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出来る女は水も滴る
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手水真水はいつも通り、学校へ登校していた。教室で見つけた祭は、見るからに疲れているようだった。あの、元気だけが取り柄といっても過言ではない飛鳥祭がである。
「おはよう、なにどうしたの?振られた?調子悪い?疲れてるの?もしかして本当に昨日も学校忍び込んじゃった?」
半分冗談でも言うかのテンションで投げかける。
「あ?あぁ、真水か。おはよ」
「・・・なに、ほんとに元気ないじゃん」
「う~ん。元気がない、というかめちゃくちゃ、眠い」
それだけ言うと祭はすぐに机に臥せってしまった。
「あっそ。じゃあ後でなんでそんなに疲れてるのか教えてね~~?」
私は話すまで逃がさない、という圧をかけ、自席に座る。今日華火ちゃんはお休みらしい。
祭は授業中こそ必死に起きようと努力しているが、休み時間のたびに眠っている。体育こそないものの、教室移動するときでさえ寝ようとしていて、真水は必死に祭を移動させていた。肩を貸し、体重の半分は真水に寄りかかっている状態だろう。
「ほんっとに、なんでそんなに眠いのよ!というか、起きてる?!教科書と筆箱持ってるわね?」
「う~ん。私も華火と一緒に休みたかったのよ・・・」
「華火ちゃん?確かに今日お休みだけど。やっぱり昨日二人でまたなにかやったのね?絶対に聞き出してやるし、コーヒーでも奢ってもらうからね。・・・って、言ってる傍から寝ようとしないで!」
ふらふらとした足取りから、相当眠いことだけは分かるが、あの祭がここまで疲れている、ということは珍しいのだ。彼女は空手うんぬん言う前に、体力が人並み外れている。十キロ程度なら汗もかかずに走り切ってしまうかもしれない。そんな人間の体力をここまで削るとはい一体、何をしたのか気になるところである。
祭はあくびが止まらないが、必死に目を開けようとしているらしく、一人しりとりを始めていた。
「祭・・・、そこまで眠くなるってほんとになにしたのよ。あんたがこんなに疲れてるなら、華火ちゃんなんて大丈夫なの?」
華火、華火はねぇ、なんて祭はしりとりをやめて話始めた。
「華火はさぁ、実はすごいのよ~」
祭は眠くて仕方のない脳みそで、脈絡なく、話始める。
「結構運動も出来るし」
「そうね」
「勉強もちゃんとしてるのよね・・・」
「えぇ、努力してるのよ」
「可愛いし・・・」
「・・・そうね」
「でも」
「でも?」
真水は祭の顔を見る。
「ちょっと心配なのよぉ」
「こんな状態の、あんたに、華火ちゃんも心配されたくないでしょうよ」
「華火ってさぁ、きっと、すごい特別なの」
「特別?」
「うん。目も赤くなるのよ」
「目が赤く?」
「うん」
「そりゃ、目が赤かったらすごいでしょうね」
華火ちゃん、充血でもしたのかしら。
「うん」
「うん、しか言わなくなってるけど、そろそろ着くわよ。教室」
「うん」
「捨てるわよ」
「いやぁ」
「いやぁ、じゃないのよ。自分で歩け」
「いやぁ」
真水はこんな面倒くさいやり取りも、実は嫌いじゃない。祭が甘えてくることは結構嬉しいのだ。
「もう、今日だけだからね」
真水はつい祭を甘やかしてしまう。
「それで、昨日も学校に忍び込んだ、と。そして楽しくなってきてついつい夜更かしした、と。・・・本当に?」
「ほんとにほんとに。夜の学校がすごい面白かったんだよねぇ」
「でも普通に家に帰ったんでしょ?なんでそんな徹夜明けみたいになってるのよ。まさか学校に泊まったんじゃ・・・」
「泊まってない!泊まってません!」
「・・・でも何か隠してるでしょう?」
「か、隠してない、のよ」
「ふ~ん、じゃあどうしてあんたはそんなに疲れてて、華火ちゃんは学校を休んでるの?」
「は、華火は体力がなくて、風邪ひいちゃっただけなのよ!・・・最近、私が連れまわしちゃったから」
祭は申し訳なさそうに目をそらす。真水はぺちん、と祭にデコピンをする。
「いたい!」
「うるさい、反省しなさい。そんで、祭は?あんたはそんなことで体調崩すほど体力ないわけじゃないでしょう」
「私は、ちょっと・・・」
「ちょっと?」
「夜中に家に帰ってから、走り込みを・・・」
祭はまた目をそらしながら話始める。
「ほう?」
「ちょっとテンション上がっちゃって」
てへ、という効果音が付きそうな顔をした祭に再び私はデコピンをした。
「そんな後先考えない行動で、私の手を、煩わせたのかしら?」
にこにこと、朗らかでありながらとても圧を感じる表情で祭に声をかける。
「そんなに怒らないでよ~。いいじゃん幼馴染み同士、助け合っていこうぜ~。二人で助け合っていけば無敵じゃーん!」
「・・・ほんと、楽天家め」
「そんなことないのよ~」
二人だけで話すとき、祭は少し素直で、いつも以上に子供っぽく感じる。二人きりじゃないと、照れなのかすぐに突っかかってくる。まぁそこも可愛いと思うところではある。
そしてなんとか、祭を起こしながら本日の学校を乗り切った。
もう夕方に近い時間だがようやく帰宅出来た真水は制服を脱ぎ、部屋着に着替えていた。
「さて」
普段使っているタブレットをしまい、部屋で使っているデスクトップパソコンを起動させる。このパソコンは真水のものである。パソコンを起動させるにあたり、いくつものロックを解除していく。そして、あるアプリケーションを開く。
【アバンチュール】これはこのアプリをダウンロードした端末上の情報を、遠隔動作で開き、閲覧を可能にするものである。していることは盗撮に近い。また、このアプリがダウンロード済みの端末と通信を行った場合、ウイルスのように浸食していく。しかしこれは元のダウンロード済みの端末からに限るものであり、アバンチュールのウイルスが侵入しただけの端末が別の端末と通信したとしても、それ以上感染はしない。間接的に、ではなく、直接的に。あくまで侵入できるのは【アバンチュール】をダウンロードしている端末とその端末と直接通信を行った端末に限るものである。
本当ならネズミ算的に情報を増やすためにも、間接的にどんどん浸食していく機能が欲しいが、なかなかうまくいかないものである。では、真水はこのアプリを誰の端末にダウンロードしているのか。
「ふっふふん、ふ~ん」
真水は幼馴染みの飛鳥祭のスマートフォンに勝手に【アバンチュール】インストールさせていた。つまり、飛鳥祭と飛鳥祭の端末と直接通信した端末に潜入することが可能になる。千歳華火も、その例外ではない。
「華火ちゃんの画像フォルダってあんまり入ってないんだねぇ。なんかエッチな画像とか入ってたら面白かったのに。あ、でもこの笑顔で笑ってる忍冬矜の写真はレアだな。もらっとこ~。こんなかわいい写真、私にも見せてくれれば良かったのに~」
千歳華火の画像フォルダを勝手に閲覧しておいて散々な感想を口にする。もちろんの目的は画像フォルダではない。スマートフォンは毎日のデータを使用者ですら気づかない間に記録していく。それはヘルスデータにおける万歩計の役目であったり、ウェブ閲覧の履歴や足跡、アプリケーションを一日に開いていた時間など、普段意識しないと目につかないデータばかりである。そして忘れがちで最も怖いのがGPS機能である。このデータをうまく活用すればストーカー行為だって簡単にできる。そして手水真水の手にかかれば、ここ数日の行動履歴の復元など、造作もないのだ。
「三月三十一日は、なんか色々動いてるなぁ。というか、三十一日の履歴が学校で止まってるっていうことは」
真水は別ウィンドウで四月一日の履歴を表示させる。
「ほ~。学校始まりだねぇ。そこから箱根伊予総合病院、か。え~、知らない病院じゃん。なにこれ、華火ちゃんは何を知ってるのかなぁ~」
真水はもちろん学校の監視カメラにも細工を施している。レコーダーに残っている分はいつでも閲覧可能である。しかし、学校側が気づいているのか、いないのか。三月三十一日から四月一日の早朝までのデータが飛んでいるのだ。故障か、誰かが細工したのかわからないが、これでは校内で誰が何をしていたのかわからないのである。しかし、その日、千歳華火が学校にいたのは恐らく間違いないのだ。つまり千歳華火がこのデータを消した、ということだろうか。それとも他の誰かが作為的に監視カメラを細工したのだろうか。
千歳華火が何を隠しているのか、誰が協力者なのか。人の秘密に真水は心を躍らせる。そしてどうやって真実を手にするか、策を講じる。
「楽しいなぁ。人の秘密は、蜜の味」
真水は楽しそうに笑う。自分の知らないが埋まること、それはこれ以上ない快感なのだ。
「おはよう、なにどうしたの?振られた?調子悪い?疲れてるの?もしかして本当に昨日も学校忍び込んじゃった?」
半分冗談でも言うかのテンションで投げかける。
「あ?あぁ、真水か。おはよ」
「・・・なに、ほんとに元気ないじゃん」
「う~ん。元気がない、というかめちゃくちゃ、眠い」
それだけ言うと祭はすぐに机に臥せってしまった。
「あっそ。じゃあ後でなんでそんなに疲れてるのか教えてね~~?」
私は話すまで逃がさない、という圧をかけ、自席に座る。今日華火ちゃんはお休みらしい。
祭は授業中こそ必死に起きようと努力しているが、休み時間のたびに眠っている。体育こそないものの、教室移動するときでさえ寝ようとしていて、真水は必死に祭を移動させていた。肩を貸し、体重の半分は真水に寄りかかっている状態だろう。
「ほんっとに、なんでそんなに眠いのよ!というか、起きてる?!教科書と筆箱持ってるわね?」
「う~ん。私も華火と一緒に休みたかったのよ・・・」
