない、キスって、こんなに……)
唇が離れると体の力が抜けて、ノエルはユリウスの胸に凭れ掛かった。
「君の体に僕を刻み込んで、こんな風に蕩ける君を愛でていたいんだよ」
ユリウスの言葉を聞きながら、ぼんやりと思い出す。
(今のは、ゲームでユリウスが主人公に言うはずの台詞だ。なんでモブにそんな台詞を)
ユリウスの細い指が、ノエルの髪を撫でた。
「器用そうで不器用な、器用貧乏な君の傍には、僕みたいな男がいないと、ダメでしょ?」
その台詞は、前の人生で散々言われた短所だ。
(器用貧乏。昔からよく、言われてたな。なんでこの人には、こんなに早く私の性格がばれるんだろう)
ユリウスの指が心地よくて、払う気にならない。
(私はモブなのに、こんなに攻略対象に甘えて、良いんだろうか)
心のどこかで少しだけ安心している。
良い状況じゃないと思うのに、拒否できない。
(流されてるな、私。何となく甘い雰囲気に酔ってる。それだけだ)
何となく、今だけ。
疲れているから否定するのも面倒になっているだけだ。
「ねぇ。君の本当の名前を教えよ」
突然の質問に、思わず口を噤んだ。
ユリウスが聞いているのは、ノエルの名前じゃない。転生した中身の本名だろう。
(教えたら、ユリウスは呼ぶかな。呼ばれたら、私は嬉しいかな)
「……教えない」
子供のような返事をした。
「何故?」
「今の私はノエルですから。そう思い込めって言ったのはユリウス先生です」
ユリウスの手を握る。
自分から握ったのは、初めてだ。
細くて長くて、ノエルよりずっと大きな手。ノエルを弄ぶ手だ。
「わかった。じゃぁ、今は聞かない。君が僕に教えたくなるまで、待つよ」
ユリウスの唇が耳を食む。吐息が掛かって擽ったい。
今だけは、甘いじれったさに浸っていたかった。
ユリウスの研究室は四季の森の奥にある。樹齢何千年だろうかという大樹の幹に小さなドアがあり、その中に魔法空間が広がっている。ユリウスの魔法で、中にはいくつもの部屋があり、増減可能らしい。
「はい、どうぞ」
ユリウスが普通にコーヒーを出してくれた。
一口飲んで、ほっと息を吐く。
とりあえずアイザックとユリウスの三角関係にはなっていなかったようなので安心した。
ノエルが望んだとおり、マリアはアイザックルートで、ユリウスとの親密度が前よりアップしたといった感じのようだ。
マリア以上にアイザックとユリウスが仲良くなっていて、そっちの方が驚いたし収穫だった。
(結果的に良かったけど、怖かった)
先走った勘違いだったとしても、アイザックもユリウスも怖かった。
本気で怒らせてはいけない人たちだと思った。
「それで、この指輪は結局のところ、何なのでしょうか?」
ぐったりした気分で、とりあえず聞いてみる。
気持ち的にも精神的にも、とても疲れた。
左手の薬指で黒く光る指輪は、真ん中に深紅の結晶がはめ込んであり、意匠は植物の蔓のようにもみえる。
この世界において「左手の薬指は結婚指輪」という設定は盛り込んでいない。あまり好きではないという個人的な理由からだ。
「君が魔力切れを起こさないための増幅装置だよ。仮に魔力が切れても僕が込めた魔力が補填される仕組みになっている。便利でしょ」
お腹が空いたときのおやつ、みたいに聞こえる。
これだけ複雑な魔道具はユリウスでなければ作れないし使えないだろうと思う。
「左手の薬指は心臓に一番近いって、知っているかい。心臓の近くには魔力の核がある。最速で魔力補充できるし、核に作用できる」
ユリウスがノエルの唇を、ふにっと押した。
「もう口移しで僕の魔力を分け与える必要はないけど。魔力を固定して維持する必要はあるからね。その為の魔道具だ」
むむっと顔を顰めてユリウスを見上げる。
(さっきの口移しでユリウスの魔力を感じなかったのは、必要なくなったからか。……ん? じゃぁ、なんでキスしたの?)
