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⑥氷壁に突き刺さる秘宝と過去
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雪煙の向こう側に見える景色は、戦いの中では感じることができないほどの美しさだった。ひんやりとした空気の中に日の光が反射した雪が舞い上がりきらきらと輝いている。一瞬光りに包まれる錯覚を起こしかけるが、反射が薄れ正面に横たわるベノムワイバーンのどす黒い亡骸が現実へと引き戻す。
「…仕留めた?」
声を上げたのはフラミーだった、腕を負傷したのか反対の手で抱え込んでいる。片手に弓を持っていたリリウムも、力なく足から崩れ落ちその場にしゃがみこんだ。まだ完全に仕留めたことを信じ切れていないエウレアは、少しの警戒心を残し仲間達の元まで戻ってきた。
「山の気配が違う。元凶は取り除かれたと思って間違いない」
レオニスは手の甲で、顎についた氷片を払いながら答えると。持っていたバスターソードを鞘へと戻した。
エウレアとレオニスは倒したベノムワイバーンを確認するため、亡骸の元へと向かった。どうやら亜種だったことによって、個体差がどうなっているのかが気になっているらしい。
フラミーは意を決したように、周囲の探索を始めた。最初は視界に入る範囲から始まったが、どんどんと遠くへと足を運んでいる。
一人になったリリウムは、ベノムワイバーンが最後に打ち付けられた氷壁を見上げた。何かがリリウムの心へと囁きかける。
「(間違いない、ここにある)」
リリウムは持っている装備を放り出し、身軽になると杖を横に構えて呪文を唱える。やがて杖は浮遊し、リリウムはその上に腰をかけた。ゆっくりと弧を描くように低い位置から上昇していく。目指すのはベノムワイバーンが打ち付けられた氷壁の遥か上方。目的の物が視界に入ったときに、わずかに空間が揺れた気がした。
透明な球体に虹色の光を内包した『エルフの秘宝』…種族の者にしか感知できないように、呪い(まじない)がかかっている。それは見事に氷壁に埋まり込んでいた。リリウムが手を伸ばすと氷が砕ける音と共に、吸い付くように飛び込んできた。
「やっと、やっと見つけた」
氷壁に埋まりこんでいたため、かなり冷たいその秘宝をリリウムは大事そうに抱きしめていた。
エルフの秘宝が埋まっていた位置よりも、少し上空…下にいるエウレアとレオニスから姿が見えない位置まで移動する。空は白く見えたが、眼下にみえる氷壁の青と相まってとても美しく神秘的に見えた。氷に囲まれた山々は、まるで青白い神殿のようにも見える。
「…ここに決めた」
リリウムは杖に腰掛けたまま、マジックバックを開き中から大きめの聖杯を取り出して杖の上に置いた。
聖杯の底にはたくさんの小さな光が寄せ集まりながら沈んでいた。リリウムはそれを横目で確認し、エルフの秘宝を空高く掲げる。反対の手で祈りの形をつくりまぶたを閉じた。秘宝の中の虹色の光が大きく広がり、リリウムを包んでいく。
エルフの中でもリリウムの一族は「肉体は土に返り、魂は天(そら)に返る」と信じられている。今では廃れた風習だが、それでも一部の者はいまだにその方法を希望していた。
幼い頃にリリウムの婚約者は病気で亡くなった。深い悲しみも、何もできなかった苦しみもすでに過去のことだ。リリウムはその死を受け入れていた。
ただ送り出す方法は、譲ることはできなかった。また来世でもその先でも再び会うことができるように、リリウムは一族の風習に添って旅に出たのだ。旅の間に稼いだお金はすべて亡くなった婚約者の埋葬の資金へと送った。あとは魂を送るだけ…そしてそれが出来るのは、エルフの秘宝だけだった。
リリウムがまぶたを閉じ祈りを捧げている間に、小さな光達は戸惑いながらも、ゆっくりと次々に遥か高く上空へと昇っていった。ずいぶんと時間をかけて祈りを捧げていると、リリウムの頬を何かが触れた感触を感じた。
目を開くと、小さな光が心配そうに揺れていた。
「これが、最後の対話になるね?」
リリウムは光に向かって話しかけた。その光がかつての婚約者の魂だと、確信していた。
「ずいぶんと待たせてごめん。本当に大変だったんだから…お母さんったら自分で失くしておいて、どこで失くしたかわからないとか言うし。行く場所、行く場所大外れで。まあお金は溜まったから、それはそれで良かったんだけど。」
過去にあった自分の失態を思い出し、思わず笑みが溢れる。
「でも今回は本当に、もうだめかと思った。」
リリウムの表情に、婚約者の魂は大きく左右へと揺れる。
「…自分でも計画なしに突っ込む性格だってわかってる。一緒に来た仲間達は自分勝手で、お節介で、何考えてるかわからないし、こっちの言うことには全然耳を貸したりしないの!でもね何も言わなくても、信頼できる。互いに護り合うことができる。一緒にいて、心地よい人達なの。」
婚約者の魂は、じっと止まってリリウムの話に耳を傾けているようだった。
「今回も絶対に一人じゃ生き残れなかったと思う。あの人達がいたからこそ、貴方をちゃんと送ることができた。…これは私の誇り。私の魂はまだそっちに行くには時間がかかるけど、必ず行くから先に行っててね?」
婚約者の魂は、リリウムの額に近づきそっとくっついてきた。リリウムもそれに習って目を閉じる。幼い頃眠る前によくやっていた仕草だった。
やがてゆっくりと離れ、別れを惜しみながら上空へと昇っていく。リリウムは目に涙を溜めたまま、小さな光に向かって手を振り続けた。
