魔法学校のしがない学生の俺が魔法部隊のエースになった件

ひなた紫織

文字の大きさ
8 / 14

第8話 魔装剣と特訓

しおりを挟む
「では、世界中から新たな仲間を集めなければな!」
「なんで?」
「なんでもへちまも無いだろう。試練の間、お前たちを見ていたが、ふざけた組み合わせだ。状態変化ばかりの悪魔使いに結局腕っ節にものを言わせる妖精使い。これはひどいな」
「うっ……」
「魔装剣を扱うのと回復魔法使いはいいとしても、まともな攻撃魔法使いがアイン少年ひとりとは。しかも回復魔法使いも攻撃といいながら魔力をぶつけるだけで非効率的だ。およそ魔道部隊と呼べる代物では無い。王道とはバランスがよく臨機応変に対応できるから存在するのだ。そんなピーキーな性能では遅かれ早かれ組織として崩壊していたぞ」
「うう……」

カナウス様の歯に衣着せぬ酷評に、ジェイソンさんがぺしゃんこにされている。別にやりたくてこの組み合わせじゃないだろうに、カナウス様はひどい。

「ところで隊長は攻撃魔法を扱えるんですか?」
「できる……けど、コストがむちゃくちゃ高い派手なやつしか使えなくて」
「そういうところだぞ。最初から72柱を扱えるのには感心するが、もっとしょぼくれた悪魔をつけて手軽なものを覚えなさい」
「メアリーさんはまたどうして魔力を直接ぶつける戦法なんですか」
「自分の魔力が多すぎるからさ、回復魔法だけは適性があって普通に扱えるんだけど、ほかの魔法は魔法を出したときに余分な魔力が一緒に出てきちゃうんだよね」
「もう仕方がないのだから免許を取って魔法陣を使いなさい」
「免許自体は取得してあるけど……本とか持ち歩くの、機動力が落ちて嫌なのに」
「ケビンさんは……」
「文句こそつけたが、そこの大男はもうそのスタイルでいいと思う。物理魔法のレパートリーが増えるとなお良い」
「なんなんだよ」

3人とも (ケビンさんは違うかもしれない)規格外すぎて逆に不器用みたいな評価を下されている。優秀すぎるのも困りものらしい。

カナウス様は基本的に部隊の本部に降りてきてくれるらしいが、任務や戦闘行為には加わらないとのことだ。確かに、一歩間違えばカナウス様の言う邪神ハインリヒと似たり寄ったりになる。

俺たちは本部に戻り、作戦を練ることにした。

「さて。議題としては仲間集めにあたって求める人材がどんな人かっていうことの共有と、あとは俺たちの特訓やチューニングの内容だな」
「ふむ……本部に来て分かったが、そこの魔術師もなかなか優秀なのだな。欲を言えば現地で魔術が使えるような錬金術師がいると良いのだが」
「お褒めいただき光栄です。ツクレシーと申します。ただ、現地錬金術ってとても高度な技術ですから、ラドニールの大学院にもいるかどうか……」
「サウスランドあたりに確か現地錬金術の扱える錬金術師がいたはずだ。声をかけてみなさい」
「サウスランド……ってことは、エリス・アルケミー?」

メアリーさんの目が輝き始めた。メアリーさんって錬金術が好きなのかな。

「あー、なんかそんな名前だったような、知らんけど」
「カナウス様ってちょいちょい適当ですよね」
「アイン少年。不敬であるぞ」
「あっ、はい、すみません」
「でもここからサウスランドって遠いな~!」

ケビンさんが大きく伸びをしながらこぼし、ジェイソンさんがうんうんと頷いて続ける。

「外国だから出国審査も勘定に入れるとざっくり計算して1ヶ月かかるか?」
「出国審査?」
「アインはまだパスポート持ってないだろ」
「あ~……」
「ほら、ラドニール魔法部隊って学校の組織かつ国のプロジェクトだから。任務で国外出張するってなると学校と国の両方に申請出さないといけないし、アインくんの場合パスポートもあるし」
「じゃあ審査が通るまでの間にアインは先生と魔装剣の特訓をするか!」
「ニルドラ先生!よろしくお願いします!」

