16 / 64
不思議・語
しおりを挟む
扉を抜けると木造の廊下に出た。薄暗く、雰囲気としては昔の学校のようだった。振り返るともう先ほどの扉はなく、壁になっていた。つまりは一方通行、前にしか進めないのである。
「もうほんと夢でも見てるみたいなのよ・・・」
「そうだね、でもワクワクする。祭ちゃん、何が出てくるかわからないから、手繋いで行こう」
「え、あぁうん、うん」
私は祭の手を取って前へ進む。
「祭ちゃん?大丈夫?顔赤いよ?」
「大丈夫!何ともないの!」
「そう?辛かったら言ってね」
・・・だから、立場が、いつの間にか逆転してるのよ。
祭は誰に聞かせるわけでもなく小声で言っていた。
「え?ごめん聞き取れなかった。祭ちゃん今なんて言ったの?」
「何でもないのよ!暗いから足元気を付けてって言ったの!」
「うん、わかった」
祭はこんな状況だが、不安とは別の感情でドキドキしていた。
二人は恐る恐る、確実に前へ進む。どれくらい歩いたのだろうか。すごく長く歩いたような、まだ少ししか歩いていないような、感覚が麻痺してきたあたりで明かりが漏れている場所を見つけた。
「華火!あそこ!明かりが!」
「ほんとだ。行ってみよう」
二人は興奮を抑えつつ、足音を立てないように進んでいく。明かりにたどり着き、そっと扉を開け、部屋を覗き込む。
「なにここ・・・」
「すごい・・・」
扉を開けた先には広い部屋だった。大きな窓からは特に見えるものはなく、最低限の家具が置いてあった。そして壁には美しい桜が描かれていた。まるでその壁に息づいているかのようだった。
「おっせーにゃ、さっさと来いっつの」
華火と祭の前にはナニかがいた。二人の知識には断定できるものがなかった。見たものをそのまま表現するとすれば尾が二本に分かれた猫のような生物が宙に浮かんでいるのである。いや、猫だった。金色の目をした猫が、目の前にいた。
「こんにちは、私は千歳華火と言います。あなたは?」
口を開けたまま喋れなくなっている祭とは対照的に、華火はその【猫】に話しかける。
「ほう、にゃんだ、礼儀はわきまえてるにゃ。自分から名乗ったのは褒めてやるにゃ。儂の名前は【函嶺】だにゃ」
「え、学校と同じ名前なんですね」
「だから、華火はどうしてそんなに警戒心がないのよ!」
「警戒心持ってもこの状況じゃどうしようもないよ」
「もっともだけど!」
「にゃっにゃっにゃ、話を進めてもいいにゃ?」
函嶺と名乗った猫はどこからか取り出したお菓子を食べ始める。
「それ、私がさっきお供えした、なっちゃんにもらったお菓子・・・!」
「にゃ?そのにゃっちゃんとやらは知らんが、確かにこれはお前がくれたものだにゃ。あそこにきちんと意味を持ってお供えものをした人間を、こちらの世界に呼び、資格がある者はあの扉を開けられるのにゃ」
「資格がなかったら?」
「朝まであの扉の前で待ちぼうけにゃ。まぁ朝ににゃれば普通に元の場所にいて家に帰れるからおっけーにゃ」
「全然オッケーじゃない気がするのよ・・・」
祭はもしあの扉の前で朝までだったら、と思うとゾっとしていた。
「じゃあ私たちは資格があったってことですか?」
私が聞くと函嶺は首を縦に振る。
「まぁ、正確には華火、お前にゃ。お前にゃ資格があった。そこの女は華火の恩恵を受け取ったに過ぎにゃいにゃ。まったく素質がにゃい訳じゃにゃいが、今はまだ駄目にゃ。ダメダメにゃ」
ダメダメと言われた祭はこめかみに青筋を立てていたが、華火はそれには気づかずに函嶺の話を聞く。
「私?」
「そうにゃ」
「いや、素質ってなんの!というかここはどこでアンタはなんなのよ!!」
「まだお前は名乗ってもにゃいにゃ。少しは華火を見習えばどうにゃ?」
「・・・飛鳥祭」
祭が名乗ると私はぽんっと手をたたき、一人で頷いた。
「なるほど、これがデジャブ」
「にゃにゃにゃ、飛鳥祭か。覚えておくにゃ」
「これでいいでしょ、早く説明して」
「にゃにゃにゃ、せっかち者だにゃ~、まぁ説明してやるにゃ。最初から順を追って説明してやるにゃ。最初の、最初から」
二人は座るように促され、木製の椅子に座った。函嶺の眼が怪しく光だした。
ふむ、先ほど華火が儂の名前が学校と同じと言ったがにゃ、それは当たり前というところなのにゃ。何故にゃらば儂は、この学校そのものにゃ。この学校が建設されるよりも前、どこぞの人間の屋敷だったころよりも前、なにもなかった更地の頃から儂になるであろう欠片のようなものがあった。あくまで欠片、空気みたいなものにゃ。そこから人が住み始め、年月とともに意識が生まれてきたにゃ。もちろん最初からこの姿だったわけじゃにゃい。最初、体はなく、概念のようなものだったにゃ。にゃんでもにゃい欠片が成長し、人間がこの土地に住むようになり、この学校が建てられた。時期がちょうど良かっただけにゃ。儂は学校というこの建物の概念のようににゃった。この建物が、学校として成立するための概念。それが、月日を重ねるうちに意識が生まれたにゃ。概念という枠組みに、意識と意思が生まれたのにゃ。この時点で儂は土地神とか屋敷神ってやつににゃったんだろうにゃ。
意識は成長し、学校に通う人間に興味を持つようににゃった。人間が何故ここに来ているのか、人間は何を学んでいるのか、人間が何を食べているのか、人間とはにゃんにゃのか、生まれたての儂の意識はどんどん知識を吸収していったにゃ。吸収して、吸収して、人というものに愛着が湧くようになった頃、儂は肉体と呼べるものが出来たにゃ。といっても、半分霊体のようにゃものだからにゃ、普通の人間にゃー見えにゃいし、声も聞こえにゃいにゃ。動き回れると言ってもこの学校の敷地内だけだしにゃ。だから儂は肉体が出来たといっても、さほど違いを感じていにゃかった。だが、この姿ににゃってからにゃ、天気の調子が良い日や、波長の合う学校に関わる人間には、姿が写るようににゃってしまった。それを煩わしくも感じていたが、うまいこと利用してにゃ、弁当のおかずやら、菓子やらをもらえるようににゃったのにゃ。にゃに、うまいこと猫に擬態してにゃ。初めて人の食べてるものを食べた時は感動したにゃ。虜になったにゃ。
・・・話が脱線したにゃ。そんな儂は年月が経つにつれ、力も強くにゃったのにゃ。この学校を模様替え出来るほどににゃ。儂も、人目に付くようににゃっちまってから、落ち着いて寝れる場所が欲しくにゃってにゃ、この部屋を作ったのにゃ。ここは異常だって?そりゃ、儂が力を使って作った、特別な場所だからにゃ。さっきも言ったにゃ、模様替えをしたってにゃ。にゃいものは作れにゃいが、あるものを動かすことくらいは出来るにゃ。この学校の建築上デッドスペースににゃってる空間をちょいと寄り集めて、かためて、形作ってやればいいだけにゃ。
使った空間はどうにゃるんだって?にゃんともにゃらにゃいにゃ。ただ人間がその空間を見ても、ここは空いていにゃい、と認識するだけにゃ。たまにあるだろう?空いてるのににゃんか物を置きたくにゃい、にゃんとにゃく居心地が悪い、そんにゃ空間は多かれ少にゃかれ、儂みたいにゃ奴に使われちまってるのにゃ。
ただにゃ、この模様替えには良くないところもあったのにゃ。空間に管理人が必要ににゃったのにゃ。この空間を作るのに儂もかなり力を使っちまってにゃ、作ったは良いが、使うのにそれ相応の対価が必要ににゃっちまったのにゃ。その対価が、管理人にゃ。この空間が儂以外も使えるようににゃったのにゃ。誰でも使える空間ににゃっちまったのにゃ。ただし、儂が〝力〟を使って作った空間だからにゃ、合う合わないが存在するにゃ。人だろうと動物だろうと儂のような外れ者だろうと、この空間と相性が良い者だけが、この部屋を使うことが出来るにゃ。その素質をみるのがお供えものとあの扉にゃ。お供えものはそいつがまず人なのか、それ以外かを計るにゃ。またお供えものがどういう意図で置かれたのかもわかるにゃ。そして扉までくれば、単純に力の素質があるのか、相性を視るにゃ。合格にゃら扉はすぐに開くが、不合格にゃら全く開かない鉄の扉にゃ。そして扉を開け、儂と会った者はこの部屋を自由に使う権利が与えらるにゃ。
もうわかるだろう?お前だよ、千歳華火、お前はこの部屋を使える条件が揃っている、資格があるのにゃ。
「もうほんと夢でも見てるみたいなのよ・・・」
「そうだね、でもワクワクする。祭ちゃん、何が出てくるかわからないから、手繋いで行こう」
「え、あぁうん、うん」
私は祭の手を取って前へ進む。
「祭ちゃん?大丈夫?顔赤いよ?」
「大丈夫!何ともないの!」
「そう?辛かったら言ってね」
・・・だから、立場が、いつの間にか逆転してるのよ。
祭は誰に聞かせるわけでもなく小声で言っていた。
「え?ごめん聞き取れなかった。祭ちゃん今なんて言ったの?」
「何でもないのよ!暗いから足元気を付けてって言ったの!」
「うん、わかった」
祭はこんな状況だが、不安とは別の感情でドキドキしていた。
二人は恐る恐る、確実に前へ進む。どれくらい歩いたのだろうか。すごく長く歩いたような、まだ少ししか歩いていないような、感覚が麻痺してきたあたりで明かりが漏れている場所を見つけた。
「華火!あそこ!明かりが!」
「ほんとだ。行ってみよう」
二人は興奮を抑えつつ、足音を立てないように進んでいく。明かりにたどり着き、そっと扉を開け、部屋を覗き込む。
「なにここ・・・」
「すごい・・・」
扉を開けた先には広い部屋だった。大きな窓からは特に見えるものはなく、最低限の家具が置いてあった。そして壁には美しい桜が描かれていた。まるでその壁に息づいているかのようだった。
「おっせーにゃ、さっさと来いっつの」
華火と祭の前にはナニかがいた。二人の知識には断定できるものがなかった。見たものをそのまま表現するとすれば尾が二本に分かれた猫のような生物が宙に浮かんでいるのである。いや、猫だった。金色の目をした猫が、目の前にいた。
「こんにちは、私は千歳華火と言います。あなたは?」
口を開けたまま喋れなくなっている祭とは対照的に、華火はその【猫】に話しかける。
「ほう、にゃんだ、礼儀はわきまえてるにゃ。自分から名乗ったのは褒めてやるにゃ。儂の名前は【函嶺】だにゃ」
「え、学校と同じ名前なんですね」
「だから、華火はどうしてそんなに警戒心がないのよ!」
「警戒心持ってもこの状況じゃどうしようもないよ」
「もっともだけど!」
「にゃっにゃっにゃ、話を進めてもいいにゃ?」
函嶺と名乗った猫はどこからか取り出したお菓子を食べ始める。
「それ、私がさっきお供えした、なっちゃんにもらったお菓子・・・!」
「にゃ?そのにゃっちゃんとやらは知らんが、確かにこれはお前がくれたものだにゃ。あそこにきちんと意味を持ってお供えものをした人間を、こちらの世界に呼び、資格がある者はあの扉を開けられるのにゃ」
「資格がなかったら?」
「朝まであの扉の前で待ちぼうけにゃ。まぁ朝ににゃれば普通に元の場所にいて家に帰れるからおっけーにゃ」
「全然オッケーじゃない気がするのよ・・・」
祭はもしあの扉の前で朝までだったら、と思うとゾっとしていた。
「じゃあ私たちは資格があったってことですか?」
私が聞くと函嶺は首を縦に振る。
「まぁ、正確には華火、お前にゃ。お前にゃ資格があった。そこの女は華火の恩恵を受け取ったに過ぎにゃいにゃ。まったく素質がにゃい訳じゃにゃいが、今はまだ駄目にゃ。ダメダメにゃ」
ダメダメと言われた祭はこめかみに青筋を立てていたが、華火はそれには気づかずに函嶺の話を聞く。
「私?」
「そうにゃ」
「いや、素質ってなんの!というかここはどこでアンタはなんなのよ!!」
「まだお前は名乗ってもにゃいにゃ。少しは華火を見習えばどうにゃ?」
「・・・飛鳥祭」
祭が名乗ると私はぽんっと手をたたき、一人で頷いた。
「なるほど、これがデジャブ」
「にゃにゃにゃ、飛鳥祭か。覚えておくにゃ」
「これでいいでしょ、早く説明して」
「にゃにゃにゃ、せっかち者だにゃ~、まぁ説明してやるにゃ。最初から順を追って説明してやるにゃ。最初の、最初から」
二人は座るように促され、木製の椅子に座った。函嶺の眼が怪しく光だした。
ふむ、先ほど華火が儂の名前が学校と同じと言ったがにゃ、それは当たり前というところなのにゃ。何故にゃらば儂は、この学校そのものにゃ。この学校が建設されるよりも前、どこぞの人間の屋敷だったころよりも前、なにもなかった更地の頃から儂になるであろう欠片のようなものがあった。あくまで欠片、空気みたいなものにゃ。そこから人が住み始め、年月とともに意識が生まれてきたにゃ。もちろん最初からこの姿だったわけじゃにゃい。最初、体はなく、概念のようなものだったにゃ。にゃんでもにゃい欠片が成長し、人間がこの土地に住むようになり、この学校が建てられた。時期がちょうど良かっただけにゃ。儂は学校というこの建物の概念のようににゃった。この建物が、学校として成立するための概念。それが、月日を重ねるうちに意識が生まれたにゃ。概念という枠組みに、意識と意思が生まれたのにゃ。この時点で儂は土地神とか屋敷神ってやつににゃったんだろうにゃ。
意識は成長し、学校に通う人間に興味を持つようににゃった。人間が何故ここに来ているのか、人間は何を学んでいるのか、人間が何を食べているのか、人間とはにゃんにゃのか、生まれたての儂の意識はどんどん知識を吸収していったにゃ。吸収して、吸収して、人というものに愛着が湧くようになった頃、儂は肉体と呼べるものが出来たにゃ。といっても、半分霊体のようにゃものだからにゃ、普通の人間にゃー見えにゃいし、声も聞こえにゃいにゃ。動き回れると言ってもこの学校の敷地内だけだしにゃ。だから儂は肉体が出来たといっても、さほど違いを感じていにゃかった。だが、この姿ににゃってからにゃ、天気の調子が良い日や、波長の合う学校に関わる人間には、姿が写るようににゃってしまった。それを煩わしくも感じていたが、うまいこと利用してにゃ、弁当のおかずやら、菓子やらをもらえるようににゃったのにゃ。にゃに、うまいこと猫に擬態してにゃ。初めて人の食べてるものを食べた時は感動したにゃ。虜になったにゃ。
・・・話が脱線したにゃ。そんな儂は年月が経つにつれ、力も強くにゃったのにゃ。この学校を模様替え出来るほどににゃ。儂も、人目に付くようににゃっちまってから、落ち着いて寝れる場所が欲しくにゃってにゃ、この部屋を作ったのにゃ。ここは異常だって?そりゃ、儂が力を使って作った、特別な場所だからにゃ。さっきも言ったにゃ、模様替えをしたってにゃ。にゃいものは作れにゃいが、あるものを動かすことくらいは出来るにゃ。この学校の建築上デッドスペースににゃってる空間をちょいと寄り集めて、かためて、形作ってやればいいだけにゃ。
使った空間はどうにゃるんだって?にゃんともにゃらにゃいにゃ。ただ人間がその空間を見ても、ここは空いていにゃい、と認識するだけにゃ。たまにあるだろう?空いてるのににゃんか物を置きたくにゃい、にゃんとにゃく居心地が悪い、そんにゃ空間は多かれ少にゃかれ、儂みたいにゃ奴に使われちまってるのにゃ。
ただにゃ、この模様替えには良くないところもあったのにゃ。空間に管理人が必要ににゃったのにゃ。この空間を作るのに儂もかなり力を使っちまってにゃ、作ったは良いが、使うのにそれ相応の対価が必要ににゃっちまったのにゃ。その対価が、管理人にゃ。この空間が儂以外も使えるようににゃったのにゃ。誰でも使える空間ににゃっちまったのにゃ。ただし、儂が〝力〟を使って作った空間だからにゃ、合う合わないが存在するにゃ。人だろうと動物だろうと儂のような外れ者だろうと、この空間と相性が良い者だけが、この部屋を使うことが出来るにゃ。その素質をみるのがお供えものとあの扉にゃ。お供えものはそいつがまず人なのか、それ以外かを計るにゃ。またお供えものがどういう意図で置かれたのかもわかるにゃ。そして扉までくれば、単純に力の素質があるのか、相性を視るにゃ。合格にゃら扉はすぐに開くが、不合格にゃら全く開かない鉄の扉にゃ。そして扉を開け、儂と会った者はこの部屋を自由に使う権利が与えらるにゃ。
もうわかるだろう?お前だよ、千歳華火、お前はこの部屋を使える条件が揃っている、資格があるのにゃ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
どうしてそこにトリックアートを設置したんですか?
