甘い誘惑

さつらぎ結雛

文字の大きさ
5 / 271

05

しおりを挟む



唇が離れ銀色の糸が私と陸翔を繋ぎ
息を整えてお互いの目を見つめ笑い合う。

幸せな時間。



そんな時間はあっという間でもうこんな時間…
もっと陸翔一緒に居たい…




「ねぇ、陸翔…」

『なに?』

「今日帰りたくない…陸翔と一緒に居たいの…ダメかな?//」

寂しそうな顔をしながら上目遣いで言う胡桃。
俺と一緒に居たいとか//
ってえっ、泊まりたいってこと?!
胡桃と寝れるのか?!!


陸『泊まりたいの?』 

「うん///」

陸『 いいよ!今日から親は旅行行ってるし俺1人だから//』

「やったぁ!嬉しい///」


ぎゅっ

胡桃は俺に抱きついて言う。


陸『じゃあ、今日はいっぱいイチャイチャ出来るな♪』


「な、何言ってんの///変な事言わないの!」

陸『胡桃と一緒に居れるんだよ?イチャイチャしたいしー!』


「もぉ!変態!!///」

陸『ふはは。マジになってる(笑)イチャイチャしたいくせにー!』

「そ、そんな事ないし/// 」

陸『えー、じゃあ、ぎゅーもちゅーしてやんなーい。』


「えっ…。」

そう言うとあからさまにしょんぼりと顔を俯く胡桃。

どんだけしたいんだよ。可愛いな。

陸『して欲しいの?』

優しい声で私を覗きながら言う陸翔。

「し、して欲しくないし///」

と腕で顔を隠す。 
素直じゃないのは昔から。

陸『ふうーん。じゃあ、しない。胡桃が嫌なら我慢するよ。』

胡桃side

本当は陸翔とイチャイチャしたいし
ぎゅーもちゅーもしたいけど 
恥ずかしくて素直になれない。

悲しそうな顔の陸翔。

違うの、違うんだよ。本当はして欲しい…。

「えっ、その、、違うくて//」

陸『何が違うの?』

「だって…恥ずかしいもん///」

陸『なんだよ、それだけ?恥ずかしくないから…して?』

「えっ?!///」

陸『胡桃からして?いつもみたいにぎゅーしてみ?』


ぎゅーっ


陸『よしよし、よく出来ました。』

そう言って私の頭を撫でてくれた。

「…///」

陸『はい、次はちゅー。』

「え、恥ずかしいし、、」

陸『いぃーから。』

「分かったよぉ…目瞑って///」

陸『はぁい。』

目を瞑り待ってると少しだけ触れるような胡桃からのキス

陸『えー今した?』

「し、したよ、、///」

陸『こうやってするんだよ、』


すると陸翔は私の後頭部に手を回し陸翔は私の唇を塞ぎ
何度もくっついては離れての繰り返し

「んぐっ///んっ///んっっ///」

ちゅっ、ちゅっ…

陸『唇開けて?』

「んっ…んっあっ///はぁっっ///」

ンッチュッ

だんだん激しくなり息が苦しくなってきて
陸翔を離そうとするけど力は強くて
逆に押し返され気付くと再び視界は陸翔と天井。

陸『んっはぁっ、はぁっ、//』

呼吸を整える2人。

また重なり合う唇…

今度はちゅっ、ちゅっ、ちゅっと
触れるような優しいキスを何度も何度も…。

キスってこんな気持ちいいの?
あまりにも気持ち良すぎて顔が熱くなる。

陸『その顔そそられる。逆効果だよ?』

そう言うと頬、首筋にキスをする陸翔。


「んッ//んんッ、、あっ、」

首筋にキスする度に体を捩らせ
声をもらす胡桃が堪らなく可愛い。

再び触れ合う唇。

「んんッ//んはっ///あんっ///」

キスをしながら器用に制服のブラウスを
脱がしていく陸翔

























しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

処理中です...