【完結】かつての勇者一行に加わった魔法使いは、勇者となった王に暗殺されかけたのだ。

BBやっこ

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王の崩御を知らせる鐘の音

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その鐘の音は、森まで聴こえてきた。


「やっと死んだか。」
森に引きこもって50年

若返った気持ちで、街を訪ねる事にする。

あの男は、私の魔力を恐れた。
金と地位を得たかつての勇者は、姫と結婚して王となった。

その王様っぷりは知らないが、善政だったのだろうか。
貴族の社会などゾッとする。


私は、薬品の研究と本を読むのに打ち込んでいた。

「長かったな。」

ほとぼりが冷めただろう。危険視されていたものの監視も、外れた頃だろう。

「そろそろ本を返すか。」
王城から50年間借りていた本を返すことから始めよう。
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