【完結済み】俺たちと番の女のハネムーン[R-18]

BBやっこ

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本編

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明日の日が高く昇るまでには、貿易街に着いている予定で
このキャンプ地で夜を明かす。


見張りなど形式的な物、形だけなんだが。
護衛依頼と言えど番が気になって仕方がない。



セリのナカに居た時を思い出せば、下半身は呼ばれたように反応した。
例えカナンが入ってきても

今は2人きりだ。

赤面して蹲っているセリに近づくと、離れてしまう。

カナンが余計なことを言ったからな

いや
他の男にセリの艶っぽい姿を見せるわけにはいかない。

そこに関しては考えが至らなかったか?
魔導具でどうにかできるが、
偽装しているテントの性能をバラす訳にもいかない。


今日、一日は我慢か。

カナンの目に欲望の火が灯る


俺の番だってことがわかっているようだが
本能に近いと制御ができないからな。

俺だって
昨日は挿れただけで済んだが

この身体を
余すところなく舐めたい。


ふやけるほど

それを言えば
セリが身を預けることがなくなってしまうだろうか?

身体全体を感じられるのもイイ。
魔力の相性も関係しているのだろうが。

番が腕の中にいて、匂いが感じられるのは最高だ。
安心感と、少しの征服欲。


この唇から、どれだけ喘ぎ声がきけるか。

喉にわるいから、まだヤれないが。

たっぷり快楽と俺のを覚えさせたい。
どんな乱れた反応も見てみたい。

泣き喚いて、嫌われるだろうか?

どこまで踏み込んで、壊れないか。
嫌がられるかを見切らないとな。


煽られて
搾り取られ

俺の負けなのだから。
セリ以外をもう目に入れられない。


悪戯に、セリの首をつぃっと触った。

反応は驚きと反射。
その警戒と他の感情のなさに少し驚く。


急所の部分を差し出される、信頼感というものか
本能的にも身を預けられていると

身体が語る


このうなじに噛み付いても、警戒心はできないだろうかという
侮りと、

ちゅっと血の通う道、その上の肌にキスをする。
その攻撃に、キョトンとする女に

今度は
所有の印のように
強く吸った


じゅぅっと音を立てて、付けた印は
ほんのり赤を残し、すぐ消えてしまいそうな跡。


「ふえ!?」

力の抜けるような声が漏れて
赤面と身を竦める女がいる。



「俺のセリ」

笑いかければ、湯気でも出そうな調子だ。

体を繋げる彼女も愛おしいが、
こんな反応を返してくれるのも楽しめる。


近づけば、身動ぎして逃げ出すようになった。
顔の熱が下がっていないまま


俺はセリを抱き込む。


どこへ行くんだ?
逃げる場所はないなあ。


…だから俺と一緒に、

「ここでヤりたいか?」

「ヤラナイ!!」

生きて欲しい。


たっぷり余すことなく、感じさせるから。
暴れる体を縛るように、俺の腕を

緩めなかった。



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