すべてを見送り涙が渇いた頃を見計らって、リリウムは余韻を感じながら杖を操作して元いた場所へと降りていった。
達成感を胸いっぱいに感じながら、雪へと足をおろし周囲を見回す。探索を続けていたフラミーも戻ってきていて、仲間達はベノムワイバーンの亡骸を覗き込んでいた。
「(待って、私も一緒に)」
リリウムは仲間だと思える、温かい場所へと駆け出した。
「…仕留めた?」
声を上げたのはフラミーだった、腕を負傷したのか反対の手で抱え込んでいる。片手に弓を持っていたリリウムも、力なく足から崩れ落ちその場にしゃがみこんだ。まだ完全に仕留めたことを信じ切れていないエウレアは、少しの警戒心を残し仲間達の元まで戻ってきた。
「山の気配が違う。元凶は取り除かれたと思って間違いない」
レオニスは手の甲で、顎についた氷片を払いながら答えると。持っていたバスターソードを鞘へと戻した。
エウレアとレオニスは倒したベノムワイバーンを確認するため、亡骸の元へと向かった。どうやら亜種だったことによって、個体差がどうなっているのかが気になっているらしい。
フラミーは意を決したように、周囲の探索を始めた。最初は視界に入る範囲から始まったが、どんどんと遠くへと足を運んでいる。
一人になったリリウムは、ベノムワイバーンが最後に打ち付けられた氷壁を見上げた。何かがリリウムの心へと囁きかける。
「(間違いない、ここにある)」
リリウムは持っている装備を放り出し、身軽になると杖を横に構えて呪文を唱える。やがて杖は浮遊し、リリウムはその上に腰をかけた。ゆっくりと弧を描くように低い位置から上昇していく。目指すのはベノムワイバーンが打ち付けられた氷壁の遥か上方。目的の物が視界に入ったときに、わずかに空間が揺れた気がした。
透明な球体に虹色の光を内包した『エルフの秘宝』…種族の者にしか感知できないように、呪い(まじない)がかかっている。それは見事に氷壁に埋まり込んでいた。リリウムが手を伸ばすと氷が砕ける音と共に、吸い付くように飛び込んできた。
「やっと、やっと見つけた」
氷壁に埋まりこんでいたため、かなり冷たいその秘宝をリリウムは大事そうに抱きしめていた。
エルフの秘宝が埋まっていた位置よりも、少し上空…下にいるエウレアとレオニスから姿が見えない位置まで移動する。空は白く見えたが、眼下にみえる氷壁の青と相まってとても美しく神秘的に見えた。氷に囲まれた山々は、まるで青白い神殿のようにも見える。
「…ここに決めた」
リリウムは杖に腰掛けたまま、マジックバックを開き中から大きめの聖杯を取り出して杖の上に置いた。
聖杯の底にはたくさんの小さな光が寄せ集まりながら沈んでいた。リリウムはそれを横目で確認し、エルフの秘宝を空高く掲げる。反対の手で祈りの形をつくりまぶたを閉じた。秘宝の中の虹色の光が大きく広がり、リリウムを包んでいく。
エルフの中でもリリウムの一族は「肉体は土に返り、魂は天(そら)に返る」と信じられている。今では廃れた風習だが、それでも一部の者はいまだにその方法を希望していた。
幼い頃にリリウムの婚約者は病気で亡くなった。深い悲しみも、何もできなかった苦しみもすでに過去のことだ。リリウムはその死を受け入れていた。
ただ送り出す方法は、譲ることはできなかった。また来世でもその先でも再び会うことができるように、リリウムは一族の風習に添って旅に出たのだ。旅の間に稼いだお金はすべて亡くなった婚約者の埋葬の資金へと送った。あとは魂を送るだけ…そしてそれが出来るのは、エルフの秘宝だけだった。
リリウムがまぶたを閉じ祈りを捧げている間に、小さな光達は戸惑いながらも、ゆっくりと次々に遥か高く上空へと昇っていった。ずいぶんと時間をかけて祈りを捧げていると、リリウムの頬を何かが触れた感触を感じた。
目を開くと、小さな光が心配そうに揺れていた。
「これが、最後の対話になるね?」
リリウムは光に向かって話しかけた。その光がかつての婚約者の魂だと、確信していた。
「ずいぶんと待たせてごめん。本当に大変だったんだから…お母さんったら自分で失くしておいて、どこで失くしたかわからないとか言うし。行く場所、行く場所大外れで。まあお金は溜まったから、それはそれで良かったんだけど。」
過去にあった自分の失態を思い出し、思わず笑みが溢れる。
「でも今回は本当に、もうだめかと思った。」
リリウムの表情に、婚約者の魂は大きく左右へと揺れる。
「…自分でも計画なしに突っ込む性格だってわかってる。一緒に来た仲間達は自分勝手で、お節介で、何考えてるかわからないし、こっちの言うことには全然耳を貸したりしないの!でもね何も言わなくても、信頼できる。互いに護り合うことができる。一緒にいて、心地よい人達なの。」
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婚約者の魂は、リリウムの額に近づきそっとくっついてきた。リリウムもそれに習って目を閉じる。幼い頃眠る前によくやっていた仕草だった。
やがてゆっくりと離れ、別れを惜しみながら上空へと昇っていく。リリウムは目に涙を溜めたまま、小さな光に向かって手を振り続けた。
すべてを見送り涙が渇いた頃を見計らって、リリウムは余韻を感じながら杖を操作して元いた場所へと降りていった。
達成感を胸いっぱいに感じながら、雪へと足をおろし周囲を見回す。探索を続けていたフラミーも戻ってきていて、仲間達はベノムワイバーンの亡骸を覗き込んでいた。
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