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Op.2 帰還と始動 Tempo di Marcia
第二マーチ(後編)
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試奏した楽器は以下の通り。
YAMAHA YCBー822S
フロントアクションは向いてないかもしれない。質感に違和感を覚えた。抜け方ももう一息違う感じがした。
※フロントアクション…奏者から見て奥側にピストンがあるもの。この機種に関してはさらに一つロータリーが付いている。
JUPITER JTU1110
YCBー822S同様フロントアクション。薄く感じた。全体的に軽くなる傾向にある。
MIRAOHONE PR88ーHBーGB
これは五本全てロータリー。重たさがあってコントロールも利きやすい。かなり理想に近いものかもしれない。
MEINL 5450S
力強さと音域の充実性がピカイチ。ただ制御にうっすら難ありか?技術不足もおおいにあるが。
B&S PTー20
直管系(いわゆるトランペットやトロンボーン)との相性の良さがMEINL同様伺える。ただ今一つ重たさが足りないようにも思える。
五つそれぞれが特徴的で、悩ましいところであった。
と、急に兄が口を開く。
「古川さん。ブルックナー置いてないっすか?」
「ほう、確かにあれなら合うかもしれんな。」
ブルックナー?作曲家の?あのブルックナー?交響曲かっこいいよね。でもブルックナー?どゆこと?
困惑する(勉強不足とも言う)弟をよそに兄と古川さんが話し込んでいる。
よし、という二人の声と共に兄が意味有り気な笑みを向ける。イッタイドウシタンデスカクソオニイサマ。
古川さんが奥から持ってきたのはPR88HBーGBと同じMIRAOHONEのチューバだった。これがブルックナーっすか。
「多分これだ。弟君。吹いてみればきっとわかるだろう。」
そこまで言われずとも勿論吹かせていただきます吹かせてくださいありがとうございます、だ。
「お前TU41持ってんだろ?使ってみな。」
兄が提案したのはそれまで使っていたハモンドのマウスピースからもう一つ持っていて暫く使っていなかったマウスピース、MIRAOHONEのTU41での試奏だった。
癖が強く、中々合わなかったのだが、兄が言うなら試しても見ようか。
いつも通りの姿勢で吹き込む。
「「「!!!!!」」」
その場にいた三人ともが驚いた。そして確信した。これだ、これが一生モノの相棒となる、と。
「兄貴、これでいいか?」
「当たり前だ。他にない。」
支払い金額は見なかったことにしたが二百を軽く超えていた。改めて恐るべし我が愛すべきクソ兄貴。
その後手入れや微調整まで古川さんにしっかり改めてレクチャーしてもらい、楽器屋をあとにした。
こうして俺はMy楽器で今後を戦うこととなった。
来たるべき夏へ、また一歩進んだ。
YAMAHA YCBー822S
フロントアクションは向いてないかもしれない。質感に違和感を覚えた。抜け方ももう一息違う感じがした。
※フロントアクション…奏者から見て奥側にピストンがあるもの。この機種に関してはさらに一つロータリーが付いている。
JUPITER JTU1110
YCBー822S同様フロントアクション。薄く感じた。全体的に軽くなる傾向にある。
MIRAOHONE PR88ーHBーGB
これは五本全てロータリー。重たさがあってコントロールも利きやすい。かなり理想に近いものかもしれない。
MEINL 5450S
力強さと音域の充実性がピカイチ。ただ制御にうっすら難ありか?技術不足もおおいにあるが。
B&S PTー20
直管系(いわゆるトランペットやトロンボーン)との相性の良さがMEINL同様伺える。ただ今一つ重たさが足りないようにも思える。
五つそれぞれが特徴的で、悩ましいところであった。
と、急に兄が口を開く。
「古川さん。ブルックナー置いてないっすか?」
「ほう、確かにあれなら合うかもしれんな。」
ブルックナー?作曲家の?あのブルックナー?交響曲かっこいいよね。でもブルックナー?どゆこと?
困惑する(勉強不足とも言う)弟をよそに兄と古川さんが話し込んでいる。
よし、という二人の声と共に兄が意味有り気な笑みを向ける。イッタイドウシタンデスカクソオニイサマ。
古川さんが奥から持ってきたのはPR88HBーGBと同じMIRAOHONEのチューバだった。これがブルックナーっすか。
「多分これだ。弟君。吹いてみればきっとわかるだろう。」
そこまで言われずとも勿論吹かせていただきます吹かせてくださいありがとうございます、だ。
「お前TU41持ってんだろ?使ってみな。」
兄が提案したのはそれまで使っていたハモンドのマウスピースからもう一つ持っていて暫く使っていなかったマウスピース、MIRAOHONEのTU41での試奏だった。
癖が強く、中々合わなかったのだが、兄が言うなら試しても見ようか。
いつも通りの姿勢で吹き込む。
「「「!!!!!」」」
その場にいた三人ともが驚いた。そして確信した。これだ、これが一生モノの相棒となる、と。
「兄貴、これでいいか?」
「当たり前だ。他にない。」
支払い金額は見なかったことにしたが二百を軽く超えていた。改めて恐るべし我が愛すべきクソ兄貴。
その後手入れや微調整まで古川さんにしっかり改めてレクチャーしてもらい、楽器屋をあとにした。
こうして俺はMy楽器で今後を戦うこととなった。
来たるべき夏へ、また一歩進んだ。
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