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番外編 バレンタインですのよ…♡⑪ おわり
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ジェラルドさまはわたくしを上から下まで舐めるように見つめると、舌なめずりをして太ももに手を乗せて来て…
「ジェラルド、さま…?あの…手が…」
熱い。ただ手を乗せられているだけだというのに…。どうして…?なんだか、触られたところが、ジンジンして…。え、なに…?わたくしこんなに敏感でしたっけ…?
自慢の長い髪を指で梳かれ、耳に掛けられました。そしてその耳に息を吹きかけられましたの。
「ッ…!ひぅっ」
「その拘束具ね、特殊な加工を施して媚薬効果を付与してあるんだ。即効性でね。皮膚から吸収してこうして、ちょっと触られただけでも気持ちよくなってしまう。もしかすると、見られてるだけでイけちゃうかもね…?」
耳の穴をかすめるジェラルドさまの息。それから太ももをするりと撫でる大きな手。そして媚薬。…てんこ盛り!色々とてんこ盛りにしすぎですわ!こんなの気持ちよくならないはずがありませんの!
ん?あれ……?も、もしかして、わたくし夜までこのまま放置されてしまいますの?嘘でしょう?
「あーあ。こんなにビクビクしちゃって。夜まで頑張れる?勝手に気持ち良くなろうとしたら、次はえっちな恰好にしてあげるからね?」
ニコニコしながらわたくしの頬を撫でるジェラルドさま。あなた鬼ですか!さらに酷いことされちゃうんですの?!や、やだー!
「ジェラルドさま!や、いやですっしないから、自慰しませんからっだから、これ外してくださいぃ!」
ガチャガチャと拘束具を鳴らしながら、ジェラルドさまに訴えます。それはもう必死に。この状態で夜までお預けなんて、難しいなんてものじゃありませんわ!
このまま放置なんてされたらぱんつとあそこが擦れるだけで、イっちゃってそれを勝手に気持ちよくなったとか言われて、更にえっちなことされちゃう!
そんな負のループのスチルが見える!見えてしまってますわ!!それを回避するには誠心誠意の…
「ダメだよ。君は夜までそのままだ。俺の見てないところで、勝手に気持ちよくなろうだなんて考えちゃうようなえっちな奥さん。そんな人はきちんと調教しておかないとね」
「ヒッ!」
またしても凄みのある笑顔で言われてしまい、わたくしは青ざめるしかありませんでしたわ。ジェラルドさまの石頭ーっ!わたくし泣いてしまいますわよ!
だんだんと熱くなる体を持て余し、息がかかるほど近くにいるジェラルドさまに何度も『触って』『イかせて』と懇願しました。しかしそのたびに彼は『ダメだよ』『夜までおあずけ』としか言わず、微笑むばかりで。
じわじわと思考を奪う薬は体の中を駆け巡り、泣いてお願いしても夜までは一度たりともイかせてはもらえませんでしたの。
その代わり夜になればもう、すごかったですわ…。連続絶頂、というものでしょうか。
本当に何度も何度も指で、舌で、おちんちんでイかされてしまいましたの。しっかりと数えていたわけではありませんが、50回以上イったのではないでしょうか?
キスされてイき、お腹を撫でられてイき、お胸を寄せられるだけでイき、おちんちんを見るだけでイきましたわ…。強烈な快楽に気絶しては起こされ、イき疲れて反応が無くなるまで抱いたのだとバレンタインの翌々日に聞かされましたの。
そうです。あまりのことで、わたくし丸1日も目が覚めなかったそうなのです。ジェラルドさまには、加減というものを覚えていただかなくてはいけませんね!
まあ、それだけ抱いていただけたということは、愛されている、ということでしょうが…。うれしいけどうれしくありませんわ!もっと他の行動で愛を示していただきたいものです!
