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豹変
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僕達は再度特訓を始めた。基本ステラが見てくれて、イーサンは離れてその様子を見ていた。
「基礎魔法って強さの段階があるんだけど知ってる?」
「え?そうなの?」
「えぇ。例えば電気魔法を使ってみて。」
「うん。」
まだ出来たてだが、電気を的に当てた。
「じゃあ今度は私のね。」
ステラは指を鳴らすと、バンッと空から雷が的に直撃した。雷雲は無いのに。
僕達は呆気に取られた。
「どうやって?」
「基礎魔法は使えば使うほど、どんどん強くなってくるのよね。でも、物によってはあまり強くしない方がいい場合もあるの。安定して扱える炎は強くなると青い炎になって広範囲になるけど、さっきの電撃魔法は最終段階になると雷になるの。でも雷ってとても当てづらい。距離感も掴みにくいし。」
「へ~。じゃあ炎を強くしようかな。」
「炎よりも土とか水、風とかの方がおすすめかな。炎はドラゴンの炎をレガーレした方が強いから。それにレガーレは魔力を一切消費せずに使えるからね。」
「オイラ、氷を使いこなしたいなーと思ってるので水を極めてみます。」
「いいんじゃない?水って疎らに飛んでくから、使いこなせるライダーってあまりいないし。」
「僕は風を使いこなしてみたい。」
「風は最終段階になると凄まじい破壊力になるわ。」
それから僕は風を、サンドラは水を使いこなすために特訓した。
そんな時だった。
「ステラ!」
「ん?イーサンどうしたの?」
「ステラを探してる奴がいる。2人を隠せ。」
「こんな昼間に誰かしら?」
見習い生は部隊の者から特訓してもらうことは禁止されている。というのも、特訓したいのなら自分の力でやり、自分にとって最適な特訓方法を見つけるのが基本なためである。最低でも特訓してもらっていいのは一般部隊まで。精鋭部隊は、彼等に未熟で滑稽な所を見せるのは無礼であると考えているからである。ステラはいつもそれに対して不満の声を漏らしていた。
僕達は隅に隠れた。
「リーダー!」
「ベルトルト?その怪我はどうした!?」
「邪龍を扱う厭世部隊が出現した!」
「了解。」
「しかも、本来ダヴィナ平原に生息しない3頭のラシエアカンが暴れてる!多分近くに厭世部隊がいたから何かしたんだと思う。」
「分かった。すぐに準備して行く。ベルトルトは医務室で診てもらえ。グレイヴ!」
「もう1つ報告が!」
「おい、一刻を争うぞ!」
「リーカーンが……殺された。厭世部隊に。」
「……くそっ!」
「……。」
ステラはグレイヴに乗ると、武具庫に向かった。
ベルトルトはステラを見届けると、行ってしまった。
僕達は出てくると、イーサンに訪ねた。
「行かなくていいの?」
「……黙れよ。ガキが。」
「え?」
イーサンの態度が急に豹変し、戸惑った。サンドラも焦っていた。
「なんであいつらに殺されんだよあの雑魚が!むしゃくしゃする。」
きっとイーサンはショックを受けてるんだろう。多分……それで。
すると、イーサンがいきなり僕を殴った。
「うっ!いたっ!イーサン!何するんだ!」
かなり強いが、我慢できない程ではなかった。
「フリッグ、大丈夫かい?」
「あ、あぁ。」
「そもそもなんでおめぇはステラと一緒にいんだ?なんでステラはおめぇを選ぶ!?クソが。」
明らかな嫉妬心。僕がステラと関わってるというそんな理由で怒り、仲間を貶すなんて。
イーサン。あなたどういうことです?
アメリアは唸りながらイーサンに言った。
「雑魚紫龍が。一般部隊に入ったって、あいつらは大して強くもない役立たずだ。特にこれと言って成績も残してねぇしな。特別にステラから特訓してもらってるってだけで調子乗んじゃねぇぞ。」
「お前だって大して強くないだろ?」
「あぁ?」
「ふ、フリッグ、さすがに辞めた方が。」
「アメリアが雑魚だと?少なくともドラゴンはライダーよりも強い!例え黒龍騎士でも、若手のドラゴン以下だ。」
そう言うと、イーサンは笑った。
「見習い生のお前が俺に楯突こうだって?第一お前殺しちまえばドラゴン諸共死ぬんだよ。お前が雑魚ならドラゴンも雑魚だ。それに、こいつのドラゴンは障害じゃねぇか!足でまといになるだけなのになんで上のやつらは卵を残しておいたんだ?さっさと潰しちまえば誰も気づかないものを。」
ロースは何も言い返さず、何か考え込むようにしてそっぽを向いた。
「ロースに……そんなことを言うのはやめてください。」
「サンドラ、君は部屋に戻って欲しい。僕はめちゃくちゃこいつに腹が立って仕方ない。頼む。」
「フリッグ……分かった。危なくなったら逃げて。」
サンドラとロースは去り、僕とアメリア、イーサンだけになった。僕は弱い。魔法もまだまだだけど、僕はこいつをボコボコにしないと気が済まない。でもこいつはステラの友人なんだよな。
「部屋にいる時ステラは口開くといつもお前の話ばっかすんだ。ムカついて仕方ない。」
「イーサン!お前、言っていいことと悪いことの区別がつかないのか?殺された仲間を雑魚と貶し、ロースにあんなことを!それに、ステラが僕と関わってくれるのは、それは彼女の意思だ。」
すると、イーサンが僕に向かって突っ込んで来て蹴り飛ばした。
「ぐっ。」
壁に背中を打ち、よろめきながら立ち上がった。
「騎龍武器も無いお前はどこまでやれんのかね。」
そう言うと、イーサンは腰からステラが持っていた物と同じ筒のような物を出して、軽く振るった。すると、その筒は大きな大斧に変形した。そしてあっと言う間もなく僕に接近して石附を僕に打った。怯む僕に何度も何度も攻撃した。ついに僕は倒れ込んでしまった。
「雑魚が。この際処刑にされていい。俺はお前の首を切り落とさねぇと気が済まねぇ。それに切ったところで隠しゃいいし。」
イーサンは斧をくるっと回して剣先を下に向けた。
「死ね。」
フリッグ!
