178 / 599
エスリアール王城 出会い
はじめてのショッピング~変装準備~3
しおりを挟む
「失礼します。アーヤ様、髪飾りをお持ちしました。お付けしますね。正面に失礼させて頂きます。」
「はい。お願いします。」
「これは、レースであしらわれたカチューシャで、耳元の近くにリボン、花飾りが沢山ついていて耳元が隠れていても違和感ないと思います。お花の色はアーヤ様のお召し物に合わせて濃いピーノ色(紫)にしてみました。」
「ありがとうございます。」
こ、これは、私のいた日本でも見たことがありますよ!ゴスロリさん愛用の幅広いレースカチューシャ風です。
白いレースとワンピースと同系色のラベンダーリボン、ブドウみたいな紫芋みたいなまさにピーノ色の花飾り。
すっごく単品で見るとかわいいんだけど、リリアさんのような金髪碧眼なお人形さんが似合いそう。平凡な私で大丈夫?少々不安です。
「簡単ですよ。じっとしていてくださいね。上から被せるだけですから。あ、レンズを外した方が耳元への負担がないと思います。レンズを外してもよろしいですか?」
「はい。カチューシャに合わせて今日は外します。前に両方つけたら頭が痛くなったので。」
「はい、できました。アーヤ様!お似合いです~。痛くないですか?」
思った程の締め付けや痛みはなくてほっと視線を上げてリリアさんを見る。まあ、変装するしメガネなくても知らない人(エルフ)ばかりだからいいか。メガネ一つなら小さいバッグにまだ入りそうだし、あ、入った。
「思った程の締め付けもなくて、つけ心地は大丈夫です。こんなに豪華なカチューシャしたことなくて、気が引けます。皆さんこういうのされてるん ですか?」
「最近、人気ですよ。マジェストーラの品と共に流行りだして、エスリアールでも多く見かけます。私も今日求めようと思ってました。」
「そうなんですか。私の世界にも似たのがありますよ。」
「まあ、やはりかわいいモノは世界共通ですね。」
「そうですね。かわいいなら国も世界も関係ないですよね~。」
カツン カツン
「アネルが戻りました。」
「どうぞ。」
「失礼します。アーヤ様、デュカーレ様お待たせ致しました。あら、リリア。いい髪飾りを見つけたわね。」
「そうでしょう?お似合いですよね!アーヤ様こんなにお似合いなに、自信がないみたいなんですよ。」
「大丈夫です。ご心配要りませんよ。アーヤ様。お似合いですから。
私は瞳と髪色を変える飲み薬を求めて参りました。これは色を戻す薬を飲むまでは効力は続く品です。
石鹸と同じで、色の効果は魔力に反応するので様々だそうです。色の指定薬も別に置いてありましたが、今回は指定してない方です。一応個数に制限があり、2つずつあります。」
「こちらが、色変え用です。どうぞ。」
「これが…。意外と小さい小瓶なんですね。」
オシャレなガラス小瓶は透明で中の液体がトプトプ揺れる。20ml位かな?エメラルドグリーンな色だ。
「はい。マジェストーラ製の色変え薬は少量で良く効く品と人気があり、入荷待ちになることも。
まず、私が念の為先にもうひとつの薬を飲んでみます。アーヤ様はその次にお飲みになってください。」
「はい。」
アネルさんが小瓶をお上品に飲み干す。
すると、すぐに変化が。
髪は金色から澄んだ水色に、瞳も青系のシアンになった。おおー即効性だ。早速、アネルさんはコンパクトミラーで変化をチェックしてる。
「体調への影響もなく、効力も問題ないようですね。」
「アネルさん、青い目と水色の髪でとっても綺麗です。」
「勿体ないお言葉です。アーヤ様もお飲みになって大丈夫です、どうぞ。」
「急いで買ってきてくれてありがとうございます。ありがたく頂きます!」
女は度胸!
ぎゅっと目を瞑り、グイッと上を向いて栄養ドリンクさながらに一思いに飲み干す。ゴクン。
苦味はないが生薬のような独特の風味が口に残る。
なんだかザワザワお腹から全身へ伝わっていく。眼を閉じていたせいか、魔力に反応した薬の影響を感じた。
あれ?周りが静かだな。髪色あまり変わらなかったかな?
「髪、変わりましたか?」
まだ、目は閉じたまま聞いてみる。
「か、変わりま…した。」
アネルさんが珍しく噛んでる。
「はい。お願いします。」
「これは、レースであしらわれたカチューシャで、耳元の近くにリボン、花飾りが沢山ついていて耳元が隠れていても違和感ないと思います。お花の色はアーヤ様のお召し物に合わせて濃いピーノ色(紫)にしてみました。」
「ありがとうございます。」
こ、これは、私のいた日本でも見たことがありますよ!ゴスロリさん愛用の幅広いレースカチューシャ風です。
白いレースとワンピースと同系色のラベンダーリボン、ブドウみたいな紫芋みたいなまさにピーノ色の花飾り。
すっごく単品で見るとかわいいんだけど、リリアさんのような金髪碧眼なお人形さんが似合いそう。平凡な私で大丈夫?少々不安です。
「簡単ですよ。じっとしていてくださいね。上から被せるだけですから。あ、レンズを外した方が耳元への負担がないと思います。レンズを外してもよろしいですか?」
「はい。カチューシャに合わせて今日は外します。前に両方つけたら頭が痛くなったので。」
「はい、できました。アーヤ様!お似合いです~。痛くないですか?」
思った程の締め付けや痛みはなくてほっと視線を上げてリリアさんを見る。まあ、変装するしメガネなくても知らない人(エルフ)ばかりだからいいか。メガネ一つなら小さいバッグにまだ入りそうだし、あ、入った。
「思った程の締め付けもなくて、つけ心地は大丈夫です。こんなに豪華なカチューシャしたことなくて、気が引けます。皆さんこういうのされてるん ですか?」
「最近、人気ですよ。マジェストーラの品と共に流行りだして、エスリアールでも多く見かけます。私も今日求めようと思ってました。」
「そうなんですか。私の世界にも似たのがありますよ。」
「まあ、やはりかわいいモノは世界共通ですね。」
「そうですね。かわいいなら国も世界も関係ないですよね~。」
カツン カツン
「アネルが戻りました。」
「どうぞ。」
「失礼します。アーヤ様、デュカーレ様お待たせ致しました。あら、リリア。いい髪飾りを見つけたわね。」
「そうでしょう?お似合いですよね!アーヤ様こんなにお似合いなに、自信がないみたいなんですよ。」
「大丈夫です。ご心配要りませんよ。アーヤ様。お似合いですから。
私は瞳と髪色を変える飲み薬を求めて参りました。これは色を戻す薬を飲むまでは効力は続く品です。
石鹸と同じで、色の効果は魔力に反応するので様々だそうです。色の指定薬も別に置いてありましたが、今回は指定してない方です。一応個数に制限があり、2つずつあります。」
「こちらが、色変え用です。どうぞ。」
「これが…。意外と小さい小瓶なんですね。」
オシャレなガラス小瓶は透明で中の液体がトプトプ揺れる。20ml位かな?エメラルドグリーンな色だ。
「はい。マジェストーラ製の色変え薬は少量で良く効く品と人気があり、入荷待ちになることも。
まず、私が念の為先にもうひとつの薬を飲んでみます。アーヤ様はその次にお飲みになってください。」
「はい。」
アネルさんが小瓶をお上品に飲み干す。
すると、すぐに変化が。
髪は金色から澄んだ水色に、瞳も青系のシアンになった。おおー即効性だ。早速、アネルさんはコンパクトミラーで変化をチェックしてる。
「体調への影響もなく、効力も問題ないようですね。」
「アネルさん、青い目と水色の髪でとっても綺麗です。」
「勿体ないお言葉です。アーヤ様もお飲みになって大丈夫です、どうぞ。」
「急いで買ってきてくれてありがとうございます。ありがたく頂きます!」
女は度胸!
ぎゅっと目を瞑り、グイッと上を向いて栄養ドリンクさながらに一思いに飲み干す。ゴクン。
苦味はないが生薬のような独特の風味が口に残る。
なんだかザワザワお腹から全身へ伝わっていく。眼を閉じていたせいか、魔力に反応した薬の影響を感じた。
あれ?周りが静かだな。髪色あまり変わらなかったかな?
「髪、変わりましたか?」
まだ、目は閉じたまま聞いてみる。
「か、変わりま…した。」
アネルさんが珍しく噛んでる。
0
あなたにおすすめの小説
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
スライムからパンを作ろう!〜そのパンは全てポーションだけど、絶品!!〜
櫛田こころ
ファンタジー
僕は、諏方賢斗(すわ けんと)十九歳。
パンの製造員を目指す専門学生……だったんだけど。
車に轢かれそうになった猫ちゃんを助けようとしたら、あっさり事故死。でも、その猫ちゃんが神様の御使と言うことで……復活は出来ないけど、僕を異世界に転生させることは可能だと提案されたので、もちろん承諾。
ただ、ひとつ神様にお願いされたのは……その世界の、回復アイテムを開発してほしいとのこと。パンやお菓子以外だと家庭レベルの調理技術しかない僕で、なんとか出来るのだろうか心配になったが……転生した世界で出会ったスライムのお陰で、それは実現出来ることに!!
相棒のスライムは、パン製造の出来るレアスライム!
けど、出来たパンはすべて回復などを実現出来るポーションだった!!
パン職人が夢だった青年の異世界のんびりスローライフが始まる!!
ペットたちと一緒に異世界へ転生!?魔法を覚えて、皆とのんびり過ごしたい。
千晶もーこ
ファンタジー
疲労で亡くなってしまった和菓。
気付いたら、異世界に転生していた。
なんと、そこには前世で飼っていた犬、猫、インコもいた!?
物語のような魔法も覚えたいけど、一番は皆で楽しくのんびり過ごすのが目標です!
※この話は小説家になろう様へも掲載しています
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる