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第Ⅰ章 ゲーム本編①
35.ロキの初恋話を聞きました
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四季の庭園・冬の庭は、一年中雪が降り積もる。
幻影魔法なので本物ではないが、普通に寒い。
強化訓練のために使う生徒もいるが、ほんの少数だ。
環境条件が過酷すぎる。その為、普段から人が少ない。
「ロキ、寒くて死んじゃう。手が、かじかんで動かない。無理」
「寒いなら動けばいいんだよ。結局、暑くなるんだから」
ロキには敬語を止めてほしいと言われたので、最近はなるべくタメ口で話すようにしている。
(私は敬語の方が楽なんだけどな。タメ口は逆に面倒くさい。マリアにだけ敬語使わないのが気に入らなかったんだろうか)
ロキが練習用の木剣を投げて寄越した。
ここの所、練習相手のレイリーがウィリアムと計画の打ち合わせをする機会が多いので、最近は専らノエルが相手をさせられている。
(私は剣なんて使ったことないし、使い方は日本刀しか知らないというのに)
この世界は基本世界観が中世ヨーロッパ風なので、両刃の大剣や細剣などが主流だ。
(多少はロキに教えてもらって様になってきたけど、本来、戦士じゃない私に剣術は必要ないのになぁ)
寒いから泣き言ばかりが頭に浮かぶ。
「ほら、構えて。俺を手伝ってくれるんでしょ」
「わかったよぅ。動くよぅ」
半泣きで、嫌々構える。
計画に皆を巻き込んでいる手前、訓練といわれると断れない。
(それに、きっとロキはレイリーのこと……)
しゅん、と風を切る音がして、ロキの剣先がノエルの頬を掠った。
大きく仰け反って後ろに飛ぶ。
空中で軌道を変えたロキが、真正面から突進してきた。
(両足下に魔法陣を展開した風魔法の低空戦。あれだけ細かく軌道を変えられるのは、かなり器用だ)
加えて剣にも遠心力を載せてくるので、受け止めるとかなり重い。
(小柄なロキの長所を伸ばして短所を補う魔法の使い方だ。これなら大斧系の武器も使えそうだな)
ノエルも同じように足下に魔法陣を展開し、ロキの真横に飛ぶ。
大降りに振られた剣を避けて、真上に飛翔した。
ロキに向かって剣を振り下ろす。
(! いない……、しまった、さらに上!)
見上げると、すでに頭上に回ったロキが、剣を振り上げていた。
(間合いが近くて逃げきれない)
咄嗟に防御結界を張る。
「えぇ! ノエル避けないの⁉」
勢いを殺せなかったらしい。
思いっきり地面に叩きつけられた。
「ごめん、怪我してない? 俺、思いっきり振り切っちゃったから……」
「下にも防御結界を張ったから大丈夫だけど。結界がなかったら死んでたよ」
恨めしい目でねめつける。
「本当に、ごめん。ノエルなら、あのくらい避けるかなと思ったんだけど」
「無理だよ、無理! ロキは成長しているの、毎日強くなってるの。私は戦士じゃないし、風魔法も得意じゃないの」
適応があるとはいえ、闇魔法ほど巧く使えない。
ノエルの姿をじっと見て、ロキが嬉しそうに笑った。
「雪まみれで、むくれるノエル、子狐みたいで、かわいいね」
ノエルの頭の雪を払うロキが、とても楽しそうだ。
「お世辞言っても許さない。こっちは死にかけたんだから」
「それは大袈裟でしょ。ノエルがあの程度で死ぬわけないよ」
「ロキは私を、何だと思っているの? 狐も谷から落ちたら、普通に死ぬんだよ」
ロキが吹き出す。
取り立てて面白い話をしたつもりもない。解せない。
むくれた顔をしたままのノエルに、ロキがまた「ごめん」と笑った。
「敬語を止めたら、ノエルがやっと友達になってくれた気がして、嬉しくなったんだ。距離が近付いた気がする」
「遠慮がなくなっただけだよ。あと今まで言わなかった本音がついポロリと」
「それ、自分でばらすの?」
嬉しそうな顔のロキの気持ちがいまいち、わからない。
敬語なら、ある程度の距離感を保てるのに。タメ口になると、思わず本音が漏れてしまう。
我ながら不器用だと、自分でも思う。
「ノエルは器用そうに見えて、実は不器用だよね」
ロキがノエルの肩の雪を払った。
「よく言われるし、自分でも思うよ。器用貧乏の典型だと思う」
ちょっと悔しいが、致し方ない。前世でも、よく指摘された短所だ。