アメ……リア。
斧が僕に勢いよく近づいてくる。終わったと思った。その時だった。薄紫色の光線が飛んできたのだ。それがイーサンに直撃した。
「ちっ、んだテメェ!」
イーサンの体に所々紫色の結晶が着いていた。
イーサンは手をアメリアに向かって突き出すと、そこから真っ白に輝く光線を放った。アメリアは空を飛び、何とか躱した。アメリアに夢中になって油断してるイーサンの顔に、落ちていた木剣で僕は思いっきりぶん殴った。少しだけ後ろに仰け反る。昔の僕なら出来なかった。
「舐めやがって!」
すると、グレイヴが降り立った。全然気づかなかった。
「2人とも、何してるの?」
「ステラ……。」
兜を取りながら言った。
「終わったのか。早かったな。」
「仲間がいたから。で、何をしていたの?帰ってる途中、レイラの魔法ブレスが上の方に飛んでいくのが見えたんだけど。フリッグその怪我どうしたの?ボロボロじゃない!」
「えっと、イーサ…」
見ると、イーサンが睨みつけていた。仲間が悪いことをしたらその断罪をステラが代わりにやった話を思い出した。このことをステラに話したら、イーサンを罰するのはステラだ。
「……特訓してもらってたんだ。イーサン、容赦なくてさ。はは。」
フリッグ?
ごめんアメリア。
「はぁ……そう。医務室に行って診て貰いなさい。」
疑うような目で、ステラは僕を見つめた。
僕は医務室に向かった。アメリアも住処に帰った。
「イーサン、リーカーンとノーチェの葬儀がこの後あるから。」
「……あぁ。」
フリッグ……何故嘘をついたの?
「基礎魔法って強さの段階があるんだけど知ってる?」
「え?そうなの?」
「えぇ。例えば電気魔法を使ってみて。」
「うん。」
まだ出来たてだが、電気を的に当てた。
「じゃあ今度は私のね。」
ステラは指を鳴らすと、バンッと空から雷が的に直撃した。雷雲は無いのに。
僕達は呆気に取られた。
「どうやって?」
「基礎魔法は使えば使うほど、どんどん強くなってくるのよね。でも、物によってはあまり強くしない方がいい場合もあるの。安定して扱える炎は強くなると青い炎になって広範囲になるけど、さっきの電撃魔法は最終段階になると雷になるの。でも雷ってとても当てづらい。距離感も掴みにくいし。」
「へ~。じゃあ炎を強くしようかな。」
「炎よりも土とか水、風とかの方がおすすめかな。炎はドラゴンの炎をレガーレした方が強いから。それにレガーレは魔力を一切消費せずに使えるからね。」
「オイラ、氷を使いこなしたいなーと思ってるので水を極めてみます。」
「いいんじゃない?水って疎らに飛んでくから、使いこなせるライダーってあまりいないし。」
「僕は風を使いこなしてみたい。」
「風は最終段階になると凄まじい破壊力になるわ。」
それから僕は風を、サンドラは水を使いこなすために特訓した。
そんな時だった。
「ステラ!」
「ん?イーサンどうしたの?」
「ステラを探してる奴がいる。2人を隠せ。」
「こんな昼間に誰かしら?」
見習い生は部隊の者から特訓してもらうことは禁止されている。というのも、特訓したいのなら自分の力でやり、自分にとって最適な特訓方法を見つけるのが基本なためである。最低でも特訓してもらっていいのは一般部隊まで。精鋭部隊は、彼等に未熟で滑稽な所を見せるのは無礼であると考えているからである。ステラはいつもそれに対して不満の声を漏らしていた。
僕達は隅に隠れた。
「リーダー!」
「ベルトルト?その怪我はどうした!?」
「邪龍を扱う厭世部隊が出現した!」
「了解。」
「しかも、本来ダヴィナ平原に生息しない3頭のラシエアカンが暴れてる!多分近くに厭世部隊がいたから何かしたんだと思う。」
「分かった。すぐに準備して行く。ベルトルトは医務室で診てもらえ。グレイヴ!」
「もう1つ報告が!」
「おい、一刻を争うぞ!」
「リーカーンが……殺された。厭世部隊に。」
「……くそっ!」
「……。」
ステラはグレイヴに乗ると、武具庫に向かった。
ベルトルトはステラを見届けると、行ってしまった。
僕達は出てくると、イーサンに訪ねた。
「行かなくていいの?」
「……黙れよ。ガキが。」
「え?」
イーサンの態度が急に豹変し、戸惑った。サンドラも焦っていた。
「なんであいつらに殺されんだよあの雑魚が!むしゃくしゃする。」
きっとイーサンはショックを受けてるんだろう。多分……それで。
すると、イーサンがいきなり僕を殴った。
「うっ!いたっ!イーサン!何するんだ!」
かなり強いが、我慢できない程ではなかった。
「フリッグ、大丈夫かい?」
「あ、あぁ。」
「そもそもなんでおめぇはステラと一緒にいんだ?なんでステラはおめぇを選ぶ!?クソが。」
明らかな嫉妬心。僕がステラと関わってるというそんな理由で怒り、仲間を貶すなんて。
イーサン。あなたどういうことです?