俺はニルドラ先生と学園の稽古場で特訓をすることにした。

最初に、先生が魔装剣を見せてくれた。

「魔装剣用にあらかじめ魔法をかけた剣に対して魔力を込めるんだ。単純に魔力をこめれば、こんな風に自分が一番得意な属性の魔力が宿るぞ」

ニルドラ先生の剣の周りに、風魔法の力が渦巻いた。これが魔装剣……

先生は簡単そうにやっているが、これがまあ難しい。そもそも、魔装剣用の魔法をかけるために魔力の術式を組むのからして大変だ。

「違う違う、アイン、そうじゃなくて、そこは斬属性を組み込むんだって」
「えーと???」
「おう、混乱してるな。一旦落ち着いて紙に書いてみろ。そうそう、そこまでは合ってるから……」

ややあって、ようやく魔装剣を作ることに成功した。ここからまた魔装剣に魔法の力を込めて攻撃できるようにしなければならない。

「アイン、とりあえず今日はここまでにしよう。これ高校の授業でやろうとすると平気で数ヶ月かかるんだよな。よくやってるよ、初日で形だけでも魔装剣作ってるんだから」
「は、はい。ありがとうございました。明日もよろしくお願いします」

部隊の寮に戻ると、ジェイソンさんが何やら書き物をしている。

「お疲れ様です、隊長。国外出張の書類ですか?」
「いや、悪魔召喚の手続きというか」
「あー、カナウス様に言われてたやつですね」
「野良悪魔はよくひっかけてるんだけど、その中に攻撃魔法を使えるやつはいなくてさ。新しく呼ばないといけないから面倒なんだ」
「野良悪魔ぁ?」
「あっ、まずい。これ内緒な」
「隊長は内緒話が多いですね」
「はは、ほんとだな」
「聞こえてるぞー、ジェイソン」

ケビンさんがにこにこと笑いながら混じってきた。様子を見るに、ジェイソンさんは内緒と言ったが、ケビンさんは訳知りのようだ。

「ケビン、書類はいいのか?」
「あとはツクレシーさんがやってくれるってさ。ところでアインお前、パスポートの手続きはしたか?」
「はい。ニルドラ先生の特訓の前に終わらせてます」
「で?ジェイソンお前、また新しく契約するんか。何体目?」
「わからん。72柱のうち5柱だか6柱だかを契約してるのと、あとは野良悪魔が多すぎて数えてない」
「うわー、見境ねえなー」
「外聞きの悪い言い方をするな!」
「それで生傷まみれになって帰ってきて迷惑するのはメアリーだぞ。よく考えろよなー」
「ちゃんと召喚するから大丈夫だって」

……なんか、聞いちゃいけない会話な気がする。

「……あの、契約ってどういうやつなんですか」
「どう……そうねえ、俺の場合は妖精なわけだけど、まず召喚魔法を使って精霊界から呼ぶだろ?そのあと、俺からこれだけ魔力をあげるので、呼んだら来てくださいって契約するな」
「妖精みたいな精霊界から呼ぶ召喚霊にとって魔力は生活するうえで必要な栄養だったり、通貨みたいな存在だったりするんだよ」
「へえー」
「で、ジェイソンみたいにぶっ飛んでる悪魔を呼んだ場合、必ず魔力で取引するとは限らないわけ。おおかた生き血とかあげてんだろ」
「お察しの通りだよ、ケビン……アインも知ってるだろ、魔法使いは血液にも魔力が含まれるんだよ。それを欲しがる奴もいるの」
「痛そう……」
「おいジェイソン、アインがドン引いてるぞ」
「うんだから俺いつも手袋してるでしょ」
「……ああ、だから……」
「見る?」
「ええ!?」

