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再会
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しおりを挟む昨日の事覚えてない
起きるとベットに居て中村が起こしてくれた
寝顔見られたし…
というかその以前に
私が中村に抱きついて寝てたなんて…
恥ずかしすぎる、、最悪だぁ、、、
そんな事を考えながらお風呂に入り
用意してくれていた服に着替えてメイクをして
リビングへ行く
「ふぅー、お風呂ありがとう。服もありがとう。ちょっと大きいけど大丈夫?」
.
.
風呂から出てきた北澤はメイクもヘアセットも
完璧な状態で俺が用意した服をちゃんと着てくれていた
若干、すっぴん見れるかなと淡い気持ちも崩れたが北澤は本当可愛い。
小さい頃から可愛かったけど
大人になり可愛さと色気がより増していた
『いいじゃん、似合ってる。』
「そう?嬉しい!ありがとう♪」
『お、おう。じ、じゃあ、俺も入ってくるわ、』
な、なに今の笑顔、可愛すぎる。
風呂をサッと済ませて出る。
『おまたせ。 じゃあ、行くか。』
「うん!まずは中村開拓するよ!」
『え、何それ(笑)』
「何って、昨日言ってたじゃん。」
『そこは覚えてんのかよ、』
「当たり前!とりあえず美容室行くよ。」
『えー、俺人見知り…』
「はぁ?!何言ってんの。初めて聞いたわ(笑)大丈夫!」
何が大丈夫なのか…汗
.
.
.
美容室に着くなり北澤は常連なのか仲良さげに店員と話してる。
めっちゃ楽しそうじゃん、
しかもあの店員男の俺から見ても遥かにイケメンだし…
なんか腹立つ、、
「じゃあ、光輝くん中村の事宜しくね。」
(任せて、莉緒ちゃん♪)
(光輝です、宜しくお願いします。)
なんだよ、そのホストみたいな自己紹介と嘘くさい笑顔。
『宜しくお願いします。』
(内容は莉緒ちゃんに聞いてるので良いんですよね?)
聞いてねぇよ、そんなの。
勝手に言いやがって、、
どんな指示出してんだよ、怖いなぁー、
まぁ、北澤の言う通りにするか
『は、はい。』
この店員見た目によらず腕は良いみたいだな。
凄い手さばきだ。
(莉緒ちゃんの彼氏さん?)
『いえ、違います。』
(へぇーそうなんだ。中村さんモテそうなのに、)
はぁ?嫌味か?こいつ。
さっき心の中で褒めた言葉返せ。
『…そんな事ないです、』
(でも、莉緒ちゃんの事好きですよね?)
『は、、何言ってるんですか、』
(その動揺は図星ですね?)
『いや、そんなんじゃないです、』
(まぁ…応援してますね。)
何を言ってんだよ、こいつは…
俺が北澤を?そんなわけ、、
.
.
.
(よし、完成しましたよ。)
『あ、ありがとうございます。って…えっ?!』
鏡を見た俺は驚きを隠せない
鏡に映った俺は別人のように短髪で
髪色も金よりの茶髪で雰囲気も全然違う…
「おっ!いいじゃん!かっこいい♪」
なんて俺の髪を触りながら言う
『…っ、そうか?』
(良かったですね、頑張って下さい♪)
なんて俺にコソッと耳打ちしてくる店員に
とりあえず会釈だけして美容室を後にした
.
.
「すごい似合ってるね!やっぱ私見る目あるわー♪」
『自分で言うか?(笑)』
「だって、元がいいのに本当もったいないもん!」
『そう?…ありがとう///』
「ふふ、いいえ♪じゃあ、次は…服買いに行こ!」
.
.
.
北澤が俺に似合う服を選び沢山買ったり
色々お互い見たいものを2人で見て
「沢山買ったね、(笑)」
『そうだな、(笑)そろそろ荷物取りに行く?』
「あっ、そうだね!じゃあ、私の家寄ってくれる?」
『わかった。じゃあ、行くか。』
北澤の家に行くとシンプルだけど大人っぽくて
女の子らしい家だった。
「ちょっと荷物整理してくるね。」
『おう。』
「適当に座っててー。」
『わかった。』
しばらくすると荷造りしてきた北澤
「おまたせ。」
『めっちゃあるな(笑)』
「これでも迷いに迷ったんだよ、」
『まぁいいけど。 貸して』
荷物を持ち車へ運んだ
「ありがとう、」
『いいよ。今日はいっぱい俺にしてくれたしな。』
「ふふ、そう?昨日より中身も明るくなってかっこよくなったよ。」
『あ、ありがとう、』
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