Secret.

さつらぎ結雛

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再会

02

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それから他愛もない話をしながらお酒を呑み進めた
お互いほろい気分になってると

北澤が俺に近づき髪を撫でながら

「中村さ、結構変わったよね…昔の方が可愛かったじゃん。」

『な、なに急に、(笑) 俺も色々あんの。』

まぁ、北澤がこんな事言うのも無理はない
変わりすぎたからね俺は

「なぁに、教えて?」

いや、そんな目をとろんとさせながら言われても困る

『やだよ、』

「なぁんで!髪の毛明日切りに行こ!あと服も買いに行こ!」

『えー。』

「えー。じゃないの。元がいいのにもったいない!私が許さない!」

『なんでお前に決められなきゃいけないの、』

「そ、それは…い、いいじゃん!」

『やだ。』

そりゃ俺だってもういい歳だしモテたいし
今の状態を変えたいって思うけど…

「いいの!明日行くよ。分かった?!」

『えー。』

「行くの!分かった?!」

『もぉー、分かったよ。』

「やったあ!」 

そう言って俺に抱きつく北澤
こいつ、、俺の気も知らずに…
心臓がもたない。

『ちょ、離れろ、』

ぎゅーっと俺に抱きつくから離れろって言っても
離れなくて寝息まで聞こえてきた

『えっ、マジ?!(笑)しょうがねぇな、』

お姫様抱っこして別の寝室に連れていき
寝かせるとまだ俺に抱きついて離れてくれない

『嘘だろ?どうしよ、、俺大丈夫かな、、(笑)』

仕方ないから一緒のベットに横になった

隣で可愛い顔して寝てる北澤の髪をそっと撫でると
ぎゅっと抱きついてくる

可愛すぎない?やばいんだけど。

あー今日寝れねぇな、、
でも寝ないなら寝ないで心臓もたねぇし…

『頑張って寝よ、』

そう呟いて目を閉じた


.




.

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