詩集

“いつか”

生まれてきて良かった

生きてきて良かった

なんて言えないそんな人生だった



でもね、いつの間にか

あの娘がそこに待ってくれてて



生まれてきて良かった

生きてきて良かった

なんて言えそなそんな人生



になりつつあるよ

まるで想像してなかった

今も明日も昨日もあるんだよ





いつも後ろ指さされ

イジメられ傷つけられ

くたびれて倒れ込んでもう



何のため生まれてきて

何で俺生まれてきて

一体何のため？

一体何で？



またやられて病んで

ぶち込まれてもがいて



タスケテ

ヤメテ

クルシイヨ

タスケテヨ



そんな言葉さえ言えなく

突っ張ってて生きてたら



ホント死んじゃって

ボンバって生き返って

ぶち込まれてまた地獄の始まり



タスケテ

ヤメテ

クルシイヨ

タスケテヨ



そんな言葉が言えたなら

そんな弱み見せられたなら



あの娘がやっとこっちに来てくれて

あの娘とやっと一緒に笑い合える



そんな“いつか”を待っている