疑問に思いつつ、自分の唇をなぞる。
ユリウスの指がノエルの顎にかかった。
「あとはね、指輪の魔力を辿れば、君の位置を特定できる。その指輪に込めた僕の魔力は、じきに君の魔力と絡み合う。そうなると、とても探しやすいんだ」
切れ長の目が笑んだ。
(まだ怒ってるな。研究室に来なかったのは、悪かったけどさ。何も、そこまでしなくても良くないか?)
飼い犬にリードを付けました、と言われているようで、釈然としない。
ノエルはユリウスの所有物という訳ではない。ここまで怒りを買う覚えもない。
「マリアとアイザック様に何を吹き込んだんです? あの二人に協力させてまで私に指輪をはめる意味ってありましたか?」
「あるよ」
ユリウスがノエルの腕を引く。ユリウスの膝の上に座る形になった。
「降ろしてください。普通に座ります」
「ダメ。離したら、また逃げる」
ユリウスがノエルの腰に腕を絡めた。
「この指輪の一番の意味はね、はっきりと僕のものだと示すため。君自身にも自覚させるため、だよ。ノエル、君は僕のものだ。他の誰のものにも、させないよ」
理屈がさっぱり理解できずに、何から突っ込めばいいのか、わからない。
「先生は、何だってそんなにノエルに執着するんですか? 魔石ですか? 全属性適応者だからですか? ノエルに何をさせたいんですか?」
とりあえず思い付いたことを全部言ってみた。
「君こそ、どうしてそんなに、はっきりさせたがるの?」
不思議そうな顔をされて、こっちが不思議になる。
「理由がわからないと不安だし、何より納得できません」
いくらモブにしては設定盛過ぎなノエルでも、モブはモブだ。シナリオ的には攻略対象は主人公に興味を持って然るべきなのだ。
ユリウスが考えるように空を仰ぐ。
「理由ねぇ。強いて言うなら、血が出たからかな」
「は?」
「君が僕に頭突きをして、血が出たから。魔石も全属性適応も興味深いよ。けど僕は、君に一番、興味がある」
ユリウスの手がノエルの頬を撫でる。
「君の瞳に僕だけを映すには、どうしたらいいかって考えるとゾクゾクする。僕だけを求めて君が泣くように仕向けたいし。しっかり者の君をドロドロに甘やかして僕の手でダメにしたい」
とんでもない台詞を吐く男だなと思う。
(まぁ、そういうキャラではあるけど。変人キャラって、現実にいるとこんなに面倒なのか)
ユリウスの唇が首筋を食む。強く吸われて、ぴりっと痺れが走る。
「ちょっと、何して……」
首筋を舐めあげた舌が、唇を濡らす。
柔らかな唇が重なって、舌が入り込んだ。
くちゅり、と水音を立てて、ノエルの舌を弄ぶ。
「ふ……ぅん……」
息を吐いたら声が漏れて、羞恥心で余計に体の痺れが増した。
(口移しじゃない、キスって、こんなに……)
唇が離れると体の力が抜けて、ノエルはユリウスの胸に凭れ掛かった。
「君の体に僕を刻み込んで、こんな風に蕩ける君を愛でていたいんだよ」
ユリウスの言葉を聞きながら、ぼんやりと思い出す。
(今のは、ゲームでユリウスが主人公に言うはずの台詞だ。なんでモブにそんな台詞を)
ユリウスの細い指が、ノエルの髪を撫でた。
「器用そうで不器用な、器用貧乏な君の傍には、僕みたいな男がいないと、ダメでしょ?」
その台詞は、前の人生で散々言われた短所だ。
(器用貧乏。昔からよく、言われてたな。なんでこの人には、こんなに早く私の性格がばれるんだろう)
ユリウスの指が心地よくて、払う気にならない。
(私はモブなのに、こんなに攻略対象に甘えて、良いんだろうか)
心のどこかで少しだけ安心している。
良い状況じゃないと思うのに、拒否できない。
(流されてるな、私。何となく甘い雰囲気に酔ってる。それだけだ)
何となく、今だけ。
疲れているから否定するのも面倒になっているだけだ。
