選ばれた者 おっさんの気ままな冒険

盾乃あに

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第3章 ダンジョンとおっさん

北海道ダンジョン

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「頭が・・・痛い・・・」
四ツ谷は二日酔いだ。
「あんなに飲むからだ!」
「うぅー・・・」
ローポーションを渡して飲ませる
「あぁ、なんか良くなってきました」
「あんま無理するなよ」
「あれ?今日は優しいですね!」
「んなことねーよ、ここは十九層までお前に任せるつもりだからな!」
「えー、またですか?一層づつとかにしません?」
「そこまではお前に命任せてるんだからちゃんとやれよ!」
四ツ谷はビックリした顔で止まった。
「出来ないのか?」
「出来ます!絶対十九層まではちゃんとやり遂げてみせます!」
フンスッ!と力を込めて言ってくる

「さーて、今日はどこまでいこーかな?」
「最下層まで行きましょう!賢人とボブをビックリさせてやりましょうよ!」
四ツ谷はすぐ調子にのるな
「まぁ、行けるとこまで行くか!」
「おー!」
やる気あるなー、賢人達の言う通りだったな

北海道ダンジョン 十六層
解析、ホワイトホーンペンギン ランクE
レベル25
雪の中だと保護色で見えにくい、素早いスピードで滑って攻撃してくる
「マップに映ってるんだよー!オラっ!」
解体、角     ドロップ  毛皮、魔石

「おーやるねー!けっこー速いから気を付けろよ!」
「はいっ!ヤッ!」
ちゃんと解体してるしドロップも安全確認してから拾ってる。
成長してるよ!


十七層  スノーゴーレム  ランクE
レベル30
雪で出来たゴーレム、防御に優れており抱きついて窒息させる
なんて嫌な攻撃だ
「ファイヤーピラー」
おー、燃えるねー!
「四ツ谷?どこに核があるか分かったか?」
「はいっ!頭にありました!」
おぉ、正解!ちゃんと見てたんだな!
そこからはファイヤーボールに変えて攻撃していく、四ツ谷のMPではファイヤーピラーは使い続けるには厳しい、ちゃんと配分を考えてる。

十八層  スノーフェアリー  ランクE
レベル25
邪悪な妖精で小さいながらも氷魔法を使い攻撃してくる

「ハッ!・・・ヤッ!」
小さくても外さないしちゃんと周りをみて行動している、魔法も避けてるし動きも悪くない。

十九層  スノーベアー ランクE
レベル40
白い体毛を持ち保護色になっているので分かりにくい、突進や腕での攻撃が強力

無駄なく首を斬っている、すぐ離れて攻撃されないようにしているのも昔ではあり得なかったな。

二十層 さーて、俺の出番だ
解析、スノーマン ランクB
レベル60
雪山に住む大猿、人間に近いが別のモンスターで斧を使い攻撃してくる
雪山では保護色で見えにくい

「さて、猫丸久しぶりにやるかね?」
斧を振り上げ攻撃しようとするがもう終わっている。
そのまま倒れて消えていく
解体、雪のイヤリング(寒さ耐性UP)
ドロップは、毛皮と魔晶石

四ツ谷が欲しそうにしているから
「ほれ!」
と渡してやれば
「やったー!プレゼントだー!」
普通にしてれば綺麗系の女なんだが性格がな

二十一層からは酷かった
DPを使い果たしたのかスライムかスケルトンのみ最下層の五十層まで普通に行けた
「お邪魔しまーす」
そこには見た目でわかる雪女の親子が
「この子だけは殺さないで下さい!」
「おかーさーん」
・・・どこの時代劇だよ。
「さて、座ってもいいですか?」
「え?はい、どうぞ」
雪女はビックリした顔で座布団をすすめる
「じゃあまずは俺は千社 数人、こっちは四ツ谷 由美子 、でこっちのがチリツカ、よろしくな」
手を差し出すと握り返してきて
「ここのダンジョンマスターをしている雪女の雪菜です、こっちの子がセツって言います」
四ツ谷はなぜか警戒している
「そっか、よろしくなセッチャン!」
お母さんの後ろに隠れてよろしくと小さい声で言ってくれた
「早速だけどどうしてランクBなんか急にだしたの?」
悲しい顔で
「今は年末です」
「そーですね」
「美味しい物を食べたいですよね」
「そーですね」
「それにはDPが必要ですよね」
「そーですねってそれが理由?なーんだ」
そんな事かよ、つーか、この家もボロいなぁ
「一月どれくらいDP貰えるの?」
「100000DPです」
10万ってどうなんだ?
「スノーマンは?」
「120000DPです」
足りねーし
「足りないけどどうしたの?」
「DP貯金して貯めました」
「そんなんあるんだ、で、結局は?」
「赤字で年越せないです」
はぁ、ダメだなここに置いてけない
「チリツカ、ここって夜は封鎖?」
「そうですよ!」
「ダンジョンハウスにこれるように出来る?」
ダンジョンハウスに来れるならいいが
「出来ますけどもしかして」
よし!いけるな
「通いダンジョンするか!」
「えーーー!本当にですか?」
笑っていってるチリツカ
「だって困ってるんだもん、しゃーない」
「まー、カズトがいいならそれでいいですけどね」
ニヤニヤするなよ
「とりあえず今から行くぞ!家作んないとな!」
「コアはどうします?」
それがあったか
「ダンジョン同士で移動出来るのか?」
「やろうと思えば」
「ダンジョンは?」
「コアは管理だけなんで居なくても普通に動きますよ、夜だけとかなら問題無いかと」
なら大丈夫だ
「んじゃ連れてく、ここに戻るのは?」

「一回来たんで転移で来れますよ」
帰りも楽チン

「んじゃ扉つければいいな!ほれ、行くぞ」
「え?え!えー?」
「本当に連れてくんですか?」
四ツ谷が聞くが当たり前だろ
困惑する雪菜とセッチャン
俺は鍵を出し扉を出現させて開くとダンジョンハウスだ!
「入ってきて!コアも忘れずにね!」
と先に入って行く
恐る恐る入ってくる雪菜達は驚いている
「やっぱ寒くないとダメか?」
「いいえ、問題ありません」
へー、ダメなら他の階層と思ったけど大丈夫なら近い方がいいな
「ならあっち側に家建てるか!アンコー!」
「はい!お帰り兄さん」
すぐ来るね
「ただいまアンコ!マロンもいるか?」
「はい、カズト様!」
マロンもか
「んじゃアンコはこの二人の家をあっち側に建ててくれるか?」
「はい!兄さん!」
「マロンは四ツ谷と一緒にコアに勉強教えてくれるか?」
「はい、カズト様」
「はーい」
始めますか
「よし、じゃー開始!」

今風の立派な家が出来た
「ここに住んでもいいんですか?」
雪菜は震えている
「あぁ、その為に作ったんだしな!」
「お家賃とか・・・あ、身体で」
何言ってんだこの女は
「ちげーし、家賃は要らない、普通に夜はここで休むといいよ」
後ろから引っ張られ見るとセッチャンが、しゃがんで同じ目線にすると
「ありがとう」
にこっと笑ってくれた
「よく言えたね!偉いぞ!」
頭を撫でる、可愛いなー!

コアの方は勉強教えてるが少し時間がかかるらしい
まー夜やればいいだろ。
それからみんなに紹介して扉を付けにダンジョンへ
「カズトはお人好し過ぎます」
「んじゃあのままがいいか?」
「いえ、今の方がカズトらしいですよ」
「だろ!」
扉を付け、ダンジョンハウスに帰って雪菜に鍵を渡す
「ここに夜だけ住んでいいからちゃんとダンジョン管理しろよ」
「はい、あなた」
ん?
「なにが?」
「私の主人になってください」
いや、綺麗だし、ボインボインだけど
「俺結婚してるから無理!」
「私は諦めませんから!」
そんな宣言されてもねー
「セツも!妻になる!」
「そっかー、大きくなったらねー」
と頭を撫でる

まーこれでダンジョンハウスに住人が増えた

 
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