Secret.

さつらぎ結雛

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「おつかれ。」

『おぅ、ありがとう。』

「明日仕事?」

『いや、次行くの来週。俺まぁまぁ不定期だから。』


「じゃあ、色々話したいからどっか呑みながら話そ。」

『じゃあ、俺ん家来る?一人暮らしだし、』

「え、良いの?行く!」

『じゃあ、行こ。』

そう言って中村の車に乗って家に向かった。


----------------


『着いた。』


「えっ、、こ、ここ?」

『おぅ、そうだけど。』

「一人暮らしだよね?」


『うん(笑)』

「か、彼女とかは?」

『なに(笑)居ないけど。』

「そうか、、いいなぁ。めちゃくちゃ広いじゃん。」

『そうかな?北澤は一人暮らししてんの?』

「したいけどしてないんだよね、、お金貯めてるとこ、」

『え、じゃあ俺んとこ住んだらいいじゃん。』

「えっ?!マジ?!」

『部屋余ってるし広すぎて1人でいるのもなんだし。家賃も別にいらない』

「え、、本当に言ってんの?」

『うん。それに宮坂探す為にこれから一緒に居た方が何かと楽だし良いだろ?』

「そうだけど…」

『じゃあ、決まり。荷物とかまた持ってきて。』

「わかった、、ありがとう。」


『まぁ、ゆっくり飲もうか。』

「うん。」

『何飲める?』

「んー、梅酒か酎ハイかな。」

『おっ、梅酒ならあったけどこれでいい?』

「え!嬉しい!ありがとう。中村も飲むの?」

『うん、基本はビールだけどな(笑)』

「そうかぁ、、あの中村がビール飲めるようになったなんてね。」

『それはお互い様だろ(笑)』

「まぁね、(笑)」

『ほんと、久しぶりだよな。10年振り?』

「あっ、でも成人式の時に会ったね。」

『あぁー、そうだったなぁ(笑)でもみんな居たしあんま喋んなかったよな、』

「そうだね(笑)めっちゃ話したかったんだけどね、」

『そなの?(笑)』

「うん。やっと話せたから嬉しいよ。」

『ありがとう、』



「そう言えば、悠吾来てなかったよね。」

『あー誘ったんだけどあいつそういうの苦手みたいで、』

「へぇー、あんなお調子者なのに?(笑)」

『まぁーそれは俺らと絡んでた時だけだったからなー』

「そうなんだ、、悠吾とはどこまで一緒だったの?」

『高校までかな。』

「そっかぁ、いいなぁ。」

『宮坂とはどこまで一緒?』

「めぐとは中学まで。あの子私より頭良かったからね。めぐは良い高校に受験しちゃったからね。」

『そうかぁ、、でも連絡は取ってたんだよな?』

「うん。高校は離れちゃってたけど、高1の秋ぐらいまでは連絡取り合ってたんだけど途中から私の携帯が急に壊れたから電話番号か全部消えちゃって、それで急に連絡取れなくなったから、めぐに申し訳なくて…嫌われたとか思ってないかなってずっと気がかりで…」

『そっか、、他知ってる奴居ないの?』

「全く…めぐの繋がりある人にはあたってみたんだけどみんな知らなくて…」

『そうか…。難しいなぁ、、』

「めぐ、私にしか連絡先言ってなかったぽいんだよね…めぐの他の幼稚園からの仲のいい子とかも知らなかったみたいでさ…」

『そっか、、それだけお前のこと信頼してたんだな…』

「そうなのかな…私もそうだったのかなーって考えれば考えるほど、本当申し訳なさ過ぎて…ずっと会いたくてさ…夢にまで何度か出てきてるんだよね…」

『そうか…でもあんま自分を責めるな、大丈夫だからな?俺がついてるし。』

「ふふ、なにそれ、(笑)かっこいいこと言っちゃって//嬉しいな///」


『そう?良かった、』

.





.


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