これでも神様ですが、死神殺しと呼ばれています。

すぅこ

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脱げとな?

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  ギルド長のおじ様、興奮気味です。
サクラは、いまいちステータスというもの自体理解してないので、全く理由がわかりません。ラノベを読んだり、ゲームした事がないのです。早く説明してほしいです。

ギルドの冒険者達は興味津々。

やだなぁ、目立ちたくないなぁ。


「君は『死神殺し』と呼ばれているのかね?」とギルド長。

冒険者も、ヴェルグさんも目が点です。私もです。

「……まさか、ここでもそう呼ばれるとは思いませんでした。創造神ランファア様のコメント欄ですね。」
ランファア兄様、まさか、こんな所で嫌がらせ?怒ってるって事だよね。

「それとだな……。ステータスオープン」と、やっとギルドカードの詳細を見せてくれた。

カードからステータス画面が現れる。


サクラ(女)

年齢 18(?)

魔法属性  未知

《創造神ランファアのコメント》
神々の妹『癒しの女神』

『創造神』ランファアの溺愛
『戦神』ゼロスの溺愛
その他神々の溺愛

『死神いらず』
『死神殺し』と死神から恐れられている

(注意)
泣かせたら神々に嫌われる、呪われる



ギルド長さん、このステータスの中で、何故『死神殺し』を出す?
女神の称号のほうが凄くない?
ツッコミどころ満載過ぎですけどね。

「あはははは。……気のせいです。」

「そんなわけあるかぁぁ!!!」怒鳴らないでほしい。

ヴェルグの腕にしがみつく。

ヴェルグもステータス画面を見て苦笑い。

ステータス画面はギルド長、受付のおばちゃん、サクラ、ヴェルグにしか見せてませんよ。


ギルド長、なんか目がギラギラして怖いです。

「サクラ、脱げ!!」
フード?服?
もしや、裸を御所望??

「「「!!!?」」」ザワザワしていたギルド内、沈黙。

ギルド長、こんな大勢の前で晒し者にするおつもりですか?

「女の子に脱げとな?……変態ですか?捕まりますよ!!」

「フードじゃ、フード!!マントだ!!」言い直すギルド長。
わかってますよ(笑)
冗談です。
見た目ほどそんなに若くないし、世間知らずじゃありません。
経験積んでますからね。

神様とわかっていて言ってます。
ここで銀髪を披露するのは、遠慮したいんですけども。
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