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case.3 野沢海瑠(完)
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楽汰と天馬は今頃何してるかなあ。
結局、今日は遊ぶ約束が誰にとっても不本意な形でキャンセルとなってしまったので、今日は久々に自分の部屋で時間を掛けて思いっきりオナニーをしていたんだけれど……ううむ。
「なかなか出ないなあ……」
はあ。
いつになったら精通できるんだろう、僕。
今日だって五回はイったのに、まるで出る気配が無いし。
でも、ネットの親切な人が、毎日しっかりオナニーしてれば早く出ると教えてくれたので、この頑張りも無駄では無いだろう。
そんなみだらな事を考えながら、急な尿意に駆け込んだトイレで用を済ませた後、僕は手を洗って部屋へと戻ってゆく。
部屋にはまだ、オナニーを自撮りするセッティングをしたままだったけれど、流石に大分疲れたので、今日はもうお仕舞いにするべきだろう。
流石に気持ちいいも続けすぎると痛いになるしね。
ということで、三脚を畳んでスマホを外し、いつものようにお腹の写真をぱしゃりと撮り直したら、SNSの鍵アカウントにアップロード。
今日も出なかったよ、と、親切な人に報告しつつ、そのままベッドの上に寝転んだ。
すぐにスマホに通知があって、いいねが親切な人達の数だけ付いている。
それ、『いいね』なのか……?
僕としては、こう、出たときに良いねってしてくれたほうが嬉しいんだけど。
「なんて、流石に贅沢か」
まあいいや。
今日は遊べなかったけど、満足ということにしておこう。
にしても、さすがに五回はやりすぎたかもしれない。結構疲れた。
でも今日は、なんかイけば出そうな気がしたんだよな。
実際、イった時は何かが出ているような感じがすごいしたし、普段よりも三倍くらいは気持ちよかった。
だからこそ一滴も出なかったことはやっぱり不満だ。出る時はどれほど気持ちいいのかなあ……?
いや、いけないいけない、六回目は流石に痛いと思う。止めておこう。
なんとかそんな自制をして。
夕飯まではまだ時間もあるな、漫画でも読もう。
この前買ったばかりの、流行……ではないけど、面白い漫画がある。
今度楽汰と天馬にもオススメしてみよう、きっとあの二人ならば面白いって言ってくれるだろうし――
「……んっ?」
と、漫画を手に取った時。
妙な感覚を股に感じた。
「…………?」
なんか、おちんちんがあったかい?
いやけど、冷たいような……、さすがにオナニーのしすぎだろうか。
今度からは五回はやりすぎだと覚えておこう……て、うん?
「んん……っ」
なん――か、ぞくぞくってする……?
「え、なんか変……」
ほんのちょっとだけ、気持ちいい。
いや、オナニーがよっぽど気持ちよかったというのもそりゃあるんだけど……でも、でもだ、今、気持ちいい場所が変だ。
だって、オナニーで気持ちが良いのはおちんちんだよね。
なのに今の、このちょっとだけ気持ちいいの……お尻の穴のあたりだよ?
なんか、お尻の穴の周りをくすぐられてるような感じがする。
まさかとは思うけど……、一応、ズボンとパンツの間から手を入れて、そのままお尻の穴の周りを軽く触ってみる。
特に布が挟まったりもしていなかったようだ。でも何か、むずむずするし、それはトイレに行きたいとかの感覚とは別物だ。
ましてやかゆいわけでもない。
「なんで……?」
なのに、それは確かに、ちょっとだけだけど気持ちよさがあって。
おちんちんも、しっかり勃起しはじめていた。
うーん……。理性はやめておけと叫んでいるけど、これは身体が六回目を欲してるのかなあ……。
お尻のむずむずも気になるし。
いや、あるいは、これが精通の合図と言う可能性も……?
ズボンとパンツを膝まで下ろして、僕は勃起したおちんちんを包み込むように握り、軽く上下に擦る。
普段は単に、『気持ちいいな』程度なんだけど、やっぱり今日は不思議と、いつもよりもすっごく気持ちが良い……、おちんちんがもの凄く熱くなって、びくびくとしているような気がする。
だから、と。
一度、思いっきり強く擦って――
「――ぅうわっ!?」
――声が出た。
思いっきり、自分の声じゃないような声が。
おちんちんが、じんじんする。
けれど、それで声が出たわけじゃ無い。
違う場所が……やっぱり、さっきから気になってた、おしりの穴が、急に気持ちいいと、そう感じたからだ。
なんか……おしりの穴が、伸ばされているような、感じで。
それだけじゃない。おしりの中を直に擦られてるような……、なに、この感覚……。
擦られて、熱くなって、それがなんだか、気持ちよくて。
僕、おしりの穴なんて触っていないのにな。なんでだろう?
ただこれ……なんか、おちんちんとは違うけど、気持ちいい……。
おしりの穴って、伸びると気持ちいいの?
