【R18】悪役令嬢?いいえ、悪役夫人です!

たかはし

文字の大きさ
11 / 28

第11話 告白大会をしていますのよ!

しおりを挟む
「アデリーナちゃん…」

ジェラルドさまはどう切り出したらいいのか、悩んでいらっしゃるようでした。まあ、そうでしょうね…。僕ロリコンじゃないよ!ぷるぷる!からの妻を抱きしめて締め落としたのだから、その対応には困るでしょうね。わたくしだって困っていますわ!
告白についてはジェラルドさまが、どれだけわたくしを想っていて下さったのかわかって、嬉しいやら恥ずかしいやらで胸がいっぱいですの……♡

抱きしめすぎての気絶については、ジェラルドさまが隠しておきたかったはずの真情の吐露で、思わず力を込めてしまったのでしょうね。……だとしてもやりすぎですが。
貴族の女性は特別に弱いのですから、気遣っていただかないと…。体に跡がついたらどうしてくださるの?責任取ってお嫁さんに…あら、わたくしもうジェラルドさまのお嫁さんでしたわ!きゃー!きゃー!

「あの…ジェラルドさま……。わたくし、うれしかったですわ。ずっとずっと、ジェラルドさまのことが好きだったんですの…。でも、わたくし達年が離れていますでしょう?だから、子供だからと…身近な大人への恋慕なんて勘違いだよなんて言われて拒否されると思っていましたの…」

ここから先の答えはもう聞いています。でも、それでもわたくしの口から出た質問に、答えて欲しいのです…。

「でも、ジェラルドさまはわたくしを娶って下さいました。小さな女の子が好きなのではなく、わたくしがお好き…なのですよね?だからいろいろと、手を尽くしてくださったのですわよね?」

緊張のせいか、手が震えています。ジェラルドさまも、こんな風に緊張されたのでしょうか?
いいえ、ジェラルドさまの場合、答えがわからないままの質問でしたもの。答えがわかっているわたくしの緊張なんかより、もっともっと…。

「好きだよ。アデリーナちゃんが、好きだ。愛している。…俺が好きなのは、今までもこれからも、君だけだよ」

わたくしを抱きしめる腕に力を入れ、向かい合ったジェラルドさまは真剣な面持ちでそうおっしゃいました。いつものあのへにゃっとした表情は、どこへ行ってしまったのでしょうか?
何にしても…カッコよすぎですわ!!まったく一体どこで、そんな女殺しのセリフを覚えてくるのですか?!ずっとずっと先、おじいちゃんとおばあちゃんになっても、わたくしのことを好きでいてくださるということなのですね?!わたくしも!わたくしもずっと、ずーーーっと大好きですわ!

はっ!いけませんわっ目をハートにして、ジェラルドさまのセリフに酔っている場合ではありませんでしたわね。

「わたくしもジェラルドさまのことが大好きですわ!あの…印をつけていただく時に悲鳴を上げてしまい、申し訳ありませんでした。こ、怖かったのです。ジェラルドさまは男の方で、わたくしは食べられてしまうのだと…もちろんわたくしジェラルドさまの妻として、美味しく召し上がっていただくための努力はしておりますのよ?でも、食べられる覚悟が足りなかったのですわ……」

今まで性的な事からは、遠ざけられていましたわ。でも、もうそれではいけないのですわよね。わたくしはジェラルドさまの妻として、ここにいるのですから。

しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました

大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

大金で買われた少女、狂愛の王子の檻で宝石になる ―無自覚な天才調合師は第二王子の婚約者(虫除け)を演じることになりました―

甘塩ます☆
恋愛
「君を金貨三十枚で買ったのは、安すぎたかな」 酒浸りの父と病弱な母に売られた少女・ユナを救ったのは、国中から「放蕩王子」と蔑まれる第二王子・エルフレードだった。 ​「虫除けの婚約者になってほしい」というエルの言葉を受け、彼の別邸で暮らすことになったユナ。しかし、彼女には無自覚の天才調合師だった。 ​ユナがその才能を現すたび、エルの瞳は暗く濁り、独占欲を剥き出しにしていく。 「誰にも見せないで。君の価値に、世界が気づいてしまうから」 ​これは、あまりに純粋な天才少女と、彼女を救うふりをして世界から隠し、自分の檻に閉じ込めようとする「猛禽」な王子の物語。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました

美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?

十歳の花嫁

アキナヌカ
恋愛
アルフは王太子だった、二十五歳の彼は花嫁を探していた。最初は私の姉が花嫁になると思っていたのに、彼が選んだのは十歳の私だった。彼の私に対する執着はおかしかった。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...