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エスリアール国 出会い
気分転換は大事5
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「ただいま。」
「ただいまです。」
「お帰りなさい。ゆっくりできた?疲れはとれたかしら?」
「はい。ハーブの袋、とってもいい香りで癒されました。気持ち良かったです。」
「あら、良かったわ。シオン、お部屋に案内して、もう今日は休んでもらいましょう。
おやすみなさい。アーヤさん。」
「おやすみなさい。」
「こちらだよ。」
手を繋ぐのはもはやデフォですか?シオンお兄様…。
パタン。目が覚めてから色々あったな。明日から、頑張ろう。異世界生活。
そうだ、私のカバンにあれないかな?なかったら、ナイフでも借りたらいいけど。
「…………。」
「あの、シオン兄さん。寝る前に私の荷物、どこかわかりますか?肩掛けカバンがあったはずなんですけど。」
「ああ、あるよ。」
部屋のベッドの横の棚にあった。中身は、空間魔法がどうとか、神様いってたけど、あれないかな?
ごそごそ探すと形でわかった。あった!
あとは、鏡。手放しで見れるあの、折り畳みミラーがあれば…。よし。
一人になったら髪が乾く前にやろう。
シオンさんの方を見ておやすみの挨拶をしようと思ったら、質問された。
「寝る前に何かするの?」
「はい。気分転換に髪を切り たくて。」
「切るの?自分で?綺麗なのに勿体ないよ。」
「いえ、前髪だけなので大丈夫です。美容院で切ってもらえれば一番いいけど、何とかなります。失敗してもまた伸びるし。」
「…私が切ってあげる。貸して。」
「え?いやいや、悪いです。大丈夫です。」
「何でも一人でしようとしなくていい。これでも器用なんだよ。私を信用できない?」
う……。信用はしてますけど、けど、
「お、願いします。」
ハサミの使い方はすぐ伝わり、濡れて重みのある前髪を瞼の上辺りで切り揃えてもらいたい説明をして、頼んだ。
チョキチョキ上手な音がする。小さい頃、お母さんに切ってもらったな。
前髪を少し引っ張って目元にツウーと下げてから切る。ずっと目を閉じているけど、瞼に触れる指使いが優しい。
「はい。できた、目を開けてみて。」
ゆっくり開けると、目の前に広がる青。
群青があった。
綺麗。 …はっ!!近いー。
じーーっと顔を見られている。
「長さはどう?はい。見てみて。」
鏡を渡され、確認する。長さを見てたんだ。びっくりした。
「!上手です。これで大丈夫です。ありがとうございました。」
ほんの数分で仕上がった。鏡で見ると前髪パッツンになった私がいた。これならちょうどいい気分転換になる。
後ろ髪バッサリは、いざという時、踏ん張りたい時にとっておく。
私は、バッサリ切ることで 、自分の中の負の感情を断 ち切るように、気持ちを切り替えるきっかけにしている。
迷いは決断に。後ろ向きは前向きに。過去から未来へ。目の前の問題に立ち向かう負けない決意を自分に示す私の願掛けのようなもの。
もう一度、鏡で前と後ろを振り向いて気づく。
あれ?何か足りない。何か変な…。
!! メガネがない。メガネ、メガネ私のメガネはどこに?!
「シオンさんっ、私のメガネっ、こっちにつけて来ませんでしたか?顔にかけるやつです。何故かなくても見えるんですが、あれがないと私…。」
鬼気迫る勢いでエルシオンにメガネの行方を聞く。
「メガネ…、綾子はこちらに現れた時つけてたよ。カバンの近くにあるはず。ほら、あそこ、…はい。これ?」
!私のメガネ~。
「これです!これ!良かった~。」
?メガネかけなくても見えるけど、かけても普通に見える。何で?神様何かした?
「……。同じ、見えるならかけた方が何だか安心する。私、これをいつもかけてたんです。」
「かけた感じもいいね。」
…シオンお兄様の“いいね”頂きました。
「ただいまです。」
「お帰りなさい。ゆっくりできた?疲れはとれたかしら?」
「はい。ハーブの袋、とってもいい香りで癒されました。気持ち良かったです。」
「あら、良かったわ。シオン、お部屋に案内して、もう今日は休んでもらいましょう。
おやすみなさい。アーヤさん。」
「おやすみなさい。」
「こちらだよ。」
手を繋ぐのはもはやデフォですか?シオンお兄様…。
パタン。目が覚めてから色々あったな。明日から、頑張ろう。異世界生活。
そうだ、私のカバンにあれないかな?なかったら、ナイフでも借りたらいいけど。
「…………。」
「あの、シオン兄さん。寝る前に私の荷物、どこかわかりますか?肩掛けカバンがあったはずなんですけど。」
「ああ、あるよ。」
部屋のベッドの横の棚にあった。中身は、空間魔法がどうとか、神様いってたけど、あれないかな?
ごそごそ探すと形でわかった。あった!
あとは、鏡。手放しで見れるあの、折り畳みミラーがあれば…。よし。
一人になったら髪が乾く前にやろう。
シオンさんの方を見ておやすみの挨拶をしようと思ったら、質問された。
「寝る前に何かするの?」
「はい。気分転換に髪を切り たくて。」
「切るの?自分で?綺麗なのに勿体ないよ。」
「いえ、前髪だけなので大丈夫です。美容院で切ってもらえれば一番いいけど、何とかなります。失敗してもまた伸びるし。」
「…私が切ってあげる。貸して。」
「え?いやいや、悪いです。大丈夫です。」
「何でも一人でしようとしなくていい。これでも器用なんだよ。私を信用できない?」
う……。信用はしてますけど、けど、
「お、願いします。」
ハサミの使い方はすぐ伝わり、濡れて重みのある前髪を瞼の上辺りで切り揃えてもらいたい説明をして、頼んだ。
チョキチョキ上手な音がする。小さい頃、お母さんに切ってもらったな。
前髪を少し引っ張って目元にツウーと下げてから切る。ずっと目を閉じているけど、瞼に触れる指使いが優しい。
「はい。できた、目を開けてみて。」
ゆっくり開けると、目の前に広がる青。
群青があった。
綺麗。 …はっ!!近いー。
じーーっと顔を見られている。
「長さはどう?はい。見てみて。」
鏡を渡され、確認する。長さを見てたんだ。びっくりした。
「!上手です。これで大丈夫です。ありがとうございました。」
ほんの数分で仕上がった。鏡で見ると前髪パッツンになった私がいた。これならちょうどいい気分転換になる。
後ろ髪バッサリは、いざという時、踏ん張りたい時にとっておく。
私は、バッサリ切ることで 、自分の中の負の感情を断 ち切るように、気持ちを切り替えるきっかけにしている。
迷いは決断に。後ろ向きは前向きに。過去から未来へ。目の前の問題に立ち向かう負けない決意を自分に示す私の願掛けのようなもの。
もう一度、鏡で前と後ろを振り向いて気づく。
あれ?何か足りない。何か変な…。
!! メガネがない。メガネ、メガネ私のメガネはどこに?!
「シオンさんっ、私のメガネっ、こっちにつけて来ませんでしたか?顔にかけるやつです。何故かなくても見えるんですが、あれがないと私…。」
鬼気迫る勢いでエルシオンにメガネの行方を聞く。
「メガネ…、綾子はこちらに現れた時つけてたよ。カバンの近くにあるはず。ほら、あそこ、…はい。これ?」
!私のメガネ~。
「これです!これ!良かった~。」
?メガネかけなくても見えるけど、かけても普通に見える。何で?神様何かした?
「……。同じ、見えるならかけた方が何だか安心する。私、これをいつもかけてたんです。」
「かけた感じもいいね。」
…シオンお兄様の“いいね”頂きました。
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