ジェイソンさんは手袋を脱いでシャツの腕をまくって見せてくれたが、確かに傷だらけだ。

ケビンさんは肉体派なので傷は多いものの切り傷だったり剣だこだったりなのだが、ジェイソンさんの方は手先を中心に噛み傷みたいなものが多い。

「痛そう……」
「あんまり露出してると野良悪魔が寄ってきちゃうんだよな」

そう言ってジェイソンさんはシャツを戻して手袋をはめ直した。

「悪いことばかりじゃないんだよ。野良悪魔をうまく手なずければいい用心棒になるから魔物よけにもなるし」
「ラドニールに魔物が少ないのってもしかしてそういうことなんですか?」
「俺個人の影響ではないだろうから、結界を張ってるんだろうなと思うが……全く無関係ではないだろうな」
「こいつ、格好つけてるけど悪魔使いの適性が分かって扱うようになってから大変だったんだぜ。うっかり憑依されて暴れたり契約が甘くてこっちに殴りかかられそうになったり」
「その節はすみませんでした……」
「結局リリアはなんて言ってたんだっけ」
「いざとなったら私がなんとかするから頑張ってみてよって言われたな。占星術で結界張ろうかとかも言われたな」
「はーん、リリアも肝が据わってんなあ」

リリアさんといえば、この前聞いたジェイソンさんの彼女か。もう亡くなってるんだっけ……

ケビンさんは俺がこの話を聞いたのを知ってるんだろうか。メアリーさんから聞いたのかな?

「リリアさんは占星術師だったんですか」
「おうよ。星座の力を呼び出すのが大変だからってメアリーと一緒に魔法陣取扱免許取ってさ、魔法陣をめちゃくちゃ書いた本を片手に戦ってたな」

魔法陣は大きな魔力を扱うときに用いる術式で、普段扱う魔法と違ってどこかに魔法陣を書かなければならず、魔法陣と魔力があれば誰でも起動できる。ただ、魔法陣によっては必要な魔力が多いため、うっかり起動して魔力を吸われすぎて魔力欠乏になり命に関わる事故につながることもあるため、取り扱いには免許が必要なのだ。

「メアリーが魔法陣嫌がるの、リリアのあれを見てたからだよなぁ。確かに使いたい魔法を出すのにいちいちごんぶとの本をペラペラめくって魔法陣のページを開けなきゃいけなくて、よくもたついてたもんなぁ」
「あれはリリアが呼ぶ星座ごとにページを分けてたからだろ。メアリーの場合はもっと単純なはずだ」
「……そういえばですけど、メアリーさんはお二人のなんなんですか?」
「は?」
「あっ、あの、なんなんですかと言いますか、どういう存在なのかなって」
「前に言ったじゃん、妹分だって」
「なんだアイン、メアリーのことが気になってるのか」

ケビンさんは今更何を、みたいな顔をしているがジェイソンさんはニヤニヤしている。俺がケビンさんに殺されるのでそういうことは言わないでほしい。ケビンさんの顔つきがちょっとけわしいじゃないか。

「いや、あの、えっと」
「無理もないか、天空界でしばらく二人きりだったもんな。吊り橋効果ってやつ?」
「ジェイソンさん!からかわないでください!ツリーもいましたからっ」
「そういえばツリーアニマルはどうしたんだ?」
「俺の部屋で飼うことにしました。魔力が主食らしいんで、しばらくは俺の魔力を与えようかと」
「サウスランド行く時はどうすんだよ。まあ連れて行ってもいいと思うけど」

そんな話をしていたら夜遅くなっていたらしく、ニルドラ先生に早く寝るよう言われてしまった。

また明日、魔装剣の魔法を覚えるために特訓しなくては。

つづく
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

無能勇者の黙示録~勝手に召喚されて勝手に追放されたので勝手に旅に出ます~

枯井戸
ファンタジー
力も強くない、足も速くない、魔法も使えないし、頭も大してよくない、どこにでもいるちょっとオタク趣味の主人公・東雲真緒が白雉国に勇者として転生する。 同期の勇者はそれぞれ力が強かったり、魔法が使えたり、回復ができたりと各々の才能を開花させ頭角を現していくのだが、真緒に与えられた才能は異世界転生モノでよく見る〝ステータスオープン〟のみだった。 仲間には使えないと蔑まれ、ギルドには落第勇者の烙印を押され、現地人には殺害されかけ、挙句の果てに大事な人を亡くし、見ず知らずの土地の最底辺で生きていくことになった真緒だったが、彼女はまだ〝ステータスオープン〟の可能性に気づいていないだけだった。 ───────────── ※投稿時間は多少前後しますが毎日投稿は続けていくつもりです。 ※タイトルは予告なしにガラリと変わる場合があるのでご了承ください。 ※表紙は現在の主人公のイメージ図です。もしまた別の国へ行く場合、彼女の装いも変化するかもしれません。

