どこへ行っても女勇者は最強であった

シュミー

文字の大きさ
13 / 36
閑話1

【黒い薔薇】(シュバルツ・ローゼン)の売れたきっかけ

しおりを挟む
 【黒い薔薇シュバルツ・ローゼン】今私がウェブでやっている、店?だ。

「それにしても注文来ないなー。」

 そのオーナーの白はベットでゴロゴロしていた。ここ一週間。ウェブを作ったが、まだ一つも注文が来ていない。白はウェブの注文ページを睨みつけている。するとそこに一通のメールが届いた。

『注文をしたい。オーダーメイドができると聞いて。指輪を作ってはもらえないだろうか。いつか彼女にプロポーズするために買って起きたいんだ。彼女は黒が似合う。特徴を書いておくから作ってくれ。』

 そしてその例の彼女の特徴が書いてあった。

 プロポーズ……。いつか?こいつ多分メールの書き方からしてお偉いさんだ。ここでプロポーズするための指輪を買ってもらうのは光栄だ。だがいつか!?意気地なしか!!今すぐ作って送って、今すぐブロポーズさせよう。それだ。よし取り掛かろう。
 まず、返事から、デザインを描いて、写真を送る。

『この度【黒い薔薇シュバルツ・ローゼン】を選んでいただき誠にありがとうございます。デザインは下にありがとういますのでよろしければ返答を。少し変えたければ変えるところをメールでお知らせください。』

 ピコンッ。白がメールを送ると直ぐに返事が返って来た。

『コレで構わない。作ってくれ。なるべく早くに送ってくれ。』

 よし、作るか。

####################

「こんな感じかな?」

 私は錬金術で作った指輪を、黒い上質な箱に入れ、ロゴが入った袋に入れる。付与はお肌ピチピチ効果と、初めてのお客さんだから薄い防御魔法をつけておこう。

「よし、あとは送るだけ。」

 白は深くフードを被り、家を出る。

 そういえば今回の人送るんじゃなくて直接もらうって言ってたな。えっとあの公園かな。意外と近かった。

「すみません。あなたが今回注文してくれたお客様ですか?」

 白は公園に立っていた黒いスーツを身につけた少し気が弱そうだけど美形の人に声をかけた。その男はこちらを向くと、

「あ、ああ。持って来てくれたか?」
「はいこちらでよろしいでしょうか?中身をご確認ください。」

 無理して偉ぶってるね。どっかのお偉いさんだな。

「おお、これは予想以上に綺麗だ。あいつにぴったりだ。」

 箱を開けて指輪を見ると男は絶賛した。多分、彼女さんが身につけている姿を思い浮かべているのだろう。

「気に入っていただけて嬉しいです。そういえばメールにいつかプロポーズするためにとおっしゃっていましたが……」
「ああ、でも今はまだあまり自信がなくてな……。」
「もし、あなた様がそんなに彼女さんを思っているならその思いは伝わると思いますよ?私は。」
「………………そう、なのか?」
「ええ、早くしないと彼女さんも痺れを切らすかもしれませんよ。何年付き合ってるんですか?」
「………11年間」
「え?そんなに……。失礼ですがこれは早めにしたほうがいいと思います。これだけ付き合っているんだから相手もそれだけあなたを思っているはず。十一年間というのは口に出していうよりはるかに長い年月です。女の私が言うから説得力ありでしょう。」
「………」
「では、私はコレで。【黒い薔薇シュバルツ・ローゼン】をご利用いただき誠にありがとうございます。次回もご利用いただけたら、割引しますよ。」
「あ、…………。」

 白は悩んでる男を置き去りにして返って行った。残された男は、

「長い年月。彼女が僕を愛してくれてるから?伝えてもいいのだろうか?伝えてみようか。私の気持ちを。」

 プロポーズをしようと決心していた。

 後にメールで結婚報告と感謝を述べられたメールが届いた。そこからなぜか注文が一気に倍増した。

 その理由はあの男は大手企業の社長、結婚式の際に恩返しとして、妻に広めるよう言ったのだ。それで注文が増えたのは必然だ。ちなみにその男性が白に結婚の写真を送っていた。

「ふふ、いいことしたな」

 写真を見た白はベットでにやけていた。そして妻ともメル友にもなっていた。


-------------------

どうでしたか?【黒い薔薇シュバルツ・ローゼン】の売れた秘密。

 プロポーズ場面も書こうと思いましたが、長くなるので割合しました。ごめんなさい。時間が……。
これからもよろしくお願いします。そして閑話でごめんなさい。申し訳ないのですが、次も閑話です。

 次は剣道部新入部員です。白がマネージャーとして入って一週間後の出来事です。爽やか君です。あまり関係ないので見なくても大丈夫かもしれません。いいアイディアが浮かばなくて。

 お気に入りが100人突破ぁぁぁぁ!!ありがとうございます!!本当に嬉しくてなんといえばぁぁ!!(((o(*゚▽゚*)o)))

 フゥ。すいません熱苦しかったですね。取り乱してしまい申し訳ありません。この感動をどうしても書きたかったのです。すいません。
(; ̄ェ ̄)


しおりを挟む
感想 18

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

泥まみれの英雄譚 〜その手が掴んだ温もりは〜

夢見中
ファンタジー
彼は異世界召喚に巻き込まれるが、そこで待っていたのは「ハズレ」の烙印と、城からの追放だった。

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな

七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」 「そうそう」  茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。  無理だと思うけど。

幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は幼馴染達より強いジョブを手に入れて無双する!

アノマロカリス
ファンタジー
よくある話の異世界召喚。 ネット小説やファンタジー小説が好きな少年、洲河 慱(すが だん)。 いつもの様に幼馴染達と学校帰りに雑談をしていると突然魔法陣が現れて光に包まれて… 幼馴染達と一緒に救世主召喚でテルシア王国に召喚され、幼馴染達は【勇者】【賢者】【剣聖】【聖女】という素晴らしいジョブを手に入れたけど、僕はそれ以上のジョブと多彩なスキルを手に入れた。 王宮からは、過去の勇者パーティと同じジョブを持つ幼馴染達が世界を救うのが掟と言われた。 なら僕は、夢にまで見たこの異世界で好きに生きる事を選び、幼馴染達とは別に行動する事に決めた。 自分のジョブとスキルを駆使して無双する、魔物と魔法が存在する異世界ファンタジー。 「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つ物なのかな?」で、慱が本来の力を手に入れた場合のもう1つのパラレルストーリー。 11月14日にHOT男性向け1位になりました。 応援、ありがとうございます!

処理中です...