魔法属性も、その表れなのだろう。全属性適応者だが、どれも平均点程度にしか成長しない。自分という人間は、そんなものだと思っている。
「察しも良いし、頭も良いのに、自己評価が低いよね。勿体ないと思うな」
「それ以上、褒めても何も出ないからね。私は自分を冷静に把握しているんだよ」
ロキの頭に積もり始めた雪を払う。
ちょっとくらいは、お礼してもいいだろう。
「今日だって、俺が可哀想だから、付き合ってくれたんでしょ。俺はいつになってもウィリアムに勝てないからね」
ロキの顔が悲しげに笑う。自嘲を含んで見えた。
(やっぱりレイリーのこと、想っているんだな。いつも陰でウィリアムとレイリーの仲を取り持ってる。馬鹿みたいだ)
それはきっとロキ自身が一番感じているはずだ。だから、こんな風に笑うのだろう。
ロキが雪の地面に四肢を投げ出し倒れ込んだ。
「俺は最初から失恋していて、ずっとウィリアムに勝てないんだ。だったら大切な人が笑っていられるように立ち回ったほうが、いいでしょ」
「奪ってしまえば、いいんじゃない。あの二人は家同士が勝手に決めた婚約者だよ」
そんなことは不可能だと知っていても、他に言葉が見付からない。
「本気で言ってる? レイリーの態度を見ていればわかるでしょ。婚約なんかなくても、レイリーはウィリアムを好きになっていたよ」
「どうして、そう思うの?」
「子供の頃からずっと見てきたんだ、わかるよ」
それは、そうだろうなと思う。
ロキの初恋はレイリー、それは原作者が作った設定だ。
(でも今のロキはレイリーへの想いを既にすっかり断ち切っているはずなんだけど)
ロキルートでは、自分の初恋を過去の恋としてロキ本人が主人公に語る。
『芯がある女の子は好きだよ。でも、君がレイリーに似ているとは思わない。君が君だから好きなんだよ』
ロキの初恋を知った主人公が過去の恋に嫉妬した時、ロキはそう言って主人公を口説く。
(今もレイリーのこと、引き摺っているっぽい。だとしたら、主人公との親密度が上がらない懸念がある)
今だって何となく、ロキはマリアよりノエルと仲が良い気がしている。そのせいで親密度が上がっていないのではないかと懸念していた。
(仲が悪くはないんだけど、ノエルがマリアの邪魔するのは良くない。過去の初恋が邪魔するのも良くない)
どうするべきかと、悩む。
幻影魔法なので本物ではないが、普通に寒い。
強化訓練のために使う生徒もいるが、ほんの少数だ。
環境条件が過酷すぎる。その為、普段から人が少ない。
「ロキ、寒くて死んじゃう。手が、かじかんで動かない。無理」
「寒いなら動けばいいんだよ。結局、暑くなるんだから」
ロキには敬語を止めてほしいと言われたので、最近はなるべくタメ口で話すようにしている。
(私は敬語の方が楽なんだけどな。タメ口は逆に面倒くさい。マリアにだけ敬語使わないのが気に入らなかったんだろうか)
ロキが練習用の木剣を投げて寄越した。
ここの所、練習相手のレイリーがウィリアムと計画の打ち合わせをする機会が多いので、最近は専らノエルが相手をさせられている。
(私は剣なんて使ったことないし、使い方は日本刀しか知らないというのに)
この世界は基本世界観が中世ヨーロッパ風なので、両刃の大剣や細剣などが主流だ。
(多少はロキに教えてもらって様になってきたけど、本来、戦士じゃない私に剣術は必要ないのになぁ)
寒いから泣き言ばかりが頭に浮かぶ。
「ほら、構えて。俺を手伝ってくれるんでしょ」
「わかったよぅ。動くよぅ」
半泣きで、嫌々構える。
計画に皆を巻き込んでいる手前、訓練といわれると断れない。
(それに、きっとロキはレイリーのこと……)
しゅん、と風を切る音がして、ロキの剣先がノエルの頬を掠った。
大きく仰け反って後ろに飛ぶ。
空中で軌道を変えたロキが、真正面から突進してきた。
(両足下に魔法陣を展開した風魔法の低空戦。あれだけ細かく軌道を変えられるのは、かなり器用だ)
加えて剣にも遠心力を載せてくるので、受け止めるとかなり重い。
(小柄なロキの長所を伸ばして短所を補う魔法の使い方だ。これなら大斧系の武器も使えそうだな)
ノエルも同じように足下に魔法陣を展開し、ロキの真横に飛ぶ。
大降りに振られた剣を避けて、真上に飛翔した。
ロキに向かって剣を振り下ろす。
(! いない……、しまった、さらに上!)
