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大平原
馬上で馬達と作戦会議
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「……というわけでシグレさん、ひとまず移動しながら情報収集と作戦会議をすることになったんだけど、シグレさんはどうする? 多分これだけ大勢で動けば盗賊たちはこっちに注目するだろうし、シグレさんは急ぐならここで離脱しても大丈夫ですよ」
お馬さんから降りてシグレさんが待機する荷馬車に戻って状況を説明することに。私としてはシグレさんも一緒にいた方が嬉しいけど、まあ無理強いはできないからね。
「そうですね……、せっかくなのでもう少し付き合ってもいいですか? 私も突然襲われて少し腹が立ってますしし、前の街でも盗賊団に困っているという話は何度か耳にしましたし。アカネさんはこれからあいつらと戦うんでしょ。だったら私も協力します。戦いは苦手ですが、せめて知恵は貸しますよ!」
「それは助かるよ! ありがとう‼︎」
正直な話、これだけの大群なのに人間族が私だけっていうのはめちゃくちゃ心細いからね。お馬さんとかは、言葉は通じるけどなんていうかその、馬面だしね。
「そういうことなら私は向こうの群れの長的な馬と話をしてくる。話がひと段落したら戻ってくるから……馬の群れに上手くついてきて」
「アカネさん、私じつは荷馬車をうまく操縦できるわけではないんです。……もともと『行き先はこの馬に任せれば大丈夫』と言われてましたので、何事もなければ目的地には着けてたと思うのですが。馬に任せて大丈夫なのでしょうか」
『お姉さん、そういうことなら私がこの馬を先導するよ! それにこの子、本能だけじゃなくて色々考えてるみたいだから、私のサポートなんてなくても大丈夫かもしれないけどね』
「シグレさん。この仔馬さんが先導してくれるから大丈夫だってさ。それじゃあ仔馬さん、シグレさんと荷馬車と馬のことを頼んだよ!」
『任せて! お姉さん!』
シグレさんと最低限の情報共有をすると、再び小走りでお馬さんに駆け寄ってそのまま背中の上に戻る。
「お馬さん、時雨さんもついてきてくれるって。とりあえずシグレさんの馬と荷馬車は仔馬さんに任せることにしたよ」
『彼奴に任せておけば安心か。向こうもなにやら準備があるらしくしばらく待てとのことであったが……』
『待たせたな。俺以外の馬長たちと話をつけてきた。どうやら人間どもはおまえらの足音を追ってこちらに近づいているらしい。俺らには奴らの追跡を何度も振り払ってきてるから、まずは俺の指示に従って欲しい』
「わかった、ついていけばいいんだね!」
盗賊団に捕捉されたままというのもあって、しばらくはある程度速度を出してこの場から離れる必要があるけれど、盗賊団から十分に距離を取れたら速度を落とすつもりらしいから、シグレさんとはその時合流することにしようかな。
さすがに全力疾走しながら同時通訳までする余裕はないし、最初のうちはどちらかというと情報共有が主目的だから。だったらシグレさんには私が要約した内容だけ伝えればいいよね。
お馬さんから降りてシグレさんが待機する荷馬車に戻って状況を説明することに。私としてはシグレさんも一緒にいた方が嬉しいけど、まあ無理強いはできないからね。
「そうですね……、せっかくなのでもう少し付き合ってもいいですか? 私も突然襲われて少し腹が立ってますしし、前の街でも盗賊団に困っているという話は何度か耳にしましたし。アカネさんはこれからあいつらと戦うんでしょ。だったら私も協力します。戦いは苦手ですが、せめて知恵は貸しますよ!」
「それは助かるよ! ありがとう‼︎」
正直な話、これだけの大群なのに人間族が私だけっていうのはめちゃくちゃ心細いからね。お馬さんとかは、言葉は通じるけどなんていうかその、馬面だしね。
「そういうことなら私は向こうの群れの長的な馬と話をしてくる。話がひと段落したら戻ってくるから……馬の群れに上手くついてきて」
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『お姉さん、そういうことなら私がこの馬を先導するよ! それにこの子、本能だけじゃなくて色々考えてるみたいだから、私のサポートなんてなくても大丈夫かもしれないけどね』
「シグレさん。この仔馬さんが先導してくれるから大丈夫だってさ。それじゃあ仔馬さん、シグレさんと荷馬車と馬のことを頼んだよ!」
『任せて! お姉さん!』
シグレさんと最低限の情報共有をすると、再び小走りでお馬さんに駆け寄ってそのまま背中の上に戻る。
「お馬さん、時雨さんもついてきてくれるって。とりあえずシグレさんの馬と荷馬車は仔馬さんに任せることにしたよ」
『彼奴に任せておけば安心か。向こうもなにやら準備があるらしくしばらく待てとのことであったが……』
『待たせたな。俺以外の馬長たちと話をつけてきた。どうやら人間どもはおまえらの足音を追ってこちらに近づいているらしい。俺らには奴らの追跡を何度も振り払ってきてるから、まずは俺の指示に従って欲しい』
「わかった、ついていけばいいんだね!」
盗賊団に捕捉されたままというのもあって、しばらくはある程度速度を出してこの場から離れる必要があるけれど、盗賊団から十分に距離を取れたら速度を落とすつもりらしいから、シグレさんとはその時合流することにしようかな。
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