冴えない建築家いずれ巨匠へと至る

木工槍鉋
ファンタジー
「建築とは、単なる箱を作ることではない。そこに流れる『時』を設計することだ――」 かつてそう語り、伝説の巨匠と呼ばれることになる男も、かつては己の名前に怯えるだけの冴えない二級建築士だった。 安藤研吾、40代。独立したものの仕事はなく、下請けとして「情緒のない真四角な箱」の図面を引き続ける日々。そんな彼が恩師に教えられた座標の先で迷い込んだのは、昭和初期を彷彿とさせる、魔法のない異世界だった。 現代の建築知識、そして一釘一釘を大切にする頑固大工との出会い。 「便利さ」ではなく「住む人の幸せ」を求めて、研吾は廃村に時計台を建て、水路を拓き、人々の暮らしを再生していく。 異世界で「百年の計」を学んだ研吾が現実世界に戻ったとき、その設計は現代の建築界をも揺るがし始める。 これは、一人の男が仕事への誇りを取り戻し、本物の「巨匠」へと駆け上がるまでの、ひたむきな再建の記録。

ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします

ランド犬
ファンタジー
 異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは ――〈ホームセンター〉 壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。 気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。 拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?

スライムからパンを作ろう!〜そのパンは全てポーションだけど、絶品!!〜

櫛田こころ
ファンタジー
僕は、諏方賢斗(すわ けんと)十九歳。 パンの製造員を目指す専門学生……だったんだけど。 車に轢かれそうになった猫ちゃんを助けようとしたら、あっさり事故死。でも、その猫ちゃんが神様の御使と言うことで……復活は出来ないけど、僕を異世界に転生させることは可能だと提案されたので、もちろん承諾。 ただ、ひとつ神様にお願いされたのは……その世界の、回復アイテムを開発してほしいとのこと。パンやお菓子以外だと家庭レベルの調理技術しかない僕で、なんとか出来るのだろうか心配になったが……転生した世界で出会ったスライムのお陰で、それは実現出来ることに!! 相棒のスライムは、パン製造の出来るレアスライム! けど、出来たパンはすべて回復などを実現出来るポーションだった!! パン職人が夢だった青年の異世界のんびりスローライフが始まる!!

ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります

はぶさん
ファンタジー
ブラック企業で心をすり減らし過労死した俺が、異世界で手にしたのは『ポイント』を貯めてあらゆるものと交換できるスキルだった。 「今度こそ、誰にも搾取されないスローライフを送る!」 そう誓い、辺境の村で農業を始めたはずが、飢饉に苦しむ人々を見過ごせない。前世の知識とポイントで交換した現代の調味料で「奇跡のプリン」を生み出し、村を救った功績は、やがて王都の知るところとなる。 これは、ポイント稼ぎに執着する元社畜が、温かい食卓を夢見るうちに、うっかり世界の謎と巨大な悪意に立ち向かってしまう物語。最強農民の異世界改革、ここに開幕! 毎日二話更新できるよう頑張ります!

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜

KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞 ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。 諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。 そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。 捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。 腕には、守るべきメイドの少女。 眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。 ―――それは、ただの不運な落下のはずだった。 崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。 その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。 死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。 だが、その力の代償は、あまりにも大きい。 彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”―― つまり平和で自堕落な生活そのものだった。 これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、 守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、 いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。 ―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。

傷物転生令嬢マグダリーナと原初の魔法使いエステラの幻想譚-女神とスライムの光とともに- (旧タイトル:ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる―― ※他サイトでも掲載しています ※ちょいちょい手直ししていってます 2026.12.14 タイトル変更 旧タイトル:ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

処理中です...