「ねぇ。君の本当の名前を教えよ」
突然の質問に、思わず口を噤んだ。
ユリウスが聞いているのは、ノエルの名前じゃない。転生した中身の本名だろう。
(教えたら、ユリウスは呼ぶかな。呼ばれたら、私は嬉しいかな)
「……教えない」
子供のような返事をした。
「何故?」
「今の私はノエルですから。そう思い込めって言ったのはユリウス先生です」
ユリウスの手を握る。
自分から握ったのは、初めてだ。
細くて長くて、ノエルよりずっと大きな手。ノエルを弄ぶ手だ。
「わかった。じゃぁ、今は聞かない。君が僕に教えたくなるまで、待つよ」
ユリウスの唇が耳を食む。吐息が掛かって擽ったい。
今だけは、甘いじれったさに浸っていたかった。
0
あなたにおすすめの小説
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
所(世界)変われば品(常識)変わる
章槻雅希
恋愛
前世の記憶を持って転生したのは乙女ゲームの悪役令嬢。王太子の婚約者であり、ヒロインが彼のルートでハッピーエンドを迎えれば身の破滅が待っている。修道院送りという名の道中での襲撃暗殺END。
それを避けるために周囲の環境を整え家族と婚約者とその家族という理解者も得ていよいよゲームスタート。
予想通り、ヒロインも転生者だった。しかもお花畑乙女ゲーム脳。でも地頭は悪くなさそう?
ならば、ヒロインに現実を突きつけましょう。思い込みを矯正すれば多分有能な女官になれそうですし。
完結まで予約投稿済み。
全21話。
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
異世界でまったり村づくり ~追放された錬金術師、薬草と動物たちに囲まれて再出発します。いつの間にか辺境の村が聖地になっていた件~
たまごころ
ファンタジー
王都で役立たずと追放された中年の錬金術師リオネル。
たどり着いたのは、魔物に怯える小さな辺境の村だった。
薬草で傷を癒し、料理で笑顔を生み、動物たちと畑を耕す日々。
仲間と絆を育むうちに、村は次第に「奇跡の地」と呼ばれていく――。
剣も魔法も最強じゃない。けれど、誰かを癒す力が世界を変えていく。
ゆるやかな時間の中で少しずつ花開く、スロー成長の異世界物語。
乙女ゲームの悪役令嬢は前世の推しであるパパを幸せにしたい
藤原遊
ファンタジー
悪役令嬢×婚約者の策略ラブコメディ!
「アイリス・ルクレール、その波乱の乙女ゲーム人生――」
社交界の華として名を馳せた公爵令嬢アイリスは、気がつくと自分が“乙女ゲーム”の悪役令嬢に転生していることに気づく。しかし破滅フラグなんて大した問題ではない。なぜなら――彼女には全力で溺愛してくれる最強の味方、「お父様」がいるのだから!
婚約者である王太子レオナードとともに、盗賊団の陰謀や宮廷の策略を華麗に乗り越える一方で、かつて傲慢だと思われた行動が実は周囲を守るためだったことが明らかに……?その冷静さと知恵に、王太子も惹かれていき、次第にアイリスを「婚約者以上の存在」として意識し始める。
しかし、アイリスにはまだ知らない事実が。前世で推しだった“お父様”が、実は娘の危機に備えて影で私兵を動かしていた――なんて話、聞いていませんけど!?
さらに、無邪気な辺境伯の従兄弟や王宮の騎士たちが彼女に振り回される日々が続く中、悪役令嬢としての名を返上し、「新たな人生」を掴むための物語が進んでいく。
「悪役令嬢の未来は破滅しかない」そんな言葉を真っ向から覆す、策略と愛の物語。痛快で心温まる新しい悪役令嬢ストーリーをお楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる