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監禁
3.
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口ぶりで、河野が自分をしばらく監禁するつもりだということは分かる。30過ぎの男がどこかに売り飛ばされるでもなし、何のために拘束されているのかが理解できない。
「…… 何が狙いだ?」
津田が訊くと、河野は勝ち誇ったように、にやぁっと笑った。
「お前、次の発情期はいつだ?」
「……っ!?」
「そろそろだよな?ん?明後日くらいか?お前、抑制剤を飲まずに発情期を迎えたことがあるか?」
目尻を下げた河野の舐めるような視線に、背筋がぞっとした。
「今は何もしない。本気で抵抗されたら俺だって無傷じゃ済まないからな。どうせ発情期になれば、αがほしくて仕方がなくなるだろう?それまで待つさ。お前がよだれ垂らして俺をほしがって、自分でケツ差し出してくるのが楽しみだよ」
屈辱と恐怖で、奥歯がカタカタと鳴る。発情期が近い。どうして河野がそれを知っているのだろう。
「お前、自分たちが俺より優秀だと思ってただろ?βと、Ωが?αの俺より?そんなことありえないんだよ!思い上がりやがって…… っ!思い知ればいい。どうあがいたって、有能ぶったって、自分が、Ωの、淫乱の、ビッチ野郎だってな!」
「あんたこそ…… 歪んだ最低のα野郎だ」
「今のうちにほざいてろ」
河野は鼻で笑うと、悦に入ったような顔で警告した。
「ここはもともと、Ωを飼っておくための部屋だ。このドアは外側に閂があるからこっちからは開かない。窓から叫んでも、頭のおかしいΩだと思われるだけだ。発情期に優しくかわいがってもらいたきゃ、ここでおとなしく震えてろ」
河野が喉の奥で笑いながら部屋を出て行くと、向こうで閂のかかるガチャンという鈍い金属音がした。足音が遠ざかってから数秒で玄関ドアの音がしたことで、ここが河野の自宅などではなく、単身者用マンションのような造りだと分かる。
「…… 何が狙いだ?」
津田が訊くと、河野は勝ち誇ったように、にやぁっと笑った。
「お前、次の発情期はいつだ?」
「……っ!?」
「そろそろだよな?ん?明後日くらいか?お前、抑制剤を飲まずに発情期を迎えたことがあるか?」
目尻を下げた河野の舐めるような視線に、背筋がぞっとした。
「今は何もしない。本気で抵抗されたら俺だって無傷じゃ済まないからな。どうせ発情期になれば、αがほしくて仕方がなくなるだろう?それまで待つさ。お前がよだれ垂らして俺をほしがって、自分でケツ差し出してくるのが楽しみだよ」
屈辱と恐怖で、奥歯がカタカタと鳴る。発情期が近い。どうして河野がそれを知っているのだろう。
「お前、自分たちが俺より優秀だと思ってただろ?βと、Ωが?αの俺より?そんなことありえないんだよ!思い上がりやがって…… っ!思い知ればいい。どうあがいたって、有能ぶったって、自分が、Ωの、淫乱の、ビッチ野郎だってな!」
「あんたこそ…… 歪んだ最低のα野郎だ」
「今のうちにほざいてろ」
河野は鼻で笑うと、悦に入ったような顔で警告した。
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河野が喉の奥で笑いながら部屋を出て行くと、向こうで閂のかかるガチャンという鈍い金属音がした。足音が遠ざかってから数秒で玄関ドアの音がしたことで、ここが河野の自宅などではなく、単身者用マンションのような造りだと分かる。
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