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ひとつになる日々
夢と現実がひとつになった日 ✴︎イラスト有
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「ニーナさん、ウィスタリアからドレスが届いたよ」
イーサン殿下が開けっぱなしにしていた扉からひょっこりと顔を出す。
領主館と要塞を兼ねたバーミリオンの居城に来て、半年ほど。それ相応の人数の使用人が働いているが、城自体がさほど大きくはなく、殿下も何かと自分が動き回る人なので、こうして城主が直接用事を伝えに来ることも珍しくない。
こちらに来てからつけられた侍女に聞いた、「あっという間に領民をメロメロにした」という殿下の気さくな人柄は城館の中でも健在で、城の中はいつも柔らかな空気に満ちている。
王都にある宮殿でもそうだったのかな、と考えると、陛下が兄妹の中でもイーサン殿下を可愛がる理由がわかる気がする。もちろん、殿下が陛下と年が離れた末っ子で、二人の父である前国王が早くに亡くなっているのも理由だと思うけど。
「まあ! ありがとうございます、殿下」
ちょうど、結婚式につけるヘッドドレスとヴェールに刺繍をしていた私は、思わず立ち上がった。その場で一緒に針仕事をしていた侍女たちも「早くドレスが見たい」というソワソワした雰囲気になる。
その様子に殿下が小さく笑う。
「入ってもいいかな」
「もちろん!」
殿下の後ろにはすでに大きな箱を抱えた使用人が控えていて、その準備とタイミングの良さに、場の空気がわっと華やいだ。
母から送られてきたドレスは、純白の麻でできた婚礼衣装だ。「始まりの地」である湖畔に生える紫の麻ではなく、別の地で育てた白い麻。
ウィスタリアの紫ではなく、白の婚礼衣装にしようと決めたのは私だ。
こちらに来てすぐに殿下が見せてくれた、バーミリオンの赤を宿した麻の布。それをひと目見たときから、あの赤に染まる自分を夢見ている。
今年の彩耀の夜会は正式な婚姻前のために紫を着たが、何となく、心のどこかでもう自分の色ではないような気がしていた。
『これから、この地の赤に染まります』。そんな想いで結婚式を迎えたかった。
母はその気持ちに応えて、ウィスタリアで育つ紫ではない麻でドレスを作ると言ってくれたのだ。
「ニーナさん、その……」
ドレスに制作中のヘッドドレスを合わせてはしゃぐ私たちに、殿下が話し掛ける。その声に少しだけ迷いが見えた。
「もし可能なら、で良いんだけど、どこかにこれは着けられないかな」
そう言って、胸もとからそっと取り出したのは真っ赤なバラ──ではなく、あの日見た赤い麻の布で作られたコサージュだった。
イーサン殿下は独占欲だったり、所有欲だったり、そういう執着心をあまり見せない。その殿下が自分の赤を身につけて欲しいと言う。
私に。
私が殿下の妻となる、その日に。
私も、侍女たちも、箱を持ってきた侍従すらも、この場に居た全員が頬を赤くした。心臓がぎゅっとなる感じ、バタバタと身悶えをしたくなる感じ──淑女だから堪えますけど!
そして微笑ましいを煮詰めたような空気が場を占拠した。
「もちろん着けます」
私の答えに侍女の全員がコクコクと頷く。
「ありがとう」
殿下がほっとしたように言い、そして自分がうっかり見せてしまった執着心には気が付かぬまま、「あまり根を詰めすぎずにね」などと呑気に言って去って行った。
私は振り返る。皆が同じ気持ちで厳粛に頷く。
私たちの殿下は、かわいい。
◆
婚礼の日。
式場となる丘の上の小さな聖霊堂には、小さな村には似つかわしくない、錚々たる──そこに国王陛下その人まで混じっていることを考えればその言葉におさまらない、顔触れが揃っていた。
殿下が王族だと認識する瞬間でもある。
私は“聖霊役”をつとめる領地の子どもにエスコートされて、堂内の真ん中に設けられた通路を進む。
子ども達の中で繰り広げられたという熾烈な精霊役の争奪戦。それを勝ち抜いたエスコート役の女の子がやる気と誇らしさと緊張に頬を染めていて、微笑ましい。
両脇から拍手で迎えてくれる人たちの中には、ウィスタリアの両親と兄さま達もいる。
デューク兄さまがドレス姿の私に小さく口笛を吹き、すかさずその後頭部をディーン兄さまにはたかれていた。やめてほしい、すごくやめてほしい。
息子たちのささやかな攻防に母の片眉がピンと跳ね上がるが、父の顔は微動だにしない。そして誓い前だというのに、マドリーン様の両目がすでに潤んでいる。
壇上に居る陛下と殿下のもとへと無事に導かれた私は、少し屈んで役目を終えた小さな聖霊の額にキスをした。お礼を伝えて、ハラハラと娘を見守る両親のもとへと送り出す。
目を合わせて微笑んだ殿下が、私のヘッドドレスに咲く一輪の赤いバラに目を止めて、少しだけ泣きそうな顔をした。
二人の前に立つ国王陛下が、イーサン殿下に決められた台詞を問いかける。
「イーサン・バーミリオン」
「はい」
「汝は精霊の名の下に、妻となるニーナ・ウィスタリアへの永遠の愛を誓いますか?」
「誓います」
迷いのない殿下の言葉に、胸が詰まる。
「ニーナ・ウィスタリア」
「はい」
陛下が私を見る。イーサン殿下とよく似た優しい瞳と威厳ある声が同じ台詞を問いかけた。
「誓います」
言葉にして宣誓した瞬間に、ひと粒だけ涙が頬を滑り落ちていった。
隣国では誓いの言葉の後キスをする習慣があると聞くが、この国ではまだ広まっていないので、私の心臓は何とか平穏の範囲にとどまった。
一度皆が退席して、誰も居なくなった精霊堂。その扉が開かれて外へと足を踏み出す。
「おめでとう、ニーナ様!」
マドリーン様はほぼ号泣している。鼻を赤くしていてもかわいい。
投げかけられる祝福の言葉と、少し離れた場所から響く領民の歓声。物々しい警備に阻まれても彼らは嫌な顔ひとつせず、見慣れぬ重装の騎士たちのいる光景を楽しんでくれたのだ。
順番に訪れる家族へ挨拶をしていく。デューク兄さまが私の前に立った。こんな日でも兄は平常通り魔法師の制服で出席している。ヘラヘラと笑う顔は実に楽しそうだ。
「おめでと、ニーナ」
「兄さま」
私と殿下の関係は、デューク兄さまの魔法から始まった。人騒がせで、大掛かりで、そして、とても優しい魔法。
「ありがとう、デューク兄さま」
今、胸の中にある全部の気持ちを乗せて伝える。私の守護魔法師だった人へ。
その瞬間、デューク兄さまの顔から一切の笑顔が消えて、眉間にぎゅっと皺が寄った。耳元にぐっと兄の顔が近付く。
「おまえの幸せを見届けるのが、俺の生まれた意味だった」
低く、誰にも、私の隣に立つイーサン殿下にも聞こえない声で囁いて、兄は一瞬で離れた。
天才の言うことはいつでもわからない。先に生まれた兄さまの理由が後から生まれた私だというのも謎だ。
思わず小首を傾げた私に、兄はいつもの人を食った笑い顔に戻って殿下を見た。
「ところで殿下、キスは無いんですかね?」
「っな、ない!」
イーサン殿下が私と同じ性質で良かった。
「気持ちはわかりやすく伝えた方が良いですよ。言えるときに」
いつもわかりにくい兄に言われたくないと思うが、デューク兄さまはそう言ってニヤリと笑うと、くるりと杖を回した。
途端、ぶわりと銀色が羽ばたいた。
「メッセージバード!」
兄さまの生み出した魔法の小鳥たちが、殿下と私の周りを無数に飛び回る。
「ニーナサン! カワイイ!」
小鳥が言う。その声に思わず殿下と小鳥を見比べてしまう。喋り方のクセが、とても似ている。
たった今、夫となったばかりの人に。
「デューク魔法師!」
殿下の顔が真っ赤になった。もしかして、この小鳥は。
「こいつら殿下に一時期懐いてたでしょ? そのときに独り言も拾ってたみたいで」
「は……!?」
わりと何事にも動じない殿下が珍しく絶句する。
「アイシテル!」
「カワイイ、スキ!」
「スキダ!」
「マモリタイ!」
「カッコイイ! ズルイ!」
「キレイ! カワイイ! スキ!」
「ダイスキ!」
「頼むやめてくれデューク魔法師」
「します? キス」
「ニーナさん!」
殿下が助けを求めるように私を見る。こんなに追い詰められても強引にキスしてこないのが、私の殿下の最高なところだ。
「殿下」
私は背伸びをして殿下の唇を奪った。
わあっと歓声が大きくなる。手を叩いて祝福をする人たちの頭上を大きく旋回した銀色の小鳥たちが、青空に溶けていく。
祝福は終わらない。いつまでも、いつまでも。
きっといつかここにいるすべての人が骨になっても、この地を守る土となって。
祝福は続いていく。
[終/浮気した婚約者を認識できなくなったら、毎日が快適になりました]
✴︎最後までお付き合い頂きありがとうございました。読んでくださったすべての方に、未来永劫、絶え間ない祝福が注ぎますように。
感謝を込めて、最後のリクエスト「精霊に囲まれるニーナ」です。見えてないシーンでしたが、周りにいっぱい居そうだなと思いまして。
リクエストくださった方々ありがとうございました!いっぱい絵が描けて楽しかったです。
✴︎スピンオフ作品『呪われネズミ令嬢の幸福な王宮暮らし』連載中です!よろしくお願いします。
イーサン殿下が開けっぱなしにしていた扉からひょっこりと顔を出す。
領主館と要塞を兼ねたバーミリオンの居城に来て、半年ほど。それ相応の人数の使用人が働いているが、城自体がさほど大きくはなく、殿下も何かと自分が動き回る人なので、こうして城主が直接用事を伝えに来ることも珍しくない。
こちらに来てからつけられた侍女に聞いた、「あっという間に領民をメロメロにした」という殿下の気さくな人柄は城館の中でも健在で、城の中はいつも柔らかな空気に満ちている。
王都にある宮殿でもそうだったのかな、と考えると、陛下が兄妹の中でもイーサン殿下を可愛がる理由がわかる気がする。もちろん、殿下が陛下と年が離れた末っ子で、二人の父である前国王が早くに亡くなっているのも理由だと思うけど。
「まあ! ありがとうございます、殿下」
ちょうど、結婚式につけるヘッドドレスとヴェールに刺繍をしていた私は、思わず立ち上がった。その場で一緒に針仕事をしていた侍女たちも「早くドレスが見たい」というソワソワした雰囲気になる。
その様子に殿下が小さく笑う。
「入ってもいいかな」
「もちろん!」
殿下の後ろにはすでに大きな箱を抱えた使用人が控えていて、その準備とタイミングの良さに、場の空気がわっと華やいだ。
母から送られてきたドレスは、純白の麻でできた婚礼衣装だ。「始まりの地」である湖畔に生える紫の麻ではなく、別の地で育てた白い麻。
ウィスタリアの紫ではなく、白の婚礼衣装にしようと決めたのは私だ。
こちらに来てすぐに殿下が見せてくれた、バーミリオンの赤を宿した麻の布。それをひと目見たときから、あの赤に染まる自分を夢見ている。
今年の彩耀の夜会は正式な婚姻前のために紫を着たが、何となく、心のどこかでもう自分の色ではないような気がしていた。
『これから、この地の赤に染まります』。そんな想いで結婚式を迎えたかった。
母はその気持ちに応えて、ウィスタリアで育つ紫ではない麻でドレスを作ると言ってくれたのだ。
「ニーナさん、その……」
ドレスに制作中のヘッドドレスを合わせてはしゃぐ私たちに、殿下が話し掛ける。その声に少しだけ迷いが見えた。
「もし可能なら、で良いんだけど、どこかにこれは着けられないかな」
そう言って、胸もとからそっと取り出したのは真っ赤なバラ──ではなく、あの日見た赤い麻の布で作られたコサージュだった。
イーサン殿下は独占欲だったり、所有欲だったり、そういう執着心をあまり見せない。その殿下が自分の赤を身につけて欲しいと言う。
私に。
私が殿下の妻となる、その日に。
私も、侍女たちも、箱を持ってきた侍従すらも、この場に居た全員が頬を赤くした。心臓がぎゅっとなる感じ、バタバタと身悶えをしたくなる感じ──淑女だから堪えますけど!
そして微笑ましいを煮詰めたような空気が場を占拠した。
「もちろん着けます」
私の答えに侍女の全員がコクコクと頷く。
「ありがとう」
殿下がほっとしたように言い、そして自分がうっかり見せてしまった執着心には気が付かぬまま、「あまり根を詰めすぎずにね」などと呑気に言って去って行った。
私は振り返る。皆が同じ気持ちで厳粛に頷く。
私たちの殿下は、かわいい。
◆
婚礼の日。
式場となる丘の上の小さな聖霊堂には、小さな村には似つかわしくない、錚々たる──そこに国王陛下その人まで混じっていることを考えればその言葉におさまらない、顔触れが揃っていた。
殿下が王族だと認識する瞬間でもある。
私は“聖霊役”をつとめる領地の子どもにエスコートされて、堂内の真ん中に設けられた通路を進む。
子ども達の中で繰り広げられたという熾烈な精霊役の争奪戦。それを勝ち抜いたエスコート役の女の子がやる気と誇らしさと緊張に頬を染めていて、微笑ましい。
両脇から拍手で迎えてくれる人たちの中には、ウィスタリアの両親と兄さま達もいる。
デューク兄さまがドレス姿の私に小さく口笛を吹き、すかさずその後頭部をディーン兄さまにはたかれていた。やめてほしい、すごくやめてほしい。
息子たちのささやかな攻防に母の片眉がピンと跳ね上がるが、父の顔は微動だにしない。そして誓い前だというのに、マドリーン様の両目がすでに潤んでいる。
壇上に居る陛下と殿下のもとへと無事に導かれた私は、少し屈んで役目を終えた小さな聖霊の額にキスをした。お礼を伝えて、ハラハラと娘を見守る両親のもとへと送り出す。
目を合わせて微笑んだ殿下が、私のヘッドドレスに咲く一輪の赤いバラに目を止めて、少しだけ泣きそうな顔をした。
二人の前に立つ国王陛下が、イーサン殿下に決められた台詞を問いかける。
「イーサン・バーミリオン」
「はい」
「汝は精霊の名の下に、妻となるニーナ・ウィスタリアへの永遠の愛を誓いますか?」
「誓います」
迷いのない殿下の言葉に、胸が詰まる。
「ニーナ・ウィスタリア」
「はい」
陛下が私を見る。イーサン殿下とよく似た優しい瞳と威厳ある声が同じ台詞を問いかけた。
「誓います」
言葉にして宣誓した瞬間に、ひと粒だけ涙が頬を滑り落ちていった。
隣国では誓いの言葉の後キスをする習慣があると聞くが、この国ではまだ広まっていないので、私の心臓は何とか平穏の範囲にとどまった。
一度皆が退席して、誰も居なくなった精霊堂。その扉が開かれて外へと足を踏み出す。
「おめでとう、ニーナ様!」
マドリーン様はほぼ号泣している。鼻を赤くしていてもかわいい。
投げかけられる祝福の言葉と、少し離れた場所から響く領民の歓声。物々しい警備に阻まれても彼らは嫌な顔ひとつせず、見慣れぬ重装の騎士たちのいる光景を楽しんでくれたのだ。
順番に訪れる家族へ挨拶をしていく。デューク兄さまが私の前に立った。こんな日でも兄は平常通り魔法師の制服で出席している。ヘラヘラと笑う顔は実に楽しそうだ。
「おめでと、ニーナ」
「兄さま」
私と殿下の関係は、デューク兄さまの魔法から始まった。人騒がせで、大掛かりで、そして、とても優しい魔法。
「ありがとう、デューク兄さま」
今、胸の中にある全部の気持ちを乗せて伝える。私の守護魔法師だった人へ。
その瞬間、デューク兄さまの顔から一切の笑顔が消えて、眉間にぎゅっと皺が寄った。耳元にぐっと兄の顔が近付く。
「おまえの幸せを見届けるのが、俺の生まれた意味だった」
低く、誰にも、私の隣に立つイーサン殿下にも聞こえない声で囁いて、兄は一瞬で離れた。
天才の言うことはいつでもわからない。先に生まれた兄さまの理由が後から生まれた私だというのも謎だ。
思わず小首を傾げた私に、兄はいつもの人を食った笑い顔に戻って殿下を見た。
「ところで殿下、キスは無いんですかね?」
「っな、ない!」
イーサン殿下が私と同じ性質で良かった。
「気持ちはわかりやすく伝えた方が良いですよ。言えるときに」
いつもわかりにくい兄に言われたくないと思うが、デューク兄さまはそう言ってニヤリと笑うと、くるりと杖を回した。
途端、ぶわりと銀色が羽ばたいた。
「メッセージバード!」
兄さまの生み出した魔法の小鳥たちが、殿下と私の周りを無数に飛び回る。
「ニーナサン! カワイイ!」
小鳥が言う。その声に思わず殿下と小鳥を見比べてしまう。喋り方のクセが、とても似ている。
たった今、夫となったばかりの人に。
「デューク魔法師!」
殿下の顔が真っ赤になった。もしかして、この小鳥は。
「こいつら殿下に一時期懐いてたでしょ? そのときに独り言も拾ってたみたいで」
「は……!?」
わりと何事にも動じない殿下が珍しく絶句する。
「アイシテル!」
「カワイイ、スキ!」
「スキダ!」
「マモリタイ!」
「カッコイイ! ズルイ!」
「キレイ! カワイイ! スキ!」
「ダイスキ!」
「頼むやめてくれデューク魔法師」
「します? キス」
「ニーナさん!」
殿下が助けを求めるように私を見る。こんなに追い詰められても強引にキスしてこないのが、私の殿下の最高なところだ。
「殿下」
私は背伸びをして殿下の唇を奪った。
わあっと歓声が大きくなる。手を叩いて祝福をする人たちの頭上を大きく旋回した銀色の小鳥たちが、青空に溶けていく。
祝福は終わらない。いつまでも、いつまでも。
きっといつかここにいるすべての人が骨になっても、この地を守る土となって。
祝福は続いていく。
[終/浮気した婚約者を認識できなくなったら、毎日が快適になりました]
✴︎最後までお付き合い頂きありがとうございました。読んでくださったすべての方に、未来永劫、絶え間ない祝福が注ぎますように。
感謝を込めて、最後のリクエスト「精霊に囲まれるニーナ」です。見えてないシーンでしたが、周りにいっぱい居そうだなと思いまして。
リクエストくださった方々ありがとうございました!いっぱい絵が描けて楽しかったです。
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素敵なお話をありがとうございます。
デュークのスピンオフも楽しみにしています。
(王様の登場も楽しみです)
たぶん侍女たちは
「私たちの殿下は、かわいい。」
じゃなくて
「私たちの主人夫妻は、最強にかわいい。」
でしょう!
コメントありがとうございます!
こちらこそ、読んでくださりありがとうございます😭
デュークのスピンオフ楽しみにして頂き嬉しいです!陛下も多めに出ます〜
侍女たちにほっこり…多分そうですね!
クマさん、近況ボードへのコメントもありがとうございます✨
双子や雑草も読んで頂けて嬉しいです…!
本当にありがとうございます!
素敵なお話ありがとうございます。
ニューク兄様のセリフの種明かしを希望します!
コメントありがとうございます!
デュークのセリフについては、妹を守る兄としての使命感をデューク独特の言い回しで大げさに話しているようでもあり、他の意味がありそうでもあり…
デュークのお話を準備してるので読んで頂けたら嬉しいです!
さわやかに心に残る良作に出会えました
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折々のイラストも、華を添えつつストーリーを盛り上げーの引っ張りーの!!
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素敵な読後感をありがとうございました
コメントありがとうございます!
嬉しいお言葉をありがとうございます。実はSakiさんのコメントを拝見したときにボロボロボロっと泣いてしまいまして。
自分でも「???」ってなりながらしばらく泣いていたんですが、こちらこそ、すごい不思議な体験をさせていただきありがとうございます。
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素敵なコメントありがとうございました!