見上げると、すでに頭上に回ったロキが、剣を振り上げていた。
(間合いが近くて逃げきれない)
咄嗟に防御結界を張る。
「えぇ! ノエル避けないの⁉」
勢いを殺せなかったらしい。
思いっきり地面に叩きつけられた。
「ごめん、怪我してない? 俺、思いっきり振り切っちゃったから……」
「下にも防御結界を張ったから大丈夫だけど。結界がなかったら死んでたよ」
恨めしい目でねめつける。
「本当に、ごめん。ノエルなら、あのくらい避けるかなと思ったんだけど」
「無理だよ、無理! ロキは成長しているの、毎日強くなってるの。私は戦士じゃないし、風魔法も得意じゃないの」
適応があるとはいえ、闇魔法ほど巧く使えない。
ノエルの姿をじっと見て、ロキが嬉しそうに笑った。
「雪まみれで、むくれるノエル、子狐みたいで、かわいいね」
ノエルの頭の雪を払うロキが、とても楽しそうだ。
「お世辞言っても許さない。こっちは死にかけたんだから」
「それは大袈裟でしょ。ノエルがあの程度で死ぬわけないよ」
「ロキは私を、何だと思っているの? 狐も谷から落ちたら、普通に死ぬんだよ」
ロキが吹き出す。
取り立てて面白い話をしたつもりもない。解せない。
むくれた顔をしたままのノエルに、ロキがまた「ごめん」と笑った。
「敬語を止めたら、ノエルがやっと友達になってくれた気がして、嬉しくなったんだ。距離が近付いた気がする」
「遠慮がなくなっただけだよ。あと今まで言わなかった本音がついポロリと」
「それ、自分でばらすの?」
嬉しそうな顔のロキの気持ちがいまいち、わからない。
敬語なら、ある程度の距離感を保てるのに。タメ口になると、思わず本音が漏れてしまう。
我ながら不器用だと、自分でも思う。
「ノエルは器用そうに見えて、実は不器用だよね」
ロキがノエルの肩の雪を払った。
「よく言われるし、自分でも思うよ。器用貧乏の典型だと思う」
ちょっと悔しいが、致し方ない。前世でも、よく指摘された短所だ。
魔法属性も、その表れなのだろう。全属性適応者だが、どれも平均点程度にしか成長しない。自分という人間は、そんなものだと思っている。
「察しも良いし、頭も良いのに、自己評価が低いよね。勿体ないと思うな」
「それ以上、褒めても何も出ないからね。私は自分を冷静に把握しているんだよ」
ロキの頭に積もり始めた雪を払う。
ちょっとくらいは、お礼してもいいだろう。
「今日だって、俺が可哀想だから、付き合ってくれたんでしょ。俺はいつになってもウィリアムに勝てないからね」
ロキの顔が悲しげに笑う。自嘲を含んで見えた。
(やっぱりレイリーのこと、想っているんだな。いつも陰でウィリアムとレイリーの仲を取り持ってる。馬鹿みたいだ)
それはきっとロキ自身が一番感じているはずだ。だから、こんな風に笑うのだろう。
ロキが雪の地面に四肢を投げ出し倒れ込んだ。
「俺は最初から失恋していて、ずっとウィリアムに勝てないんだ。だったら大切な人が笑っていられるように立ち回ったほうが、いいでしょ」
「奪ってしまえば、いいんじゃない。あの二人は家同士が勝手に決めた婚約者だよ」
そんなことは不可能だと知っていても、他に言葉が見付からない。
「本気で言ってる? レイリーの態度を見ていればわかるでしょ。婚約なんかなくても、レイリーはウィリアムを好きになっていたよ」
「どうして、そう思うの?」
「子供の頃からずっと見てきたんだ、わかるよ」
それは、そうだろうなと思う。
ロキの初恋はレイリー、それは原作者が作った設定だ。
(でも今のロキはレイリーへの想いを既にすっかり断ち切っているはずなんだけど)
ロキルートでは、自分の初恋を過去の恋としてロキ本人が主人公に語る。
『芯がある女の子は好きだよ。でも、君がレイリーに似ているとは思わない。君が君だから好きなんだよ』
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(今もレイリーのこと、引き摺っているっぽい。だとしたら、主人公との親密度が上がらない懸念がある)
今だって何となく、ロキはマリアよりノエルと仲が良い気がしている。そのせいで親密度が上がっていないのではないかと懸念していた。
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