おしりの中って、擦られると……気持ちいいの?
こんなの、全然知らなかった。
指、入れてみたら、どうなるのかな……?
僕がそう考えて、指を、恐る恐るおしりの穴に近づけた、時。
「ひゃんっ――」
身体の内側で、いきなり、『気持ちいい』が爆発するような感じがして、また、僕の知らない僕の声が出た。
びくびくぅっと、おちんちんも震えている。何かが漏れるような感覚がしたけれど、やっぱり、僕のおちんちんの先っぽからは何も出ていない。
「……う、ほんと、なに、これ」
伸ばされるのと擦られる感覚が、ずっと続いている。
そして時々、本当に時々だけど、あの、爆発するような気持ちいいも、感じる。
どきどきと、胸の鼓動が大きく感じる――それに合わせるように、おちんちんも、びくびくと大きく震えている。
もう、擦っていないのに。触っていないのに、まるでおちんちんが擦られているかのように、気持ちが良い。
だんだんと、その気持ちが良いが、おちんちんなのか、おしりなのかも解らなくなって――がくっ、と、僕の身体はまるで何かを抱きかかえるように、ぎゅっと、動いていた。
それと殆ど同時に、触ってもないのに、僕はイってしまっていて。
「こん、なに……」
気持ちいいのに、それでも、まだ、出せないのか……。
精通したら、もっと気持ちいいんだろうなあ……。
それに――おしりの中に、じんわりと暖かいものが広がる感覚。
あ……、でも、なんか、おしりの穴のあたりの気持ちいいって感じが、なくなった。
僕がイっちゃったからだろうか?
そもそも、なんであんな気持ちいいを感じられたんだろう。
おちんちんは……まあ、最初のほうにちょっと触ったけど、おしりの穴は本当に一度触っただけだし、中に指なんて結局入れてないのに。
また、あの気持ちいいを感じることはできるかな?
条件が、あるのかな……僕の知らない、おしりの穴を使ったオナニーとかが、あるとか……?
僕は、なんとか息を整えて。
SNSの鍵アカウントに、僕は汗ばんだお腹をぱしゃりと撮り、それに一文を添えつつアップロードした。
『おしりの穴で気持ちよくなりたいけど、やりかたがわかんない』
オナニーや精通を教えてくれた親切な人達なら、教えてくれる、かもしれない。
いや。きっと、教えてくれるだろう。
楽しみだなぁ。すごく、楽しみだ。
結局、今日は遊ぶ約束が誰にとっても不本意な形でキャンセルとなってしまったので、今日は久々に自分の部屋で時間を掛けて思いっきりオナニーをしていたんだけれど……ううむ。
「なかなか出ないなあ……」
はあ。
いつになったら精通できるんだろう、僕。
今日だって五回はイったのに、まるで出る気配が無いし。
でも、ネットの親切な人が、毎日しっかりオナニーしてれば早く出ると教えてくれたので、この頑張りも無駄では無いだろう。
そんなみだらな事を考えながら、急な尿意に駆け込んだトイレで用を済ませた後、僕は手を洗って部屋へと戻ってゆく。
部屋にはまだ、オナニーを自撮りするセッティングをしたままだったけれど、流石に大分疲れたので、今日はもうお仕舞いにするべきだろう。
流石に気持ちいいも続けすぎると痛いになるしね。
ということで、三脚を畳んでスマホを外し、いつものようにお腹の写真をぱしゃりと撮り直したら、SNSの鍵アカウントにアップロード。
今日も出なかったよ、と、親切な人に報告しつつ、そのままベッドの上に寝転んだ。
すぐにスマホに通知があって、いいねが親切な人達の数だけ付いている。
それ、『いいね』なのか……?
僕としては、こう、出たときに良いねってしてくれたほうが嬉しいんだけど。
「なんて、流石に贅沢か」
まあいいや。
今日は遊べなかったけど、満足ということにしておこう。
にしても、さすがに五回はやりすぎたかもしれない。結構疲れた。
でも今日は、なんかイけば出そうな気がしたんだよな。
実際、イった時は何かが出ているような感じがすごいしたし、普段よりも三倍くらいは気持ちよかった。
だからこそ一滴も出なかったことはやっぱり不満だ。出る時はどれほど気持ちいいのかなあ……?
いや、いけないいけない、六回目は流石に痛いと思う。止めておこう。
なんとかそんな自制をして。
夕飯まではまだ時間もあるな、漫画でも読もう。
この前買ったばかりの、流行……ではないけど、面白い漫画がある。
今度楽汰と天馬にもオススメしてみよう、きっとあの二人ならば面白いって言ってくれるだろうし――
「……んっ?」
と、漫画を手に取った時。
妙な感覚を股に感じた。
「…………?」
なんか、おちんちんがあったかい?