アメリアは唸りながらイーサンに言った。
「雑魚紫龍が。一般部隊に入ったって、あいつらは大して強くもない役立たずだ。特にこれと言って成績も残してねぇしな。特別にステラから特訓してもらってるってだけで調子乗んじゃねぇぞ。」
「お前だって大して強くないだろ?」
「あぁ?」
「ふ、フリッグ、さすがに辞めた方が。」
「アメリアが雑魚だと?少なくともドラゴンはライダーよりも強い!例え黒龍騎士でも、若手のドラゴン以下だ。」
そう言うと、イーサンは笑った。
「見習い生のお前が俺に楯突こうだって?第一お前殺しちまえばドラゴン諸共死ぬんだよ。お前が雑魚ならドラゴンも雑魚だ。それに、こいつのドラゴンは障害じゃねぇか!足でまといになるだけなのになんで上のやつらは卵を残しておいたんだ?さっさと潰しちまえば誰も気づかないものを。」
ロースは何も言い返さず、何か考え込むようにしてそっぽを向いた。
「ロースに……そんなことを言うのはやめてください。」
「サンドラ、君は部屋に戻って欲しい。僕はめちゃくちゃこいつに腹が立って仕方ない。頼む。」
「フリッグ……分かった。危なくなったら逃げて。」
サンドラとロースは去り、僕とアメリア、イーサンだけになった。僕は弱い。魔法もまだまだだけど、僕はこいつをボコボコにしないと気が済まない。でもこいつはステラの友人なんだよな。
「部屋にいる時ステラは口開くといつもお前の話ばっかすんだ。ムカついて仕方ない。」
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すると、イーサンが僕に向かって突っ込んで来て蹴り飛ばした。
「ぐっ。」
壁に背中を打ち、よろめきながら立ち上がった。
「騎龍武器も無いお前はどこまでやれんのかね。」
そう言うと、イーサンは腰からステラが持っていた物と同じ筒のような物を出して、軽く振るった。すると、その筒は大きな大斧に変形した。そしてあっと言う間もなく僕に接近して石附を僕に打った。怯む僕に何度も何度も攻撃した。ついに僕は倒れ込んでしまった。
「雑魚が。この際処刑にされていい。俺はお前の首を切り落とさねぇと気が済まねぇ。それに切ったところで隠しゃいいし。」
イーサンは斧をくるっと回して剣先を下に向けた。
「死ね。」
フリッグ!
アメ……リア。
斧が僕に勢いよく近づいてくる。終わったと思った。その時だった。薄紫色の光線が飛んできたのだ。それがイーサンに直撃した。
「ちっ、んだテメェ!」
イーサンの体に所々紫色の結晶が着いていた。
イーサンは手をアメリアに向かって突き出すと、そこから真っ白に輝く光線を放った。アメリアは空を飛び、何とか躱した。アメリアに夢中になって油断してるイーサンの顔に、落ちていた木剣で僕は思いっきりぶん殴った。少しだけ後ろに仰け反る。昔の僕なら出来なかった。
「舐めやがって!」
すると、グレイヴが降り立った。全然気づかなかった。
「2人とも、何してるの?」
「ステラ……。」
兜を取りながら言った。
「終わったのか。早かったな。」
「仲間がいたから。で、何をしていたの?帰ってる途中、レイラの魔法ブレスが上の方に飛んでいくのが見えたんだけど。フリッグその怪我どうしたの?ボロボロじゃない!」
「えっと、イーサ…」
見ると、イーサンが睨みつけていた。仲間が悪いことをしたらその断罪をステラが代わりにやった話を思い出した。このことをステラに話したら、イーサンを罰するのはステラだ。
「……特訓してもらってたんだ。イーサン、容赦なくてさ。はは。」
フリッグ?
ごめんアメリア。
「はぁ……そう。医務室に行って診て貰いなさい。」
疑うような目で、ステラは僕を見つめた。
僕は医務室に向かった。アメリアも住処に帰った。
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