【完結・5話】没落侯爵令嬢に、公爵夫人ルートは存在しませんよ。1夜限りのコトです。<R18>

BBやっこ

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お仕事中

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お酒を出す店で働く。
女同士の威嚇も立ち振る舞いは、慣れたものよ。

こちとら、貴族令嬢してたのよ?

あからさまな自慢にならない程度に、令嬢らしさをうりに

指名やお呼ばれ
パーティで
パートナーとしてのオジ様との出席。

レース編みの仕事ももらって、3人家族でも家を維持していけている。
油断はできないんだけどねー

騎士様たちのお酒の相手で皆総動員。

「公爵家の方のお相手ですか?」

「お手をつけられるってこともないと思うんだけどお」

お酒を飲んで帰る事になるけど、相互の了解があれば致してもご自由にだ。
そういう気風だから、玉の輿狙いも多い。

「ああ、公爵夫人ルートを希望する子が多いのね?」

よくやるなーが本音よ。
貴族社会がそんな甘いものな訳ないじゃない。
裸で出ていったって、使えるのは最初の方だけよ。


がっついていない私に話が回ってきて、
他は騎士様狙いに切り替えたらしい。

確かに公爵令息は高いところにありすぎて、とれると思えない。
遊ばれて捨てられるのが関の山。

夢を見るのも難しい相手だ。

お酒の相手として了承し、指定の部屋へ向かった。
執事がいた。

ピシっとした隙のない、文句のつけようもない執事。
に出迎えられ、お相手の好み軽く聞き出す。

本当に飲むだけで終わりそう。
なんなら、少しリラックスムードを提供できるかもしれない。

肩を揉むとか、ツボ押しとかなら得意よ。

そんな方向に持っていこうと思ってたら執事から
信じられないない内容が。

「え、初めて??」

いやないでしょ
性教育ってのがあってね

男性なら、大人の女性との経験を積むはず。

騎士生活が長くて避けてたって
え、ウブな男性を相手にしろと?

うーん
知識はしっかりあるんだけどなあ。実践かあ。

面倒ごとになりそうかなあ。金銭を受け取るのも不味い気がする。

とりあえず、執事に

甘いお酒があればもらえますか
酒精の強くない方が嬉しいんですけど

できる感じの執事に少し頼んで、私は公爵令息の部屋へ入っていった。

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