選ばれた者 おっさんの気ままな冒険

盾乃あに

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第3章 ダンジョンとおっさん

天使と悪魔

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と帰ってきたらチリツカ
「うぃ!」
「待ってましたよ」
ん?
「なんかあったのか?」
「福井のダンジョンがスタンピード寸前です」
「は?なんで?」
「とりあえず行きます」


と、転移した先には反対運動してる
「え?スタンピードって人間が?」
「いえ、ダンジョンのほうです、あんな事をしてるからダンジョンに入れなくてリポップしまくって寸前まで来てしまったようですね」
んじゃ関係ないな
「ふーん!じゃあいいんじゃない?」
「見捨てるのですか?」
だってなぁ、
「人間が反対して冒険者が来れないならしょーがないと思うよ」
「それが、冒険者になった息子さん達が死んでダンジョンから帰らなくなってしまって、国がどうにかしろって言うのが反対の訳で」
「あー、それはなんとも」
わからん訳ではないが
「スタンピードの危険性は?」
「聞く耳持たないですね」
はぁ、めんどくさい
「自衛隊は?」
「対応で四苦八苦」
またまためんどくさい
「一回スタンピードさせたら?」
「いいんですか?広範囲に広がるから呼んだんですが」
「え?スタンピードしたら俺?」
頷くチリツカ
「それはないでしょー!俺無関係だし!」
「もう、来た時点で無関係では無いですね」
「うわぁ!卑怯だ!」
チリツカが笑ってる
「卑怯でもなんでもいいんです、対応しないと私も面倒ですからね」
「わーったよ!行くよ」
と転装して近くまで行くと
「ダメよあんた!あんたまで死んじゃうよ!」
「んだ!あっこは地獄だ」
はぁ、
「よく聞いてね、爺ちゃん婆ちゃん!今この中がどんなになってるか分かる?」
「そら、モンスターってのが居てだな!人間が来るのをまっとるだ!」
「うん。そうだよね、でもモンスターは増えるんだよ、増えたらどうなるかな?」
「そら・・・出てくんのか?」
「そう、出て来る、もうすぐ限界だからそこの穴からいっぱいね、だから俺が止めて来るからここで待ってて、帰って来るから!」
「本当に帰って来れるのか?」
「約束するよ!帰って来れなかったらここに居るみんな死んじゃうし」
「・・・わかった!帰って来なかったら化けて出るからな!」
爺ちゃん泣くなよ
「怖いなぁ、死ねなくなったじゃん!」
と爺ちゃん婆ちゃんと笑って俺はダンジョンに入っていった

福井ダンジョン 一層
ゴブリン!これほんとギリギリだな!
猫丸振れば何匹も斬れる!
とりあえず手前を掃除して・・・よし!ファイヤートルネード!
ダンジョン型だから、道を伝って奥に流れ込んで行く。
マップを確認したら赤点が無くなったから
ニ層
ビッグラット  ウジャウジャいるなぁここはウインドトルネード!切り刻まれて倒れて消える
三層
スライム ここもか、四個で消えないかな?ここもファイヤートルネードで消えていく

四層
ダンジョンボア、ウインドトルネードで切り裂いてドロップを拾っとく毛皮だしね

五層は、オークリーダーか、瞬殺して、六層見たら普通だったから宝箱取って戻ると爺ちゃん婆ちゃんが泣いて喜んでくれた。

これからは少しは勉強して冒険者ギルドと話をしてくれるそうだ。
これはギルドが悪い、冒険者の力量以上の事をさせるから死人が出る、そこら辺をどうにかしないと。

あと毛皮は全部爺ちゃん婆ちゃんに挙げた。

チリツカのとこに戻ると
「お見事です、あんなにスムーズに行くなんて!」
と拍手する
「ギルドの馬鹿に言っとけよ!レベルを考えてやらせろって!」
「それはもう済みました!だってここだけじゃ無いんですよ!」
「は?」
「北海道も岡山、大分も反対運動してますし」
「行かねーぞ!」
「え?いま、聞きましたよね?無関係じゃなくなりましたよね?」
笑顔が怖い、青くなる顔を笑顔にして
「帰りたいなぁ・・・なんて?」
「何処に帰ります?違った何処から帰ります?」
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
「ダ、ダンジョンハウス!」
「最後にね」
「いやだぁー!」


「なんで俺が・・・」
やっと帰って来れた。
夜中の三時
みんな寝てる
一人で家に帰る

「おかえりなさい、兄さん」
天使がいた!
「おかえり、遅くなる時は?」
悪魔もいた!

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