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最悪な出合い
強いなんてもんじゃない!
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俺はその時まで、油断していた。
だって誰も今まで気がつかなかったんだ、この場所を。
それなのに、この人物はやって来た。
何でだ?!
ここは俺たち無名のマフィアが他のマフィアから狙われず、安全に取引を行うために作られた場所なのに……!
むしろ、ここで今まで取引が成功していたんだ。それが当たり前になっていれば、誰だって油断しているだろう。
それは俺を含め、幹部様とゲスホモもそうだった。
が、それは命取りだった。
俺はその人物が誰だか分からなかったが、ヤバいのは確かだ。
そいつから漂うオーラが半端ない!
強いはずだ。
俺がこいつに敵うかどうか分からないが、俺は愛用しているピストルと紫のタガーを取り出して、いつでも戦えるようにした。
威嚇の意味も含めて。
しかし、目の前の男はよく見ると両面を覆う仮面をつけていた。
仮面で隠れていない口元は弧を描き、不敵な笑みを称えていた。
「おい、お前どうやってここに来た?」
俺は幹部様の前に出て、男に怒鳴り付けた。
すると、男は不敵な笑い声を出して言った。
「おいおい、そこの若造。誰に向かって口聞いてんだよコラ?」
そこから推測するに、こいつは完璧な状態でここに来ているのがわかる。
いい具合のストレスを自分でかけてきている。それと共に緊張していながらも、表情や言動。さらに動きに余裕がある。
こいつは、今までにいろんな奴と戦ってきているのが分かる。
いや、ほんとにマジでヤバいかも……。
だが、戦うしかないんだよな。俺は幹部様の護衛だからな。
まぁ、あんまり期待していないがもしかしたら相手さんが退いてくれるかもしれないから、試すだけ試す。
「忠告する!今ここで退けば手荒な真似はしない!姿を消せ!」
俺は睨み付けて、そして出来るだけの大声でいってやった。
が、そう上手くいっていたらこんな部屋なんか作るはずないんだよなぁ……。
男は軽く笑い飛ばして
「んな訳ないだろ……?」
デスヨネー…!!
と、まぁこんなヤバいやつと戦闘になりましたよ。
だって誰も今まで気がつかなかったんだ、この場所を。
それなのに、この人物はやって来た。
何でだ?!
ここは俺たち無名のマフィアが他のマフィアから狙われず、安全に取引を行うために作られた場所なのに……!
むしろ、ここで今まで取引が成功していたんだ。それが当たり前になっていれば、誰だって油断しているだろう。
それは俺を含め、幹部様とゲスホモもそうだった。
が、それは命取りだった。
俺はその人物が誰だか分からなかったが、ヤバいのは確かだ。
そいつから漂うオーラが半端ない!
強いはずだ。
俺がこいつに敵うかどうか分からないが、俺は愛用しているピストルと紫のタガーを取り出して、いつでも戦えるようにした。
威嚇の意味も含めて。
しかし、目の前の男はよく見ると両面を覆う仮面をつけていた。
仮面で隠れていない口元は弧を描き、不敵な笑みを称えていた。
「おい、お前どうやってここに来た?」
俺は幹部様の前に出て、男に怒鳴り付けた。
すると、男は不敵な笑い声を出して言った。
「おいおい、そこの若造。誰に向かって口聞いてんだよコラ?」
そこから推測するに、こいつは完璧な状態でここに来ているのがわかる。
いい具合のストレスを自分でかけてきている。それと共に緊張していながらも、表情や言動。さらに動きに余裕がある。
こいつは、今までにいろんな奴と戦ってきているのが分かる。
いや、ほんとにマジでヤバいかも……。
だが、戦うしかないんだよな。俺は幹部様の護衛だからな。
まぁ、あんまり期待していないがもしかしたら相手さんが退いてくれるかもしれないから、試すだけ試す。
「忠告する!今ここで退けば手荒な真似はしない!姿を消せ!」
俺は睨み付けて、そして出来るだけの大声でいってやった。
が、そう上手くいっていたらこんな部屋なんか作るはずないんだよなぁ……。
男は軽く笑い飛ばして
「んな訳ないだろ……?」
デスヨネー…!!
と、まぁこんなヤバいやつと戦闘になりましたよ。
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