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日々の仕事
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城での下働きも板についてきたよ。
上部に行くことなんてないけど、城の下層部の構造はわかるようになった。
そして、
たまーに56(ゴロー)さんを見かけ、撫でられるということが食堂でよくある。
56さん、荷運びの役割らしく食糧を食堂に配達しているらしい。
あの筋肉だものね。荷を運ぶ姿、所作が美しい。
マッチョの熱苦しさはナリをひそめ、絵になる筋肉が羨ましい。
僕、ちょっとも筋肉つかないんだよね~。
お茶汲みや書類を運んでいるだけじゃ無理かあ。
掃除やたまに食堂も手伝い、試食の感想を言ったら料理人の勧誘を受けるも
作るより食べる方が良いかな。
新しい職場で、周りと仲良くやってるよ。
時間は短いのでふらりとしている
こう時間があれば、本が読めるようになりたいものだ。
まだ知らないことばっかりで、生活に支障はないけど暇なときとか良い娯楽だと思うんだよね。
無料で借りれると良いけど、有料なら懐と相談。それか、司書みたいな仕事があれば使ってもらって読ませてもらえないかな。誰に聞けば良いんだろう。上司って言うポジションの人が上部にいるから気軽に聞けないよね。
そもそも、
僕の職業ってなんだろう?
文官って聞いてたけど、
小間使いがあってる気がする。誰の所属って決まってないからお手伝いで回ってる。同期がいないみたいで話し合う人もいないし、勧誘を受ける気分も起きなかった。だいたいが勧誘されて所属場所は上司から申請されるらしいんだけど(城の料理人見習いにきいた)。
文官って大変そうだけど高給取りで安定してるらしいんだよねー。そこを目指そうかなあ。
図書室の申請をして使えないかなと本格的な道を模索しようとしていた。
そんな平穏な日々ばかりでなく、やはり…
絡まれるのだ。
「オイ!そこのお前。」声高で上からな態度。まあ上部からの人なんだけど。
階段から降りてきた、ぶわっと香るフローラルな一団。香水を混ぜてるようなたくさんの甘い花の香り。
人工的な良い香りを纏っているような、ヒラヒラと花のようで、服装までビラビラっとしている。
お仕事は文官ではないですね?と思える格好だ。実際、宴会で花を添える人達。
前世じゃ、接待、水商売にあたるのかな。
煌びやかな世界なんでしょうけど、下の者への態度はどうなんでしょうねー?
しかし、僕は頭を下げて丁寧に。
見様見真似の礼儀作法でもやらないよりマシ。
「何かご用がありましたでしょうか?」
「ふん。うちには、入らないな」顔をじろじろ感じ悪!
僕もそう思います、という挑発的な返事を飲み込む。
色々、諸々合わなそう。品定め?なんだろうじっと次の言葉を待った。
「飲み物を持ってこい。そこの会議室だ。」と命令して返事も聞かず部屋に入って行った。
甘ったるい花の匂いに
こう言う人たちには気をつけようと決めて、食堂に向かった。
上部に行くことなんてないけど、城の下層部の構造はわかるようになった。
そして、
たまーに56(ゴロー)さんを見かけ、撫でられるということが食堂でよくある。
56さん、荷運びの役割らしく食糧を食堂に配達しているらしい。
あの筋肉だものね。荷を運ぶ姿、所作が美しい。
マッチョの熱苦しさはナリをひそめ、絵になる筋肉が羨ましい。
僕、ちょっとも筋肉つかないんだよね~。
お茶汲みや書類を運んでいるだけじゃ無理かあ。
掃除やたまに食堂も手伝い、試食の感想を言ったら料理人の勧誘を受けるも
作るより食べる方が良いかな。
新しい職場で、周りと仲良くやってるよ。
時間は短いのでふらりとしている
こう時間があれば、本が読めるようになりたいものだ。
まだ知らないことばっかりで、生活に支障はないけど暇なときとか良い娯楽だと思うんだよね。
無料で借りれると良いけど、有料なら懐と相談。それか、司書みたいな仕事があれば使ってもらって読ませてもらえないかな。誰に聞けば良いんだろう。上司って言うポジションの人が上部にいるから気軽に聞けないよね。
そもそも、
僕の職業ってなんだろう?
文官って聞いてたけど、
小間使いがあってる気がする。誰の所属って決まってないからお手伝いで回ってる。同期がいないみたいで話し合う人もいないし、勧誘を受ける気分も起きなかった。だいたいが勧誘されて所属場所は上司から申請されるらしいんだけど(城の料理人見習いにきいた)。
文官って大変そうだけど高給取りで安定してるらしいんだよねー。そこを目指そうかなあ。
図書室の申請をして使えないかなと本格的な道を模索しようとしていた。
そんな平穏な日々ばかりでなく、やはり…
絡まれるのだ。
「オイ!そこのお前。」声高で上からな態度。まあ上部からの人なんだけど。
階段から降りてきた、ぶわっと香るフローラルな一団。香水を混ぜてるようなたくさんの甘い花の香り。
人工的な良い香りを纏っているような、ヒラヒラと花のようで、服装までビラビラっとしている。
お仕事は文官ではないですね?と思える格好だ。実際、宴会で花を添える人達。
前世じゃ、接待、水商売にあたるのかな。
煌びやかな世界なんでしょうけど、下の者への態度はどうなんでしょうねー?
しかし、僕は頭を下げて丁寧に。
見様見真似の礼儀作法でもやらないよりマシ。
「何かご用がありましたでしょうか?」
「ふん。うちには、入らないな」顔をじろじろ感じ悪!
僕もそう思います、という挑発的な返事を飲み込む。
色々、諸々合わなそう。品定め?なんだろうじっと次の言葉を待った。
「飲み物を持ってこい。そこの会議室だ。」と命令して返事も聞かず部屋に入って行った。
甘ったるい花の匂いに
こう言う人たちには気をつけようと決めて、食堂に向かった。
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