いやけど、冷たいような……、さすがにオナニーのしすぎだろうか。
今度からは五回はやりすぎだと覚えておこう……て、うん?
「んん……っ」
なん――か、ぞくぞくってする……?
「え、なんか変……」
ほんのちょっとだけ、気持ちいい。
いや、オナニーがよっぽど気持ちよかったというのもそりゃあるんだけど……でも、でもだ、今、気持ちいい場所が変だ。
だって、オナニーで気持ちが良いのはおちんちんだよね。
なのに今の、このちょっとだけ気持ちいいの……お尻の穴のあたりだよ?
なんか、お尻の穴の周りをくすぐられてるような感じがする。
まさかとは思うけど……、一応、ズボンとパンツの間から手を入れて、そのままお尻の穴の周りを軽く触ってみる。
特に布が挟まったりもしていなかったようだ。でも何か、むずむずするし、それはトイレに行きたいとかの感覚とは別物だ。
ましてやかゆいわけでもない。
「なんで……?」
なのに、それは確かに、ちょっとだけだけど気持ちよさがあって。
おちんちんも、しっかり勃起しはじめていた。
うーん……。理性はやめておけと叫んでいるけど、これは身体が六回目を欲してるのかなあ……。
お尻のむずむずも気になるし。
いや、あるいは、これが精通の合図と言う可能性も……?
ズボンとパンツを膝まで下ろして、僕は勃起したおちんちんを包み込むように握り、軽く上下に擦る。
普段は単に、『気持ちいいな』程度なんだけど、やっぱり今日は不思議と、いつもよりもすっごく気持ちが良い……、おちんちんがもの凄く熱くなって、びくびくとしているような気がする。
だから、と。
一度、思いっきり強く擦って――
「――ぅうわっ!?」
――声が出た。
思いっきり、自分の声じゃないような声が。
おちんちんが、じんじんする。
けれど、それで声が出たわけじゃ無い。
違う場所が……やっぱり、さっきから気になってた、おしりの穴が、急に気持ちいいと、そう感じたからだ。
なんか……おしりの穴が、伸ばされているような、感じで。
それだけじゃない。おしりの中を直に擦られてるような……、なに、この感覚……。
擦られて、熱くなって、それがなんだか、気持ちよくて。
僕、おしりの穴なんて触っていないのにな。なんでだろう?
ただこれ……なんか、おちんちんとは違うけど、気持ちいい……。
おしりの穴って、伸びると気持ちいいの?
おしりの中って、擦られると……気持ちいいの?
こんなの、全然知らなかった。
指、入れてみたら、どうなるのかな……?
僕がそう考えて、指を、恐る恐るおしりの穴に近づけた、時。
「ひゃんっ――」
身体の内側で、いきなり、『気持ちいい』が爆発するような感じがして、また、僕の知らない僕の声が出た。
びくびくぅっと、おちんちんも震えている。何かが漏れるような感覚がしたけれど、やっぱり、僕のおちんちんの先っぽからは何も出ていない。
「……う、ほんと、なに、これ」
伸ばされるのと擦られる感覚が、ずっと続いている。
そして時々、本当に時々だけど、あの、爆発するような気持ちいいも、感じる。
どきどきと、胸の鼓動が大きく感じる――それに合わせるように、おちんちんも、びくびくと大きく震えている。
もう、擦っていないのに。触っていないのに、まるでおちんちんが擦られているかのように、気持ちが良い。
だんだんと、その気持ちが良いが、おちんちんなのか、おしりなのかも解らなくなって――がくっ、と、僕の身体はまるで何かを抱きかかえるように、ぎゅっと、動いていた。
それと殆ど同時に、触ってもないのに、僕はイってしまっていて。
「こん、なに……」
気持ちいいのに、それでも、まだ、出せないのか……。
精通したら、もっと気持ちいいんだろうなあ……。
それに――おしりの中に、じんわりと暖かいものが広がる感覚。
あ……、でも、なんか、おしりの穴のあたりの気持ちいいって感じが、なくなった。
僕がイっちゃったからだろうか?
そもそも、なんであんな気持ちいいを感じられたんだろう。
おちんちんは……まあ、最初のほうにちょっと触ったけど、おしりの穴は本当に一度触っただけだし、中に指なんて結局入れてないのに。
また、あの気持ちいいを感じることはできるかな?
条件が、あるのかな……僕の知らない、おしりの穴を使ったオナニーとかが、あるとか……?
僕は、なんとか息を整えて。
SNSの鍵アカウントに、僕は汗ばんだお腹をぱしゃりと撮り、それに一文を添えつつアップロードした。
『おしりの穴で気持ちよくなりたいけど、やりかたがわかんない』
オナニーや精通を教えてくれた親切な人達なら、教えてくれる、かもしれない。
いや。きっと、教えてくれるだろう。
楽しみだなぁ。すごく、楽しみだ。
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