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大地震
ギルド本部
しおりを挟むサオリ、サヤカ、ダイヤ(クラウディアの愛称らしい)は、積極的にレベル上げを行なっている。
「お前も混じってこい」
「は?私はレベル56よ?」
「俺は138だ」
「な、何よその馬鹿げたレベルは!」
「100階層を攻略したんだ、それくらいにはなるだろ」
俺たちのレベルは、
ーーー
本願寺時人 36歳
レベル138 職業 読者
スキル 発現 料理 鑑定 隠蔽 全魔法 全戦術 話術 マップ 錬金術
ユニーク 本 収納 ダンジョン ヒューマノイド
ーーー
シックス(typeS)
レベル100
スキル 自動回復 ソード バルカン ミサイル
ユニーク 自爆(封印中)
ーーー
飯盛瑠璃 35歳
レベル56 職業 ヴァルキリー
スキル パリィ スラッシュ 回転斬り チャージ ストライク
ユニーク 鼓舞
ーーー
あとの3人は似たり寄ったりだ。
北西に進みながらダンジョンを潰して行く。
「サオリ達はなんでついて来たんだ?」
「私は強くなりたいです!」
「私は役に立ちたいからです」
「好きだから」
はぁ、ダイヤは自分本位だな。
「ダイヤは放っておいてそれならあそこでもレベルは上げられるし役に立つだろ?」
「「わたしは」」
「私はトキトさんのために強くなりたい」
顔を真っ赤にして言うサオリ。
「私もトキトさんの役に立ちたいから」
サヤカも顔は真っ赤だ。
「私もトキトが好き」
ダイヤは無表情だな。
「はぁ、全員あなたじゃない?本当に大丈夫なの?」
「知るかよ、でもちゃんと強くなれよ?」
「「「はい」」」
『まんざらでもない?』
「うっせ」
と俺は横になる。
空が明るい、星が見えるのは電気がないからか。
本当に5年後に大災害が起こるならまだ仲間が必要だ。俺だけが強くなっても日本は助けられないからな。
翌日は久しぶりに走って筋トレをやる。いつの間にか止まってたが、久しぶりに体を動かす。
なぜかダイヤが、一緒について来ていたが途中でばてたようだな。
汗をかいて久しぶりにクリーンで綺麗にする。
「「あぁー」」
と何かいいたげなサオリとサヤカだが知らん。
ダイヤが戻って来たので「ナイスファイト」と言うと親指を立てると、倒れるように寝転ぶ。
クリーンをかけてやり、まだ残暑の残る秋にもう少し寒くなっても良いのにと思う。
「どこ行ってたのよ?」
「ん?ランニングだ」
「凄いわね。私は無理!」
とルリは言うが、慣れだよな。
北西に進みながらダンジョンをつぶしていくが、そろそろギルド本部がある街らしいのでダンジョンは残しておく。
途中で自販機があったので壊して中のものを取ると、
「大丈夫なの?」
「ゴクゴク。別に誰が飲んでも一緒だろ」
「まぁそうね」
と久しぶりの甘さに感激している。
収納に自販機を見つけたら入れると言うことを覚えた。
そしてついにギルド本部がある街に着いたら、
「誰だお前ら」
「あー、俺は本願寺、ここにギルド本部があると聞いて来た」
「チッ、冒険者証は、……Sランク?どうやって」
「は?普通にしてればそれくらいいくだろ?」
「まぁ良い、中で揉め事起こすなよ?」
と車なんかで壁を作っているが、中に入ると普通のオフィス街だ。
へぇ。綺麗に残ってるな、アスファルトはボコボコだけど。
「悪いがギルドはどこだ?」
「あ?それが人に物頼む態度か?」
とメンチ切って俺の顔を睨むので、
「聞く人間、間違えたわ、ごめんな」
「待てこら!グッ」
胸ぐらを掴んで持ち上げる。
「俺は短気なんだよ、答えろ小僧」
「あ、あっちだ」
男を投げ捨てると逃げて行く。
「ギルド本部と書いてあるな」
建物の中に入ると冒険者らしい人間が何人もいる。
「受付はここで良いかい?」
「はい!なんのご用でしょうか?」
「まずこれを」
と革を渡すと、
「いい革ですね!貢献度が上がりますね」
「やっぱり?じゃあ上げてくれるかな?」
とカードを出す。
「え?あ、はい、SSに上がります」
「よし、じゃあ、ギルドの中で一番偉い人と話がしたい」
「は、はい、少々お待ちください」
と言って奥に行く。
待ってるとゴツい男が来て、
「こっちだ」
と連れて行ってくれるようだな。
階段を上がりギルド本部と書かれた場所にいくとドアを開けられるので入って行く。
「へぇ、大勢で何を話しているのかな?」
円卓で十数名の男達がこちらを見ている。
「まぁ、座ってください。私がギルドの執行人で丸山といいます」
促されるまま俺だけ座り後ろに5人は立つ。
「俺は本願寺だ。大事なことを伝えに来た」
「ほう、そうですか、私達にも分かりますかね?」
と飄々としている。
「そりゃわかるさ、5年後、スタンピードが日本全国で起きる」
騒つくが執行人の丸山が声を出す。
「それはなんの情報ですか?」
「ダンジョンの100階層を攻略したらこいつがいてな?5年後に日本は滅びるらしい」
とシックスを親指で指し示す。
「そんな馬鹿な!」
「いや、あり得ない事ではない!」
「待ちなさい!その方は?」
「ヒューマノイドのシックスだ」
『まずはこれを見てください』
と目から投影される日本地図。そこに出て来たのはダンジョンの数。
「おぉ!」
『5年後に進みます』
「うわっ!」
一斉にスタンピードが始まって日本が飲み込まれる場面だ。
『これが私の資料です』
「わざわざSSまであげてから来たんだ。これでわからなかったらギルドは潰す」
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