【完結済み】占い師はため息をつく。「ふわふわ夢見る乙女は願い下げだよお。」

BBやっこ

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占い師の日常

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「はい!これからは賭けをやめます!」
「返事が良いねえ。」

「ありがとうございました!」
去っていた若い男を見送る。

「アレはダメかな」

ツルッと口を滑らせて、賭けても良いです!って言う男だもの。
顔が良いから、女にはモテるようだけど、

恋愛相談ですすめるのはやめよう。
また来るように言うか?いや、占いじゃあ駄目だろうね。

「酒場の女将にそれとなく気にしてもらうか。」

女のネットワークで、相談も大船に乗ったもんだよ。

まあ、趣味としては実利もあるさ。
小遣い稼ぎと、前途ある若者のサポートかね。

客層は女が多いけど、腰の軽い若いのが来るね。



今日の客も、変なのが来た。

「占ってもらえるかな?」

成人した男の声だった。
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