鞠目
ホラー
N県の某ショッピングモールには、エントランスホールやエレベーター付近など、色んなところにトリックアートが設置されている。
先日、そのトリックアートについて設置場所がおかしいものがあると聞いた私は、わかる範囲で調べてみることにした。
それなりに怖い話。
只野誠
ホラー
これは創作です。
実際に起きた出来事はございません。創作です。事実ではございません。創作です創作です創作です。
本当に、実際に起きた話ではございません。
なので、安心して読むことができます。
オムニバス形式なので、どの章から読んでも問題ありません。
不定期に章を追加していきます。
2025/12/12:『つえ』の章を追加。2025/12/19の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/11:『にく』の章を追加。2025/12/18の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/10:『うでどけい』の章を追加。2025/12/17の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/9:『ひかるかお』の章を追加。2025/12/16の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/8:『そうちょう』の章を追加。2025/12/15の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/7:『どろのあしあと』の章を追加。2025/12/14の朝8時頃より公開開始予定。
2025/12/6:『とんねるあんこう』の章を追加。2025/12/13の朝8時頃より公開開始予定。
※こちらの作品は、小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで同時に掲載しています。
隣人意識調査の結果について
三嶋トウカ
ホラー
「隣人意識調査を行います。ご協力お願いいたします」
隣人意識調査の結果が出ましたので、担当者はご確認ください。
一部、確認の必要な点がございます。
今後も引き続き、調査をお願いいたします。
伊佐鷺裏市役所 防犯推進課
※
・モキュメンタリー調を意識しています。
書体や口調が話によって異なる場合があります。
・この話は、別サイトでも公開しています。
※
【更新について】
既に完結済みのお話を、
・投稿初日は5話
・翌日から一週間毎日1話
・その後は二日に一回1話
の更新予定で進めていきます。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
視える僕らのシェアハウス
橘しづき
ホラー
安藤花音は、ごく普通のOLだった。だが25歳の誕生日を境に、急におかしなものが見え始める。
電車に飛び込んでバラバラになる男性、やせ細った子供の姿、どれもこの世のものではない者たち。家の中にまで入ってくるそれらに、花音は仕事にも行けず追い詰められていた。
ある日、駅のホームで電車を待っていると、霊に引き込まれそうになってしまう。そこを、見知らぬ男性が間一髪で救ってくれる。彼は花音の話を聞いて名刺を一枚手渡す。
『月乃庭 管理人 竜崎奏多』
不思議なルームシェアが、始まる。
(ほぼ)1分で読める怖い話
涼宮さん
ホラー
ほぼ1分で読める怖い話!
【ホラー・ミステリーでTOP10入りありがとうございます!】
1分で読めないのもあるけどね
主人公はそれぞれ別という設定です
フィクションの話やノンフィクションの話も…。
サクサク読めて楽しい!(矛盾してる)
⚠︎この物語で出てくる場所は実在する場所とは全く関係御座いません
⚠︎他の人の作品と酷似している場合はお知らせください
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる