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第48話
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「俺の名前?五美涼だけど」
「イツミスズ…分かった。スズでいい?」
「あぁ、いいよ」
「やった!私はソフィアね」
と可愛く挨拶をするソフィア。
「おう、ソフィアはアメリカからだろ?あっちのSWSはどうなんだ?」
気になるからな、サンちゃんさんの話だとダンジョンがもうダメって聞いてたからな。
「そうね、こっちのダンジョンは100?」
「そうだよ」
「今のアメリカは150まで確認されてる」
150まだってことはまだ先があるんだな!俺が渡したダンジョンコアだろ?
「まじか!ラスボスはなんだろうな!!」
「でた、収集癖!ソフィア?スズは素材を集めてるのよ?」
収集癖って…まぁ違わないが、
「わぉ、coolな趣味ね!」
「だろ!ほら!分かる人には分かるんだよ!」
俺の趣味って言われればそうだな!趣味だ!
「しかもこれもスズの手作りよ?」
とマジックバッグを自慢するアカネ。
「…アカネは恋人?」
「違うわよ?友達だからくれたのよ」
するとヒカル達がバッグを見せる。
「そう!なら良かった!」
いちいち仕草が可愛いソフィアにみんなニヤついているな。
「しかもマジックバッグなの!」
「………うそ?本当に?作れるの?」
まぁ、マジックバッグ自体が貴重だからな。
「ほらスズ?作ってあげなさいよ!」
「はぁ、どんなデザインだ?」
するとソフィアは持っているバッグを持ち上げて、
「ダディーから貰ったこのバッグと一緒のが良い!」
綺麗な黒いオシャレなリュックだな。
「へぇ、オシャレなバッグだな。色は?」
「んー、キャメルがいいかな?」
「見せて………よし、これで良いか?」
そっくりのバッグを作るとソフィアに渡してやる。
「凄い………大事にするね!」
「おう!」
感動したみたいで涙ぐんでるソフィアは、やはり可愛らしいな。
「スズ君?私達には?」
「あはは、素材が集まったらな?」
「えー、まぁ良いけどさ」
拗ねる吉田達だが、40階層にいけば素材は取れるし、
「いや、生産組は収納があるだろ?」
「それとこれとは別でしょ?」
そう言うことだそうだ。
それからも喋ってると、ナルト達がきてまた騒がしくなる。
楽しくファミレスで過ごした後はマンションの寮に帰る。
「えー!みんな同じなの?」
俺たちは4棟だからな。
「まぁな、ソフィアはどこだ?」
「私は3棟なの」
「じゃあ私達と一緒ね!」
吉田達は3棟らしいのでここでお別れだ。
「また明日な!ソフィア」
「スズ!バイバイ」
と悲しそうなソフィアを連れて行く吉田達。
「あはは、スズに春がきたね!」
とアカネが肘でつついてくる。
「ん?そう言うのはまだ早いかなぁ?」
「なんで?あんなに可愛いじゃない!」
「正直、生きることに手一杯でそう言う感情を持ったことがないからな」
「「「「………」」」」
しまった、変なこと言ったな。
「あ、気にするなよ?これは俺の問題だからな?」
「はぁ、本当にスズは」
「まぁ。そこが良いのよね?」
「だな!」
「なんだよ!」
本当に恋愛ってもんがわからないんだよ!!
そして部屋に帰るとソフィアからLUINが来ていた。
『バッグありがとう!明日からも楽しみ!それじゃあおやすみなさい』
「ハハッ、さぁどうしよう?」
まぁ、なるようになるだろう。
返信をしてシャワーを浴びる。
ヒヨリからもLUINが来ているし、モテてるのか?まぁ、勘違いとは言えないか。
「ふぅ…それよりまたダンジョン制覇したいな」
こんな事を言うとヒカル達に怒られるだろうな。
想像して笑いながらベッドに入る。
学校に行くと桜先輩達が一年の教室に何の用だ?
「桜先輩?」
「おぉ!スズ!留学生を見に来たんだが、凄い可愛いな!」
とこっちに気付いたソフィアを見る。
「あはは、ソフィアですか、可愛らしいですよね」
「おっはよ!スズ!」
とソフィアが走ってきて手を引かれ中に連れて行かれる。
「あ!ソフィア、待って」
「ん?」
「あはは、こちら2年の桜先輩と箕輪先輩!知り合いなんだ!」
と紹介すると、
「うん!ん?」
あれ、紹介する流れじゃ?
「いいよ、スズ!また一二三亭でな!」
「じゃーねー!お幸せに!」
と2人は他の先輩達を引き連れて帰っていった。
「ん?」
「あはは、まぁいっか」
しょうがない、後でLUINしとこう。
そうすると今度は隣のクラスからヒヨリ達が見に来たようで。
「あー!スズ先輩!なんで?…私がいるじゃないですか!」
「ん?ヒヨリ?」
俺の腕に掴まるヒヨリはソフィアを睨むと、
「スズ先輩は私のです!」
「What?スズは彼女いないって言ってたわよ?」
「むー、それでもです!」
と膨れるヒヨリは可愛らしいが、
「私はスズが好きなの!貴女のライバルになるソフィアよ、よろしくね」
と余裕の表情のソフィアに、
「いいでしょう!受けて立ちます!私はヒヨリ!よろしくね!」
握手をして帰って行くヒヨリ。
「スズはプレイボーイなの?」
「んー、そうなのか?」
分からんがモテてるようだな。
「イツミスズ…分かった。スズでいい?」
「あぁ、いいよ」
「やった!私はソフィアね」
と可愛く挨拶をするソフィア。
「おう、ソフィアはアメリカからだろ?あっちのSWSはどうなんだ?」
気になるからな、サンちゃんさんの話だとダンジョンがもうダメって聞いてたからな。
「そうね、こっちのダンジョンは100?」
「そうだよ」
「今のアメリカは150まで確認されてる」
150まだってことはまだ先があるんだな!俺が渡したダンジョンコアだろ?
「まじか!ラスボスはなんだろうな!!」
「でた、収集癖!ソフィア?スズは素材を集めてるのよ?」
収集癖って…まぁ違わないが、
「わぉ、coolな趣味ね!」
「だろ!ほら!分かる人には分かるんだよ!」
俺の趣味って言われればそうだな!趣味だ!
「しかもこれもスズの手作りよ?」
とマジックバッグを自慢するアカネ。
「…アカネは恋人?」
「違うわよ?友達だからくれたのよ」
するとヒカル達がバッグを見せる。
「そう!なら良かった!」
いちいち仕草が可愛いソフィアにみんなニヤついているな。
「しかもマジックバッグなの!」
「………うそ?本当に?作れるの?」
まぁ、マジックバッグ自体が貴重だからな。
「ほらスズ?作ってあげなさいよ!」
「はぁ、どんなデザインだ?」
するとソフィアは持っているバッグを持ち上げて、
「ダディーから貰ったこのバッグと一緒のが良い!」
綺麗な黒いオシャレなリュックだな。
「へぇ、オシャレなバッグだな。色は?」
「んー、キャメルがいいかな?」
「見せて………よし、これで良いか?」
そっくりのバッグを作るとソフィアに渡してやる。
「凄い………大事にするね!」
「おう!」
感動したみたいで涙ぐんでるソフィアは、やはり可愛らしいな。
「スズ君?私達には?」
「あはは、素材が集まったらな?」
「えー、まぁ良いけどさ」
拗ねる吉田達だが、40階層にいけば素材は取れるし、
「いや、生産組は収納があるだろ?」
「それとこれとは別でしょ?」
そう言うことだそうだ。
それからも喋ってると、ナルト達がきてまた騒がしくなる。
楽しくファミレスで過ごした後はマンションの寮に帰る。
「えー!みんな同じなの?」
俺たちは4棟だからな。
「まぁな、ソフィアはどこだ?」
「私は3棟なの」
「じゃあ私達と一緒ね!」
吉田達は3棟らしいのでここでお別れだ。
「また明日な!ソフィア」
「スズ!バイバイ」
と悲しそうなソフィアを連れて行く吉田達。
「あはは、スズに春がきたね!」
とアカネが肘でつついてくる。
「ん?そう言うのはまだ早いかなぁ?」
「なんで?あんなに可愛いじゃない!」
「正直、生きることに手一杯でそう言う感情を持ったことがないからな」
「「「「………」」」」
しまった、変なこと言ったな。
「あ、気にするなよ?これは俺の問題だからな?」
「はぁ、本当にスズは」
「まぁ。そこが良いのよね?」
「だな!」
「なんだよ!」
本当に恋愛ってもんがわからないんだよ!!
そして部屋に帰るとソフィアからLUINが来ていた。
『バッグありがとう!明日からも楽しみ!それじゃあおやすみなさい』
「ハハッ、さぁどうしよう?」
まぁ、なるようになるだろう。
返信をしてシャワーを浴びる。
ヒヨリからもLUINが来ているし、モテてるのか?まぁ、勘違いとは言えないか。
「ふぅ…それよりまたダンジョン制覇したいな」
こんな事を言うとヒカル達に怒られるだろうな。
想像して笑いながらベッドに入る。
学校に行くと桜先輩達が一年の教室に何の用だ?
「桜先輩?」
「おぉ!スズ!留学生を見に来たんだが、凄い可愛いな!」
とこっちに気付いたソフィアを見る。
「あはは、ソフィアですか、可愛らしいですよね」
「おっはよ!スズ!」
とソフィアが走ってきて手を引かれ中に連れて行かれる。
「あ!ソフィア、待って」
「ん?」
「あはは、こちら2年の桜先輩と箕輪先輩!知り合いなんだ!」
と紹介すると、
「うん!ん?」
あれ、紹介する流れじゃ?
「いいよ、スズ!また一二三亭でな!」
「じゃーねー!お幸せに!」
と2人は他の先輩達を引き連れて帰っていった。
「ん?」
「あはは、まぁいっか」
しょうがない、後でLUINしとこう。
そうすると今度は隣のクラスからヒヨリ達が見に来たようで。
「あー!スズ先輩!なんで?…私がいるじゃないですか!」
「ん?ヒヨリ?」
俺の腕に掴まるヒヨリはソフィアを睨むと、
「スズ先輩は私のです!」
「What?スズは彼女いないって言ってたわよ?」
「むー、それでもです!」
と膨れるヒヨリは可愛らしいが、
「私はスズが好きなの!貴女のライバルになるソフィアよ、よろしくね」
と余裕の表情のソフィアに、
「いいでしょう!受けて立ちます!私はヒヨリ!よろしくね!」
握手をして帰って行くヒヨリ。
「スズはプレイボーイなの?」
「んー、そうなのか?」
分からんがモテてるようだな。
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