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本編
宿で待つ
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「あれ、カナンは?」
セリが荷物をまとめて戻ってきた部屋には
ロードが待っていた。
第一声が他の男だったのは嫌だが、しょうがないという気持ちを滲ませず
「呑みに行った」
と素っ気ない答えだった。
事実は、出て行った・行かせたに近い。
『明日の出発だからな?ちゃんと出て来いよ!』
元々、カナンは今日この部屋に止まる気はなかった。
何たって、ロードが手を出さないでいられると思わねえから!
無駄と思いつつも潰すなよと念押しした。
カナンは他の宿を取るつもりでふらりと宿を出る。
「呑まなきゃやってられないよなー。」
目が追ってきているのに気が付きながら
呑みに町に繰り出した。
ロードはソワソワしながら宿の部屋でセリを待っていた。
本当は迎えに行きたい
しかしそれをやると都合が悪い
冒険者ギルドから見張られている可能性
目につくよう振る舞ったのは作戦のうち。
セリが隠れたのではなく、何処かに行ったという情報を残していく。
消えることが、周りへの影響が少ない方法だ。
相手を刺激しないためにセリとの接近を知られない方が良い
特に身体の関係を持っているとなると
拗らせた相手がどう出るか?
面倒なことがセリの周りに及ぶかもしれない
それを一番、彼女が嫌がっているのだから
俺がそのきっかけになるわけには行かない。
牽制はしたが。
早く、速く来ないか気配探った。
『女の友人と話して来るなら夕飯くらいにくるんじゃねーか?』
と呑気にカナンが言っていたのを思い出す。
まだ日は高い。
俺の方は今すぐにでも抱きたいが、セリの方は
それほど性欲を刺激されないようだ。
獣人族ではないからだろう。
柔らかな肢体を思い出すと
また落ち着かない気分になってきた。
水でも浴びようかと思うくらいには。
それを実行し、腰にタオル一枚でベッドに腰かけた。
着替えをどうするか。
このまま迎えるのは、どうかと思う。
しかし、礼装な訳には行かない
寝衣も違う。
明日着る服?
もう少しラフなものをと服を広げる。
広げすぎたことに気づき、さっさと収納鞄にしまった。
「変じゃないよな?」
こういう時どういう格好が良いのかわからない。
セリの好みを聞いてみようと決める。
俺の方は
脱がす楽しみがあった方が良い。
今後、買った下着を付けてもらいたいとは思う。
既に買ってしまった下着を取り出して眺める。
レースという柔で肌の見える女もののデザイン
白と黒と自分の色
キュッと尻を出す布から出るライン
布を退ければ秘部を晒す上下のセット
パカリと開く隙間から
舌を入れ込む想像をする
便利でエロい。
問題はこれを渡して着てもらえるか?タイミング次第だろう。
「いきなりは辞めろ!とりあえず、好みが分かるくらい一緒にいてからだ。」
と止められる。
確かに
まだ身体の弱いトコロしか知らない仲だ。
あの羞恥を浮かべた顔を蕩けさせたいものだ。
俺はしばらく反応した自分の雄を宥めることになった。
セリが荷物をまとめて戻ってきた部屋には
ロードが待っていた。
第一声が他の男だったのは嫌だが、しょうがないという気持ちを滲ませず
「呑みに行った」
と素っ気ない答えだった。
事実は、出て行った・行かせたに近い。
『明日の出発だからな?ちゃんと出て来いよ!』
元々、カナンは今日この部屋に止まる気はなかった。
何たって、ロードが手を出さないでいられると思わねえから!
無駄と思いつつも潰すなよと念押しした。
カナンは他の宿を取るつもりでふらりと宿を出る。
「呑まなきゃやってられないよなー。」
目が追ってきているのに気が付きながら
呑みに町に繰り出した。
ロードはソワソワしながら宿の部屋でセリを待っていた。
本当は迎えに行きたい
しかしそれをやると都合が悪い
冒険者ギルドから見張られている可能性
目につくよう振る舞ったのは作戦のうち。
セリが隠れたのではなく、何処かに行ったという情報を残していく。
消えることが、周りへの影響が少ない方法だ。
相手を刺激しないためにセリとの接近を知られない方が良い
特に身体の関係を持っているとなると
拗らせた相手がどう出るか?
面倒なことがセリの周りに及ぶかもしれない
それを一番、彼女が嫌がっているのだから
俺がそのきっかけになるわけには行かない。
牽制はしたが。
早く、速く来ないか気配探った。
『女の友人と話して来るなら夕飯くらいにくるんじゃねーか?』
と呑気にカナンが言っていたのを思い出す。
まだ日は高い。
俺の方は今すぐにでも抱きたいが、セリの方は
それほど性欲を刺激されないようだ。
獣人族ではないからだろう。
柔らかな肢体を思い出すと
また落ち着かない気分になってきた。
水でも浴びようかと思うくらいには。
それを実行し、腰にタオル一枚でベッドに腰かけた。
着替えをどうするか。
このまま迎えるのは、どうかと思う。
しかし、礼装な訳には行かない
寝衣も違う。
明日着る服?
もう少しラフなものをと服を広げる。
広げすぎたことに気づき、さっさと収納鞄にしまった。
「変じゃないよな?」
こういう時どういう格好が良いのかわからない。
セリの好みを聞いてみようと決める。
俺の方は
脱がす楽しみがあった方が良い。
今後、買った下着を付けてもらいたいとは思う。
既に買ってしまった下着を取り出して眺める。
レースという柔で肌の見える女もののデザイン
白と黒と自分の色
キュッと尻を出す布から出るライン
布を退ければ秘部を晒す上下のセット
パカリと開く隙間から
舌を入れ込む想像をする
便利でエロい。
問題はこれを渡して着てもらえるか?タイミング次第だろう。
「いきなりは辞めろ!とりあえず、好みが分かるくらい一緒にいてからだ。」
と止められる。
確かに
まだ身体の弱いトコロしか知らない仲だ。
あの羞恥を浮かべた顔を蕩けさせたいものだ。
俺はしばらく反応した自分の雄を宥めることになった。
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