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結末
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「あんたは連れてきただけだろう?あの女の方が良い仕事してるぜ。」
「あの女のが多いのか?けど実際連れてきたのは俺だろ!」
「令嬢のやり取りは面倒なんだよ。手数料と面倒分を引いたらそんなものだ。」
もう終わったとばかりに、受け取る方の男は立ち去った。
多分残ったのは若い男だけ。
「ヤバい、足りね~。メイドより安いって」
ぶつくさ言っている様子は、デートの時のかっこよさの欠片もない。
デートに奢ってもらったけど、お金に困ってたのね。
「ヤバい?ねえ何がよ。」
今日のデート相手の男に、詰め寄った。
私を売っぱらった、元凶。なんて最低なの?
緊張状態だった私は、
「正当防衛って知ってるわよね?」
「待て、早まるな!」
「人が死んでも、人攫いなんて権利がないのよ。」
ダンスで鍛えた蹴りをお見舞いして、町の灯りの方へ
声を上げながら逃げた。
そして私は、救い出された。
「あんな男、消えてくれてよかったわ。」
私は執事の淹れてくれた紅茶を飲んだ。
「うん美味しいわ。」
もういないメイドより腕が良いのね。
「あの女のが多いのか?けど実際連れてきたのは俺だろ!」
「令嬢のやり取りは面倒なんだよ。手数料と面倒分を引いたらそんなものだ。」
もう終わったとばかりに、受け取る方の男は立ち去った。
多分残ったのは若い男だけ。
「ヤバい、足りね~。メイドより安いって」
ぶつくさ言っている様子は、デートの時のかっこよさの欠片もない。
デートに奢ってもらったけど、お金に困ってたのね。
「ヤバい?ねえ何がよ。」
今日のデート相手の男に、詰め寄った。
私を売っぱらった、元凶。なんて最低なの?
緊張状態だった私は、
「正当防衛って知ってるわよね?」
「待て、早まるな!」
「人が死んでも、人攫いなんて権利がないのよ。」
ダンスで鍛えた蹴りをお見舞いして、町の灯りの方へ
声を上げながら逃げた。
そして私は、救い出された。
「あんな男、消えてくれてよかったわ。」
私は執事の淹れてくれた紅茶を飲んだ。
「うん美味しいわ。」
もういないメイドより腕が良いのね。
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