と、とにかくわたくし自慰はもう、ぜーったいにしませんし、しようとも思いませんわ!ベッドの上でジェラルドさまに甘やかされながら、わたくしはそう心の内で固く誓ったんですの。
……こうしてわたくし達の、夫婦になって初めてのバレンタインは終わったのでした。
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イベント物は書き終わるまでが当日ってうちのシマでは決まってっから!(震え声)
「ジェラルド、さま…?あの…手が…」
熱い。ただ手を乗せられているだけだというのに…。どうして…?なんだか、触られたところが、ジンジンして…。え、なに…?わたくしこんなに敏感でしたっけ…?
自慢の長い髪を指で梳かれ、耳に掛けられました。そしてその耳に息を吹きかけられましたの。
「ッ…!ひぅっ」
「その拘束具ね、特殊な加工を施して媚薬効果を付与してあるんだ。即効性でね。皮膚から吸収してこうして、ちょっと触られただけでも気持ちよくなってしまう。もしかすると、見られてるだけでイけちゃうかもね…?」
耳の穴をかすめるジェラルドさまの息。それから太ももをするりと撫でる大きな手。そして媚薬。…てんこ盛り!色々とてんこ盛りにしすぎですわ!こんなの気持ちよくならないはずがありませんの!
ん?あれ……?も、もしかして、わたくし夜までこのまま放置されてしまいますの?嘘でしょう?
「あーあ。こんなにビクビクしちゃって。夜まで頑張れる?勝手に気持ち良くなろうとしたら、次はえっちな恰好にしてあげるからね?」
ニコニコしながらわたくしの頬を撫でるジェラルドさま。あなた鬼ですか!さらに酷いことされちゃうんですの?!や、やだー!
「ジェラルドさま!や、いやですっしないから、自慰しませんからっだから、これ外してくださいぃ!」
ガチャガチャと拘束具を鳴らしながら、ジェラルドさまに訴えます。それはもう必死に。この状態で夜までお預けなんて、難しいなんてものじゃありませんわ!
このまま放置なんてされたらぱんつとあそこが擦れるだけで、イっちゃってそれを勝手に気持ちよくなったとか言われて、更にえっちなことされちゃう!
そんな負のループのスチルが見える!見えてしまってますわ!!それを回避するには誠心誠意の…
「ダメだよ。君は夜までそのままだ。俺の見てないところで、勝手に気持ちよくなろうだなんて考えちゃうようなえっちな奥さん。そんな人はきちんと調教しておかないとね」
「ヒッ!」
またしても凄みのある笑顔で言われてしまい、わたくしは青ざめるしかありませんでしたわ。ジェラルドさまの石頭ーっ!わたくし泣いてしまいますわよ!
だんだんと熱くなる体を持て余し、息がかかるほど近くにいるジェラルドさまに何度も『触って』『イかせて』と懇願しました。しかしそのたびに彼は『ダメだよ』『夜までおあずけ』としか言わず、微笑むばかりで。
じわじわと思考を奪う薬は体の中を駆け巡り、泣いてお願いしても夜までは一度たりともイかせてはもらえませんでしたの。
その代わり夜になればもう、すごかったですわ…。連続絶頂、というものでしょうか。
本当に何度も何度も指で、舌で、おちんちんでイかされてしまいましたの。しっかりと数えていたわけではありませんが、50回以上イったのではないでしょうか?
キスされてイき、お腹を撫でられてイき、お胸を寄せられるだけでイき、おちんちんを見るだけでイきましたわ…。強烈な快楽に気絶しては起こされ、イき疲れて反応が無くなるまで抱いたのだとバレンタインの翌々日に聞かされましたの。
そうです。あまりのことで、わたくし丸1日も目が覚めなかったそうなのです。ジェラルドさまには、加減というものを覚えていただかなくてはいけませんね!
まあ、それだけ抱いていただけたということは、愛されている、ということでしょうが…。うれしいけどうれしくありませんわ!もっと他の行動で愛を示していただきたいものです!
と、とにかくわたくし自慰はもう、ぜーったいにしませんし、しようとも思いませんわ!ベッドの上でジェラルドさまに甘やかされながら、わたくしはそう心の内で固く誓ったんですの。
……こうしてわたくし達の、夫婦になって初めてのバレンタインは終わったのでした。
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イベント物は書き終わるまでが当日ってうちのシマでは決まってっから!(震え声)
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