「華火ちゃん?確かに今日お休みだけど。やっぱり昨日二人でまたなにかやったのね?絶対に聞き出してやるし、コーヒーでも奢ってもらうからね。・・・って、言ってる傍から寝ようとしないで!」
ふらふらとした足取りから、相当眠いことだけは分かるが、あの祭がここまで疲れている、ということは珍しいのだ。彼女は空手うんぬん言う前に、体力が人並み外れている。十キロ程度なら汗もかかずに走り切ってしまうかもしれない。そんな人間の体力をここまで削るとはい一体、何をしたのか気になるところである。
祭はあくびが止まらないが、必死に目を開けようとしているらしく、一人しりとりを始めていた。
「祭・・・、そこまで眠くなるってほんとになにしたのよ。あんたがこんなに疲れてるなら、華火ちゃんなんて大丈夫なの?」
華火、華火はねぇ、なんて祭はしりとりをやめて話始めた。
「華火はさぁ、実はすごいのよ~」
祭は眠くて仕方のない脳みそで、脈絡なく、話始める。
「結構運動も出来るし」
「そうね」
「勉強もちゃんとしてるのよね・・・」
「えぇ、努力してるのよ」
「可愛いし・・・」
「・・・そうね」
「でも」
「でも?」
真水は祭の顔を見る。
「ちょっと心配なのよぉ」
「こんな状態の、あんたに、華火ちゃんも心配されたくないでしょうよ」
「華火ってさぁ、きっと、すごい特別なの」
「特別?」
「うん。目も赤くなるのよ」
「目が赤く?」
「うん」
「そりゃ、目が赤かったらすごいでしょうね」
華火ちゃん、充血でもしたのかしら。
「うん」
「うん、しか言わなくなってるけど、そろそろ着くわよ。教室」
「うん」
「捨てるわよ」
「いやぁ」
「いやぁ、じゃないのよ。自分で歩け」
「いやぁ」
真水はこんな面倒くさいやり取りも、実は嫌いじゃない。祭が甘えてくることは結構嬉しいのだ。
「もう、今日だけだからね」
真水はつい祭を甘やかしてしまう。
「それで、昨日も学校に忍び込んだ、と。そして楽しくなってきてついつい夜更かしした、と。・・・本当に?」
「ほんとにほんとに。夜の学校がすごい面白かったんだよねぇ」
「でも普通に家に帰ったんでしょ?なんでそんな徹夜明けみたいになってるのよ。まさか学校に泊まったんじゃ・・・」
「泊まってない!泊まってません!」
「・・・でも何か隠してるでしょう?」
「か、隠してない、のよ」
「ふ~ん、じゃあどうしてあんたはそんなに疲れてて、華火ちゃんは学校を休んでるの?」
「は、華火は体力がなくて、風邪ひいちゃっただけなのよ!・・・最近、私が連れまわしちゃったから」
祭は申し訳なさそうに目をそらす。真水はぺちん、と祭にデコピンをする。
「いたい!」
「うるさい、反省しなさい。そんで、祭は?あんたはそんなことで体調崩すほど体力ないわけじゃないでしょう」
「私は、ちょっと・・・」
「ちょっと?」
「夜中に家に帰ってから、走り込みを・・・」
祭はまた目をそらしながら話始める。
「ほう?」
「ちょっとテンション上がっちゃって」
てへ、という効果音が付きそうな顔をした祭に再び私はデコピンをした。
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「そんなに怒らないでよ~。いいじゃん幼馴染み同士、助け合っていこうぜ~。二人で助け合っていけば無敵じゃーん!」
「・・・ほんと、楽天家め」
「そんなことないのよ~」
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そしてなんとか、祭を起こしながら本日の学校を乗り切った。
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「さて」
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本当ならネズミ算的に情報を増やすためにも、間接的にどんどん浸食していく機能が欲しいが、なかなかうまくいかないものである。では、真水はこのアプリを誰の端末にダウンロードしているのか。
「ふっふふん、ふ~ん」
真水は幼馴染みの飛鳥祭のスマートフォンに勝手に【アバンチュール】インストールさせていた。つまり、飛鳥祭と飛鳥祭の端末と直接通信した端末に潜入することが可能になる。千歳華火も、その例外ではない。
「華火ちゃんの画像フォルダってあんまり入ってないんだねぇ。なんかエッチな画像とか入ってたら面白かったのに。あ、でもこの笑顔で笑ってる忍冬矜の写真はレアだな。もらっとこ~。こんなかわいい写真、私にも見せてくれれば良かったのに~」
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千歳華火が何を隠しているのか、誰が協力者なのか。人の秘密に真水は心を躍らせる。そしてどうやって真実を手にするか、策を講じる。
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