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登場
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「どうしたのです?」
そこに同じ色合いの女性が現れた。
どこから?と思うも、その顔に面影が。
「聖女様!お迎えに上がりました!」
求めていた聖女は、落ち着きのある女性になっていた。
王子は嬉々としてそばに寄ろうとするが
「迎えなど頼んでいません。王家の者ですね?帰りなさい。」
「何故ですか!突然居なくなってしまって、私は悲しくて。
貴女のために楽園を準備しました。一緒に行きましょう!」
聖女は動かない。
「君一緒に行くかい?」
最初にあった女を誘う。王子の瞳に色がのっている。
「なんと不埒な。」
聖女の呟き、女性を近くに手招いて王子に言い放った。
「2度と来るでない。王家の、人の営みから外れた私に
外の世界など興味はない。」
その背に薄い羽根を広げ、人でない姿を見せる。
美しさに手を出そうとした王子を、消した。
二度と森には入れまい。
「1つを望み、2つを得ようとする者など、信用ならん。」
それはこの森に来たきっかけ、またも王家の者だったが
消えた今になってはどうでも良いことで。
眷属である女性とお茶にすることにした。
そこに同じ色合いの女性が現れた。
どこから?と思うも、その顔に面影が。
「聖女様!お迎えに上がりました!」
求めていた聖女は、落ち着きのある女性になっていた。
王子は嬉々としてそばに寄ろうとするが
「迎えなど頼んでいません。王家の者ですね?帰りなさい。」
「何故ですか!突然居なくなってしまって、私は悲しくて。
貴女のために楽園を準備しました。一緒に行きましょう!」
聖女は動かない。
「君一緒に行くかい?」
最初にあった女を誘う。王子の瞳に色がのっている。
「なんと不埒な。」
聖女の呟き、女性を近くに手招いて王子に言い放った。
「2度と来るでない。王家の、人の営みから外れた私に
外の世界など興味はない。」
その背に薄い羽根を広げ、人でない姿を見せる。
美しさに手を出そうとした王子を、消した。
二度と森には入れまい。
「1つを望み、2つを得ようとする者など、信用ならん。」
それはこの森に来たきっかけ、またも王家の者だったが
消えた今になってはどうでも良いことで。
眷属である女性とお茶にすることにした。
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