2 / 2
は?
しおりを挟む
どこからお金を出すつもりだったのか?
説教を含む
兄が領地を任されるのだ。今のままでは困る。
「財政を見てきて、私も手伝うけど」
繰り返し、口説くなっている自覚のあるまま
問いただす。これを放置しておいたまま領主になられたら…
領地がすぐ傾きそう。
そのフォローに私がいたわけだけど。
兄が結婚したら次は私かな。結婚は憧れている。
お金の問題も気になるけどね。
そんな未来を考えていたら、兄から言われた。
「私の結婚資金?」
「まだ先だろ、嫁がないかも知れないし」
お婆様が貯めておいてくれた、花嫁資金。
私にと用意してくれているものを出せ、と?
「兄にくれるのがとうぜだろう。」
世の中お金じゃないって言うけど…
「気持ちがこもってんのよ!」
兄をぶん殴ったお金を持って、買い物については
キャンセルにしてもらうか?
考えながら動き出す。
「もう任せない。私がやる!」
兄はあっちの家に、貰ってもらおう。
そう決心し、両親に気持ちをぶつけて私が将来旦那さんをもらって
領地を治める事になった。
婚約破棄もちらついたが、お義姉さんの取りなしで
あちらの家とも調整がついたのがありがたい。
兄のあの高価な婚礼服は、意外と花嫁さんと似合っていた。
結婚後も
お金にルーズは相変わらずな兄だが、結婚生活はうまくやっているらしい。
うちの敷居は跨がせないけどね、
「妹が虐める!」って泣きついているらしいけど
怒ってるから!
婚礼服にパーツ の代金分、兄が返済するまでは、ケジメです。
説教を含む
兄が領地を任されるのだ。今のままでは困る。
「財政を見てきて、私も手伝うけど」
繰り返し、口説くなっている自覚のあるまま
問いただす。これを放置しておいたまま領主になられたら…
領地がすぐ傾きそう。
そのフォローに私がいたわけだけど。
兄が結婚したら次は私かな。結婚は憧れている。
お金の問題も気になるけどね。
そんな未来を考えていたら、兄から言われた。
「私の結婚資金?」
「まだ先だろ、嫁がないかも知れないし」
お婆様が貯めておいてくれた、花嫁資金。
私にと用意してくれているものを出せ、と?
「兄にくれるのがとうぜだろう。」
世の中お金じゃないって言うけど…
「気持ちがこもってんのよ!」
兄をぶん殴ったお金を持って、買い物については
キャンセルにしてもらうか?
考えながら動き出す。
「もう任せない。私がやる!」
兄はあっちの家に、貰ってもらおう。
そう決心し、両親に気持ちをぶつけて私が将来旦那さんをもらって
領地を治める事になった。
婚約破棄もちらついたが、お義姉さんの取りなしで
あちらの家とも調整がついたのがありがたい。
兄のあの高価な婚礼服は、意外と花嫁さんと似合っていた。
結婚後も
お金にルーズは相変わらずな兄だが、結婚生活はうまくやっているらしい。
うちの敷居は跨がせないけどね、
「妹が虐める!」って泣きついているらしいけど
怒ってるから!
婚礼服にパーツ の代金分、兄が返済するまでは、ケジメです。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
妹が「この世界って乙女ゲーじゃん!」とかわけのわからないことを言い出した
無色
恋愛
「この世界って乙女ゲーじゃん!」と言い出した、転生者を名乗る妹フェノンは、ゲーム知識を駆使してハーレムを作ろうとするが……彼女が狙った王子アクシオは、姉メイティアの婚約者だった。
静かな姉の中に眠る“狂気”に気付いたとき、フェノンは……
妻を蔑ろにしていた結果。
下菊みこと
恋愛
愚かな夫が自業自得で後悔するだけ。妻は結果に満足しています。
主人公は愛人を囲っていた。愛人曰く妻は彼女に嫌がらせをしているらしい。そんな性悪な妻が、屋敷の最上階から身投げしようとしていると報告されて急いで妻のもとへ行く。
小説家になろう様でも投稿しています。
私、お母様の言うとおりにお見合いをしただけですわ。
いさき遊雨
恋愛
お母様にお見合いの定石?を教わり、初めてのお見合いに臨んだ私にその方は言いました。
「僕には想い合う相手いる!」
初めてのお見合いのお相手には、真実に愛する人がいるそうです。
小説家になろうさまにも登録しています。
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
誰でもよいのであれば、私でなくてもよろしいですよね?
miyumeri
恋愛
「まぁ、婚約者なんてそれなりの家格と財産があればだれでもよかったんだよ。」
2か月前に婚約した彼は、そう友人たちと談笑していた。
そうですか、誰でもいいんですね。だったら、私でなくてもよいですよね?
最初、この馬鹿子息を主人公に書いていたのですが
なんだか、先にこのお嬢様のお話を書いたほうが
彼の心象を表現しやすいような気がして、急遽こちらを先に
投稿いたしました。来週お馬鹿君のストーリーを投稿させていただきます。
お読みいただければ幸いです。
貴方の幸せの為ならば
缶詰め精霊王
恋愛
主人公たちは幸せだった……あんなことが起きるまでは。
いつも通りに待ち合わせ場所にしていた所に行かなければ……彼を迎えに行ってれば。
後悔しても遅い。だって、もう過ぎたこと……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる